「いやーここまで立派なクイーンマムシグサは見たことがないなー。」
乳首ねぶりスライムを錬金術で捕獲してみせた男はそう嘯いた。
男は20代半ばで金色の髪に水色の瞳、背が高い。
一見すると細身の優男に見えるけど、顔立ちがそう印象づけているだけで筋肉質のガタイがいい体躯だと分かる。
濃紺の軍服のような出で立ちに似つかわしくない鎖帷子と胸部と背部、肩と両腕両脚、腰部と臀部を鋼のアーマーで覆っているが、各国間で戦火が飛び交う中であっても明らかに重装備だ。
"……ウィラ・J・フロスティブル探偵社の……"
確かにクラウスが考えているように協共国間治安維持部隊の隊服ではないし、襟元のピンバッジは三大探偵社の3番手『ウィラ・J・フロスティブル探偵社』だと帰属を示している。
ただ、探偵社の人間がここまで重装備をして険しい山道を登ってきたのに……なんでこいつ一人なんだよ。
「はい。ですよね。俺も見たときヤッター採取権の権利者だって。」
そんでクラウスは動揺が顔に出過ぎだっての!!
あの女は乳首ねぶりスライムに殺されただけでオレ達がヤッたんじゃねえのに。
「それで、このヒルは?」
男は鉄の鞠のようになった網に捕らわれた乳首ねぶりスライムを指さすとクラウスがペラペラと説明し始めた。
「はい。これは俺が発見した恐らく新種……名付けて『吸血ゴマタノオロチヒル』です。……へへ、ジバンクの伝説のヤマタノオロチから取りまして……。」
馬鹿!!
このタイミングで発見したと言ってしまったら、花の中でくたばってる女を『見てない』と証言したオレ達に疑惑の目が向くっての!!
「あのさ、つーか……まず先に名前を名乗らねえ?」
オレが頭に腕を回しながら声をかけると男は顎に手を置いて首を傾げた。
「アレ?すみません、名乗っていませんでしたか?ボクはティモ。ティモ・ライムントと言います。ウィラ・J・フロスティブル探偵社の新人探偵です。気軽にティモシーって呼んでください。」
あー、そういう感じか。
あとで身元照合しないと不味いな。
「はい。俺はクラウス・ブラントです。よろしく。」
おい!初対面相手に握手なんかすんなって!
相手が薬針が何かを手袋に仕込んでたらどうすんだよ。
「……オレはホルガー・シュバルツシルト。」
ほんっとうにクラウスは戦火を飛び回って荒らし回る以外じゃコミュ障のポンコツだから困る。
回ってないとダメなのか?頭が回らない?
「……あの、俺たちは植生地の発見に係る申請をしないとなんで……」
クラウスが白い髪をワシャワシャとかいて後退りしてしまった。
「すみません、まだお話を伺いきれていませんから、もう少しだけお時間を頂きたいです。」
「最近、また各国で戦争や紛争が勃発してますよね?」
ティモと名乗った男は地図帳を取り出してペシペシと叩いた。
……追手なら早めに始末しねーと。
「はい。そうみたいですね。」
クラウスはもうダメみたいだな。
「それに乗じて強盗や強姦、誘拐に殺人などの戦果が多発していましてね。特にこのルート沿いで多発してるんですよ。怖いですよね。」
ティモが指でなぞった道はオレ達が来た道とピタリと一致している。
「だから?仮に戦果で犯罪が起こっても戦争紛争の類は協共国間同盟から抜けた国が勝手にやってることだ。……同盟から抜けた国の国民は人権がなくなるのによ。協共国間治安維持部隊様がお助けにならないのも人権が無いから。違うか?」
そう言うとティモはこちらを見て目を細めた。
「アレ?黒髪の……すみません、ホルガー様は人権が無いからと戦果に喘ぐ民を人として扱わないのですか?」
"……ホルガー!余計なことを言うな!……"
まったく、クラウスめ……。
「オレが言いたいのはあんたみたいな三大探偵社の手練れ、しかも錬金術師が単独で来る案件なのかってことだ。」
"……錬金術師!?……"
はぁ、クラウスは魔化学については詳しいらしいが錬金術はサッパリみたいだからな……。
錬金術は簡単に言えば手に触れた物体に『相転移』を強制的にするものだ。
水を氷に、気体から水に、固形金属を液状にと様々に替えるが、あくまで質量保存の法則の範囲内で実現する。
そして基本的に地水火氣で『相転移』をする物質を対象に冷熱乾湿を主に操るのみ。
ただ、この錬金術を扱うには通常の理化学と同様に、科学的な器具や薬品が必要で、ティモのように手に隠していた鋼板を手に触れている間直接操れるのは錬金術師しかいない。
魔化学シンギュラリティという名の『化学兵器による有害物質汚染という名の生態系への悪影響』から始まり、有害物質汚染による変質を『魔化学』と呼ぶようになって久しいが、その中でも特に土壌汚染が激しい国から生まれた化学兵器による実験体の子孫の一部に錬金術師と総称する他に呼称法がない能力者が現れだした。
錬金術師達は、基本的に協共国間で厳重に管理され研究者になるか協共国間治安維持部隊にいることが殆どのはず。
……探偵社にいるのなら、用心棒のような『最終手段』に近しい上のポジションにいるとしか考えられない。
「エー!これは錬金術ですけど機械装置を駆動して……とは言えませんね。流石に。」
「アハ!ボクは結構珍しい錬金術師です。だから便利屋みたいな扱いされちゃってて。『山道が険しいから錬金術で鉄をナイフにしてバンバン木をきり倒していけ!』みたいな。ひどい話ですよね。器具を使わない錬金術師の錬金術は肉体の熱を奪うのでしんどいんですよ。」
急に饒舌になったな。
ティモはオレ達を確実にマークしている。
「凄いですねティモシーさん!錬金術師とは初めてお会いしました!先の戦争では錬金術師が鉄を銃弾にして弾性で飛ばしたり不意打ちで槍に変換する技で無双したために戦後表舞台に出られなくなったとばかり。」
クラウスは煽りで言ってんのか?
目を輝かせながらティモの手を握っている。
「すみません、本題に戻しますね。戦果に乗じてどうやら映画『ゼンマイ仕掛け』の影響を受けたドルーグシュピーラー、つまり遊び人仲間を名乗る悪党グループがポコポコ生まれてるみたいなんですよ。影響されやすい若者って罪深いです。」
……『ゼンマイ仕掛け』を馬鹿にするんじゃねえ。
"……若者、年齢層をある程度絞れているのか……"
……いや、必然だ。
映画の影響とする盗賊団は数多く生まれては討伐されてきたが大体が体力のある若者が多く、中年盗賊は若い盗賊団の格好のカモになる。
「……それより、あんた『ここら辺で女性を見かけませんでしたか?先に出立した僕のフィアンセなんです』とか言ってたよな?そいつを探さなくていいのか?」
ティモはまた顎に手を置いて目を細めた。
「アァ!そうでした。ボクとしたことが、仕事に熱中するあまり『仕事と私どっちが大切なの!?』ってよく彼女に言われていまして。また怒られちゃいますね。」
そう言って細い光が差し込む窪地を歩き出した。
迷いなく、女が入っている花に向かって。
「オォ!なんてことだ……死んでしまって……可哀想に……。」
崖に登って花の中を覗き込むと一眼レフカメラで花の中と外を一通り撮影して、女の遺体を別の鉄板を変形させて花から引き上げて鞠のように細い網に包んだ。
「ご愁傷さまです……ティモシーさん。」
頭を下げるクラウスにティモは笑いかけた。
「物騒な世の中ですからね。自衛していなかった彼女も悪いですから。気にしないでください。」
「……なあ、あんた。……その女の名前はなんだ?」
「仮に同行していたなら探偵社なのか?見たところ武器も持たずに登山服を着て植物採集にでもしていたような近隣住民の女にしか見えないんだけど。」
ティモはふぅと息を吐いて手を開いてみせた。
「すみません、実は来る前に『女性が下山しない』と連絡がありまして。」
だとしても問いは同じだ。
「女の名前は?連絡者が身元を伏せたりしねーだろ。」
"……ホルガー、余計なことを言うなって……"
「アー!すみません、失念してしまいました。」
曲がりなりにも三大探偵社の探偵だろうが、名前を失念するわけがないし、失踪者なら名を秘匿する理由がない。
「あっそ、で、事情聴取が終わりなら乳首ねぶりスライムだけ寄越せよ。クラウス大先生が発見した新生物なんだ。権利はオレ達にあるだろ。」
鞠のようになった網を蹴ると先ほどまでとは打って変わって低い声が放たれた。
「……乳首ねぶりスライム?」
、、、
「ホルガー、あのな……」
クラウスの塹壕に戻ると申請書類を書きながらのクラウス大先生によるお説教タイムが始まった。
「はいはい、余計なことを言うなだろ?」
乳首ねぶりスライムと名前を出してしまったことで『吸血ゴマタノオロチヒル』の生態が露見してしまい、なぜそれを把握しているのかを『女の死を見ていたから』だと推測され、更なる聴取を受けそうになったところをクラウス大先生の『実は乳首をねぶられまして』との鶴の一声により煙に巻くことができた。
論文の片隅に『発見者のクラウス氏が乳首をねぶられ』と未来永劫残るだろうな。
「『はい』は1回!はぁ……。」
書類に必要事項をペンでガシガシ書いているクラウスの机から1枚の印刷された写真がヒラリと落ちた。
裏には『ブリキッツ→アライダ』とだけ殴り書きがしてあり、他は字が汚くて読み取れない。
「これ協共裁判所でハーピィ化させた女じゃん!!」
ハーピィ化した女なんかそうそうお目にかかれないし、直でtransfurしたんだ、見間違えるハズがない。
「……ホルガー、写真を元に戻せ。」
"……俺が殺すはずだった女……'
え、そうなのか?
あの場ではそんな素振りみせてなかったのに。
……面白いことになってきたな。
「クラウス大先生!!オレ、ハーピィ女を飼いたいです!!」
「あのなぁ、ハーピィを飼うには人一人分の餌と寝床、それに爪切りにブラッシング、糞の始末をしないといけないんだよ。」
クラウスは眉間に青筋を立てながら書類に記入を続けている。
「餌代はオレが払うし寝床は空き室いっぱいあんじゃん。一番狭い独房を使って糞を便器にするよう躾けるからさー。」
ガンッと拳が机を叩いた。
「どうせ一ヶ月も経たずに飽きて世話を俺に押し付けるようになる!!俺が不在の時とかどうするんだよ!!ちゃんと世話できるのか!?」
……うーん。
「世話が出来なくなったら殺すか売ればよくね?」
クラウスは手元を止めた。
「……まあ、確かに。……そもそもお前の所有に関して俺は口を挟めない。ただし、この塹壕は俺のものだから粗相があればハーピィを殺す。独房だけは貸してやるが、購入や世話に係る費用は工面しないし、何も貸さない。」
あ、意外とすんなり許可が出たな。
「やったぜ!で、このハーピィ女はいくらで売ってんの?」
そう問いかけると紙の束でスコンと叩かれる。
「自分で確認してこい!!」
、、、
「2億7000万エドル……」
協共裁判所の掲示板にあった『競売オークション』のリストにあったハーピィ女の値段は2億7000万エドルの高額が最低価格で誰からも入札がない。
……買われないようにしているのか?
今は貴金属の現金化を行う顔なじみの業者がお縄になってしまって新たな資金ルートを探さないと持ち金が足りない。
それにクラウスは割引が使えるポイントカードを持っているけど、貸してくれるか分からない。
「はぁー……レ◯プついでに強盗でもするか……」
伸びをしてから協共裁判所を後にして、薬が有名な国から近くの花が有名な国に自動二輪車で移動した。
『この国ではお上品にしろ』とクラウスが言うくらいだからいつものやり方じゃお縄になって打首獄門が確定コースなんだろう。
ふと、渓谷に差し掛かると見慣れた景色に異物が紛れていることに気がついた。
……この道にあった煙突のある家、バリケードが張られているが、ようやく立ち入り禁止になったのか。
このエリアはどこの国にも属していないから家主の属する国の警察隊か協共国間治安維持部隊様がパトロールに来たか、立ち寄った他の旅人に通報されたか、探偵社のティモが事態を把握したんだろう。
家主の男の不倫相手だった配達員は当人が出てこなくても身を案じて中まで入らなかった。
電話線を切って連絡が不通になっているのに、誰も安否確認に来なかった。
だからしばらくの間、道具を塹壕に運び込めたんだ。
所詮、男女関係なんてそれだけのうすっぺらいもの。
『運が悪かったのよ』
どんな不幸も万人に等しく突然降りかかってくるんだ。
オレ達が襲わなくても、この立地なら遅かれ早かれトラブルに巻き込まれて命を落としていた。
「ま、そうなっちまった事はどうしようもねーな。」
「ほんっとうに花ばっかりだな、この国。」
花が有名な国は一年中何かしらの花が咲いていて嗅覚過敏なオレには、ちと厳しい。
『レ◯プと強盗は協共国間同盟から溢れた場所でやれ』
クラウスは変なところでお坊ちゃまというか一般論を出してくる。
……オレは同盟云々関係なく気の向くままに生きてきた。
自由になってから、オレはずっと雲のように自由なんだ。
口約束もバレなきゃ……
「きゃっ!あの……」
下を向いて歩いていたせいで女にぶつかってしまった。
……スリはされてないみたいだ。
……路地裏に連れ込んで犯して殺すか。
「あの……ホルガー……様?」
なんでオレの名前を知ってんだ?
ぶつかって頬を染めている金色の髪に水色の瞳の10代後半の女の顔には見覚えがあった。
「ゲェ……あの屋敷の……」
クラウスのやつ!!辺境伯の邸宅から攫った女を生かしておいたのかよ!!
てっきり奴隷商に売り飛ばしたのかとばかり……。
顔を知られてるならやっぱり殺さねえと。
「はい!ずっとホルガー様にお礼が言いたくて……ワタシ『サロン・キトゥン』で働いてるんです……来てくださいますか?」
『サロン・キトゥン』っつったらクラウスの持ってる売春宿じゃねーか!?
あいつ、しれっと従業員の風俗嬢を確保してんじゃねーよ!!
はぁー……クラウスの所有物を殺したら流石に不味いな……。
「用件だけ聞いたらオレは帰るから……。」
「ああんっ♡すごいっすごいですぅっ♡」
ピンク色のやたらと豪華な装飾が施された室内でとりあえず◯ンポをハメてみてはいいものの……。
腰を振れば◯ンコがキュウキュウ締まるのは同じだけど。
「はぁー……つまらねぇ……」
やっぱりレ◯プで泣き叫び抵抗する女か、死んだ魚のような目で残酷な現実を苦しみながら受け入れている女じゃねーと、張り合いがない。
「あうっ……どうすれば?……ホルガー様のお◯んぽ様を舐めてもよろしいですか?」
とりあえずあぐらをかくと女は◯ンポを唇で喰みながら舌をチロチロと出して舐め始めた。
唇と舌は生暖かくて気持ちいいっちゃいいんだよなー……。
「奥まで咥えろ。」
女の頭を掴んでズボズボと動かした。
「んっ♡はげしっ♡強制イマ◯チオっ♡ふうっふうっ♡」
喉◯ンコもヌルヌルしていて具合はいい。
……蹴り飛ばして肋骨を折りたい。
激痛に喘ぐ様を愉しみながら犯したい。
「ちゃんと自分でおっぱい揉んでエロアピしろ!チン媚しろ!!」
女はイマ◯チオしながら乳房を揉みながら片腕で自分の◯ンコを弄り始めた。
「はぁう♡ホルガー様ぁ……もっと躾けてくださいぃ♡」
オレはセックスがしたいんじゃない。
犯したい。
レ◯プがしたいんだ。
「……うるせぇ、俺に指図するな。」
女を突き飛ばして髪を引っ張りながらバックから子宮口をコンコンと叩いた。
「ぁああっ♡子宮突かれてるぅ♡あぁっ♡ホルガー様のお◯んぽ様ぁっ♡強いぃ♡強しゅぎますう♡いっい♡」
両手で女の腰を持つとオナホのように前後にピストン運動を繰り返した。
「……そろそろ出す。」
やっぱりセックスはつまらねぇ。
肩に噛みつくと女の膣が締まって自然と射精した。
「あああああっ♡いいっ♡イクゥ♡イクゥ♡ホルガー様の子種をくださいぃ♡」
ガクガクと痙攣する女の◯ンコから◯ンポを引き抜いてコンドームを外してゴミ箱に捨てた。
宿で用意されているものだからいいけど、本来コンドームは高強度のラテックス製で砂や水から銃を保護したり給水や小物運搬やら火薬を詰めて即席爆竹にも使える万能アイテム。
……無駄にしたくない。
部屋にある予備のコンドームを頂いて帰るくらいしていいか。
鏡台の上にあるコンドームを肩掛け鞄にしまっていると女が裸のまま背後から抱きついてきた。
……殺したい。
「ホルガー様、またオリーヴィアと会ってください……地獄の底からワタシを救い出してくださった白馬の王子様……。」
「おい丸眼鏡!!ここの嬢のロールプレイはどうなってんだ!!」
オリーヴィアとかいう女は頭がイカれている。
辺境伯邸宅の隠し部屋からたまたま裸の女たちが出てきただけで、オレは迷わず全員レ◯プしたし、その後クラウスは女たちの目の前で仲間の女二人を殺害して売春宿に連れて行った。
百歩譲ってクラウスなら白銀色の髪に白銀の目で顔立ちが整ってるし、馬車を走らせて拉致したから白馬の王子様になるのは分かる。
深刻なストックホルム症候群としても意味がわからねえ。
……あ、クラウスにも同じことをいうか。
まてよ、そもそも他の客にもロールプレイで言う範囲内だな。
「ホルガー様、わたくしにはユストゥスという名がありますので名前で呼んでいただきたく。丸眼鏡では他の使用人を呼びかけただけだと理解して意図せず無視をしてしまいますから。」
……いちいちうるせーな。
「あっそ、で……料金は?最初に提示が無かったのはおたくらの落ち度だ。値段によっては支払いを拒否するぞ。」
丸眼鏡のユストゥスは首を傾げた。
「料金?オリーヴィアは本日、非番ですから頂きません。わたくしは『殿方との逢瀬を許してほしい』と懇願されたため部屋を貸しただけですので。」
……色恋商売か。
そんなんでオレが金づるになるわけねーだろ。
まあ、タダ◯ンコを使えただけいいか……。
「そうかよ、じゃあな。」
支配人室から出ようとすると肩を叩かれた。
「申し訳ありませんホルガー様。クラウス様に『嬢への本番演技指導の依頼』の返事を早急に頂きたいと言伝を願えますか?ベルが不通で伝書鳩や郵便すら通じないエリアにいらっしゃるようですので。」
はぁー……やっぱりただの使いっ走りをさせられただけか。
クラウスはいいよな、女に不自由しなくて。
売春宿で女に指導出来るくらい……。
……あれ?
なんであいつ、女に困らないのに危険を冒してまでレ◯プしてんだろ。
戦火中の強姦はろくに女を抱けない醜男か、侵略行為と略奪の見せしめとして他国の兵や民がするもんだが。
オレと同じような性癖なだけか。
性癖に貴賤はないし。
「分かったよ!!言えばいいんだろ!!言っとくよ!!」