我が家に家出したお嬢様が転がり込んできました 作:テクニクティクス
「あぁ……だめ、だめです、お兄様……リゼルは、だめになってしまいます……」
「大げさだなぁ、たかがこたつくらいで」
肩まですっぽりこたつの中に入って至福の表情を浮かべるリゼル。
地元が寒い地方でも、寒さに強いとかはないらしく、リゼルはどちらかと言うと寒がりだ。
北風が身に沁みる時期になり、こたつを出した時の喜びようは、普段の何倍も。
「はぁ……私の家にもこたつ欲しかったなぁ」
「日本と北欧の寒さは違うし、家のつくりからこたつは暖を取るには向かないらしいよ」
「むぅ……。お兄様、みかん取ってください」
悠の視界からはこたつの天板からにゅっと白くほっそりした腕だけ伸びてゆらゆらと揺れている。
かごに入ったみかんをころころと転がして向かい側に落下させると、お礼の言葉と心地いい鼻歌が聞こえる。
ほのぼのとした空気が流れる中、来客を知らせるチャイムが鳴る。
こたつから出ると身を切るような寒さが身体を包み、身を縮こまらせながら、悠は玄関のドアを開ける。
「はい、どちらさまです……か?」
「こんにちわ、悠君。久しぶりね、立派な男の子に育って、おばさん嬉しいわ」
そこには毛皮のコートをまとった女性が立っていた。
後ろが透けて見えそうなくらい透明な白い肌。
腰まで伸びていて、それでも痛んだとこなどなく風にそよぐ銀糸。
柔和な顔立ちはリゼルが成長したのならこのような姿になると確信できる。
まるで物語の中から抜け出てきたかのような、銀の精霊。
まぎれもなく彼女はリゼルの母親、フェイリス=アーデルハイトだった。
「え、えぇっ!? フェ、フェイリスさん! 何でここに!?」
「えっ!? お、お母様!?」
悠の驚きの声にこたつから急いで抜け出て玄関に駆け込んでくるリゼル。
どこか子供っぽさが残り、それが逆に魅力となる笑みを浮かべて手を振るフェイリス。
「ハァイ、久しぶりねリゼル。ちょっといろいろ話したいことが出来たからやってきちゃった。
悠君、悪いんだけど中に入れてくれないかな? 流石に寒くなってきちゃった」
「あ、ああ、はい、どうぞ」
室内に彼女を招き入れ三人でこたつに入る。暖かな湯気を立てる湯呑みから静かに緑茶を飲むフェイリス。
ひとつひとつの動作が様になるのは流石と言うべきなのか。
悠はあまりに破天荒な振る舞いに少しリゼルの実家のことを調べて、フェイリスの凄さを思い知る。
魑魅魍魎が跋扈する世界を鼻歌混じりで跳ねのける手腕。字名は「女侯爵」「女騎士」etc……。
超人としか言えない活躍の数々。しかし、目の前のフェイリスは昔と変わらない優しいリゼルの母親そのもの。
「……ん? どうしたのかしら、顔に何かついてる? あんまり私ばかり見つめてるとリゼルが焼くわよ?」
「お母様っ!」
顔を真っ赤にし抗議するリゼルにのらりくらりと躱して更に娘をからかうフェイリス。
「まぁ、いろいろゴタついてたことが片付いたから知らせにきたのよ」
アーデルハイト家に繋がりを持ちたくて、リゼルを使った政略結婚。
どうやら相手の新郎方も、乗り気ではなかったらしく想い人の従者を連れてリゼルのように逃避行。
向こうがガタついている間にフェイリスは、親戚筋を探り今回の件に一枚噛んでいる連中を更迭、最悪縁を切るまでしたらしい。
「いやー、今まで目の上のたんこぶだった連中を潰せてやれたのはよかったわぁ。これでしばらくは平穏に暮らせそうよ」
しかし、その言葉の軽さからは考えられない真剣味を帯びた目でリゼルを見つめるフェイリス。
悠には威圧されているように感じる視線をそらすことなく、真正面から受け止める。
「そういう訳だから、もうリゼルは悠君のところに居なくても平気よ。
国に戻るか、ここに残るか、それはリゼルが決めなさい、
無理やり引き離して連れ帰る気もないから貴女がしたいようにしていいわ。
でも、リゼルが自分で決めた道を選んだらきちんと責任、義務を果たしなさい。
それさえ忘れなければ、お母さんは何も言わない。貴女の自由の権利を認めます」
力のこもった瞳のまま、こくりと肯くリゼル。重苦しかった空気が軽くなり、いたたまれなかった悠はほっと一息つく。
その後、彼のとこでのリゼルの様子を根掘り葉掘り聞きだそうとし、ちょっと話すのをためらいそうな部分を突いては
リゼルが顔を真っ赤にして、話を誘導する。先ほどの緊張がまるで嘘のような、普通の親子の会話だった。
そうして1時間程話し込んだフェイリスは、そろそろお暇するとアパートから出ていった。
日本は治安がいいから楽だわーとタクシーを捕まえてあっという間に去って行った。
「何か……疲れちゃったな。昔はもう少し優しいお母さんって印象だったんだけど」
「それはよそ様の前だからです。私の前ではいつもあんな感じでしたし」
その夜、悠はベットの中でぐるぐると思考の渦に翻弄されていた。
リゼルの政略結婚の計画は潰れた。それは要するに悠の傍に居る必要も無くなったということ。
もうリゼルは自分の大事な恋人で義妹だ。我儘かもしれないが、できることなら北欧に帰って欲しくなんかない。
しかし、リゼルが国に帰るという可能性もないわけではない。そのような事を告げられたら……
頭の中から不安が抜けずに、何度も寝返りを繰り返す。
何時間そうしていたのか、控えめに寝室のドアをノックする音に気が付く。
「お兄様? まだ起きていらっしゃいますか?」
「あ、ああ……起きてるよ。入っておいで」
落ち着いた色合いのスェットのパジャマを着ているリゼル。普段より少し硬い印象を受ける表情は決意の表れだろうか。
布団を剥いでベットに腰かけて悠は自分の隣をぽんぽんと叩く。
その横にちょこんと座るリゼル。これまでこのベットの上でどれだけ彼女を愛したのだろうか。
常にリゼルの残り香がしているような気がして、今では義妹の匂いがなければ安眠できないほどだ。
しばらく、コチコチと時計の秒針が動く音しかしない部屋でついにリゼルの方から口火を切った。
「日本にやってきて、お兄様のところにお世話になって、もう少しで1年になりますね。
楽しかったことも、些細なことで喧嘩して、仲直りして、学校では新しい友達もでき、杏子さんともまた会えました」
とつとつと語られる思い出に、彼女からまるで別れを告げられているような、そんな気がしてこの場から逃げたくなる。
自分はこんなにも弱かったのか、リゼルが居なくなるだけで、胸が張り裂けそうな苦しみに襲われる。
少し震えていた手を細く綺麗なリゼルの手が優しく包み込む。
視線を彼女の方に向けると、普段より潤んだ瞳で悠の眼を覗き込むリゼル。
「今まで私はアーデルハイト家を継ぐためにお母様や他の先生方にいろいろ、上に立つ者の教育を受けてきて
その辛さや楽しさも知っています……。でも、お兄様のお傍で一緒に笑い合って、喧嘩して、いろんなことを経験して……
もう、私はお兄様無しじゃ居られなくなってしまいました。
お兄様……ううん、にーにぃ……りぜる、にーにぃとずっと一緒に居たいよ。りぜるを、にーにぃのお嫁さんにして……」
言葉を飾らぬ、昔からの悠が知っている義兄に甘えるのが好きで、泣き虫でも強い芯を持つ愛しい義妹。
力強く、華奢な身体をぎゅっと抱きしめる。理由は分からなくても、お互いの瞳から涙が零れつづける。
「本当にいいのか? リゼル」
「うん……にーにぃ、大好きだよ。りぜる、もう離れないよ、ずっとずっとにーにぃと一緒だよ……にーにぃ」
お互い涙の筋が残った顔を見つめて照れくさくなり、はにかむ。
銀の妖精の背に腕を回すと、悠に自然と身体を預けて目をつむる。
初めは触れ合うだけの優しい口づけから、リゼルが悠の唇を舌先で突き始め、それに答えるように
彼女の舌を受け入れて、丹念な歓迎をする。
「はむ……っ、んっ、ちゅるっ、んんぅ……」
口づけを交わしつつ悠はリゼルを一糸纏わぬ姿に剥いていく。
幼さの残る身体は、芸術品のような気品さと男を惑わす妖艶さを併せ持ち、彼の劣情を強く刺激する。
濃厚なキスを続けつつ、悠の手がリゼルの身体を優しく這いまわる。
肩、胸、腋、腰と彼の手が触る部分から痺れるような、甘い刺激がリゼルに送られる。
小ぶりで張りのあるお尻をすりすりと手のひらで撫でまわすと、腰がくねくねとよがってしまう。
尻の割れ目に指が入り込み小さなすぼまりを掠めた時、突然リゼルの身体が跳ねた。
「ひゃんっ!?」
普段のセックスの時にも聞いたことのない驚きの声。
悠はもう一度菊門に指をあてて、くにくにとマッサージをする。
するとリゼルの顔に困惑と快感の混ぜ合わさった複雑な表情で甘い吐息と声が漏れる。
「ひぁ……っ、やっ、んっ、だめっ、にーにぃ、そこはぁ……んくぅ!」
キスすることもできないのか、悠にしがみつくような体制でぎゅっとまぶたを閉じて
ふるふると身体を震わせだんだん羞恥で頬が赤くなるリゼル。
(これはひょっとすると……)
自分の考えが当たってるかどうかを確かめるため、リゼルを四つん這いにさせて
逃げられないようお尻を強く掴んで固定し、尻谷を割り開く。
「やあっ!? にーにぃ、どこ見てるのっ、やめてぇ!」
リゼルの抗議の声を無視して、普段見れない秘部をまじまじと見つめる。
しっとりと濡れ始めている陰唇の上の辺りに、周りより少しだけ違う色をして
ひくひくと動いているしわが集まった小さなすぼまり。
色素の薄いリゼルのアナルはやや薄めの紅色をしていて、悠の目にはとても可愛らしく映る。
「リゼルに汚いところなんてないよ。全部俺のものにする」
「そ、それでもぉ……ひぅ、んにゃぁ♥ あっ、ああぁ……」
優しく舌先でひくつくアナルを舐めあげる。
ぺちゃぺちゃと、淫らな音をたてしわの一本一本を確かめるようになぞる。
排泄口を舌で愛撫されるリゼルは、言葉にならない喘ぎ声をあげ、シーツをぎゅっと掴んで
口端からはとろりと唾液がつたい落ちる。
だんだん硬さがとれてきた菊門はゆっくりと口を開いていく。
その瞬間を狙って舌先を滑り込ませると、いっそう背を反り返させる義妹。
「ふにゃぁぁあぁああ――っ♥ は、入ってきちゃっ、にーにぃの舌が、りぜるのおしりにぃっ♥」
恥ずかしさと普段は排泄以外に使わない場所から送られる甘美な刺激に
焦点の定まらない瞳で、法悦に染まった淫靡な表情を浮かべるリゼル。
直腸を舌先でほじり、肉壁を這いまわると、ぶるぶると震えて、いっそう蕩けた顔で悦びの声をあげる。
「ぁんんぅぅ……っ、いぁ、おしり、へんになっちゃう、き、きもち、ぃぃのぉ……♥
ふぁぁぁっ、やだ、にーにぃ、えっちでへんたいな、りぜるを、きらいにならないで……ふぇぇ」
「大丈夫。どんなにえっちで変態でも、リゼルを嫌いになんかならないから。だからもっと乱れていいよ」
「らめぇ……らめなのぉ♥ にーにぃがそんなこと言ったら、りぜる、本当にえっちなへんたいになっちゃうよ?」
ほぐれて柔らかくなったアナルに指を押し当てて進ませると、第二関節あたりまでたやすく飲み込んでしまう。
唾液と愛撫により分泌された腸液を内部で混ぜ合わせ、ぐちゅぐちゅといやらしい音がお尻の穴から聞こえる。
(にーにぃ……お尻、気持ちいいの、りぜる、にーにぃにされること、全部好きになっちゃう……♥)
荒い吐息を繰り返し、尻を高く持ち上げ、首をそらし白いうなじを紅く染めて愛兄の肛門愛撫を受け入れる。
括約筋を指でコリコリといじられると、下腹部から力が抜けそうになるのを必死でこらえ、ふりふりとお尻を振る。
ネジを回すようにぐりぐりと指を動かし、つるつるした肉壁を這いまわると、一層粘ついた体液が奥から溢れる。
十分に開発されたすぼまりは、抜けていく指を逃すまいときゅうきゅうと締める。
ちゅるっと音をたて、糸を引いたアナルは名残惜しそうにくぱくぱと開閉を繰り返す。
その菊門に限界まで張りつめた逸物の鈴口を押し当て、秘部同士でキスみたいなことを。
「リゼル……挿れるよ」
「うんっ♥ りぜるのおしりに、にーにぃのおちんちん、ずぶずぶってして……♥」
ほぐしたとはいえ、やはり大きな肉塊を飲み込むのは難しいのか、腰を押し出しても容易には入らない。
だが、身体を撫で回し、硬く尖った胸の突起をつままれると、軽く緊張が緩む時がある。
それを見計らって悠は一気に腰を押し進める。
「うぁっ、い……っ、ぁ、う……うぅ!」
ピリッと括約筋に痛みが走り、身体を硬直させてしまうリゼル。
白雪のような尻が痛さに震え、歯を食いしばり、ぎゅっと瞳を閉じて腸内の異物が進んでいく感触に耐える。
リゼルのお尻と悠の下腹部がぴったりとくっついて、陰茎の根本まで飲み込んだことが両者に伝わる。
排泄を途中で止められたようなキツさで、目じりに涙を浮かべ、震えている義妹に少し罪悪感を感じるが
悠は彼女の全てを貰う、少女も皆義兄に捧げると言った。
涙を指で拭って、シーツを掴む手を包むように重ね合わせる。
「痛かったら、言っていいよ。リゼルをいじめたい訳じゃないから」
「うん……ひぅ、く、ぅぅ……ぁぅぅ……ふにゃ?」
ゆっくり腰を後退させ、亀頭がある場所をぐりっと抉った際、リゼルのうめき声が一瞬変わった。
確かめるようにその部分を押すと、ゾクゾクッと電気が走る。
「んっ、ああぁぁああ――っ! なに、なにそこぉっ、き、きもちいいよぉっ」
下腹部が震えて、花芯の奥から腿を伝うほどの蜜が溢れだす。
括約筋が痛烈に締め付けて、まともに前後できないので、小刻みに敏感な場所を擦り上げる。
息も絶え絶えで、アナルから送られてくる普通のセックスでは感じられないものに戸惑うリゼル。
「んにゃぁぁ……♥ らめ、らめらよぉ……にーにぃ、りぜる、おかしくなっちゃうよぉ」
呂律が回らず舌っ足らずな声になってしまう。
だがそんな姿を知るのは自分だけという独占、支配欲が満たされて、悠はより昂ぶる。
お腹の中がじんじんと痒みのような感覚に犯され、とろとろにふやけ切なくお尻を振る。
後背位で悠にのしかかられ、優しく首筋を舐められて、キスマークを増やされるたびに嬉しそうに全身がひくつく。
「お尻振りだしちゃって、気持ちよくなってきたんだ。可愛いな」
「いやぁ……言わないでぇ、にーにぃのいじわるぅ……ぅうんっ」
ずぶっ、ずぶっと尻谷の中に肉竿が出たり、入ったりすると、切なげに身を狂わせる銀の妖精。
小ぶりな胸を揉みほぐし、蕾をはじき、くびれた腰、可愛らしいおへそを撫で
悠とリゼルの汗で濡れた滑りのいい身体を丹念に愛撫する。
「ふに……っ、んんぁっ、ぅあ、も、もうらめぇ……♥ りぜる、おしり、ずぽずぽされてっ、いっちゃうよぉ――♥」
きゅうぅと肉幹を強く咥えこみ、括約筋が限界まで窄まる。
「くっ、うぅ、いく、いくよリゼルっ」
「んくっ――ふにゃあああぁぁああぁぁぁぁああああ――――――ッッ!!」
腸内に煮えたぎる白濁した溶岩をどくどくと流し込まれ、リゼルの背が激しく反り返る。
「あ……っ♥ あぅ、あ……ああぁ、ぁぁ――♥」
肉塊がびくんびくんと痙攣するたびに大量の精液がリゼルのお腹に注ぎ込まれる。
絶頂に達しつつも、お腹に精を受けるたびにアクメを繰り返してしまう。
数分も射精しつづけた感のある、まだ硬さを保ったペニスをゆっくり引き抜くと
こぽっと音を立てて、どろどろと粘度の高いスライムのような精液が
姫割れから白くにごった愛液と混じりあってぽたぽたとベットに滴り落ちる。
しばらく、荒い呼吸を繰り返して動けなかった妖精は息を整えるところんと仰向けになり
淫靡さと清楚さを入り混じらせた表情で腕を広げて、愛しい義兄を誘う。
「にーにぃ、りぜる、もっとにーにぃと繋がりたいよぉ、おまんこの方が切なくて……
きゅんっ、きゅんって疼いちゃうの……にーにぃのおちんぽで、りぜるの切ないところ、いっぱいにして……♥」
「……あーっ、もう、リゼルは俺をダメにしたいのか? リゼル無しにはいられなくなっちゃうぞ?」
「いいよぉ……♥ りぜるはずっとにーにぃのものだよ♥ くちびるも、おっぱいも、おしりもおまんこも
ぜんぶにーにぃだけのものなんだからぁ……だから、いっぱいいっぱい、ずぽずぽして、どぴゅどぴゅってして……♥」
リゼルの蕩けきった甘い声にくらくらして、そのままおかしくなってしまいそうだ。
義妹の身体を抱きしめつつ、鈴口をラビアに押し当て、軽く腰を進めるだけで
抵抗なく最奥まで逸物を飲み込んでしまうリゼルの花芯。
(あっ、ああっ、にーにぃのが奥まで、あっ、やだ、また、イくっ♥)
挿入されただけで軽くアクメを迎えてしまうリゼル。
悠は繋がったまま小柄で軽い身体を抱え上げ向かい合うように自分の脚の上に乗っける。
初雪のように白く透明な肌は少し赤味かかり、それがまた美しく、可憐に見える。
抑えきれぬ性愛に流されるまま、動ける範囲で全身を舐めて、触って、慈しむ。
「ふぃ、んにゃっ、きゃぅ! んんぅ、ふにゃぁ♥ にーにぃ、にーにぃ……すきぃ、だいすきぃ♥」
首筋、乳房、乳首、胸の谷間にキスマークをつけられ、背中を伝って、肉づきの薄いお尻を撫でまわされ
緩んだアナルを指先で軽く引っかかれるたびに、恍惚の表情を浮かべ、腰を前後に動かし
ぐちゅぐちゅと粘ついた音を立て、いやらしく、快感を貪るリゼル。
「リゼル……好きだ。大事な、とても大事な妹で、代えのいない、俺だけの女の子だ」
「にーにぃ……♥ りぜるも、にーにぃに会えて、一緒になれて、しあわせだよぉ……。
だから、一緒にイこう? お腹の中に、せーしいっぱい出して、りぜるに、にーにぃの赤ちゃん産ませて?」
力強く華奢な少女の身体を抱きしめて、猛烈な勢いで下から突き上げる。
銀糸がさらさらと舞い踊り、珠のような汗が飛び散り、彼女の香りで部屋内がつつまれる。
脚を悠の腰に巻きつけ、ピストンに合わせるようリゼルも腰を打ち付けて、悠に気持ちよくなって欲しいと想う。
「んぁっ! ふにぃっ! ああぁっ、熱いよぉ、おマメも擦れて、じんじんして、おかしくなっちゃいそう!
にーにぃっ、すきっ! だいすきぃ!! にゃくぅ! ふにゅっ、あっ、あっ、あああっ!!」
蕩けきった顔で義兄への愛と全身に響く快感を叫ぶ少女。お互い昂ぶりが最高峰まで行くまであと少し。
幾度となく突き上げられる悠のペニスの勢いに、リゼルはもう息が絶え絶えになる。
まだ幼さが残る曲線美の身体が、細かく震えだす。
「ぐぅっ! リゼルっ、リゼルっ!!」
「にーにぃ! にーにぃ! あっ、あああぁぁああぁぁぁぁああああ――――――ッッ!!」
最後の力を振り絞り、義兄と義妹は互いを強く抱きしめあって絶頂に達す。
悦びの涙をぽろぽろと零しながら、今までの中で最大量の精液が子宮内に注ぎ込まれるのを感じるリゼル。
それでも、こちらを気遣うように優しく頭を撫でてくれる悠に、心の奥に暖かいものが溢れる。
気が緩んでしまったのか、ふっとお腹から力が抜けたと思った瞬間、関を切ったかのように
おしっこが漏れて、シーツを濡らしていく。
「あっ、やだぁ……とまってくれないよぉ、いやぁ……ぐすっ、とまってぇ……」
「いいよ、気にしなくて。後で綺麗にすればいいさ。だから泣くな、リゼル」
「あっ、んむっ……にーにぃ……♥」
お腹の中のおしっこを出し切ってしまい、恥ずかしさと情けなさで泣き出しそうなリゼルをあやしてやると
嬉しそうに口づけを交わす。
それが最後の力を使い切ったのか、唇を話すと電源が切れたかのように、悠にもたれかかるように意識を失うリゼル。
幼いころから今まで育った恋心、それが満たされる喜び。いとおしく噛みしめつつ銀の妖精は眠りについた。
悠はどろどろなお互いの身体を温めたタオルで綺麗に拭き清めると
リゼルの部屋のベットに裸のまま布団に入り、すぅすぅと寝息をたてる大事な妹でかけがいのない恋人の寝顔を見つめながら
意識を薄れさせていった。
◆ ◆ ◆
寒い冬が終わり、また新しい春がやってくる。
桜並木も綺麗に満開になり、はらはらと風に乗って散りゆく姿はいつにも益して美しい。
東向きの窓から注ぎ込む光が、眠気を誘う。うつらうつらとしているとゆさゆさと優しく身体を揺すられる。
「にーにぃ、起きてってば。河原に一緒に桜見に行く約束でしょ?」
眠い目を擦りながら、悠は声の主に視線を向ける。陽光に照らされて、長い銀色の髪がきらきらと反射する。
あの日の翌日、すぐにリゼルはフェイリスに悠の傍に残ることを告げた。
すぐさま、電光石火の早業で親戚筋にリゼルはアーデルハイト家を継がないこと
そこから我が家へ繋がりを持とうなど無理だと言うことを伝え、さらには会社や世間の裏にも通達。
事実上、リゼルはアーデルハイトと言う大きな肩書きを失った。
だが、フェイリスは電話の際に「リゼルに社会的地位や価値は無くなったけど、貴女と悠君は大事な家族よ。
何か困ったことがあったら遠慮なく頼ってきなさい。それに早く孫の顔も見せに来なさい」と言った。
親公認で子作り推奨などと、ある意味爆弾を投下したフェイリス。だが第一子が出来るまでは流石に時間がかかるだろう。
今までは一応危険日は避けていたが、何かのはずみで子が出来たらそれこそ学生の身である二人には重荷になる。
なのでどちらも、いざという時のための避妊具、ピルは常備している。
そして今、リゼルは正式な名を「リゼル・有澤・アーデルハイト」となり、普段は悠の有澤姓を名乗っている。
桜の花が舞い散る中、悠はリゼルが作ってくれたお弁当を片手に、もう一方は義妹と指を絡め合う。
その表情には常に柔らかい笑みが浮かぶ。鼻歌混じりで横を歩く愛しい人。
時折通行人が振り向いて彼女を目で追ってしまうことに少し優越感を感じてしまう。
「お兄様、高校卒業したら正式に発表しますね。それともあと1年残ってますが、ぶっちゃけちゃいますか?」
「止めてくれよ……ただでさえ学校内のファンに睨まれているのにこれ以上爆弾落としたらリンチされかねない」
「そうなったら、私が直々に審判します。私のお兄様兼、旦那様を傷つける輩は許しませんってね」
そう言って朗らかに微笑む。相変わらずニンフのような幼く純粋な魅力を醸し出すリゼル。
ぴったりと肩を寄せ合い、二人きりの時にしか使わない飾らなく、愛に満ちた囁きを悠の耳元で紡ぐ。
「にーにぃ、ずっとりぜるの傍に居てね♥」
繋がれた二人の薬指に光る銀の指輪がこれからの未来を明るく照らしていた。