読み込んでいるわけでもないので何か原作との齟齬などが生まれるかもしれませんが、すべてを書き直さなくていいレベルなら教えていただけると幸いです(直すかはわかりません)。
烏鷺が乙骨に犯されているイラストを見て烏鷺×乙骨のr18を書きたいと思いまして、pixivかXでみた「仙台結界組で家族ごっこをしないといけない部屋」みたいなのを見て閃きました。
衝動的に書いたものなので、単話にするつもりだったのですが、想像以上に長くなってしまったので分けて投稿します。そして見やすいようにシリーズとして出します。長編ではないです。
仙台結界での戦闘が終了した後、気づけば烏鷺と乙骨の2人は部屋の中にいた。
「ここは…部屋?」
「(おかしい…確かにさっきまで仙台結界内を歩いていたはず。攻撃された覚えはないし、気配も感じなかった。)」
思い出せる範囲の最近の記憶を探ってみても戦闘の影響でボロボロになった仙台の街を歩いていた記憶しかなく、転移させられる直前の覚えがない。直前の記憶を消されている可能性などを乙骨が考え込んでいると
「ぉぃ…おい! 藤原!」
となりで自分(藤原ではない)を呼ぶ声に気がつく。
「…烏鷺さん?」
「やっと気づいたか。これだから藤原の人間は」
どうやら自分だけではなく烏鷺もここに連れてこられていたようだ。藤原の人間がどうのこうのと言っているのを無視して部屋の周りを見渡す。
「(石流さんはいないみたいだ…)」
自分と烏鷺がいることで仙台結界にいた人間だけが集められたのかとも考えたが、自分と烏鷺以外には呪術師も一般人もおらず、二人だけであった。
「どうやらここにいるのは僕と烏鷺さんだけみたいですね」
「なにが悲しくて藤原おまえなんかと二人きりにならないといけないんだ」
ただ状況を話しただけで棘のある言葉が返って来る。
仙台結界の時も特に身に覚えがないのに目の敵にされていたため、この状況はあまりよくない。下手をすれば殺し合いに発展するかもしれないからだ。
「…扉があるみたいですし出られるかやってみましょうか」
窓はなかったが、ドアはある。出口のない密室ではないらしい。部屋自体はそれなりの広さがあり、家具も小さめの冷蔵庫(冷凍庫付き)と電子レンジにダブルサイズのベッドがあった。浴槽付きのシャワー室(なぜか壁は透けている)に別でトイレがあった。
ドアノブを握り押してみたがドアは開かなかった。引いてみても同様であり、引き戸の可能性を考えて試したが結果は変わらなかった。
「(呪力で強化した僕の力でも開けられない。ただの部屋ではないと思ってたけど…恐らくは術式かそれに伴う結界術か…)」
「何ちんたらしてんの藤原!」
「ドアが開きません。呪力で強化した力でも開けられそうにないです」
一向に開かない扉と開けられない乙骨に痺れを切らした烏鷺。
「開かないなら壊せばいいでしょ!」
乙骨を押しのけ空の面を割ろうとすると…
「(面を割れない⁈)」
空の面を割るために振りかぶった拳は空を切った。何度か試してみたがその拳が空の面を捉えることはなかった。
術式を封じられているかと思いきや空の面自体は掴むことができた。自身の秘部も歪みによって隠されている。
「烏鷺さん少し下がって。壊せリカ」
「はぁい」
リカの腕だけが顕現し、扉に殴りかかった。しかし、腕は寸のところで止まり、扉に到達することはなった。
乙骨自身が扉ではなく壁を狙い 拳を振るったが、こちらも同様。壁に到達することなく止まった。
「(まるで五条先生の無限みたいだ。…けど触ることはできたし、現に壁にも触れられている。烏鷺さんが空の面を割れなかったことを考えると、おそらく部屋に対しての攻撃ができなくなっている)」
「ふんっ。出しゃばった割に何もできてないじゃない。あと気安く触るな」
リカに扉を攻撃させたとき、位置的に邪魔だったのと反撃などがあった時に巻き込まないために下がらせたのだが、その行為とその時触れられたのが嫌だったようだ。
「すみません。僕の攻撃のせいで烏鷺さんを傷つけたくなかったので…」
「なっ…私の左腕を奪っておきながらよくもぬけぬけと!!」
「あの時は必死でしたし、殺し合いでしたので。でも今は僕と烏鷺さんの殺し合いではないですから…だから僕のせいで傷ついてほしくなかった」
「(こいつ…相変わらず私をムカつかせるわね )」
乙骨の言動にイライラさせられるが、乙骨の言っていることにも一理ある。今はお互いに殺し合う状況ではない。どうやってここから出るかが問題であった。
「おそらく術式、もしくは術式を伴った結界術です。ただ部屋の形をしているので条件を満たせば出られるはず」
「その条件が分からないんでしょうが」
「そうなんですけど…あれ? あの看板 最初からありましたっけ」
少し見上げると扉の上に大きな看板がついておりでかでかと文字が書かれていた。
【烏鷺を孕ませないと出られない部屋】
「は?」
「え?」
あまりの衝撃に二人ともが固まってしまった。数秒後、停止していた思考が動き出した。
「は?なに?どいうこと?」
「…おそらくはあれが扉が開く、ここから脱出できる条件かと……」
「そんなことはわかっている! あれだけ大きくわかりやすいところにあるんだ、縛りの一種だろ。だがその条件がおかしいだろうが藤原ぁ!! 」
「僕に言われても知りませんよ!なんであんな条件なのか理解できないですし」
あまりにもふざけた脱出条件に怒りを露わにし、取り乱す烏鷺。そして八つ当たりされる乙骨。
「(正直、僕も混乱している。脱出条件が意味不明なのはもちろん意図が分からない…こんなことをして、これを仕掛けた術師か呪霊になんの得があるのか…)」
「とりあえず部屋をもう少し詳しく見てみましょう。何か条件の提示と同様に何か見つかるかもですし」
「ちっ…まぁいいわ。それしかやれることはないしね」
「(私を孕ませるという条件は私一人では満たせない。だから乙骨がいるんでしょうね、ムカつくけど。けど、閉じ込めた後にその条件を満たせなくなったら? あいつの生殖能力を奪ったり、あいつを殺したらどうなるのか)」
1.脱出が困難、または不可能になる
2.条件が永久に満たせなくなったことによる条件の無効化
3.条件の変更
「(考えられるのはこの三つ。でもって可能性が高いのは1と3。出られない部屋これ を仕掛けた奴がこちらの動向を把握してるか知らないけど、していなかった場合は1になって詰む可能性がある。)」
ここまで頭のおかしい条件が脱出条件であるため、オートではなく意図して条件を決めている。となると、条件が満たせなくなった場合でも部屋のどこかに隠れていれば未達成になったことを確認し、変更することは可能だろうが、もし部屋の外にいて術者本人ですら中の把握が出来なかったら? 条件は変わらずそのままだろう。
「(仮に2が可能だったとして、片腕であいつを殺せるか? いや、ドルゥヴの術式を模倣している上にもし私の術式も模倣していたら…? 無理ね、勝ち筋が見えない)」
乙骨を殺した場合の脱出の可能性を考えるが自身と相性の悪い術式を模倣している上に部屋という限定された空間、そして自身の術式を模倣されていた場合には片腕で勝つことは不可能だと考え諦めた。
――――――――――――――――――――――――
「(冷蔵庫の中にはペットボトルに入った水とピザなどの食料。冷凍庫には氷とアイスクリーム等が入っていると。本物なのかな?)」
乙骨と烏鷺はそれぞれ扉から左右に分かれて、それぞれ備え付けられた家具や壁などを調べていた。
そして出口とちょうど真反対に位置する壁で烏鷺と乙骨が合流する。
「こっちは大したものはなかったわ。浴室のシャワーは水とお湯両方出るし、トイレも流せば水が溜まった。」
「こっちには食料と水が冷蔵庫にありました。食べておなかが満たされるのかはわからないですけど。それと…その、」
「なによ、隠さずはっきり言いなさいよ」
「えっと…ベッドの近くの引き出しに性行為の際に使うであろう道具が何個か…」
「は?それ伝えて何になるの?」
「(だから言いたくなかったのに…)」
また機嫌が悪くなってしまった烏鷺にげんなりしつつ壁にある看板に目を向ける。
「とりあえずありましたね。手がかり」
部屋のルール
・暴力行為の禁止
・条件を達成するまで扉は開かない
・扉からしか出ることはできない
・条件を達成した後でも部屋から出るかは本人の自由
・中にいる者以外に部屋の中を知ることができない
・部屋の外から中にいる者に干渉はできない
・部屋のなかと外で時間の流れがちがう
・乙骨の一部は必中効果を得る
・烏鷺は子宮に精液を受けると排卵する
・部屋にいる者には媚薬効果が付与される
・時間が経過するごとに媚薬効果が上がっていく
・一定以上媚薬効果が高まると相手にしか欲求を満たせなくなる
「ルールの提示…これも縛りの1つですかね」
「でしょうね」
「(暴力の禁止…部屋を攻撃できないのではなく攻撃行為自体が禁止されていたのか。)」
読み進めていくと最後の三つの項目に目が留まる。
「は?媚薬効果の付与ですって?」
「それに時間経過で効果が高まるということは、効果の上昇に上限がなければ理性を失ったりするのかな。そうであれば、何もしなくてもいずれ本人の意思とは関係なく条件を満たすってことですかね」
「(冷静に言ってみたものの正直マズいな)」
閉じ込められている状況と効果の付与ということから、おそらくこの部屋は必中の領域であり、二人は領域内に引きずり込まれている。
必殺でないことやおそらく術者本人が危害を加えられないこと、そして領域から出るための条件とルールによる脱出の補助によってこの領域は成り立っている。
「(僕も烏鷺さんも戦闘の後で領域を展開するほどの呪力がない。いや、例えあったとしても展開自体が暴力行為に該当する可能性がある)」
脱出条件を満たす以外の領域から出る方法が見つからなかった。
「この部屋、というかこの空間って多分領域よね?」
「そうだと思います。結界に加えて明らかに必中であろう効果の付与がありますから」
「時間経過でどうのってあるけど、それさえ耐えちゃえば領域を維持できなくなって出れるんじゃない?」
「僕も考えたんですけど、おそらくは領域は解かれないです」
「なんで? 必中のみとはいえ長時間の領域の展開はできないでしょ」
「ルールの7個目にあるんですけど、外との時間の流れが違うってありますよね。仮に外の時間方が遅く流れていた場合、ここで何時間経過しても外では数秒しか経過していない可能性があります」
この領域の性質…とういより目的が乙骨と烏鷺を倒すためではなく、閉じ込めて止めておくこと。理由は不明だが、閉じ込めるだけなら規定時間経過を脱出条件にすればいい。なのにわざわざあんな条件にしているのはその条件をさせることが目的だからだろう。
脱出条件を達成させることが目的ならば、先ほど乙骨が言った時間の流れる速度が逆であることはないだろう。
「時間の流れる速度が逆の可能性は?」
「邪魔をされたくないから閉じ込めておくだけなら時間経過を条件にすればいいですから、わざわざこんな条件ってことはこの条件自体が目的の可能性が高いです」
「…………でも、それってあんたの推測よね?」
「そう、ですね」
「実際の時間の流れの違いが判らない以上わずかな差である可能性もあるわけでしょ。私は領域が維持できなくなるまで待つ。襲ってきたら殺すわよ」
「襲いませんよ…僕もあなたとはシたいと思いませんし」
「(相変わらずむかつくことを… )」
「(僕を嫌ってる相手とは僕もシたくないし…)」
――――――――――――――――――――――――
1時間後
烏鷺はベッドに寝転がり乙骨はドア側の隅で座っていた。
念のためお互い離れて過ごしていた。乙骨が隅にいるのは烏鷺が「私がベッドを使うからあんたは反対の隅にいなさい」と言って決まった。
「(なんだか熱くなってきた…媚薬効果か)」
2時間後
領域が解除されることはなく時間だけが過ぎていた。
「(何もしていないのにアソコが濡れてきた…ほんとに最悪な効果)」
媚薬効果で体が火照り、乳首と膣が熱を持ち、少しだけ疼き始めていた。
3時間後
「(ふぅ~~。まずいな、完全に勃起してる…発散したいけど烏鷺さんがいるしな)」
「(触ってないのに愛液は出てくるし、乳首は硬くなるし…くそっ)」
興奮は高まるばかりであるのにお互いを意識するがゆえに発散ができずどんどん欲求が溜まっていく。
4時間後
「(ふぅぅ~~ふぅぅ~~落ち着け落ち着け余計なことは考えるな!)」
乙骨は媚薬効果の高まりにより脳内がピンクに染まり始めていた。具体的に言うと、真希のあんな姿や烏鷺の歪んだ空間に隠されたピンク突起や淫らなワレメさえも妄想してしまっていた。
「(くそっ疼きが止まらない…ちょっといじるだけで気持ちよくなって絶頂イケるのに! あいつがいるせいで!)」
乳首だけでなく陰核もビンビンになっており膣からは愛液があふれ出ていた。そして体が疼いて仕方ないのに処理できないストレスが蓄積されていた。
4時間半後
「(少しだけ、少しだけなら…そうだ声を出さなければ気づかれることはない)」
そぉ~と自身の秘部に手を伸ばし軽く触れる。
くちゅ♡
「んっ♡」
「…烏鷺さん?」
乙骨の声を聴き、ハッとする。声が出てしまっていたと。片腕であるため片手で口を塞ぐこともできないため、左手を奪った乙骨を恨めしく思った
「なんでもない、話しかけるな! 」
「(くそっ何時になったら領域は解けるんだ!)」
発散できないストレスが烏鷺をさらに苛立たせた。
乙骨のイチモツは完全に勃起しており、痛いぐらいに怒張しているペニスでズボンはパンパンに張り詰めていた。つらい状況ではあったが、開放してしまえば抑えが効かなくなることを危惧し、同じ体制のまま何とか性欲を抑えていた。
5時間半後
「(もう我慢できない!そうだ…あんな藤原野郎なんか気にする必要はない!!)」
くちゅっ♡
「んっ ♡」
グチュッ ♡グチュ… ♡ずちゅうぅ… ♡
耐えてきた疼きとそれによるストレスが烏鷺を苛立たせた。全身の神経が発情しているような状態に耐えきれず、烏鷺はベッドの上でおまんこを激しくほじくり返して自分を慰め始めた。
「んっ ♡うっ… ♡ふぅ゛ぅ゛…っ ♡」
「(全然足りない! 一時間前まではこのくらいやれば簡単に絶頂イケ たのに…! ♡)」
ルールの最後の項目の一定以上時間が過ぎたので相手、ここでは乙骨でしか欲求を満たせなくなっていた。
「烏鷺さん…静かにしてくれませんか」
「ああ゛⁈ 」
「僕だって辛いんです。だから黙ってください。犯しますよ?」
普段の乙骨であれば絶対に言わない言葉であり、その顔はいつもの優しい顔でも、強敵と対峙した時の凛々しい顔でもない。そうこちらを狙う肉食獣のような雄の顔をしていた。
高まっていく媚薬効果に対して発散できない性欲、それによって募っていくフラストレーション。それを抑え続けたために乙骨の獣性が顔を出し、与えられたストレスが本来の乙骨を歪ませる。
「ッッ…♡」
きゅうぅぅぅ♡
「(くそっ ♡なんであんな見下すような、こちらをただの牝としか見てないような眼で見られてるのに ♡なんで…なんで感じちゃってるのよ!♡)」
普段であればそんな目で見てくる輩は殺しているが、自慰をしても不足感で絶頂までたどり着けない状態と媚薬効果によって高まった性欲が乙骨にしか満たせない状況がマゾのような快感を生み出していた。
「(どうする…領域は解ける気配がないし、こちらも我慢の限界だ ♡業腹だが、背に腹は替えられない…!)」
乙骨の言っていた仮説は正しかったのだろう。事実 5時間以上たった今でも領域は解除されず、出られていない。
藤原の人間と性交など本来なら死んでも嫌だが、この状況では恨みや嫌悪よりも体の疼きを止めて肉欲が満たすことが最優先になっていた。
「(藤原の子なんぞ孕みたくないが…仕方ない )」
「藤原ぁ!あんたもそろそろ限界でしょ、あんたの処理手伝ってあげるからあんたも手伝いな!」
痺れを切らした烏鷺が部屋の隅に安座で縮こまっている乙骨に声をかけた。
壁の方に向いていた顔がゆっくりと烏鷺に向けられる。
きゅうぅぅ~~っ♡
「(んっ♡くそっ!またあの目だ ♡見られただけなのに軽く絶頂イっ た ♡)」
「烏鷺さんの言った通り、僕も限界です。だから…処理だけでは済みませんよ?」
「んっ ♡わかってる ♡どうせ出るためには条件を達成するしかないんだ、仕方ないから孕んでやる ♡」
「…僕のこと嫌いなのにですか?」
「ああ嫌いさ大嫌いだ ♡言っただろ仕方なくだ!」
「嫌いな人の子供を孕むんですよ?」
「仕方なくだっていっただろ! それにここから出るには孕むまで、べつに産むわけじゃないしね」
「…どういうことですか?」
「あーもう細かいことを 嫌いな奴の子供なんて産むわけないでしょ 中絶よ中絶、それに今の時代でも着床したとしても受精卵は命としてカウントされないんでしょ? あんたも気負わなくてなくていいじゃない」
「………」
乙骨は烏鷺との価値観の違いを目の当たりにしていた。現代でも烏鷺と同じ考えの人はいるだろうから時代のせいではない。
「もういいでしょ 早くこっち来て―」
「すみません、僕にはできないです」
「はぁ⁈あんたさっき自分で限界とか言ってたじゃない! 」
「科学的には命ではないのかもしれませんが、僕には受け入れられません。だから烏鷺さんと性行為はできません」
そもそも嫌いな人の子供など産みたいとは思はないのが当たり前だ。烏鷺が間違っているわけではない。しかし、死なせてしまう前提で赤ちゃん、いや受精卵はまだ人ではないかもしれないが、それでもその前提で孕ませることなどできなかった。
「(そうだった…こいつ、『何で自分なんかのためにそこまでするんですか?』って心底理解できないみたいな顔で言うやつだったわ これは裏をかえせば、“他人のためならそこまでできる”。こいつの場合は【そこまで】を普通にするのだろう)」
あの苛烈を極めていた仙台結界内で一般人を助けていたほどだ。どうせポイントを欲しがったのも他人のためなのだろう。そして、その他人のために殺し合った敵の傷を治すのだ。お人好しなんてレベルではないのだろう。
「(普通ならどうでもいいけど、今は私もその他人の中に入れなさいよ いや、一応はいってはいるのか? 私はあいつが嫌いと言ったし孕むのも仕方なくとも言った。そうなると私のために性行為をしないってことになる…のか?)」
納得しかけたが、今の自分は(ルールのせいで仕方なく)乙骨を求めているのだから応えてもらわなければ私(他人の)ためにならないだろう と内心で怒りながらも体の疼きは止まらずストレスが溜まっていくばかりである。
「あーもう わかったわよ! 産んでやる 産んでやるから私とセックスしなさい! ♡」
「…保証はないですよね?」
「縛りでもなんでもすればいいでしょ! こっちは限界なのよ! ♡」
「分かりました」
烏鷺に孕んだ子供、胚をお腹で育て元気に産む縛りを結ばせた。
「(最低だ…普段なら自分を嫌ってる相手にこんなことをしないのに。縛りを結ばせて安心している自分がいる。孕んだ子供が生れることではなく、やっと烏鷺さんとセックスできることに…)」
烏鷺をこれから孕ませること、その子供を産ませる縛りを結ばせたことに興奮を覚えていることが分かってしまった。