※この作品はR-18です。

変態一級魔法使い   作:性癖を開示する魔法

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主人公が異常性欲の天与呪縛みたいになってしまった……
そしてオイサーストにまだ着きません。


魔法都市オイサーストへの旅路 前編

 

 

 数ヶ月後の新天地での新しい出会いの模索、並びに一級魔法使い試験の合格を目指す……うん、目指す。

 と言いはしたが一ヶ月経っても俺は未だに現在の拠点の都市で管を巻いていた。

 

 それは長旅が億劫だから先延ばしにし続けた結果、ではなく!

 

 実は魔法都市オイサーストを目指すにあたり幾つかの問題がある。

 その辺を片付けているのでなかなか先に踏み出せない訳だ

 しかしようやく全ての準備が整う。

 

 ひとつ、拠点の解体または停止。

 

 ふたつ、新魔法の開発。

 

 みっつ、道中の発散用の奴隷の準備。

 

 趣味と実益を兼ねた拠点については一部の備品を除いて撤収し、バレたらやばそうな物は徹底的に隠滅することでひとまずの解決。

 

 とは言え二つ目と三つ目が特に難関だった。

 

 新魔法……これが中々難航してはいる。

 あとは道中に仕上げれば良いと言ったレベルにまでは方針(イメージ)が固まったものの、満足いく完成度まで持って行けるかは五分五分。

 

 そして最後。

 欲求を満たすための捌け口になるお人形(魔族)と持ち運び道具の準備がもうすぐ終わる。

 

 金に糸目はつけず細かな注文とリテイクを繰り返し続け──出来上がりを伝えられてから葬儀屋(・・・)へ足を運んだ俺が求めたものは。

 

「ふむ、うん。全く見事な出来だ。あんたに頼んで正解だったよ」

 

「へえ、まあこっちも珍しい仕事が出来たが……一体何に使うんで?」

 

 死体を入れる訳でもねえんだろ? と納棺師の男からの不思議そうな視線に"まぁそう思うよな"と自覚しつつ、目的のモノに手を触れる。

 

 

「別に人間(・・)を入れる訳じゃないし、個人的な趣味みたいなもんさ」

 

 

 其れは特注した棺だった。

 元々作成を目論み、納棺師以外にも鍛冶や木工などものづくりの匠達に依頼を続けていた代物。

 

 厳選した素材により生半可な魔物の攻撃では傷一つ付かない硬さと、揺れや衝撃を逃がし内部に入れたモノを保護するクッション性能。

 封魔鉱には遠く及ばないが魔力を乱す効果を持つ希少な材料も加えた。

 

 設計通りであれば内から外へ対する魔法干渉は著しく減衰される。一度内部に入れられた者が自力で出るのはほぼ不可能だ。

 

 卓越した戦士なら兎にも角にも非力な魔法使いでは尚更。

 

 裏側には人ひとりで運べるような背負い金具が取り付けられており、ここまで聞けば俺の目的も分かると思う。

 

 これは魔族の輸送手段だ。

 自身の長旅において最大のタブーとなり得るのは「禁欲」。

 旅をする中で運良く女の魔族を見つけられるとは限らないし、今でも腹の底から湧き上がる欲望に逆らうことは出来ない。

 

 体感だと一週間耐えればいい方か。

 それを過ぎれば倫理観は泥のように溢れ落ち、目に付いた女を襲うモンスターに成り下がる。

 血の流れを自分の意思で止められないように、この生まれ持った性も留まるところを知らない。

 

 正直に言うとバレなきゃ何してもいいだろとは思う。

 だが正気が無い状態で保身を考えられるかと言われればとても首を縦に振れない。

 人間相手は後処理が面倒なんだよ。死んだら塵に消える魔族を見習って欲しい。

 

 よって、

 

 保険の為に魔族の一匹を連れ歩くことは避けられない。

 運び方はアレだが、さっきの納棺師の反応からして奇妙には見られてもまさか中に魔族を入れているとは思われまい。

 

 ただこの棺桶は一人用なんだ。

 

 せっかくコレクションしていた他の魔族を処分することになるのが少しだけ惜しい。

 

「ま、新しく補充すればいいか」

 

 惜しいが、切り替えた。

 

 準備も出来たからと、俺は二年間過ごした都市から早々に旅立った。

 

 

 

 

⬛︎

 

 

 

 

 

 旅立ちから五日目にして心配が杞憂であることを知る。

 

「ムグッ……ム、ムウゥー!!」

 

「マジかい」

 

 労せずして触手で捕らえた魔族に喜びよりも先に呆れが出た。

 いくら時短の為に危険度の高い道(ほぼ自然界)を優先して通ったとはいえ、ましては一人旅とはいえ今の俺は魔族の釣り(魔力偽装)をしていない。

 

 もしかしたら大魔法使いになれちゃうかも! と酒場のネーチャンに煽てられてノリで解放し、周囲の失笑と戦慄を独り占めにした大魔力()を隠さずひけらかしているのに。

 

 コイツ余程の自信があったのか大物か……と思うものの感じる魔力は魔族基準で並程度。

 

 肝心の魔法も奇襲特化っぽかったが懐に潜ませていた触手の自動反撃(オートカウンター)で沈むなどと、特に見せ場なくナレ死した。死んでないけど。

 

 魔族の価値観なら明らかに俺が格上のはずなのに何がしたかったんだろうか。棺を背負ってるから動きにくいとでも判断した?

 

 まあ、でも。

 

「お前女で良かったなァ、男ならすぐ殺してたよ」

 

 魔族の首を掴み顔を見合わせる。

 場所が場所なもので薄汚れてはいるが、顔つきは幼げで整っており非常に唆る。

 

 人気もない旅程。日は傾き辺りは薄らと暗くなってきた。既に複数の結界でこの場の安全は確保してある。

 

 なら、もう良いよな……?

 

「一匹じゃそろそろ飽きてきたし良い機会か」

 

「ゥぁ──まて、何をォおお!?」

 

 懐に抱き寄せて一瞬口元の拘束が外れる。

 何かを言おうとした魔族の頭を呑み込むように壺状の触手で覆い尽くし、魔法を発動させた。

 

 ──脳髄を侵す魔法(ゲヒルンヴィーシェ)

 

 ──心の声を暴く魔法(エントラルフェン)

 

『あ゛っ、息っ苦しッ、ギ!?! あたま、アタマが! あっ、あっ、あっ』

 

「俺を殺しに来た理由は?」

 

『理由なんてッえ──あああ、 待って、待ってヤメテそこはダメ』

 

「ふぅんやっぱ野良か」

 

『ひぁあっ、ダメ駄目これむりむりむりぃいい……』

 

 魔族の矮躯を後ろから抱き締め、華奢な身体と確かな柔らかさを全身で感じながら尋問を進める。

 

 何時もの如く肉体の感度を昂らせ(ゼンジーベル)ながら、触手を経由して脳へ直接命令信号を送る魔法と、接触している相手の心の声をスピーカーのように聞き取る思考盗聴の魔法の併用。

 

 適当に弄びつつ発情した身体に直接快楽信号を送り続ければどんな寡黙な魔族でも正常な判断能力は失われる。

 そこへ単純な質問と表層意識の盗聴を組み合わせればどんな質問にも素直に答える良い子に。

 

 耳元で囁くだけで面白いように反応してくれる。

 

 結果はシロ。滅多にないが魔族の組織的な活動による殺害狙いの線は消えた。

 なので引き続きお楽しみを続行する。

 

「顔がまったく見えないのは趣味じゃないからなぁ」

 

『ンァっ、はひゅ、ふぐ──ぷはぁっ、はぁっ、はあ、っ」

 

 頭部を覆った触手から解放され魔族は必死に呼吸を繰り返す。

 

「大丈夫か〜?」

 

「はぁっ、すぅ、だ、誰のせいだと…!」

 

 真っ直ぐと此方を睨みつけてくる目。瞳の中に浮かぶ敵意とそれを上回る恐怖。

 そして未知の感覚に対する困惑と、確かに刻まれた快楽により蕩けかけた表情。

 

 やはり魔族は最高だと改めて思いつつ、責め手の触手を見せ付けるように殖やしていく。

 

「───ひぃっ!?」

 

 拘束されたまま怯えた素振りを見せる魔族の前へ一本の触手を垂らした。

 その触手は人差し指ほどの細さしかなく、それがゆっくりと伸び進み魔族の秘裂を目指して這いより……。

 

 にゅぷぷ♡

 

「く…………ふ……っ……」『なに、これっ…入って』

 

 膣内を掻き回しながら奥まで到達する。

 魔法でこの上なく感度を高められた今は効くだろう。

 まだ触手一本入れただけだと言うのに。ガクガクと痙攣しながら微かな声を漏らし、触手に抵抗しようと腰をくねらせる。

 

 腕の中で無駄に足掻いている様で何処までも俺の嗜虐心を擽ってくれるな。

 

 思ったより感度が良い。魔法の効きが良すぎたようだ。

 

 思わず食べてしまいたいくらい可愛くて仕方がない。でも直ぐにギブアップ(気を失いかけて)してしまうのはいただけない……なので。

 

 にゅぷ♡

 にゅるるるっ♡

 

「はうあ゛っ……!」『これ……はっ…ぁあ!』

 

 ビクン! と一際強く魔族の体が震え、心の声がより強まった。

 

 追加で2本(・・・・・)。合計3本の触手が魔族の膣内(ナカ)で鎬を削るように交互に前後し始めたのだから。

 

 急な刺激の増加に狂ったように魔族の身体が暴れる。しかし両手足は触手に、胴体は俺自身に拘束されているため快楽の逃げ場が何処にも無い。

 幾ら暴れても、泣き喚いても、無意味だと教え込むように、躾けるように腕へ力を篭める。

 

 その間も触手は容赦なく蜜壷の手前から底までを丁寧に耕し続ける。

 

 ぬぢぢ……っ

 膣口を束ねた三本が押し広げ。

 

「ひぅ……ん"っ……」

 

 ぞりぞりぞりっ

 固い粒状になった触手の表皮が、Gスポットを磨りつぶすようにしてしつこく粘液を塗りつける。

 

 膣壁を余すことなく磨き上げ、じわじわと触手が奥へ這う。

 意識が飛ぶ寸前の魔族へ追い打ちをかけるように触手を蠢めかせた。

 

にゅぷぷぷぷ……っ!!

 

「―――――ッ!?」『お"お"お゛!?』

 

 束ねた三本の触手で最後の一押しとばかりに最深部を貫く。

 ごちゅんっ♡ と子宮口に鈍い衝撃を走らせ、魔族の眼球がひっくり返る。

 

「……っっ……っ゛っ……!!!」

 

 声にならない断末魔。腰が砕けたように弛緩し、それでも容赦しない。

 子宮口の窪みを三本の先端がぐりぐりと抉りながら、細かな突起が生えた表皮で内壁を掻き毟り、〆に挿入とは真逆の拙速な抜き取りで、ちゅぽんと音を立てて魔族の腟から触手を引き抜いた。

 

 抱き寄せたまま魔族と横に転がれば、器用にも海老反りの状態となってその心情をありありと表してくれる。

 暫く指先で胎の上を撫でながら、落ち着くのを待つと。

 

「…………あっ……?」『何が、アレ……わたし』

 

 数分も待たずに復帰してくるか。

 やはり魔族は頑丈。起きると同時にここまで放置していた胸の先へ新たな触手を伸ばす──

 

 ちゅぷ♡ ちゅう──

 

「なっ、なにをして、おっ、お前……!」『ぅお"、なんでッ! 吸われただけで、こんな』

 

 舐るように魔族の乳首を吸い上げる。

 胸の感度は低いのかやや困惑気味になりつつあるものの、しっかりと感じている反応を身体から読み取る。

 これはこれで良い。次の準備の為に乳首の感度を拡げつつも、空いた触手で陰核を優しく刺激する。

 

 さわ…

 

「っ……!」『なっ、んだ……今何を触られて』

 

「クリトリスっていうんだよ。知ってる? 

魔族のお嬢さん」

 

 笑い混じりに聞いてみれば、クリトリス……? とオウムのように声を返してくる魔族。ある意味無垢なようで憐れみすら感じる。

 これからそのクリトリスでどんなに酷い目に合うかも分からないのにねぇ。

 

「くっ、離せ」

 

 ハードな責めから解放されたお陰か、或いは今の笑みから不穏なものでも察したか。

 捕まってから初めてまともな抵抗に出るが…幾ら力を使っても、魔法を使おうとしても依然変わらず手足を固める触手。

 

 その間も胸に張り付いた触手によって魔族は何度も身を震わせる。

 

 残念ながら、俺はともかく触手(・・)に捕まった時点でお前はもう詰みなんだよ。

 

「ごめん、なさい。許してくぅう"……ください」

 

 今更に抵抗が無意味と言うことを悟ったらしい。魔族の十八番(心の籠っていない謝罪)まで出してくる始末。

 ほんとに魔族連中って謝る時だけ感情籠ってないよ。

 これは許せんよなぁ?

 

 ちゃんと反省(・・)させるべく、次なる触手を呼び出す。

 さて……仕上げと行こうか。

 

 

 

 

 

 




【魔法紹介】
⬛︎⬛︎を⬛︎め⬛︎魔法(アウスシャルテン)
・プロローグに少しだけ顔を出した魔法。気絶させていたけど本来の使い方ではないです。

脳髄を侵す魔法(ゲヒルンヴィーシェ)
・精神ではなく肉体干渉式の洗脳魔法。脳クチュに近い。

心の声を暴く魔法(エントラルフェン)
・触っている相手の心の声を聴く魔法。まるで薄い本のように女の子の心理描写が聴こえてくるヨ。心に余裕の無い状態だとあんまり言葉になってなかったりする。
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