シャルティアになった私はモモンガ様とイチャラブエロする 作:カルマ値 中立
「うむ、ミラー・オブ・リモート・ビューイングに見えるものは草原だけ……か」
翌日、モモンガは事務室でミラー・オブ・リモート・ビューイングを操作していた
「モモンガ様、もう随分と長いお時間、鏡の操作をしております。この辺りでご休憩を取られてはいかがでしょうか?」
傍にはセバスもおり、モモンガに声を掛ける
「休息か…………」
それを聞き、モモンガは考える
「(そんなに時間が経っていたのか……では、いつものように指輪を装備して……)」
とモモンガが不意に昨日の夜のことを思い出す
『エッチしたくなったらいつでも呼んでくんなまし』
『いつでもしてあげまんす』
「(って何を思い出しているんだ!!俺はっ!!ペペロンチーノが作ったNPCに……シャルティアに……ふらちなことなんて)」
「どうかなさいましたか?」
「いや、何でもない。もう少し続ける」
としばらく操作していると
「おっ!あれは……村だ!」
ある村を発見した
「ふふっ、ようやく人がいる場所を見つけたぞ」
「おめでとうございます。モモンガ様」
「ありがとう、セバス。村を見つけるのに随分と時間が掛かってしまった。長くつき合わせて悪かったな」
「何を仰られますか……モモンガ様のお側に控え、ご命令に従うこと……それこそが執事として創造主のたっち・みー様から生み出された私の存在意義です」
「そうか……うん?祭りか?」
そしてモモンガは村の様子をみるのであった
同じ頃、ナザリック地下大墳墓、第六階層の闘技場では
「――ハァッ!!」
シャルティアが訓練をしていた
「相変わらず派手だねぇ」
「うん」
アウラが腕を組みながら呟き、マーレは少し怯えたように小さく頷く
「……ふぅ」
シャルティアはゆっくりと槍を下ろした
「いやー、ほんとすごいね」
「当然でありんす」
シャルティアは髪を払う
「私は最強クラスにございますから」
「自分で言う?」
「事実ですもの」
アウラは苦笑する
「まあ、否定はしないけどさ」
マーレがおずおずと声を上げた
「それにいつあの侵入者が現れても撃退出来るためでありんす」
「……まだ気にしてるんだ」
「当然でありんしょ?」
シャルティアは即答した
「でもさぁ、そこまで神経質になる必要ある?あいつら簡単に撃退出来たわけだし」
「今のところでありんすよ」
シャルティアが即座に返す
「また撃退出来る保証はどこにもないでありんす」
「またそれ?」
アウラはやれやれと首を振る
「アンタ、ちょっと考えすぎなんじゃない?」
「ちび助!貴女は少々楽観的すぎますでありんす」
「シャルティアは慎重すぎるんだって」
「まだまだ子供でありんすね」
「何ですって!だいたいあんたのその」
「一応言って置きますが、この胸は本物でありんすよ!ペペロンチーノ様の手によってでありんす」
「ふん!あたしが大きくなったらアンタより大きくなるんだから!!」
いつものように喧嘩する二人
「(まあ、大きくなった原因がわかるまでは、ペペロンチーノ様の手によってだと、モモンガ様が言うように言われましたが、ほかに皆には、それほど驚かれなかったでありんす)」
すると
『皆さま』
セバスからメッセージが入る
「セバス?どうしたでありんす?」
『モモンガ様のご命令でナザリックの警戒レベルを最大にせよとのご命令が』
「まさか侵入者なの!」
『いえ、ある村を見つけたのですが、モモンガ様がその村に向かったのであります」
「村?」
この瞬間、シャルティアは気付く
「(村ってことは、カルネ村でありんすね)」
「その村にはモモンガ様がおひとりで?」
『いえ、アルベド様が護衛として』
「そうでありんすか」
『それと……』
セバスからの指示により、それぞれ持ち場に行くのであった
その後、モモンガは、カルネ村を救い、村長から様々な情報を聞き出していた
「どうかされましたか?」
「いえ、何でもありません……それよりほかにの話を聞かせていただけないでしょうか?」
「は、はい……村から一番近い都市はエ・ランテルです。この辺りには、ゴブリンやオーク、オーガなどのモンスターが出ますが、冒険者たちが巡回しているので、街道沿いに行けばまず安心でしょう」
「冒険者?」
「報酬しだいでモンスターを退治する者たちです。エ・ランテルには彼らに仕事を斡旋する冒険者組合があるんです」
「そのエ・ランテルの人口はどれくらいでしょう?」
「すいません。正確な数字までは……」
「そうですか」
モモンガは考える
「(やはり街にでも行って暮らす必要があるか)」
「もしエ・ランテルに行くのであれば、十分に気を付けてください」
「どういうことですか?」
「実は半年以上前から、各地で罅と言われる現象が起き、それによる汚染獣や混沌獣よる被害も出てますから」
「罅?それに汚染獣や混沌獣とは?」
「はい……空間に亀裂させる現象のことを罅と言い、混沌獣はその罅から出現したモンスターで、汚染獣は罅の瘴気による汚染を受けたモンスターのことを言います」
村長の説明を聞き、モモンガはアイテムボックスから数枚の写真を取り出す。それはナザリックで出現した罅とそのモンスターが写されていた
「その罅と混沌獣とはこれの事ですが?」
モモンガはその写真を見せる
「すいません……私は実際に見たことはないのでわかりません。ですが金級以上冒険者ならわかるかもしれません。汚染獣や混沌獣は金級冒険者ですら手に余ると言われたますから」
「そうですか」
モモンガは再び考える
「(あれらはこの世界特有の現象なのか……まだまだ分からないことだらけだな)」
そして、原作通り、王国戦士長のガセフが現れ、陽光聖典と戦うが、問題なく全員捕らえた
「おお、戦士長殿。ご無事で何より」
カルネ村に戻るとガセフ・ストロノーフが出迎えた
「あなたには何と言って良いか……。私が助かったのは、あなたのおかげだ。この感謝の気持ちをどのように表せばよいか」
「なら一ついいでしょうか」
そう言い、モモンガは村長に見せた写真を見せる
「このモンスターに見覚えはありますか?」
「これは、混沌獣と言われているモンスターです。こっちは罅と言われる現象です」
「(やっぱりか)」
「ありがとうございます。有用な情報を」
「いえ、もし王都に来られた時は必ず私の館によってほしい。歓迎させていただきたい」
「そうですか。その時はよろしくお願いします」
そしてモモンガとアルベドはナザリックに帰るのであった
「ふう~疲れた」
モモンガは、自室で休んでいた。本来なら玉座の間でアインズ・ウール・ゴウンを名乗る決意をするが、精神的に疲れたので、全員に明日まで暇とすると決めたのだ。
「今日一日、いろいろと情報を得ることが出来たな」
物思いふけるモモンガ
「(……話し相手が欲しい……)」
そんなことを考える。そして数分後
「シャルティアを呼ぶか」
シャルティアを呼ぶことにし、メッセージを飛ばす
「お待たせしました。モモンガ様」
しばらくして真紅色のバスローブを着たシャルティアがやって来た
「シャルティア……その姿は」
「先ほどまでお風呂に入っていたので、この姿で来たでありんす。いつもの服装が良かったでありんすか?」
「いや、そんなことはないぞ。すごく魅力的だ!」
「ありがとうございます。それでどのようなご用意でありんすか?」
「少し話し相手になってほしくてな」
「そうでありんすか?てっきり妾とエッチしたくて呼んだと思ったでありんす」
「……あ」
すっかり忘れていたモモンガであった
「いや……決して……そうは」
「わかっているでありんす。少しからかっただけでありんす」
「……シャルティア」
「申し訳ありんす。モモンガ様」
そう言いソファーに座るシャルティア
「それでどのような話を」
「そうだな……今日、カルネ村で知ったことや出来事でもいいか?」
「もちろんでありんす」
そう言い、反対のソファーに座るモモンガであった
「(せっかくの機会、いろいろ聞いて、今後のアドバイスをするでありんす)」
「(疲労ですっかり忘れてた……それに自分の部屋に女の子を呼ぶなんて初めてだぞ!とりあえず話すだけ……話すだけだ!)」
次回
モモンガ、卒業