シャルティアになった私はモモンガ様とイチャラブエロする 作:カルマ値 中立
「アインズ様」
二人が進んでいると、石造りの古い霊廟が見え、ローブ姿の者たちが低く響く詠唱し、その中心にカジットがいた
「カジット様、来ました」
「(はい。馬鹿確定。名前は情報で知っていたが、まさか初手から名前を言ってくれるとは)」
心の中でそう思うアインズ
「やあ、よい夜だな……カジット」
「けっ」
「つまらない儀式をするには、もったいなくないか?」
「ふん…儀式に適した夜か否かはわしが決めることよ。それよりお主はいったい、何者……っ!?」
するとカジットはシャルティアを見て驚く
「お主は!!」
「お久しぶりですね……ゴミムシ」
「依頼を受けた冒険者でね。ある少年を探しているんだ……名前は言わなくてもわかるだろう?」
その言葉に警戒を強めるカジット達
「それともう一人いるはずだ!出てきたらどうだ!?それとも私たちが怖くて隠れているのか」
「ふふ~ん」
霊廟の柱の陰から、クレマンティーヌが姿を現す
「わざわざくるなんてね……っ!?」
クレマンティーヌはシャルティアに気付く
「また会いましたね……ミノムシ」
「わざわざ殺されにきたのね」
狂気の笑みを浮かべる
「今度こそ殺してあげる」
「よく吠えるゴミですね……私に傷をつけることなく無様に逃げたのに」
「あの時は、あの子を攫うことが目的だったの。だから本気じゃなかったわけ」
「見苦しい言い訳ですね。強者を理解できないとは……愚かなミノムシですね」
「あ~ムカつく」
シャルティアを睨みつけるクレマンティーヌ
「楽に死なせない。たくさん遊んであげる!このクレマンティーヌ様が!!」
マントを脱ぎ、武器を抜くクレマンティーヌ
「待て」
アインズが止め
「クレマンティーヌ……貴様の相手は私がやる」
前に出る
「ふ~ん」
クレマンティーヌはすこし考える
「いいわよ……相手してあげる」
笑みを浮かべるのであった
「シャル……お前はカジットを含めてたそっちの男たちを相手にしろ」
「かしこまりました」
頭を下げるシャルティア
「上に注意しておけ」
「はっ」
「では、あちらで殺し合おう」
「オッケー」
アインズとクレマンティーヌは別の場所に移動する。そして霧の中に消えていった
「この女が」
そう言って魔法を発動させるシャルティア
「
カジットの部下は痺れ、地面に倒れるが
「ウフフフッフ」
カジットは無事だった
「バカか」
「まったくゴミムシみたいに簡単にやらればいいのに」
「そういや……そちらさんの名前を聞いてもいいかな?」
「聞いてもしょうがないが、モモンと言う」
「ふ~ん、けどあの女は、カジッちゃんには勝てないよ。私に勝つのも無理だけどね!」
「シャルなら、お前ほどの相手、余裕で勝てるだろうよ」
「あんたもそう言うんだ」
「お前はそこまで戦士としての自分に自信を持っているわけか……」
「ええ、もっちろん。この国で私と互角に戦えるのは蒼の薔薇と朱の雫に一人ずつ……ほかにはガゼフ・ストロノーフにブレイン・アングラウスくらいかな」
「フンッ……よいことを聞いた。ならばお前にハンデをくれてやる」
「はあ~?てめえのヘルムの下に、どんなクソッタレな顔があるのかしらねえが、この人外!英雄の領域に足を踏み込んだクレマンティーヌ様が……負けるはずねえんだよー!」
「だからこそのハンデだ」
「てめえをズタズタにしてあの女の前に連れてってやる。そして絶望した所をさらに痛めつけてやるよ!」
そして戦闘を開始するのであった
「お主は何者だ!」
アインズが戦闘を始めた頃、シャルティアはカジットが死の宝珠よって生み出された
「武技を使わず、どうやってその肉体能力を得ている?」
「至高の御方によって創造されたから」
「バカにしているのか!」
「まあ、貴様みたいなゴミムシには一生理解できないけどね」
「くっ!やれ!骨の竜」
2体の骨の竜がシャルティアに襲い掛かってくるが、余裕で対処する
「シャルティア・ブラッドフォールン!!」
するとアインズの声が響く
「んん?」
「ナザリックが威を示せ!!」
「御心のままに……では、これよりシャルティア・ブラッドフォールンとして相手するでありんす」
「なに?」
2体の骨の竜がシャルティアを叩きつぶそうとする
「おおっ!」
攻撃が当たったと喜ぶカジット
「はっ!!」
だが次の瞬間、2体の骨の竜が後ろに飛ばされる
「一体なにが……っ!!」
土煙が晴れると、そこには全身に真紅の鎧を身に纏ったシャルティアがいた
「何だ、その姿は」
「喜ぶでありんす……ナザリック地下大墳墓の守護者!シャルティア・ブラッドフォールンに相手してもらうことを」
「何だその姿は……ぎゃぁ!」
シャルティアは転移の魔法で後ろからカジットを刺す
「貴様、いつの間に後ろに!」
カジットは杖が殴ろうとするが、シャルティアは転移の魔法で躱す
「いったいどこに……っ!?」
そして空を飛んでいるシャルティアを見つける
「転移魔法だと……それでわしを殺すということか!」
「何言っているでありんすか……そんなことをしないでありんす」
「おぬしは狂っているのか」
「そんなわけないでありんす……ですが、そろそろ終わりにしましょう」
そう言って手を前に出すと、魔法陣が出現する
「魔法か……だが骨の竜には、魔法への絶対耐性が……」
「下等生物の貴方に教えるでありんす……骨の竜に魔法への絶対耐性はないでありんす。本当は第6位階以下の魔法を無効化することでありんす。なので今から使う魔法は第6位階以上でありんす」
「馬鹿な……第6位階以上の魔法を使える人間などこの世に存在せん」
必死にしようとするカジット。だがそれをあざ笑うそうにシャルティアは魔法を放つ
「
2体の骨の竜が炎に包まれる。そして咆哮と共に灰となって消えた
「そんな」
カジットは目の前の出来事が理解出来ずにいた
「この儂の五年間かけて作り上げた……努力の結晶のすべてが、このわずかな時間で崩壊したというのか!!」
狂ったように声を上げる
「騒々しいでありんすね」
そう言うとシャルティアはゲートを出現させる。そして4体の吸血鬼の花嫁が現れる
「あなたたち、あいつらを片付けなんし」
「はっ!」
「ただし一人は生かしなさい……いけ!」
吸血鬼の花嫁たちが襲い掛かり、悲鳴が上がるのであった
「こちらもそろそろ決着を着けようとおもってね」
アインズの方も決着が付きそうになっていた
「あん?本気で言っているのか!てめえ?」
イラつきながらクレマンティーヌは文句を言う
「武技もろくなもんがないくせに、このクレマンティーヌ様に勝てる?ムカつくにも程があんぞ!」
実際、戦士の力量はクレマンティーヌが上であった。そのためアインズは大したダメージを与えていなかった
「弱者のざれ言も、そこまでいけば大したものだ」
「ふんっ……まあ、勝負を着けようっていうのは賛成」
複数の武技により自身を強化したクレマンティーヌが突進する。そしてヘイムの隙間から両目を刺突し、二種類の魔法を放つ
「アハッ……アハハ!」
手ごたえ感じ、勝利を確信したクレマンティーヌは残忍な笑みを浮かべる
「あっ!」
その体はアインズにより抱き寄せられ、クレマンティーヌの笑みが驚愕へと変わる
「なるほど……こんな魔法の武器はユグドラシルには無かったな……いい勉強になる」
「嘘!あり得ない!何で死なない!」
「答え合わせといこう」
アインズは
「な、アンデッド!?
「まあ、正解に近いと言って置こう。それでどうだ……
「な、なめるな!!」
抜け出そうとするが
「な、なんで?」
動けない
「これがハンデの正体だ!お前ごとき魔法を使うまでもないってことだ」
「糞がぁああああ!」
殴るなどをして、暴れるがアインズに一切効果がない
「そんなに暴れるな」
だが、アインズの声が聞こえていないのかそれでも暴れる
「本当なら、貴様をここで殺すのだが」
するとアインズの背後にゲートが出現する
「貴様はスレイン法国、それも漆黒聖典にいたらしいな」
「なっ!」
「それに武技についてもだ……貴様はナザリックの為に役に立ってもらうぞ」
ゲートからデスナイトは現れる
「デ、デスナイト!!」
「例の場所に連れて行け」
そう言ってデスナイトはクレマンティーヌの頭を鷲掴み
「があああああ」
そしてゲートの中に入っていくのであった。
「……」
目的を果たしたアインズはシャルティアと合流するために動きだす。その後、原作通りにンフィーレア救出し凱旋するのであった