シャルティアになった私はモモンガ様とイチャラブエロする 作:カルマ値 中立
「ん?」
とある洞窟、一人の男が武器の手入れをしていた
「何事だよ」
自分の塒からでて道を歩いていると
「ああっ?」
道の奥から一人の男が走ってきた
「ああ、ブレインさん!敵襲です!」
「そいつは分かるさ……人数は?」
「はい……敵は一人で女です!」
「女?しかも一人?」
そう言うと、ブレインは歩き始める
「来なくていいぞ……それより奥を固めておけ」
「……」
シャルティアは盗賊たちを殺しながら進んでいた
「ん?」
進んでいると奥から一人の男が歩いてくる
「おいおい、楽しそうだな」
「お一人でありんすか?お友達の皆さんをお呼びなされてもかまいませんよ」
「要らんよ……雑魚がいくらいても邪魔なだけだ」
「勇敢でありんすね」
ブレインは武器を構えなおす
「ブレイン・アングランスだ……そっちの名前は?」
「申し遅れました」
シャルティアはスカートの裾を摘み、一礼する
「私の名前はシャル……ミスリル級冒険者のシャルと申します」
「ほう、冒険者か」
「はい、今はミスリルですが、いずれアダマンタイト級になるので覚えておくでありんす」
「アダマンタイト級か、ずいぶんと大きくでたな」
「ふふ、さて……そろそろ準備もできんしたかえ?」
そう言うと武技を展開するブレイン
「では、蹂躙を開始しんす」
優雅に歩き出すシャルティア
「(アイツを、ガゼフを倒すべく生み出した神閃と領域……この2つの武技を合わせしは……秘剣!!)」
シャルティアは領域に入る
「(虎落笛!!)」
ブレインが即座に刀でその首を落とそうと振る
「うあっ」
がその攻撃は、シャルティアに当たらないどころか、刀を指で掴んで止まっていた
「ああっ」
その出来事が信じられずブレインは間抜けな声を出す
「ば……化け物」
「やっと理解していただけんしたかえ?」
シャルティアを笑みを浮かべながら言う
「私は残酷で冷酷で非道で、それでいてかれんな化け物でありんす」
そう言い、刀を外し、後ろに飛び、距離を取るシャルティア
「もう終わりですか?」
「あああっ!くっ!」
「やっぱりもう終わりでありんす?」
「そうか……そのように見えたか」
ブレインは刀を構えなおす
「あああああっ!!」
ブレインは上から斬りかかる
「(爪ではじけるけど……ここは)」
シャルティアは持っていた日傘でガードする
「えええいっ」
ブレインは再度刀を振るうがすべてガードされる
「おや?疲れちゃいんしたかえ?」
ブレインは肩で息をしていた
「何なんだお前は……これでミスリルかよ……どうなっているんだよ」
「申し訳ないでありんすえ……それでまだやるでありんすか?」
笑みを浮かべながら質問するシャルティア
「うおおぉおおぉお」
それでも刀を振るうが日傘でガードする
「……俺は……努力して……」
「努力?どんな努力したかは知りませんが、全然足りなかっただけでありんす」
「ハハハ……ハハハハッ」
目に涙を浮かべながら笑いだした
「あああ……俺はバカだ」
ブレインが絶望していると
「うわああああああ!!」
「「っ!?」」
洞窟の奥から悲鳴が聞こえた
「何だ!?」
すると一人の盗賊が血まみれなって逃げてきた
「どうした!!」
「ば、化け物が現れた!!」
「化け物?」
「空間に罅が現れて、そこからモンスターが」
「何だと」
「ブレインさん……助け……がはっ」
後ろから混沌獣が現れ、盗賊を殺す
「ギギギィ」
混沌獣はブレインに向かって行くが
「はっ!」
シャルティアが日傘で混沌獣を倒す
「こんな所で混沌獣が見つかるとは……ブレインとやら、早く逃げなんし」
「何?」
その言葉にブレインは驚く
「お前は、盗賊を退治しに来たのではないのか」
「私の目的は混沌獣でありんす。盗賊退治はついででありんす」
「ついでだと」
「そういうことだから、失礼するでありんす」
そう言いながら奥に進むシャルティア。そしてその姿をブレインは見るだけであった
「(これで、原作通りにブレインは逃げるでありんすね……念のためちゃんと逃げたが見張りを立てるでありんすか)」
そう思うシャルティアであった
「(さて……いろいろ遊んでくれますよね)」
戦闘はカット!!
「これで終わりですかえ」
混沌獣を殲滅したシャルティア
「さて、回収するでありんす」
混沌石を集めるシャルティア
「シャルティア様」
部下の一人がやって来た
「ん?」
「複数の何者たちが、こちらに向かってきております」
「(あいつらだな)」
「それと、ブレインという男は逃げました」
「そうか……そのこっちに向かって来る奴らは、私が対処するでありんす。お前達は見つからないように隠れるでありんす」
「はっ!!」
「ん?」
洞窟を出ると近くに複数の冒険者たちがいた
「(あの女がいるってことは、間違いないね)」
その中に、ポーションを与えたブリタという女冒険者もいた
「貴様!何者だ!」
「待ちなさい!私はミスリル級冒険者のシャルです!」
「ミスリルだと」
「あれ!あの子は」
「……おや?お久しぶりですね」
「お前、知り合いか」
「ええ」
シャルティアが近づいてくる
「まさかこんな所で会うなんてね」
「貴方はなぜここに?」
「混沌獣をこの辺りで見かけたという情報を得たから、退治しにきたでありんす。そういうあなた方は?」
「仲間と一緒に盗賊化した傭兵団のアジトを探っていました」
「もしかしてあいつらのことか」
「知っているか」
「はい、あの洞窟にそれなりの装備をした人間たちがいましたが、混沌獣によって殺されていました」
「何っ!!それは本当か!!」
「はい、全員死んだかわかりませんが」
「様子がおかしかったのは、そのためか」
「念のためチームを分けたのに」
「チームを……分けた?」
「ええ、非常事態時に備えて、レンジャーを一人……後方に置いていたんです」
「なるほど……あなたたちはこれからどうするでありんす?」
「洞窟に入って、その盗賊か調べます」
「そうですか。混沌獣はいないとは思いますが、気を付けてね」
そう言って、シャルティアは冒険者たちを別れた
「さてと」
冒険者たちと別れたシャルティアは、一番高い木の上に居た
「眷属よ!」
シャルティアは眷属を召喚する
「偵察してこい。ただし生物がいても決して殺すな!」
眷属たちは森の中に入っていた
「(さて、これで引っ掛ってくれればいいけど)」
しばらくして森の奥が光った
「(あの光は……殺しの指示はしてないのに……ってことは見つけた)」
そう思いながらもシャルティアはその場所に向かった