※この作品はR-18です。

ビルドファイターズ・レイヴン   作:コウサカさんちのコーヒー

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36:アジアカップ日本予選:陸

 脇にそれた話だけれど、少しお付き合いいただこう。

 

 アーキバス・グループ。

 20世紀の終わり。冷戦終結で惑う世界の間隙を突くように、欧州で立身した貿易系企業だ。

 

 この新興企業は驚くべき速度で、ソ連崩壊によって混沌と化した黒海沿岸地域、チトーの死後に崩壊したユーゴスラビア――バルカン半島、冷戦構造の破綻によって民族闘争と資源抗争が激化したアフリカなどに浸透し、旧ソ連圏の利権を握って成長、経営の多角化に伴う総合企業化。それらの利潤を元手に東南アジアと中東の開発利権に食い込んでいった。

 

 アーキバスの蚕食的商売の剣となり盾となったのが、アーキバスの子会社、民間軍事警備会社ヴェスパーである。

 ヴェスパーは体制崩壊で行き場を無くした軍人、能力で稼ぎたい特殊部隊員、犯罪者として祖国を追われた秘密警察関係者など、”浪人”達を取り込み、流出したソ連軍の装備で組織され、採掘現場や貨物船を護り、時には誘拐された技師や職員を救出し、ついには『予防措置』として、賊の集落やテロリストの拠点を襲撃するようになった。

 

 このようにアーキバスと直属のヴェスパーは、非常にシリアスな業界の後ろ暗いところが多い企業である。

 そんなアーキバスは近頃、ガンプラ業界に手を出すことが内々に決定し、飼犬のヴェスパーから人員を投入することにしていた。

 

 というのも、近頃のヴェスパーはちょっとやり過ぎたからだ。

 20世紀後半や21世紀初頭の頃では問題にすらならなかった行為も、ド辺境のカッペ民兵すらスマートフォンを持ち歩く時代ではそうもいかない。

 アホな現地要員が”少々刺激的な”映像を流出させ、民間軍事会社ヴェスパーが悪目立ちし、親会社であるアーキバスの株価が揺さぶられ、司直の注目を浴びてしまった。

 

 そんなわけで、アーキバスはほとぼりが冷めるまでヴェスパーの活動を縮小し、大人しくさせておくことにした。

 その際、上層部の誰かが『遊ばせておくなら、企業イメージの回復と向上に貢献させてはどうか』と言い出し、ヴェスパーを世界的人気のガンプラバトル業界へ放り込むことにした。

 

 繰り返すが、ヴェスパーは民間軍事会社で軍隊的規律が敷かれたお堅い組織だ。社のSNSに社員のダンスやジョーク動画を上げるような緩さは微塵も持ち合わせていない。

 

 にも関わらず、上層部が『ヴェスパーにガンプラバトルをやらせよう』などと考えた理由は、他ならぬスネイルが原因だった。

 

 現場の隊員達が退屈な海上警備や採掘場防衛の暇潰しとしてガンプラバトルユニット(ユニットは単面ならさほどスペースを取らない)の持ち込みを申請した際、スネイルはガンプラバトルに興味が一切なかったので、『ちょっと高価なレクリエーション機材』という説明書きを読んだだけで「まぁ良いでしょう」と承認のサインをしてしまったのだ。

 

 上層部は『ヴェスパーがガンプラバトルユニットを使用していること』を『ヴェスパーはガンプラバトルに慣れ親しんでいる』と解釈したわけだ。

 スネイル本人は自身の輝かしいキャリアに『玩具遊び』が書き込まれることに、とても憤慨していたが。

 

 しかし、やる以上はきっちり成果を上げるべく勤しむのが、スネイルという男だった。

 ヴェスパー内にワークスチームを立ち上げて諸々の準備を始め、参戦先を選手権や各種大会にすべきか、欧州方面で人気の『キング・オブ・リンクス』にすべきか、市場の大きな『レイヤード・リーグ』にすべきか、と検討していた。

 

 その矢先、フロイトが勝手にアジアカップ予選に参加してしまい、日本くんだりまで赴く羽目になった。

 こうなれば、フロイトがアジアカップを優勝し、その看板を掲げてキング・オブ・リンクス辺りに参戦するかと考えたところで――――

 

 

「負けただと……っ!!」

 スネイルは額にビキビキと青筋を幾つも浮かべ、高校生なんぞに敗北したフロイトを睨み据えていた。

 

 メーテルリンクはその強烈な怒気に怯え竦む。彼女の隣に立つペイターはスネイルの視界に入らないよう、植物のように存在感を薄めている。

 

 そしてスネイルを怒り狂わせている当人―――フロイトは負けてもあっけらかんとしており、相手の高校生と試合後のシェイクハンドをしながら『面白かったな。大会が終わった後でもう一勝負やろう』などと抜かし、相手の高校生を困らせている。

 

 スネイルは卒中を起こしそうなほどブチギレていた。

「メーテルリンク……っ!」

「は、はい! スネイル閣下!」名指しされたメーテルリンクがビクッと背筋を伸ばす。

 

「私は先にホテルへ帰ります……っ! 貴女はフロイトを連れて来なさいっ!」

 スネイルはしれっとしているフロイトを呪い殺しそうな目で睨み、次いでメーテルリンクを見据え、命じる。

「間違っても寄り道などさせぬように。必ずホテルへ直帰させなさい……っ!」

 

「りょ、了解しました! 必ず!」

 メーテルリンクが敬礼で応じる。衆目で軍人紛いな振る舞いは要らぬ注目を集めるが、メーテルリンクはそんなこと気にしている余裕はない。

 

 スネイルは苛立たしげに舞台袖へ降りていく。と高価なスーツの懐でスマートフォンが鳴いた。アーキバス本社の重役からだった。

 

 大方、アジアカップ日本予選のライブ配信を見ていたのだろう。高校生に敗れて準々決勝敗退という不甲斐無い結果へお叱りの連絡に違いない。

 額の青筋がさらに増え、目じりが痙攣する。スネイルは煮えたぎる胸中の怒りを抑えながら、電話に出た。

 

        ○

 

 ステージ上で試合後の握手を交わすスミオとフロイト。観客達は祝福と労いの歓声を上げ、拍手で両選手の退場を見送る。

 

「凄かった……」

 サトミはうっとりと観戦の余韻に浸る。それは絶対多数の観客達も同様だった。

 

 アリサワ・スミオVSフロイトの戦いが終わった後、観客の誰もが昂奮して感想を語り合う。あるいは素晴らしい名勝負に立ち会ったという感動を味わっている。

 

 野暮なことを言えば、スミオやフロイトより強い選手は他にもいる。2人のガンプラより完成度が高い機体や個性的な機体は他にもある。2人の戦いより派手な戦いも、ユニークな戦いも、激戦死闘もたくさんある。

 

 しかし、2人の戦いは火傷しそうな熱量、圧倒されるほどの迫力、息がつまるほどの緊張感に満ち溢れていた。映像越しですら伝わる闘争の空気を生で体験し、共有した観客達は『見に来てよかった!』と心を震わせていた。

 

「いい試合だった」

 マギーが満足げに頷く。眼鏡の奥、海色の瞳に小さな嫉妬の光が滲む。

「あの兄さん、思っていた上に”商品力”が高いな。遅かれ早かれ、その手の連中が目をつけるぞ」

 ファットマンがしみじみと呟く。

 

 どんな分野であれ、競技系のプロになるためには、一にも二にも実力が要る。ただし、プロとして食っていくためには、実力だけでは足りない。

 実力や才能があって当たり前。実績を築いたうえで、人々が応援したい、ファンになりたいという人間的魅力が要る。企業がスポンサーになりたいと思う商業的価値が要る。人や企業が金を出すに値する『商品』としての力が要る。

 

 アリサワ・スミオという『商品』の値打ちは有望、ファットマンはそう評していた。

「だな」セレンはどこか得意げに頷きつつ、面倒と直面したように美貌を歪めた。

 

 これでもし、スミオがアジアカップ本選出場を成し遂げたら、プロの勧誘が来る可能性が生じる。セレンとしてはスミオを『MoAの後継イベント』へ投入したい。が、スミオが表舞台で活躍し、プロになる道が拓けたらその計画が頓挫しかねない。

 スミオがプロになることを妨げることは不可能ではないけれど、その場合、スミオと決定的な不和が生じかねない。それでは組んだ意味がなくなる。

 

「次のベスト4が全てだな。決勝まで進んでしまえば、本選出場が確定だ」

 悩ましげにいうセレンへ、マギーが難しそうに言う。

「でも相当厳しいわよ。彼のMkV、もうボロボロだもの。この大会って予備機がアリなの?」

「事前登録しておけば、アリだったはずだ。レイヴンが用意してるかは知らんが」とファットマン。

 

 と。ベスト8最後の試合の準備が終わったらしい。MCとアシスタントが選手紹介を始める。

 

 片方はフル改造のバイアランカスタム。プロモデラー・プロファイターとして活動しているアラサー男性キムラ・ナオキ。ここまで危なげなく勝ち上がってきた実力は疑いようもなく、優勝候補の一人と見做されている。

 

「キムラさんとは某社の忘年会で会ったことあるわ。紀州弁訛りが濃かったわね」

「そこはモデラーかファイターとしての実力を語るところじゃないか?」

 プロモデラーとして活動するマギーの言葉に、ファットマンが微苦笑。

 

 片方はフルスクラッチのガンタンクR44・オリジナル改造機。ファイターは国内非公式プロリーグ『タワーズ・オブ・ミグラント』のフリーランス選手アルベルト・ギュンター。

 

 名前こそ外国人そのものだが、南米日系人にルーツを持つ日本人青年だ。『タワーズ・オブ・ミグラント』で『天才』と評されるトップ選手”だった”。数年前の事故で生死を彷徨った末、奇跡的に回復して復帰。しかしかつての才気は失われ、今や引退寸前の選手だ。

 

 アルベルト・ギュンターの機体はトランスフォーマーみたくガチャガチャと忙しなく変形している機体は、『機動戦ガンダムF91』に搭乗したガンタンクR44。車輛モードと人型形態を採れる可変MSである。

 

 ただバトル中のR44はフルスクラッチなのか、随分と大きい。ゲーマルクやクシャトリアなど重MS級の体格がある。

 それに原作のR44は両肩に大型砲、両腕がミサイルポッドだったが、バトル中のR44は右肩に携行武器化するビームキャノン、左肩にミサイルポッド、左腕に固定武装を搭載。そして背中に機体並みに大きなウェポンコンテナを担いでいる。

 ここまで勝ち上がってくる過程で相応にダメージが蓄積しているようだが、威容に陰りは見られない。

 

「昨日見かけた時から思ってたけど……」マギーは鑑識官みたいな顔つきで「彼のガンプラ、相当な逸品よ。一部のパーツこそ既製品(キット)の流用だけど、ほとんどがプラ板やパテの削り出しや加工で製造されてる。それにあの複雑な変形機構や可変ディティールは高価な設計ソフトと工作機無しじゃ作れない」

 

「ふむ……」セレンは顎先を撫でながら「どこぞのビルダーかアーキテクトに制作依頼したか」

「ありえる話だな」ファットマンはどこか気の毒そうに「俺の聞いた話じゃ、スポンサーに逃げられるわ、ファンの投げ銭も減るわ、でかなり追い詰められてるらしい。やっこさん、このアジアカップに賭けてるようだぞ」

 

 セレンは禁煙パイポをくわえ、鼻を鳴らす。

「後のない元天才か。あのウェポンコンテナにどんな奥の手を隠しているやら」

 

     ○

 

 聖鳳学園ガンプラバトル部の面々はベスト4進出を喜ぶも束の間、すぐさま選手控室に戻ってMkV・ナイトフォールの修理と整備を始める。

 

 深紅の機体はもはや動くガラクタと評して良いほど消耗し、傷ついていた。ベスト4の試合まで30分も無い。これでは完全に直すことなど出来ない。というより、どこを直して、どこを諦めるか、そういう選択が求められるだろう。

 

 エリは取り憑かれたようにフレームやジェネレーター、ブースターやスラスターの修理を進める。フミナはブレードに斬られた胸部を予備部品と交換し、他の割れや削れに瞬着を垂らして固め、ヤスリを掛ける。ユウマは損傷した頭部のアンテナを張り、バイザーを予備部品と交換する。

 

 鬼気迫る様相で作業を進めるエリ達を邪魔せぬよう、スミオは離れた場所に座り、戦い後の火照りを取るように制服の上着を脱ぎ、冷たいスポーツ飲料を呑む。腱鞘炎になりそうなほど痛む手首に湿布を張り、ペットボトルを包むように持って指を冷やす。

 

「……強かった。エリ達が機体を直してくれていなかったら、あそこで勝ちを拾えなかったですよ」

 汗ばんだ髪を掻き上げ、スミオは大きく息を吐く。そこに勝者の顔はない。

「エリ君達の頑張りも、君の頑張りも見事だったよ」ラルさんは称えるようにスミオの肩を軽く叩く。

 

「ありがとうございます」

 スミオはラルさんに微笑を返し、卓上に置かれたタブレットの生配信へ目を向ける。

 

 ディスプレイの中でベスト8最後の試合が始まっていた。

 改造盛り盛りのバイアランカスタム。原作とまるで別物なガンタンクR44。

 

「どっちが来ますかね?」

 スミオに問われ、ラルさんは難問に直面したかのように渋面を作る。

「機体の状態を見る限りでは、ここまで目立ったダメージを負っていないキムラ君のバイアランカスタムが有利に見える。が……ギュンター君からも油断ならないものを感じるな。彼のガンタンクも相当に凄い」

 

 バイアランカスタムはジャブローの宇宙軍艦建造ドック内を軽やかに翔け回り、人型形態を採るガンタンクR44を翻弄。腕部のメガ粒子砲、プロペラントタンクに代わって装着されたミサイルポッドからマイクロミサイルの群れをボンガボンガとぶち込んでいく。

 ドック内に吹き荒れる熱光線と鉄と炸薬。ガンタンクR44は造船機材や船台などを遮蔽物に泥臭く立ち回っている。

 

「かなりの重装甲ですね。多少の被弾など物ともしない」

「ああ。そのうえで運動性も良い。関節部が重量に負けないだけの強度があるな」

 

 スミオとラルさんがバトルの所感を交わしていたところで、バイアランカスタムが強襲。

 フルブーストからのクローアームでガンタンクR44を殴りつけ、追撃に腕部砲塔からビームサーベルの斬撃。ガンタンクR44が抱えていたビームキャノンがぶった切られて爆発。大きく仰け反る車輛可変機へ、バイアランカスタムがさらなる追撃へ出る。

 

『殺ったにっ!』キムラ氏の勝鬨に似た叫び。

 

 迫るバイアランカスタムへ、ガンタンクは左肩に積まれたミサイルポッドのハッチを全開。全ミサイルをぶっ放し、弾頭が痛烈な閃光をぶちまける。フラッシュミサイルの大閃光。

 

『なんやぁ――――っ?!』

 キムラ氏の悲鳴と共にバイアランカスタムも動きが鈍る。その間隙を突き、ガンタンクR44が左腕の固定武装―――ヒートワイヤーが射出され、バイアランカスタムを捕縛。高圧の大電流が注がれてバイアランカスタムは麻痺(スタッガー)状態に陥った。

 

『こ、こ、こここの時を、待っていたっ!』

 アルベルト・ギュンターがドモりながら叫び、背部の大型ウェポンコンテナが外殻をパージ。露わになった中身は折りたたまれた仰々しいサブアームが二基と、ゴテゴテとスラスターが引っ付いた大型円筒物体。

 

 直後、右の太いサブアームが展張して大型円筒物を右腕にマウント。

 ばがっ!! と左腕が肩の付け根からパージされ、左のサブアームが先端のプラグを左腕ジョイント部に接続。機体のジェネレーターがぶん回され、右腕にマウントされた円頭部のスラスターベイが猛烈な排炎を始め、円筒内からウィーンッとステップドリルみたいな円錐物が張り出してくる。

 

『な、なんやぁっ!? そらぁなんなんやぁあっ?!』

 困惑と恐怖にキムラ氏の声が裏返る中、それは稼働した。

 がぼぉぉおおおおおおっ! 恐ろしげな咆哮と共に円筒から生えたドリルが猛回転を始める。ドリルの表面に施された無数のピンホールからビーム粒子が吐き出され、熱光ドリルを形成した。

 

 会場を満たす吃驚と驚嘆が合図となり、ドリルと機体のスラスターがガンタンクの巨躯を爆発的速度で突進させ、

『くらえええええええええええええええええええええええええっ!!』

『うわあああああああああああああああああああああああああっ!?』

 アルベルト・ギュンターと雄叫びとキムラ氏の絶叫が重なり、超大出力ビームドリルがスタッガー状態で動けぬバイアランカスタムを直撃し、木っ端微塵に粉砕した。

 

「なんだあれ……」

 あまりにも馬鹿馬鹿しい兵装に絶句するスミオの隣で、ラルさんが苦々しく呻く。

「オーバードウェポン……っ!」

 会場の驚愕と戦慄を余所に、システムが淡々と戦闘終了を宣言。

 

 なにはともあれ、ベスト4が決まった。

 リリウム・ウォルコットVSアリサワ・スミオ。

 フライボーイVSアルベルト・ギュンター。

 

 いよいよアジアカップ日本予選はクライマックスを迎える。




Tips

アーキバス・グループ
 オリ設定。元ネタはアーマードコア6に登場する企業。正式名称はアーキバス・コーポレーション。
 本作での設定は完全にオリ設定。

ヴェスパー
 オリ設定。元ネタはAC6に登場するアーキバスのAC部隊。
 本作ではアーキバス直下の民間軍事会社。

キムラ・ナオキ
 オリキャラ。元ネタは『模型戦士ガンプラビルダーズJ』に登場するプロモデラー。
 作中登場人物がAC系に偏っていたので、ビルドファイターズから出そうとしたけど、適当な人物が見つからなかったため、範囲を広げてガンプラビルダーズから出した。

アルベルト・ギュンター
 オリキャラ。元ネタはACVDに登場するAC傭兵。天才と呼ばれていたが、重傷を負ってから精神的に立ち直れなかった。ゲーム中ではザコいネームドモブ。
 ファン曰く『立ち直れなかったマギー』

ガンタンクR44
 元ネタは機動戦士ガンダムF91に登場したガンタンク。車輛モードと人型モードに可変するが、原作では変形しなかった。
 本作ではAC6の無人兵器『エンフォーサー』風のフルスクラッチ機で、ガンプラというよりトランスフォーマーに近い。
 オーバードウェポンを装備している。

オーバードウェポン
 アーマードコアVを代表するロマン武器。『不明なユニットが接続されました』
 なお、原作にドリルは存在しない。
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