※この作品はR-18です。

対魔忍世界の転生者   作:TNKエース

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新しい話です。


クラス委員長のご奉仕

七海が来てから一月。世間は6月へと変わった。

「シャッオラ!」

 

「やったぜ! 今回は文系科目も好調だったんだよなぁ」

 

修司は得意気に腕を組んで席に戻る。まりがニコニコしながら俺の答案用紙を覗き込んだ。

 

「わぁ~! 全部平均以上じゃないですか! 特に数学が87点なんてすごいです!」

 

「まぁな! 英語も82点だし、体育実技なんて満点だぜ? これぞ真の学力って奴よ」

 

そう言って胸を張る修司に、まりは目を輝かせて拍手した。

 

「さすが公賀くん! 脳筋だけじゃないんですね♪」

 

「おいこら褒めてんのか貶してんのかどっちだよ!」

クラス中が笑いに包まれる。

 

「ふっふーん!」

 

ゆきかぜが背後から突然現れ、机の上に自分の答案用紙を叩きつけた。そこには驚くべき数字が並んでいた。

 

「英語96点! 数学100点! 古典95点! バランス型で全教科平均90点以上……まさか!?」

 

クラスが騒然とする中、ゆきかぜは髪を掻き上げながら自信満々に笑った。

 

「ふん、これが私本来の実力よ。あんたみたいな脳筋とは違うの」

 

「ぐぬぬ……」

 

修司は歯を食いしばる。

 

 

「んじゃ約束は守ってね〜」

 

とゆきかぜは自分の席に戻る。

 

クラスメイトの山田が

 

「お前、水城と仲いいな〜」

 

と声をかけてきた。

 

「まぁな、ゲームの趣味も合うしな」

 

「因みに約束は?」

 

「今度の休みに買い物の荷物持ち」

 

修司は心の中で違うけどなと呟く。

 

「デートじゃんヒューヒュー」別の男子が茶化してきた。

「違ぇーよ! こいつに付き合わされるだけだって」

 

「男子うっさい!」

と女子生徒が怒鳴る。

 

教壇から担任の山下先生が顔を出し、

 

「そうだぞ〜。うるさくするならテスト零点にするからな〜」

 

と冗談混じりに言った。

 

「やっべ!」

「マジかよ!」

「黙りますっ!」

 

慌てて生徒たちは自分の席へと散っていく。騒ぎが収まったところで修司が何気なくゆきかぜの方を見ると、彼女はちらりと視線を合わせてきた。そして……

 

パチン

 

ウインクを送ってきたのだ。

 

クラスの中では誰も気づかないほどの微妙な動きだったが、修司には確かに届いた。

俺は椅子に座り授業を再開した。

 

 

 

 

 

放課後の旧校舎はほとんど人が来ない。特に四階の女子トイレは長い廊下の奥にあって、夕暮れ時の薄暗さが不気味さを増していた。

 

「はぁ……」

 

個室の鍵を閉めると同時に、ゆきかぜは背伸びをして俺の唇を求めた。

 

「んんっ……ちゅぱ……」

 

最初は軽い口づけだったものが次第に深くなっていく。彼女の舌が俺の歯列をなぞり、口腔内を探るように蠢く。制服の胸元から甘い香りが漂ってくる。

 

「あんっ♡ シュージぃ♡」

 

壁に押しつけられたゆきかぜの体が震える。スカートの裾から日に焼けた太ももが覗いている。

 

「教室でウインクなんかして……バレたらどうするんだ?」

 

「だってぇ♡ もう我慢できなかったんだもん♡ 昨日はさくら先生で……一昨日はアサギ先生が夜までシュージとしてたのに……私は放課後ぐらいまでしか出来ないのがイヤなのぉ♡」

 

その言葉に思わず苦笑が漏れる。ゆきかぜの細い腰に手を回し、耳元で囁く。

 

「全く……ワガママな奴隷だなぁ」

 

頭を撫でながら、その頬に触れると、彼女はさらに体を寄せてくる。小さな胸の膨らみが制服越しにも感じられる。

 

「シュージ……好き♡」

 

涙ぐんだ瞳で見上げてくる彼女を見て、俺は唇を重ね直した。今度はより情熱的に、お互いの舌を絡ませ合う濃厚なキスを交わす。

 

この背徳的な関係が始まってからまだ一月ほどだが、すでにゆきかぜとの距離は縮まりすぎている気がする。それでも止められないのは——おそらく彼女が家庭環境で抱えている寂しさもあるのだろう。

 

俺の首に巻きつく細い腕。制服の襟元から見える白い首筋。全てが俺を誘惑しているように感じる。

 

「俺も……好きだ」

 

返事を聞いて嬉しそうに微笑むゆきかぜを見て、少しだけ罪悪感が生まれた。でも今はそんな感情よりも目の前の少女への欲望の方が勝っている。

 

 

互いの指先がゆっくりと相手の身体を探り始める。ゆきかぜの手が修司のズボンのファスナー部分に触れ、そこにある硬さを感じて小さく息を呑んだ。

 

「シュージの……もうこんなにガチガチ……」

 

恥ずかしそうに小声で言う彼女の頬が赤く染まる。一方の修司も、ゆきかぜのスカートの中に潜り込ませた手で彼女の体温を感じ取りながら囁いた。

 

「ゆきかぜだって……下着越しでもわかるくらい濡れてるじゃないか」

 

「いや……言わないで……」

 

恥じらいと快楽の間で揺れるゆきかぜの表情は儚く美しい。指先がさらに深く入り込むにつれ、彼女の吐息が荒くなっていく。古いトイレの狭い個室に充満していく二人の熱気。

 

ゆきかぜは普段とは別人のように積極的になっていた。その変貌ぶりに戸惑いつつも、修司は彼女の欲求を受け入れることにした。

 

「本当にここで……大丈夫なのか?」

 

不安げに周囲を見回す修司に対し、ゆきかぜは興奮に瞳を潤ませながら言った。

 

「大丈夫……ここは『ヤリパコトイレ』ってさくら先生から聞いたもん……」

 

「は?」

 

ゆきかぜによれば、この旧校舎の四階女子トイレは部活動もなく現在の校舎から遠いため、ほぼ人通りがないという。さらには教師の間でも「使っていない場所」という認識になっているらしい。

 

「だから……見つからない限りは安全なんだって」

 

そう言いながらゆきかぜは自ら制服のスカートに手をかけた。修司が止める間もなく彼女はそれを脱ぎ捨て、次いで下着さえも躊躇いなく床に落とした。

 

「修司も……早く」

 

促されて渋々応じると、二人はブルーシートの上に広がる密やかな空間の中で向かい合った。便座に座る修司の前に跪く姿勢になったゆきかぜは、初めてではないはずなのに妙に緊張した様子で唇を開いた。

 

狭い個室に響く音が外に漏れないか——その恐怖と同時に、見つかるかもしれないというスリルが二人の官能を高めていた。ゆきかぜの動作は以前よりずっと洗練され、確信を持って動いている。

 

「っ……」

 

思わず呻き声が出そうになるのを必死で堪える修司。舌が巧みに裏筋を這い上がり、敏感な部分を的確に刺激してくる。唾液で光る先端を吸い上げられると、もう我慢できないところまで追い込まれていた。

 

「うっ、上手くなったな……」

 

息を詰めながら褒めると、ゆきかぜは一度顔を上げた。頬を紅潮させたまま口元に残る唾液を拭い、

 

「毎日バナナで練習したもん」

 

そう言い残すと再び大きく口を開けて含んだ。根元まで飲み込みながら喉奥で締め付ける動きは確実に上達していた。その執拗さに修司は思わず腰を引く。

 

「もう……出すぞ……」

 

限界を感じた修司が声を絞り出した瞬間、ゆきかぜの動きが加速した。狭い個室に響く淫靡な水音。温かく湿った口内で激しく擦られる感覚に全身が痺れる。

 

「んっ……!」

 

我慢の糸が切れる刹那、彼女の髪を優しく掴み引き剥がそうとするも遅かった。熱い奔流が喉奥へと注がれていく。ゆきかぜは苦しげに眉を寄せながらも最後の一滴まで搾り取ろうと顔を埋めた。

 

長い放出が終わり、ようやく離れると彼女は喉を鳴らして全て飲み干した。

 

「んくっ……ごちそうさま♡」

 

口元を手の甲で拭いながら満足げに微笑む姿に、修司は複雑な思いで見つめた。学校のトイレという異常な場所で行われる秘密の儀式。それが背徳感と共に奇妙な親密さを生んでいることに気づきながら。

 

外の扉が静かに開く音が響いた時、修司とゆきかぜは凍りついた。急いで下半身を隠し、ゆきかぜは素早く衣類を整える。修司が恐る恐る個室のドアを薄く開くと—

 

「あっ♡」

 

そこには篠原まりが立っていた。彼女の顔は赤く染まり、息は乱れている。制服のスカートはめくれ上がり、片方の手が下腹部に押し当てられている。明らかに自慰の途中だった。

 

「ま、まり?」

 

ゆきかぜの震える声に反応して、まりはハッと我に返った。そして—笑った。

 

「やっぱり……ゆきかぜちゃんも来てたんだ」

 

その言葉に修司は愕然とした。

 

---

 

まりが旧校舎に向かったのは単純な理由だった。彼女の秘密の習慣—通称「ヤリパコトイレ」の盗み聞き。

 

ごく普通の対魔忍家庭に生まれた篠原まりは、中学時代までは本当に平均的な女子生徒だった。しかし偶然目にしたインターネット上の写真が彼女の人生を変えた。

 

それは拘束された女性が男性に奉仕している画像。初めは不快感しかなかったが、繰り返し見るうちに奇妙な憧れが芽生えた。

 

『私も……こうなりたい』

 

その願望は抑えきれず膨らみ続け、最終的にこの旧校舎の噂を知ったとき、「覗き見」を試すようになったのだ。

 

そして今日も同じように—

 

「あ……誰か入ってきてる」

 

微かな物音に耳を澄ますと、確かに二つの気配がする。好奇心に駆られて近づいた瞬間—扉が開いた。

 

 

 

 

 

「見てたの……?」ゆきかぜの声が震える。

 

まりは頭を下げた。「ごめんね……でも……羨ましかった」

 

三人の間で沈黙が流れる。修司はどうすればいいか分からず立ち尽くしていた。そこにまりが決意を固めたように顔を上げた。

 

「私も……参加させてほしいんです」

 

修司とゆきかぜは互いに困惑した視線を交わした。いつもクラスでは控えめで几帳面な篠原まりが、こんな大胆な提案をするとは想像もしていなかった。

 

「そんなこと言われても……」

 

修司が言いかけると、まりは一歩前に踏み出た。顔は真っ赤だが、目は真剣そのものだ。

 

「ま、混ぜてくれないなら……二人の関係をみんなに話します!」

 

その言葉に修司は思わず眉をひそめた。確かに今ここで騒ぎ立てられればすべてが終わる。だが—

 

「冗談じゃない。そんなこと—」

 

「本気です!」

 

まりの強い意志を感じ取り、修司はため息をついた。一歩前に出て壁にまりを押し付け、鋭い目で睨みつける。典型的な「壁ドン」の構図だ。

 

「……分かった。セックスに加える代わりに篠原は何も言わない。これは『縛り』契約だ。破ればペナルティを受ける」

 

修司は意図的に呪術的な響きを持たせた言葉を選んだ。だがまりの反応は予想外だった。彼女は興奮した様子で目を輝かせたのだ。

 

「縛り……? つまり私が何かしたらお仕置きしてくれるんですか?」

 

「え?」

 

「わかりました!喜んで受け入れます!」

 

まりは両手を胸の前で組み、陶酔したような表情を浮かべた。明らかに誤解している。しかし修司には彼女を修正する余裕はなかった。

 

「本当に分かっているのか?」

「もちろんです!どんな罰でも耐えますから♡」

 

「結界内に居るのは許可した者だけだ」

 

修司が静かに宣言すると、彼の指先から青白い光が走り始めた。まりは呆然とその光景を見つめる。まるでホログラムのように空気が歪み始め、天井から黒い膜が降りてくる。

 

「闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え」

 

詠唱を終えると同時に、女子トイレを包む小さなな黒いドームが完成した。

 

黒い帳が完全に室内を覆った瞬間、まりの表情が一変した。彼女の脳裏には最近の任務記憶が蘇る。あの時見た物々しい結界と同じ——これは単なる演出ではない。

 

「さて」

 

修司が低い声で切り出した。

 

「『縛り』でのペナルティは単なるお仕置きじゃない。呪術的な呪いだ。もしもお前が他人に許可なくバラせば——」

 

言葉を一旦区切り、冷徹な目でまりを見据える。

 

「二度とイケなくなるかもしれない」

 

その言葉にまりの顔から血の気が引いた。先ほどまでの興奮は消え失せ、恐怖に震える手で口元を覆う。ゆきかぜもまた青ざめている。

 

「本気なの……?」か細い声で問うまりに、修司は淡々と頷いた。

 

まりの声が震えていた。「分かりました。誰にも……バラしません」

 

その覚悟の証明として差し出された小さな顎に、修司の指が静かに触れた。まりが反射的に目を閉じる間もなく、唇が重なる。彼女の肩が微かに跳ねた。

 

「っ……」

 

キスが終わっても息を止めたままのまり。修司がそっと離れると、彼女の頬は朱色に染まっていた。

 

「まずはこれで契約完了だな」

 

その光景を見ていたゆきかぜが唇を尖らせた。

 

「ずるい……わたしの時はもっと強引に奪ったくせに」

 

「強引?」修司が眉を上げる。

 

「出来るだけ優しくしたつもりだけどな?」

 

修司が肩をすくめる。ゆきかぜはふんと鼻を鳴らした。

 

「最初の時なんて無理やりだったわよ!」

 

「嫌がってなかっただろ?」修司が反論すると、ゆきかぜは真っ赤になって黙り込んだ。

 

一方でまりは二人のやり取りを息を飲んで見つめている。彼女の指先がスカートの裾を握りしめているのに修司は気づいた。

 

「おい篠原、怖いか?」

 

「い、いえ……むしろ……興奮して……」

 

まりが俯き加減に答える。

 

「なら準備しようか」

 

修司は手際よく持参していたブルーシートを便器の横に広げた。個室とはいえ三人が横になるには狭すぎる。ゆきかぜが先にシートの上で膝立ちになり、まりの手を引く。

 

「こっちきて」

まりはおずおずとスカートをたくし上げながらシートの上に膝をついた。既に下着を穿いていない彼女の太腿の付け根に光るものを認めて修司は喉を鳴らした。

 

修司の口元が悪辣な弧を描いた瞬間、ゆきかぜが弾かれるように彼の首筋に飛びついた。

 

ズッキューン!

 

「んんっ……!」

 

思いがけない力で唇を塞がれ、修司はバランスを崩しそうになる。ゆきかぜの舌が侵入し、容赦なく彼の口内を蹂躙した。十秒近く続いた強引なキスの後、ようやく解放された修司は咳き込みながらも彼女を睨みつけた。

 

「ゆきかぜ!」

 

「シュージ。アンタまた悪い顔をしてるわよ」彼女は濡れた唇を舐めながら冷たく言った。「あの子のこと……自分の所有物にしたいって考えてたでしょ?」

 

図星を突かれ修司は言葉に詰まった。確かに一瞬「この娘も俺専用にしてしまえば」と考えたことは否定できない。

 

「ごめん……つい」修司が素直に謝ると、ゆきかぜは満足そうに微笑んだ。

 

「わかってるならいいの。でもあの子を傷つけたりしないでよね」

 

その会話を不安げに聞いていたまりに、ゆきかぜが振り返った。「大丈夫よ。まり。シュージは意外と優しいんだから……」

 

「悪いな。篠原⋯少し暴走しそうになった」

 

「まり」

 

「え?」

 

「私の名前……篠原じゃなくてまりって呼んでください」

 

顔を真っ赤に染めたまりが小さな声で懇願する。修司はゆきかぜと顔を見合わせると小さくため息をついた。

 

「分かった。まり……これからよろしくな」

 

「はいっ!」

 

「どうされたい?」

 

修司の囁きにまりは蚊の鳴くような声で答えた。

 

「胸⋯胸を⋯」

 

彼の指が制服越しにゆっくりと膨らみを捉える。ブラのカップ越しでも分かる柔らかな感触に修司は思わず喉を鳴らした。アサギやさくらと比較しても見劣りしない豊かなボリュームが彼の掌の中で形を変える。

 

「んっ⋯⋯あぁっ⋯⋯」

 

まりの吐息が次第に荒くなり始めた。制服の生地が彼女の汗で湿り始める。修司が親指の腹で乳首のあたりを優しく撫でると、

 

「ひゃうっ!」

 

彼女は電気ショックを受けたように体を弓なりに反らせた。

 

「やだ⋯服の上からなのに⋯こんなの初めて⋯」

 

ゆきかぜの視線を感じて修司が振り返ると、案の定彼女は唇を尖らせてこちらを睨んでいる。その目には明らかな不満と嫉妬が浮かんでいた。

 

「ちょっと待てよ。今度はお前の番だぞ」

 

修司がまりの胸から手を離すと、彼女は物欲しそうな目で彼を見上げた。制服のリボンが解けかけたまま呼吸を整えようとする姿はあまりにも扇情的だ。

 

「ずるい⋯」

 

ゆきかぜが小さく呟いた。修司は苦笑しながら彼女に近づき、

 

「お前も同じことしてやるから安心しろよ」

 

そう言って彼女の頬に軽くキスをした。しかしゆきかぜは納得していない様子で、

 

「そういう問題じゃないの。今日は私の日なんだから⋯」

 

「まったく⋯⋯」

 

修司が呆れたような溜息をつくと、ゆきかぜの瞳に挑発的な光が宿った。彼が彼女の制服のボタンに指をかけると、彼女は背筋を伸ばして協力の意思を示す。一枚ずつ布が剥がれていくにつれて、ゆきかぜの頬に恥じらいの色が浮かんだ。

 

「黄色なんて珍しいな」

 

彼女のブラジャーを外しながら修司が言う。レモンイエローの布地が滑り落ちると同時に、形の良い乳房と桜色の乳首が露わになった。

 

「新しいの買ってきたの⋯似合うでしょう?」

 

まりが見ている前で堂々と振る舞うゆきかぜの態度には一種の矜持が感じられる。修司が左の乳首に吸い付くと、

 

「んっ⋯!」

 

彼女の腰がピクリと反応した。右手の指先で右側を転がすように刺激すると、すぐに硬く尖ってくる。

 

「いつもより感じてるな⋯⋯」

 

「だってぇ⋯♡」

 

ゆきかぜが熱に浮かされたように呟き、視線をまりの方へ向ける。二人の女性の間に火花のような緊張感が走った。まりはスカートの裾を握りしめたまま、複雑な表情で見つめている。

 

ゆきかぜの体が小刻みに震え始めた。修司の舌が乳輪を這い、時折乳首を挟み込むように刺激すると—

 

「ひゃあっ⋯⋯んんっ!」

 

彼女の声がトイレ内に響く。絶頂を迎えたゆきかぜの体が弛緩し、壁に体重を預けた。汗ばんだ肌が蛍光灯の光を受けて艶めかしく光る。

 

「見られてるだけでイくなんて⋯お前相当興奮してるな」

 

修司が額の汗を拭いながら言うと、ゆきかぜは蕩けた表情のまままりを見た。

 

「まり⋯どう?私の方が気持ち良さそう?」

 

その挑発的な問いかけにまりの顔が一瞬で真っ赤になる。彼女は震える手でスカートのファスナーを下ろし、床に落とした。続いてブラウスのボタンを外していく動作には迷いがない。

 

「私も⋯⋯お願いします!」

 

思いがけない強い口調に修司も驚いた。普段の控えめな性格からは想像できない積極性だ。まりのブラジャーが床に落ちると同時に、ゆきかぜよりも遥かに大きな胸が弾むように現れた。

 

「んんっ⋯⋯ぁあっ!」

 

修司の指がまりの胸を包み込んだ途端、彼女の喉から甘い声が溢れた。柔らかな感触に満足げな笑みを浮かべた修司だったが、次の瞬間—悪魔のような閃きが彼の頭をよぎる。

 

「ゆきかぜ……」

 

囁くような命令にゆきかぜは即座に反応した。彼女の表情に嗜虐的な笑みが広がる。

 

「ちょっ……ゆきかぜさん!?痛っ!」

 

二つの唇が同時にまりの胸に襲いかかった。修司の舌は優しく乳首を転がすが、ゆきかぜは容赦なく吸い上げ、歯を立てた。

 

「いっ!あああっ!」

 

まりの悲鳴がトイレ内に響く。一方の胸からは優しい快感が、もう一方からは鋭い痛みが—相反する感覚に彼女の体が激しく波打った。

 

「やめてください!痛い……っ!」

 

抗議の声を上げるまりを無視してゆきかぜは更に力を込める。皮膚が引っ張られ、歯形が残るほど強く。

 

まりの体が弓なりに反り返り、短い絶頂の後で脱力した。息を荒げる彼女の視線の先で、修司とゆきかぜが衣服を脱ぎ捨てる。

 

「これが男の人の……」

 

小さな呟きとともに露わになった男性器にまりの視線が釘付けになった。モザイクのない現実の肉塊が目の前に屹立している。

 

「熱くて硬くて……大きい……」

 

言葉通りの率直な感想に修司が満足げな笑みを浮かべる。ゆきかぜが無言で頷いた。

 

「わかるよね?この硬さも温度も」

 

まりは恐る恐る手を伸ばし、指先で触れた。脈打つ血管の感触に彼女の喉が鳴る。

 

「胸で……してみますね」

 

勇気を振り絞って胸を寄せ上げたまりだったが、乾いた皮膚との摩擦に修司が小さく呻いた。

 

「もっと濡らさないとダメよ」

 

ゆきかぜが躊躇なく顔を近づけ、舌を伸ばす。唾液を絡める音が静かな個室に響いた。

 

「ほら、こうすれば滑りやすくなるでしょ?」

 

二人のクラスメイトは敵対しながらも驚くほど効率的に修司の欲望を満たそうとしていた。

 

まりの爆乳は確かに巨乳だが、それでもなお溢れ出る男性器を胸の谷間に押し込めながら奉仕を続ける。彼女の小さな舌が亀頭を舐める音が響く。

 

「もっと強く挟んで」

 

修司の指示にまりは顔を赤らめながら乳房に力を込めた。汗と体液が混ざり合い、艶めかしい音がトイレ内に響く。

 

「んっ……こうですか?」

 

懸命に奉仕するまりの背後でゆきかぜが忍び寄る影のように動き出した。修司が警戒する間もなく——

 

「アンタってここが弱いんですって?」

 

突然の質問とともにゆきかぜの指が修司の臀部を掴み、抵抗する間もなく彼女の温かい舌先が肛門周辺を這った。

 

「うおっ!」

 

予期せぬ刺激に修司の腰が反射的に前に突き出される。まりの唇は大きく開いていたが、準備ができていなかった口内に突然の衝撃が走る。

 

「んぐぅっ!」

 

喉奥まで一気に侵入されたまりの目が見開かれる。苦しそうな呻き声とともに涙が頬を伝った。だが同時に——

 

「すごい……締まる」

 

予期せぬ快感に修司の顔が歪んだ。苦痛と快楽の混ざった表情に、ゆきかぜは満足げな笑みを浮かべる。

 

「おっと……危ない」

 

ゆきかぜの舌が肛門から離れると同時に、彼女の手が睾丸を柔らかく包み込む。優しく揉みほぐされる感触に修司の背筋が震えた。

 

「うおおっ!」

 

二重の刺激に耐えきれず、修司の腰が激しく痙攣した。まりの口内で熱い液体が炸裂する。突然の圧力にまりの目が見開かれる。

 

「んっ……!」

 

口いっぱいに広がる粘り気のある精液にまりは窒息しそうになりながらも必死に堪えたが——限界を超えて吐き出してしまった。白濁した液体が胸の谷間に溜まり、汗と混ざり合う。

 

「あ……ごめんなさい……」

 

謝るまりの前にゆきかぜが顔を近づけた。彼女は躊躇なくまりの谷間に溜まった精液を吸い取り始める。

 

「ちょっと!何やってるの?」

 

「もったいないでしょ」

 

平然と言い放ちながらも、彼女の目には確かな嫉妬の色が浮かんでいた。

 

「青臭くて美味しくないのに……やめられない」

 

まりが驚いたように見上げる中、ゆきかぜは胸の間の精液をすすり終えると今度はまりの口元を舐め取った。修司の残滓を完璧に清めた後で彼女は振り返り、

 

「続きはどうする?」

 

挑発的な眼差しで二人を見比べる。まりの瞳に怯えと期待が混ざり合い、修司は複雑な表情で溜息をついた。

 

「選ぶのはお前じゃなくてまりだろ?」

 

修司が指摘するとまりは顔を真っ赤に染めながらも、

 

「私も……欲しいです」

 

小さな声で訴えた。三人の欲望が新たな局面を迎えようとしている。

 

「自分で開いてみて」

 

修司の静かな声に従い、まりは震える指で脚を開いた。シートの上に仰向けになった彼女の表情は羞恥と期待が入り混じっている。

 

「きれいだな」

 

修司が指を秘部に滑り込ませると、まりの喉から小さな悲鳴が漏れた。丁寧な愛撫が続く中、ゆきかぜの手がまりの胸へと伸びる。

 

「こんなに優しく扱ってもらえるなんて……」

 

ゆきかぜの指先に力が籠もる。乳房を握りつぶすような強さにまりが痛みを訴えかけると、ゆきかぜは一瞬手を緩めたがすぐに別の方法で攻め始めた。

 

「私だったらもっと乱暴にするけどね」

 

挑発するような言葉とは裏腹に、ゆきかぜの目には嫉妬の炎が燃えている。修司の慈しむような指使いを眺めながら彼女は唇を噛んだ。

 

「んっ……修司くんの指……すごく気持ちいい……」

 

まりが素直に感想を漏らすと、ゆきかぜの手がさらに強く胸を握った。

 

「痛っ!ゆきかぜちゃ……」

 

「黙って感じてなさいよ」

 

辛辣な言葉と同時に修司の指が核心に触れた瞬間—まりの体が弓なりに跳ねた。

 

「あっ!そこっ!ダメェ……!」

修司の動きが速くなる。ゆきかぜは悔しさを滲ませながらも、友人の絶頂への過程を注視していた。彼女の中には複雑な感情が渦巻いている。

 

「ひゃう!」

 

ゆきかぜの叫び声が狭い個室に響いた。まりの膣内を丁寧に解していた修司の左手とは対照的に、右手が彼女の背後から伸びている。

 

「ちょっ……修司くん!?」

 

まりの困惑した声を無視して修司は両手の動きを加速させる。指の甲でゆきかぜの秘部を上下に激しく擦りながら、同時進行でまりの内部を優しく探索している。

 

「シュ……シュージぃ♡」

 

ゆきかぜの声は徐々に甘く蕩け始めた。腰をくねらせながらも逃れようとしない彼女の姿に、修司の目が鋭く細められる。

 

「ゆきかぜ……お仕置きだ」

 

その一言とともに修司の中指が素早く動き、ゆきかぜの最も敏感な部分—クリトリス—を押しつぶした。

 

「ひぎぃっ♡」

 

突然の強い刺激にゆきかぜの全身が硬直する。膝立ちのまま体を大きく仰け反らせ、シートの上で潮を吹いた。透明な液体がシートを濡らす光景に、まりは目を見開いて見入ってしまった。

 

「ほら……ちゃんと感じられたな」

 

修司の冷静な声にゆきかぜの肩が震える。絶頂の余韻に浸りながらも彼女は誇らしげな表情を浮かべていた。

 

「当然……でしょ……私を誰だと思ってるの」

 

弱々しい声ながらも生意気な態度を保とうとするゆきかぜに、修司は満足げに微笑んだ。二人の関係性が垣間見える瞬間だった。

 

「さてと……」

 

修司が体勢を整えながら呟く。まりは震える目で彼の動きを見つめていた。指での前戯で十分に濡れた彼女の秘部が修司の陰茎の先端に触れる。

 

「大丈夫か?怖くなったら言えよ」

 

修司の優しい問いかけにまりは小さく頷いた。シートの上で足をM字に開いた彼女の体が緊張で強張る。ゆきかぜは少し離れた位置で膝を抱え、複雑な表情で見守っていた。

 

「行くぞ」

 

宣言と同時に修司がゆっくりと腰を進めた。濡れた肉襞が硬い男性器に押し分けられ、まりの眉間に浅い皺が寄る。

 

「っ……」

 

僅かな痛みに彼女が息を呑む。修司は動きを止めて彼女の顔を覗き込んだ。

 

「痛いか?」

 

「少しだけ……でも大丈夫」

 

健気に答えるまりの頭を修司が優しく撫でる。再び慎重に腰を進めると、抵抗が増した。まりの目から涙が零れる。

 

「初めてだから仕方ない」

 

修司の言葉と共に最後の一押し。破瓜の血がシートに滲んだが、予想よりも痛みは少なく、まりは深く息を吸った。

 

「入ったよ……全部」

 

結合部を確認する修司の横で、ゆきかぜが唇を噛み締めている。

 

「少し馴染むまで待つか」

 

修司がまりの中に深く収まったまま動かない。まりの膣壁が徐々に広がっていく感覚に彼女は深い息を吐いた。その静寂を破るようにゆきかぜが声を上げる。

 

「ねえ……私も混ぜてよ」

 

修司は躊躇したが、ゆきかぜの熱い視線に負けた。彼女を呼び寄せると、まりの身体の上に四つん這いになるよう指示する。まりの顔の横にゆきかぜの胸とまりの胸、二人の少女の肌が直接触れ合った。

 

「何これ……重いんですけど」

 

まりの不満を無視して修司の指がゆきかぜの秘部へと伸びる。すでに潤んだ割れ目を左右に開き、露出したクリトリスを優しく擦るとゆきかぜの腰が震えた。

 

「んっ……あぁ……そこ……」

 

彼女の反応を見ながら修司はもう一方の手で膣内へと侵入する。二本の指を交互に動かすと、ゆきかぜの声が次第に大きくなっていった。

 

「ねぇ……あなたも参加しなさいよ」

 

挑発するような口調でゆきかぜが言うと、まりは躊躇いながらも手を伸ばした。ゆきかぜの乳首を指先で摘まみ——

 

「お返し……です!」

 

予想以上に強い力で捻り上げられた瞬間、ゆきかぜの全身が硬直した。

 

「痛い!やめてぇ!」

 

彼女の絶叫がトイレ内に響く。快感ではなく明らかな苦痛によるものだと察した修司が慌てて介入し、まりの腕を掴んで引き離した。

 

「やり過ぎだ。乳首が取れたらどうするんだ」

修司の指摘にまりは驚いたように自分の手を見つめた。ゆきかぜは安堵のため息をついてから痛む箇所を保護するように手を当てた。

 

「ごめんなさい……」

 

まりの震える声にゆきかぜは痛みを堪えながら小さく頷いた。

 

「私も……言い方が悪かったわ」

 

和解の気配に修司は安堵の表情を浮かべたが、ゆきかぜの乳首が赤く腫れていることに気づくと心配そうに眉を寄せた。

 

「舐めれば少しは痛みも治まるか?」

 

修司の提案にゆきかぜは一瞬躊躇したが、痛みから解放されたい気持ちが勝った。修司が彼女の胸元に顔を寄せ、濡れた舌先で敏感な突起に触れた瞬間—

 

「んっ……!」

 

ゆきかぜの体がビクッと震える。痛みと快感が混ざり合った複雑な感覚が彼女を包み込んだ。修司は腫れた部分を避けるように周囲を丹念になぞり、時折優しく吸い上げる。

 

「あっ……やっ……んっ……」

 

悶えるゆきかぜを見つめるまりの目には複雑な感情が宿っていた。自分も修司と繋がったまま放置されているという事実と、友人が味わう快楽への嫉妬心。

 

「ゆきかぜ……まりのことも忘れるなよ」

 

修司の忠告にゆきかぜはハッとしたようにまりを見下ろした。まりは上半身を起こし、ゆきかぜの痛みに気づかず強くつねってしまった罪悪感と、修司が自分以外の女性に集中していることへの不満が入り混じった表情をしている。

 

「ごめんなさい……でも……」

 

まりの言葉が途切れた瞬間、修司がゆきかぜの乳首から口を離し、二人の顔を交互に見比べた。

 

「お前たち二人とも大事なんだ。だから焦らず楽しもうぜ」

 

修司の言葉に二人の少女の頬が紅潮する。ゆきかぜの乳首はまだ赤いままだが、修司の愛情表現のおかげで痛みは和らいでいた。まりの膣内にある修司の存在感も変わらずそこにあり、彼女もまた満足げな表情を見せ始めていた。

 

「そろそろ動くか」

 

修司がまりの腰に手を添えた瞬間、彼女が恥ずかしそうに顔を伏せた。

 

「あの……騎乗位にしてもらえませんか?」

 

予想外の提案に修司は一瞬驚いたが、すぐに微笑んだ。

 

「いいぞ」

 

結合したまま体勢を変え、修司がシートに仰向けになるとまりがゆっくりと跨った。熱い膣壁が男性器を包み込む感覚に修司が唸る。

 

「んっ……自分で動くのが恥ずかしいけど……」

 

まりが腰を上下させ始めると同時に、ゆきかぜが修司の顔の上に跨った。彼女の秘部が修司の鼻先に押し付けられる。

 

「アンタも混ぜてあげるわよ」

 

挑発的な言葉と共にゆきかぜが腰を落とすと、修司の指が彼女の膣内へと侵入した。突然—

 

「んっ……!?」

 

驚きの声が上がる。ゆきかぜの顔からまりへと視線が移ると、二人の顔が至近距離で向き合っていた。そのまま自然と唇が重なる。

 

「ゆ……きかぜ……ちゃん……」

 

最初は戸惑っていたまりも、ゆきかぜの舌が侵入してくるとそれに応じるように舌を絡め始めた。修司の上で二人の少女のレズキスが始まる光景に、彼の雄としての本能が刺激される。

 

(ヤバい……これは予想外だ)

 

二人の官能的な接吻を前に修司の欲望が高まっていく。彼はまりの腰の動きに合わせるように下から突き上げると同時に、顔面に乗ったゆきかぜの秘部に向かって舌を伸ばした。

 

「ひゃあっ!」

 

鋭い悲鳴と共にゆきかぜの腰が震える。修司の舌先がクリトリスを狙い撃ち、円を描くように舐め回すと彼女の体が反応して大きく揺れた。その振動がまりにも伝わり—

 

「んっ……あっ……ゆきかぜちゃん……動かないで……」

 

言葉とは裏腹にまりの膣が締まる。修司はさらに大胆に舌を使った。ゆきかぜの蜜壺に舌を挿入し、内部を掻き回すように動かすと—

 

「あぁっ!やめ……それ……すご……い…!」

 

ゆきかぜの喘ぎが激しくなり、彼女の指がまりの髪を掴んだ。二人の唇はなおも重なり合い、唾液が糸を引く。修司は目の前で行われる背徳的な接吻と自らの与える快楽に酔いしれながら—さらに激しく舌でゆきかぜを責め続けた。

 

「そろそろ……射精すぞ」

 

修司の低い囁きにまりの体が震えた。彼が腰と舌の動きを加速させる。ゆきかぜの膣内を掻き回す指の動きと、クリトリスを狙う舌の軌道が同調し—

 

「ひゃあああっ!」

 

「んっ……ああっ!」

 

「くっ……!」

 

三人の絶頂が重なる瞬間。まりの膣が激しく収縮し、修司の放出を受け止める。同時にゆきかぜが背中を反らせて大量の潮を吹き、それが修司の顔に降り注ぐ。

 

「はぁ……はぁ……」

 

まりは力尽きたように修司の胸板とゆきかぜの腹部に倒れ込んだ。結合部からは彼女の初体験の証が混ざった愛液が滴り落ちている。修司がまりを優しく支えながら自身を引き抜くと—

 

「私が……綺麗にします」

 

驚くべき申し出と共にまりが起き上がった。その瞳には先程までの初心な輝きはなく、代わりに獣じみた欲望が宿っている。彼女は躊躇なく口を開け、精液と血と愛液が混ざった修司の陰茎を深く咥えた。

 

「ん……れろ……」

 

舌全体を使って丁寧に汚れを拭い去る動作は「掃除」というより明らかに奉仕そのもの。まりの頭が前後に動くたびに唾液と残滓が絡まり合い、淫靡な音を立てた。修司のものは既に硬度を取り戻しつつある。

「修司くん……」

 

まりが顔を上げ、妖艶な微笑みを浮かべる。その横でゆきかぜが疲労困憊しながらも好奇心に満ちた視線を送っている。

 

「次は……ゆきかぜちゃんに……」

 

まりの言葉にゆきかぜの喉が鳴った。三人の秘密の花園に新しい秩序が生まれようとしていた。

 

「背面駅弁でお願い」

 

ゆきかぜの要求に修司は苦笑した。彼女の腰を掴み、勃起したままの陰茎に導く。背面駅弁—相手の身体を持ち上げて立ったまま挿入する体位は、見学者にとって全てが露わになる残酷さがある。

 

「いくぞ」

 

修司が一気に腰を突き上げると—

 

「ああっ!」

 

ゆきかぜの背中が反り返る。結合部が完全に曝け出され、まりの眼前に晒された。ゆきかぜは羞恥心より高揚感が勝っているのか、腰をさらに押し付けてくる。

 

「見て♡私♡本当は変態なの♡こうやって見られてると感じちゃう変態女なの♡」

 

彼女が自らの両手で秘部を開き、まりに向けて挿入された男性器を誇示する。修司の動きに合わせてゆきかぜの膣壁が蠢く様まで丸見えだ。

 

「すごい……本当に全部見える……」

 

まりの声には恐怖より好奇心が混ざっていた。彼女は床に座り込み、ゆきかぜの局部を見上げる格好になる。

 

「私も変態なのかな♡」

 

突然の告白に二人が驚いて振り向く。

 

「ご奉仕したいって欲求が凄くって♡修司くんに……ゆきかぜちゃんに……喜んでもらいたいって……」

 

まりはそう言いながら恐る恐る手を伸ばし、ゆきかぜの股間へと近づいた。そして躊躇することなく舌を伸ばし—

 

「ひゃあっ!」

 

ゆきかぜが叫び声を上げる。まりの舌先がクリトリスを捕らえ、敏感な粒を円を描くように舐め始めたのだ。修司の動きに合わせて揺れる秘所に執拗に舌を使うまりの目は異様な輝きを放っている。

 

「まり……それはちょっと……」

 

ゆきかぜの抗議は途中で嬌声に変わる。

 

「すごい……二人一緒にされてるみたい……♡」

 

修司は二人の変化を見下ろしながら腰の動きを加速させた。後ろから貫かれ、正面では友人に奉仕されるゆきかぜ。その奇妙な三角関係の中で三人それぞれの変態性が共鳴し合い始めていた。

 

「射精すぞ!」

 

修司の宣言と共にゆきかぜの内壁が収縮する。搾り取るような動きに応え、熱い奔流が彼女の最深部へと注ぎ込まれた。

 

「あああっ!」

 

ゆきかぜの絶頂が全身を貫く。足の指先が反り返り、背中が弓なりに反った。結合部からは白濁した液体が溢れ出し—

 

「もったいない……」

 

まりが素早く顔を近づける。滴り落ちる精液を唇で受け止め、舌で舐め取り始めた。ゆきかぜの太腿を伝うそれを追いかけるように舌を這わせる姿はまるで飢えた野獣のようだ。

 

「ふふっ……まりったらそんなに好きなの?」

 

息を切らしながらもゆきかぜが冗談めかして尋ねると—

 

「だって……修司くんのだから……♡」

 

純粋な答えに修司が照れくさそうに目を逸らす。

 

ゆきかぜは絶頂直後のぼんやりとした意識の中で思った。

 

(こんな風にみんなで……変態みたいなプレイも……実は好きかもぉ♡)

 

修司が彼女から陰茎を引き抜くと、まりがすぐに飛びついた。精液と愛液で汚れたそれを大切そうに口に含み始める。

 

「まり……貴女もなかなか才能あるじゃない」

 

ゆきかぜが彼女の髪を撫でると、まりは嬉しそうに微笑んだ。

修司は二人の様子を見ながら考える。

 

(こいつら……普通のセックスじゃ物足りなくなるかもしれないな……)

 

三人の新たな扉が開かれようとしていた。

 

(まあ今さらか……)

 

修司は窓の外を眺めながら考えた。昨日の狂乱を思い返しても後悔はない。むしろまりの意外な一面を知って興奮さえ覚える自分がいた。

 

その翌日

 

「おい修司!重大ニュースだぞ!」

 

教室に入ると山田が飛びついてきた。

 

「なんだよ急に」

 

「聞いて驚くなよ!あの新任の事務員七海建人さんが八津先生と上月さんの二人と付き合ってるらしいんだ!」

 

七海建人。修司の脳裏に瞬時に記憶が蘇る。一ヶ月前に赴任してきた事務員。常に白色のスーツに身を包み、金髪と特徴的なグラサンが異彩を放つ。

 

「馬鹿言うなよ。あの人そんなタイプじゃないだろ」

 

「見た奴がいるんだよ!朝、上月さんの店から七海さんが出てきたって!」

 

上月佐那。この街では有名な居酒屋『さな』の美人店主だ。八津紫は男子生徒から絶大な人気を誇る国語教師。二人との同時交際となれば確かに話題にはなる。

 

「そんなわけないって……」

 

修司は否定しながらも昨夜の出来事が頭をよぎる。あの変態的な行為をゆきかぜとまりと共有した直後に聞くには刺激が強すぎる話だった。

 

---

 

放課後、偶然七海と廊下ですれ違った。

 

 

「七海さん。何があったんですか?」

 

修司が呼び止めると七海は足を止めた。廊下に漂う緊張感。

 

「公賀くん」

 

七海がグラサンを掛け直す。レンズの奥の目は読み取れない。

 

「この世には二種類の人間しかいません」

 

「……なんですか?」

 

「酒に強い人間と……弱い人間です」

 

「それと今回のことと関係が?」

 

七海の口元がかすかに緩む。それは笑みなのか諦めなのか判断できない。

 

「酒は飲んでも飲まれるな!!」

 

突然の大声に周囲の生徒たちが振り向いた。七海は背筋を正し、

 

「上月さんの店で飲みすぎて記憶を失いました。気がつけば八津先生と上月さんも隣に寝ていました。お互い何も覚えていないそうです」

 

シンプルすぎる説明に修司は思わず天井を見上げた。

 

「つまり……何もなかったと?」

 

「……我々が覚えている限りでは」

 

含みのある言い方に修司はため息をついた。噂というものがどれだけ簡単に広まるか思い知らされる。

 

「わかりました。これ以上詮索しません」

 

七海は感謝するように小さく頷くと去っていった。背中越しに聞こえる声。

 

「若い君にはわからないかもしれませんね。酒の魔力というのは……」

 

そこから先は消えかけていたが修司には充分だった。彼もまた昨晩の"酒"ならぬ"狂乱"を思い返し、共感に似た何かを感じていた。

 

 




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