自分にネーミングセンスはありません
ver3.3幕間のネタバレです
ダーニャちゃんは幸せになるべきだと思います
pixivにも同じタイトルで投稿しているハズです
「ふわぁ……」
麗らかなヘリオスの光を浴びて、草むらの上で欠伸をひとつ。
柔らかな風が吹き抜けてゆく。
「まさか、こんなふうに穏やかに過ごせるとは思いませんでしたねぇ……」
鳥の群れが飛んでいくのを眺めながら、草むらの眠り姫、ダーニャは呟いた。
暫く前。
ヴォイドスペースに自らを追放したダーニャ。
しかし、それに納得がいかなかった漂泊者は、シグリカやエイメス、モーニエに協力を依頼。
エイメス救出の決め手となった、ラハイロイの人々が残したヴォイドスペースの座標マップをもとに、ダーニャ救出作戦が行われ。
『
アレフ1との繋がりもリューク、ショアキーパー、カルテジア協力のもと切除され、ややアレフ1っぽい力を操るだけの、ちょっと強い共鳴者として生きていけるようになった。
そうして検査や
「しかし、シーちゃんも叩かなくてもいいじゃないですかぁ」
再会の時。
シグリカはダーニャに駆け寄って抱き締めたあと、ぱちんと程々…というにはやや強めに頬を叩かれ、涙を流しながら一喝。
「友達なんだから!私にも相談してよ!」
そうして二人でわんわんと泣いている所を、通りすがりの漂泊者とルシラーに宥められて保健室に逆戻り。
……なんてことを思い出しながら、草のさざめきをBGMに、またうとうと。
「…………ぁ、漂泊者さん」
微かなエンジンの音に、身体を起こして目を開けると、眼下の道路の向こう側から爆走してくるバイクと、ライダー。
ライダーの顔を視認した瞬間。
顔が熱くなるのを感じる。
鼓動が早くなる。
なんとなく嬉しいような気がする。
ひと目見ただけでこれだ。
話をしている時なんて、跳ねる鼓動を隠し、平静を装うのでいっぱいいっぱいだ。
あの虚無の果てで、自分の手を握って引き上げる、必死な顔をみた時から、虚無しか無かったはずのこの胸に、熱いものが宿ったのだ。
それから保健室に様子を見に来てくれる度に、保健室の窓から横顔を見る度に、胸の奥に温かいものが振り積もってゆく感覚。
ああ、自分は漂泊者が好きなのだと、自覚するのに然程時間はかからなかった。
なんてことを思い出しながら、過ぎ去っていくバイクのテールランプを眺め、再び横になる。
……そういえば、目が合ったような……?
「まあ、そうだと……いいですねぇ……」
ふわりと襲ってきた眠気に、抗わずに目を閉じる。
いい夢が見れますように。
「……ャ、……ーニャ」
静かで低い声。聞いてて落ち着く声。
海の底から、意識が引き戻される。
「ダーニャ?」
あれ……?
「っ!」
バッと飛び起きると、目の前には曇り空をバックに、漂泊者。
「あ、あなたでしたか……」
寝顔見られた寝顔見られた寝顔見られた…………!
なんて内心を押し隠し、なんとか態度を取り繕う。
「あぁ、さっき目が合っただろ?で、用事も済んだから帰ろうとしたら、天気予告が雨になったからな、もしあのままあそこにいたら濡れるだろうと思ってな」
「あ、ありがとう、ございます……」
「どうした、顔が紅いぞ?熱でもあるのか?」
「ぴぇっ」
額を付けて、熱を測る漂泊者。
一方のダーニャは、目の前に突然想い人のやたらと良い顔が広がり、思考が固まっていた。
「うーん、熱いような、普通なような……大事を取って休んだほうが良いかもしれないな。ダーニャ、学園に戻ろう。送っていこう」
「は、はひっ!」
「?まぁ、いいか。ほら、乗ってくれ」
とんとん、とバイクの後部座席を示す漂泊者。
そろそろと漂泊者の後に座り、ぎゅっと抱きしめる。
(あ、わたしの胸、漂泊者さんに当てちゃってますね……まぁ、いいですかねぇ♡)
好きな人の身体に触れて、好きな人の体温を感じる、ある種至福のひととき。
ずっとこの時間が続けばいいのに、なんて思いながら、学園への道程が過ぎていった。
学生寮、ダーニャの部屋の前。
「じゃあ、ゆっくり休んでくれ。何かあったら、リュークの所に……」
「ま、待ってください」
「どうした?」
「あの、私……すみません、中で、すこし、話をさせてください……」
「あ、あぁ……」
プシュッ。
無機質なドアの開閉音が、やけに大きく聞こえる。
鼓動は暴れ狂い、今にも口から心臓が飛び出そう。
それでも、今日ここで、自分の本心を打ち明ける覚悟をもって、漂泊者を部屋に連れ込んだ。
部屋のソファに、二人ならんで座る。
「あ、あの……あなたは、好きな人は、居ますか……?」
(ぁぁぁぁぁぁぁああああなんでそんな日和った質問からしたんですか私のバカバカバカ!)
「うーん……まぁ、皆のことが好きだな」
「そ、そうじゃなくてぇ、恋愛的なほうで、です!」
「それは……今はそういう事を考えた事は無いな。どうしたんだ、急に?」
(うわぁぁぁぁぁぁ流石に気づいてくださいよ朴念仁!!!!……はぁ、でも、こんな人を好きになっちゃった私も、アレですねぇ……)
ひとつ、深呼吸。
漂泊者の金色の瞳を見つめて。
「私か、あなたのことを好きだから、です。もちろん、恋愛的な意味で、です」
「……それは」
「もちろん、アレフ1の共鳴者として、あなたやラハイロイに、多大に迷惑をかけました。そんな私は、助けを求めたらダメなんだと、諦めてもいました」
「でも、あなたは、そんな私を、助けに来てくれました」
「あの虚無の果てから引っ張り上げて、私が諦めていた、温かい日差しと、日常をくれました」
「諦めていた私を、引っ張り上げてくれたあの時から、私はあなたのことが、好きになっていました」
「それだけじゃありません」
「あなたはこの後も、どこか別の国に行って、世界を救う旅に出るんでしょう」
「私は、あなたの力になりたいんです」
「助けられた恩義を、勘違いしてる、なんて言わないでください」
「私なりに考えて、それでもこの気持ちは、好きだと、愛だと思ったんです」
「ねえ、私に『恋』と『愛』を教えてくれた人、大好きなあなた」
「私は、あなたのことを、愛しています」
ぽつり、ぽつりと、心中を吐露する。
はじめは震えていた声も、いつしかしっかりとした声に変わり、この気持ちは変わらないのだと、これからもあなたのことを愛するのだと、はっきりと伝える。
「……俺は、そんな気持ちを持つことはないと、思ってた。
ただ、皆と一緒にいたい。ダーニャ、あなたの事も、その中の一人だと。
でも、いま、あなたの気持ちを聞いて、嬉しくなる自分がいたんだ。はじめて自覚したんだ。
正直なところ、俺は普通の人じゃない。あなたの言う通り、ラハイロイのことが一段落したら、別の場所に向かうんだろう。
……それでも、あなたさえよければ、俺はそれを、受け入れたい」
「……嬉しい、です♡」
ちゅっ。
どちらからとも無く、唇が触れ合う。
「……………………はぁっ♡キス、こんなに心が満たされるんですねぇ……ね、もっとしませんか?」
「あぁ」
ちゅっ。ちゅぅっ。
再び唇が触れ合う。
二人とも同じ瞬間に手が伸び、互いの顔を抱きしめ合う。
「……初めてだ、こんなに特定の誰かを、愛おしいと思うのは」
「私もです、よぉ♡
三度触れ合う唇。更に今度は、ダーニャの方から舌を絡ませる。
漂泊者も合わせ、蛞蝓が交わるかのようにぬるぬると絡み合う。
すす、とダーニャの手が漂泊者の服に伸び、じじ、とファスナーが下ろされる
「ぷはっ、ダーニャ……?」
「はぁ、はぁ、ごめんなさい、私、あなたが、もっと欲しく、なっちゃいましたぁ♡」
二人の間にかかる、銀色の橋。
自重でふつりと消える刹那、視線が絡み合う。
「んっ……まだ、ですねぇ♡」
ファスナーの奥から引き出された男の象徴は、やや硬くなりつつも、未だ完全に芯が入り切っていない状態であった。
「ちゅっ、れろっ、んんっ♡」
もにゅっ、くにゆくにゅ。すりすり、すりすり。
再び舌と視線を絡め合いながら、いつの間にやら星空を映すように変わった手が、玉と竿を揉み撫で
与えられる刺激と快感、絡み合う舌と、潤んだ視線が、男に熱と芯を込めていく。
「はぁっ♡がちがち、ぬるぬるですねぇ♡じゃあ……」
そう言いながらダーニャは膝の上に乗り、身体を向かい合わせる。ふわふわのスカートの下から、熱い液体が一筋、床に落ちてぴちゃりと音をたてる。
ぐじゅり。べちゃっ。
スカートのまま、下着が下ろされ、粘った水音が響く。
すでに下着は熱い液体に濡れて意味を無くしていた。
熱く潤んだ肉壷と、こぷこぷと熱を溢す肉棒が触れ合い、キスをするようなリップ音を響かせる。
「ちゅ、んっ、んぇる♡んんっ♡」
ぐにゅっ、にゅぅっ。
舌を絡めながら、ゆっくりと肉壷が埋められていく。
襞が肉棒に絡みつき、愛しい人のモノを取り込もうと蠢く。
「っ…………!」
「んんっ♡はぁっ♡奥まで、はいりました、ねぇ♡」
ぐにっと、肉棒の先端が、他と比べて硬い部位を押し上げる。ちゅっ、と、空いた口が吸い付き、肉棒から子種を強請る。
「あなたの奥、凄い吸い付いてくるな」
「はい♡あなたが欲しくて、堪らないんです♡じゃあ、動きます、ね♡」
ぐっ、ぐにっ。
普段から扇情的に露出している肩に、玉のような汗を浮かべながら、ダーニャの腰が揺らめく。
肉壺の襞は抜かれようとする肉棒に、出ていくのを引き止めるように絡み、双方に快感をもたらす。
「ふぅっ♡こんなに、好きな人と交わるのが、幸せだと思いませんでした♡」
「俺もだ……っ」
ぐちゅっ、ぐちゅっ。
良いところを見つけたのか、ダーニャの腰の動きが変わる。
所謂ピストンから、腰を回すようなグラインド。
肉棒は肉壷の襞ごと引き摺り回されるような形となり、これ迄とは違う快感を与えられる。
「っ、ダーニャ、もう……」
「いいですよぉ、わたしも、もうっ♡」
ちゅっ。どちらからとも無く、幾度目かのキス。
身体を互いに跳ねさせながら、互いの舌を貪るように、交わるよえに絡まり合う。
「んっ♡んんっ、んんんんんんんんっ♡」
びくん。びくん。
びゅっ、びゅううぅっ。
二人同時に、これまでよりも大きく身体が跳ねる。
熱いものが肉棒から迸り、ダーニャの腹を満たしていく。
迸りが落ち着いた後も、口を離さない二人。
互いに足りないものを埋め合うかのように、舌を絡ませ合った。
「はあっ♡はぁっ♡すごかった、ですね♡」
「ああ、俺も幸せだった……」
「んっ、私の中で、まだ硬いままですね……もっと、しますか?♡」
「ああ、いくらでも」
「今度は、上になりますか…………ひゃっ♡」
夜はまだ終わらない。
ちなみに。
結ばれた次の日の朝。
突然ニヴォラ形で湧いて出た
ふたりのらぶらぶ滅殺拳で全力で殴り飛ばされ。
全貌を聞いていたシグリカにもぶん殴られた上に拘束され。
物凄くイイ笑顔のリューク先生と、無の表情となったリンネーに連れ去られた。
後の噂では、サンダーミール周辺で、男のものとも女のものともつかぬ悲鳴が響くことがあったという。
なお、学生に愛しの先輩を取られたモーニエ教授が幼児退行をおこし、パパに愛しい人ができた祝福と私を選んでほしかったのにの嫉妬が入り混じった物凄く表情のエイメスが見られた。
シグリカはちゃっかりニーヤちゃんと先輩をまとめてお持ち帰りしていた。
「どうして?!出遅れてるはずなのになんで
「うわぁぁぁぁんせんぱい〜!わたしせんぱいとけっこんするんですぅ〜!」
あんな結末認められるかよ
覚悟しとけよ組織長
ソラリス中引き回して打首獄門だ