ビルドファイターズ・レイヴン 作:コウサカさんちのコーヒー
駅前の飲食店が並ぶ賑やかな街区の外れ。雑居ビルを囲むように東南アジア系の男達がちらほらとたむろしていた。
襟元や袖口にタトゥーが見え隠れする男達。あからさまに”裏”を臭わせる野郎共の間を搔き分けるようにして、一組の男女が雑居ビルへ入っていく。
赤髪紺眼に長身の美女。カジュアルシックな装いにコートを羽織る姿は、”裏”でも高い立場に居そうな印象を与える。アシンメトリーな前髪で右目を覆い、露わになっている左目は鋭い。
傍らを歩く長身の青年は暗色のフードジャケットとストレッチカーゴを着こみ、メタル入りアンクルブーツで重たい足音を奏でている。目深に被ったフードとスカルのフェイスマスクで顔は分からないが、目つきは冷たい。まるで狩人のように。
2人はエレベーター傍の卓でカード遊びをしている連中へ、スマホの画面を見せた。東南アジア系の女がリーダーでスマホ画面に映るQRコードをチェック。
「確認完了しました。エレベーターへお乗りください」
エレベーターに乗り込み、上階へ昇りながらレイヴン―――アリサワ・スミオは疑問を口にした。
「オールマインドはどうやって裏社会にシステムを浸透させたんだろう」
「営業に挨拶回りをさせたのかもな」
セレンの冷ややかな諧謔に、スミオはフェイスマスクの中で鼻息をついた。
小さな振動と共にエレベーターが止まり、昇降口が開く。エレベーターエントランスと店舗フロアが直結していた。
店舗はいわゆるラウンジタイプのクラブ。バーカウンター、壁際のソファ型シート。シックな内装。抑えられた照明。ナイトドレス姿のホステスと制服姿のウェイターが客達の間を行き交い、店内の要所に強面の黒服が二人一組で控えている。
今宵はテーブルとシートが減らされ、フロアの中央にガンプラバトルのユニットが鎮座していた。
フィリピン系の美女がセレンとスミオの許へ静かに歩み寄ってきて、告げた。しっとりとした美声で。
「ようこそ、Rb023レイヴン様、LEO016セレン・ヘイズ様。選手控室は第二をお使いください。試合開始5分前まではガンプラの改造、整備などご自由にどうぞ。飲食物をお求めの際は係りの者へ申し付け下さい。それとベットに関してですが、御自身の勝利以外にはベットできません。よろしいですね?」
セレンとスミオは揃って頷き、フィリピン系美女の案内に従って第二控室へ向かう。
スミオは歩きながら客達を窺う。例によって柄の悪い連中が目立つが、年齢層が若干いつもより若いようだった。見るからにヤンキー臭い奴やトー横近くのホテル通りで立ってそうな小娘も少なくない。
ん?
バーカウンター端のストカジファッションの金髪ボブ娘がスミオの目に留まり、眉根が寄る。キャップと立体マスクで顔はきちんと見えないが……立ち姿と佇まいに既視感があった。脳裏にクラスメートでショートヘアの現役女子高生モデルが過る。
いや……まさかな。スミオは目深に被ったフードの中で小さく頭を振る。彼女はカタギの真っ当なコだ。こんなところにいる筈がない。そもそもあのストカジ娘は金髪ボブだ。彼女と全然違う。
「どうした?」セレンが前髪で隠していない左目を向けてくる。
「何でもない」
スミオはセレンへ答え、第二控室へ入っていった。
〇
やっばぁ……。
ストリート系金髪娘に扮したサトミはバーカウンターの端に身を置き、フロア中央で行われているバトルを観戦している。が、クソ野郎のグループが隣に来た時のいじめられっ子のように、不安が付きまとっていた。
なんだかんだ言って、サトミが『こういう場』に身を置くのはまだ二度目。一度目が大きなハコで催される程度には、”安全”なイベントだったことを考えれば、本当の意味で”裏”に足を踏み入れたのは、初めてと見做していい。
そして、ここは客層がヤバい。
初めての六本木のイベントも客は賭けていたから熱量が高かったけれど、ここの客は殺気立っているといって良い。冗談抜きで声援が『ぶっ殺せ!』の大合唱だし、負けたファイターへあまりにも汚い罵詈雑言が飛ぶ。男はチンピラやゴロツキばかり、女もパパ活の立ちんぼをやってそうな奴や見るからにヤンキーっぽい奴ばかり。普段のサトミなら10メートル以内に近づこうとしない手合いが圧倒的多数を占めていた。
店員もヤバい。
ホステス風の女性達はともかく、ウェイターと黒服は目つきが鋭すぎて怖い。特に黒服。見間違いじゃなければ、腰に銃刀法違反的な何かがあった。
というわけで、サトミはビビり散らしている。会場に向かう前のドキドキ感は明後日に飛び去り、今はハラハラどころの騒ぎではない。
しかし……ガンプラバトルそのものは”クソ”面白い。
ファイター自身も金を賭けているためか、死に物狂いで戦っている。ガンプラの完成度とか操縦の技量とか、そういうものはパンパシ予選大会の学生達の方が上だろう。けれど、ファイター達の真剣さや本気さ、何より切羽詰まった必死さは比較にならない。
本当に命を懸けて戦っているかのような気迫を込めてバトルを行っている。目と鼻の先にあるユニットから、ファイター達の荒々しい戦意と生々しい狂気が伝わってくる。勝者の歓喜と敗者の絶望があまりにも鮮烈に届いてくる。周囲の観客達が放つ剥き出しの感情と欲望の熱量のなんと激しいことか。
ここで行われていることは試合ではない。勝負ではない。ただの玩具遊びから生まれた、魂を焦がすほどの―――闘争だ。
サトミはビビり気味な感情を忘れそうになるほどのエネルギーに圧倒され、その都度、周囲のおっかなさに冷静さと不安を取り戻す。そんなわけで”推し”の試合が始まる前から、精神的にすっかりくたびれていた。
平井デザインの悪役面なバーテンからノンアルカクテルを受け取り、サトミは立体マスクをずらし、くびりと一口飲む。シャーリーテンプルの冷たさと炭酸で気分をすっきりさせていると、フロアの一角。黒服が警備する控室のドアが開いた。
フードとスカルのフェイスマスクで顔を隠した青年が姿を見せる。
レイヴン!
どきん、とサトミの心が跳ねる。昂奮と歓喜と期待でヨレていた気分は、一瞬で回転数を跳ね上げた。同時に、ん? 眉根が寄った。
……あのおばさん、誰?
レイヴンに伴ってユニットへ向かう女が居た。アシンメトリーな前髪で片目を隠した赤髪紺眼の欧亜混血美女。年の頃はアラサーくらいか。カジュアルシックな装いは裏社会の女渡世人みたいだ。
なに、あのオバサン。どういうこと?
”推し”に得体の知れない女が付き添っていることに、強火ファンガールは心がザラつく。
そんなサトミを余所に、レイヴンと赤毛女がユニットの前に立つ。
続いて第一控室から対戦相手が現れた。
30絡みの東アジア系。短く刈り込んだ髪に厳めしい顔立ち。筋骨たくましい高身長で190はありそう。迷彩柄のジャケットにストレートデニム。首元にはドッグタグをぶら下げている。
赤毛美女と迷彩大男がフィリピン・ホステスへ結構な額の紙幣を渡した。前者はクリップで留めた物を。後者は輪ゴムでまとめた物を。
レイヴンと大男がユニットにGPベースとガンプラをセット。ホログラムコンソールが立ち上がる。
「オペレーターを付けたか」とバーテンが呟く。
「……オペレーター?」
訝るサトミに気付いたのか、悪役顔のバーテンが大雑把に語る。
「ガンプラバトルにはオペレーターを同伴できるのさ。あくまで情報面のサポートだけで、操縦面には一切関与できないけどな。現世界ランカーのイオリ・セイも元はオペレーターだったんだぜ」
なによそれ、とサトミは立体マスクの中で唇をへの字曲げた。それじゃ、あのおばさんはレイヴンの相棒ってことじゃない。
カジュアルシックなジャケットを脱ぎ、シルクの紅いブラウスになった赤毛美女が玲瓏な声で告げる。
「ミッション開始だ、レイヴン」
開戦を告げる美女の背中を、サトミは強烈な嫉妬を込めて睨み据えていた。
〇
戦場は地上ステージ『山岳8』。
モデルは一年戦争の外伝作品『08小隊』で戦いの舞台となった南アジア、チベット高原の山岳地。
類似ステージにグフ・カスタムの活躍で有名になった鉱山都市があるが、こちらは市街地のない純粋な山岳地で、マップ内のほとんどをノコギリの刃を思わせる峻険で急激な起伏が占め、それら山々の間を彫刻刀で刻み込まれたような深い峡谷が走る。同一ステージ内で最大高低差が1000メートルを超えるという極端な地形に加え、平らな場所はほとんどない。自然と上下の縦方向機動戦か空中戦が主体になるステージだ。
「相手の逆関節脚におあつらえ向きなステージだな」
スミオはスタート地点の峰に立ち、プラフスキー粒子が描く起伏の激しい光景を眺めながら呟く。
雲一つない晴天。けれど大地は色味が乏しく、雄大な情景が却って寂寥感を覚えさせる。
「事前情報通りなら、相手の武装は面制圧用の
背後から凛としたセレンの声が届く。眼前の情景に一切興味がない声だった。
「了解」スミオは目を向けることなく応答し、光球型コントローラーを握り込んだ。
深紅のフルカスタム・ガンダムが乾いた高地へ躍り出る。
・・・
・・
・
『関節が……固い……』
アメリカ海兵隊の伝説的狙撃手の名をコードに用いるファイターが、静かに呟く。
『今日は日が悪い……ろくなことがなさそうだ……』
後ろ向きな言葉とゲン担ぎの言葉を並べながらも、高低差の強烈な山地を躍動する機体は十二分に動きがキレていた。
ハスコックJrが操る機体はガンダムAGEキオ編の地球連邦軍量産機アデルマークⅡ。いわゆるジムの系統に連なる味方側の『量産機』であり『ヤラレ役』だ。
しかし、没個性的で特徴に欠く量産機は『おらザク』に代表されるように、改造でビルダーの個性と運用コンセプトを表現し易い。
事実、ハスコックJrの機体は原形を見出すことが難しいほど改造されている。
跳躍による縦機動を自在にこなすため、パワーユニットとブースター系を増強した関係で上半身が大型化。両肩にウェポンラックを据えて左右四連ロケットポッドを搭載。脚部は完全フルスクラッチの逆脚関節でスラスター無しでも高々と跳躍できるよう、工学的に確かな跳躍機構を再現している。頭部もジム面ではなく昆虫染みた複眼式の顔に改造されていた。当然、捜索追尾系も増強してある。
デザート迷彩が施された異形のモビルスーツは、傾斜のキツい難地形を文字通り跳ねるようにして踏破していく。
高低差の激しい地形を難なく越えていく姿は鳥……いや、ブースターを適度に用いながら軽やかに跳躍を繰り返す様はバッタのようだ。
ハスコックJrとしては、もっと平凡なステージが良かった。こういう極端に高低差のある地形は相手も縦方向を意識してしまう。高層建築物が点在する都市部や起伏の控えめな地形の方が、縦運動で相手の意表を突き易い。
一分ほど移動していると、不意に電子的な通知音が響く。音響系センサーが谷間を反響するブースター音を捉えたようだ。明確な位置や距離は不明。けれど、マップには反応を捉えた方向が浮かぶ。
『2時半の方向……か』
S字が幾つも重ねられたように蛇行する狭隘なV字谷がある方角。ならば。
ハスコックJrは異形なアデルマークⅡを旋回させ、強烈な仰角の斜面を蹴って山頂へ登らせる。
火器管制系が全武装の安全装置を解除した。
〇
紅いガンダムが敵の姿を求め、狭い谷を翔けながらマップ中央部へ向かっている最中。
突然、数発の砲弾が降ってきて、前方の急斜面に着弾。重複する爆発音と衝撃波が複雑に蛇行する狭い谷に広がる。斜面が破壊されたことで土砂崩れが発生し、谷へ無数の岩と土が流れ落ちていく。
深紅のガンダムは咄嗟に右向き左回りの急旋回を行い、フルブーストで頭上から注ぐ土砂崩れから逃れるや、推力を絞って谷の斜面に足を置く。
動きを止め、レイヴンは前方が粉塵に満たされていく光景を注視しながら、背後のセレン・ヘイズへ問いかける。
『どこからか分かるか?』
マギー製ガンダムの索敵系センサーの砲声追跡は土石流の轟音で無理。着弾位置からの逆算も情報不足で追えない。が、ベテランの経験に基づく推理と状況類推には何の問題もない。
『稜線越しの曲射だ。飛来した砲弾数と着弾時の爆発規模から見て、おそらくヒートハウザーだな』
セレンは考え込むことなく即座にレイヴンへ答え、
『ヒートハウザーの射程と稜線の標高に着弾位置。予測される敵の位置はこの辺りだ』
サイドディスプレイに映したマップへ目標の予測位置を表示させ、続ける。
『このまま予定ポイントまで谷を進め。ただし推力全開でな』
『読まれるぞ』
レイヴンの懸念へセレンは冷ややかに鼻を鳴らす。それでも、きちんと説明はする。
『ああ。読まれる。だが、先手と上を取られた時点でどのみち後手に回らざるを得ない。それなら、フルスロットルで飛ばす方がマシだ』
たしかにな。レイヴンは納得して『了解』
紅いガンダムが再びブースターを全開で焚き、谷間を猛然と駆けていく。
稜線向こうの谷から響くブースターの轟音に、斜面に立つ逆関節足のアデルマークⅡは複眼化した頭部を蠢かす。
『そうくるか……』
ハスコックJrはサイドディスプレイのマップへ目を走らせた。複雑に曲がりくねった狭い谷の先を確認し、機体を高々と跳躍させる。ブースターとスラスターは絞り、熱と音を抑える。
バッタのように跳躍を繰り返し、地球でも指折りの難地形を易々と踏破していく。
向かう先はこの谷―-本流が支流と合流する地点。急斜面で狭隘な谷の中で比較的広い空間――機動の余裕があり、本流を進むか、支流へ舵を切るか、谷の外へ出るか、とこちらに選択を強いることが出来る。だからこそ、ここで一度仕掛ける。
異形のアデルマークⅡは複眼に光を走らせる。
2機のモビルスーツが同じ場所を目指し、駆けていく。
狭隘で複雑に蛇行する谷の中を地形追従飛行する紅いガンダム。
峻険な地形を高々と軽々と跳躍して最短距離を征くアデルマークⅡ。
先んじて本流と支流の谷が合流する地点へ到達したのは―――
『9時半上方、距離約1500に感!』
セレンの鋭い声が飛び、レイヴンは機体の首を巡らせて谷の上を見た。数百メートル上、ノコギリ刃のように起伏の激しい稜線。黒々とした晴天を背景に小さな影が躍動している。既にトップアタックへ移行しようとしていた。
合流地点までまだ数キロある。こちらはそれまで狭い谷の中を機動し続けなければならない。
そして、影が発砲光を煌めかせる。
多砲身榴弾砲―――ヒートハウザーが散弾銃のように榴弾の群れを放つ。狙いはこちらではなく、谷の先。
スカルのフェイスマスク内で舌打ちがこぼれた。同時に姿勢と推力を操作。身を伏せるように地形追従飛行していた機体を一気に引き起こしつつ、メインブースターと両脚のスラスターをカット。逆に機体前面の各部バーニアを噴射。急制動を掛ける。次いでブースターとスラスターを再点火。紅い機体を谷の水面上に滞空させた。
行き先を塞ぐように榴弾の群れが着弾。爆発。轟音。着弾と斜面崩落に伴う粉塵の発生。駆け抜ける強烈な爆風に機体が揺れる。
『今のは牽制だ。次、本命が来る!』
セレンの警告と前後してアデルマークⅡが跳躍からの緩降下中に両肩合わせて4基のポッドからロケット弾を斉射。
レイヴンはブースターを焚いて粉塵の中へ突っ込みながら、ヘッドバルカンと左肩のガトリングガンで防御弾幕を展開した。
瞬間的にばら撒かれた弾丸の嵐が撃ち落とせたロケット弾は半分。もう半分の2発が谷へ飛び込み、爆発。想定以上の高熱圧衝撃波に数十トンの紅い巨人が激しく打ちのめされ、谷の壁面へ右肩から叩きつけられた。
フロア内につんざく爆発音と激突音。レイヴンのメインディスプレイが歪み、軋む。大気の激震で生じた電磁波のせいか火器管制系の表示が乱れる。しかし、そんなことに構っていられない。何せ頭上から岩と土の奔流が襲い掛かってきている。
レイヴンは冷静に光球型コントローラーを大胆に操り、豪快にブースターを焚く。水面に触れるほど機体を下げ、ブースター排気で水柱を立ち昇らせながら土石流から離脱を図る。
然して、頭上を掌握した異形のアデルマークⅡが右手のビームライフルと左手のヒートハウザーをテンポ良く指切射撃を繰り出してきた。降り注ぐ熱光線と榴弾。熱エネルギーと爆薬の火球が幾つも生じ、水面が幾度も爆ぜる。巻き上げられた大量の水と蒸発した霧が谷底に虹を描く。
頭上からの掃射を回避しつつ、深紅のガンダムは機体を捻り右手のビームライフルと左肩のガトリングガンを交互に発砲して反撃。
アデルマークⅡは各部スラスターを吹かして宙を軽やかに躍り、反撃を容易くやり過ごす。逆関節脚機らしい空中機動力を発揮して逆襲を避けつつ、三角飛びの要領で斜面を蹴って跳躍し、両手の火器で打ち下ろし攻撃を続行する。
速射されるビームが幾筋も走り、榴弾の雨が降り注ぐ。頭を抑えられたまま谷底を翔ける紅いガンダムへ、再度のロケット弾斉射。
4発の気化弾頭が豪快に炸裂し、狭隘な谷を爆炎で充たした。
〇
「あの鳥足、強い……っ!」
サトミはユニット上で描かれる激戦に感嘆をこぼした。あのレイヴンが防戦一方に追い込まれるなんて。
「トップアタックは逆関節脚のセオリーだ。ハマれば強ェよ」
バーテンがグラスを磨きながら言えば。隣のチャラ男が口を挟んできた。
「あの紅いEz8はよくやってる。あんな動き難い谷の中でトップアタックを食らってるのに直撃弾が一発もねェ」
気化弾頭の爆炎から飛び出すガンダム。あちこちの塗膜が焼け落ち、黒々と焦げて痛々しいが、動き自体はまったく損なわれていない。
鳥足に賭けている客達が『いいぞ殺せ!』と乱暴な声援を送り、ガンダムへ『さっさと死ね!』と罵倒を浴びせる。ガンダムに金を賭けている連中は応援するどころか『何やってんだボケッ!』『このまま負けたらぶっ殺すぞ』と怒号を上げていた。
ろくでもない客ばかりの中、サトミは戦いを見つめながら、胸元でぎゅっと拳を握る。
「がんばって、レイヴン……!」
Tips
平井デザイン。
ガンダムSEEDのキャラデザを担当した平井久司風ってこと。
フナキ・サトミ
原作ネームドモブ。現在はストカジファッションと金髪ウィッグで変装し、キャップとマスクで顔を隠してる。
本格的なアングラの世界にハラハラドキドキ。
”推し”と組むセレンを見て、強い不快感と嫉妬心を抱いた。
チベット高地/ヒマラヤ山脈
ガンダム作品だとOVA『08小隊』で激戦地になったり、シャアにフィフス・ルナを落とされたり、と中々に不遇。
ハスコックJr
オリキャラ。元ネタはアーマードコアVに登場した独立傭兵。公式は『慎重で神経質なキャラ』と評している。ぴょんぴょん飛び回りながら榴弾とプラズマの雨を降らせてくるヤベー奴。
アデルマークⅡ
ガンダムAGEのキオ編に登場した地球連邦軍の量産機。地上用と宇宙用の2タイプある。外見は完全にジム系統の機体。
ヒートハウザー
オリ設定。元ネタはアーマードコアに登場した武器。一度に3~5発の榴弾をばら撒く散弾銃チックな榴弾砲。精密射撃には不向きだけれど瞬間的火力や面制圧力は高い。