貴族転生で俺は好きにする(予定) 作:ノープ
料理長のロザリンデは、文字通り美魔女である。
四十代──正確には四十二歳らしいのだが、その顔には目立った皺が一本もない。
これはもう、若さを保つための魔法か、あるいは秘伝の手入れの賜物か、いずれにせよ常人離れしている。
長い髪を後ろで緩く一つに結い上げ、艶のある唇には紅。
切れ長の瞳は若い娘たちの瑞々しさとは異なる、酸いも甘いも噛み分けた女の落ち着きを湛えている。
けれどその肉体ときたら、二十代の現役メイドたちが束になっても敵わないほどの完成度を誇っているのだ。
たっぷりと熟れた巨乳と、ぐっと括れた腰、そこから安産型に張り出した豊満な臀部。
歩くだけで男どもが思わず振り返るような女としての完成形。
屋敷の歴代の使用人の中でも、間違いなくトップクラスの色気を放っている。
「まさかあたしに、坊っちゃまの標的が定まる日が来るとはねぇ」
彼女は俺の寝室の真ん中で、艶めいた笑みを浮かべて立っている。
ロザリンデは夫と死別した後、割り切ってこの侯爵家に住み込みの使用人として来たタイプの女性だ。
最初は下働きの一料理人として雇われたのだが、料理の腕が頭抜けて優秀だったために、たった数年の間にどんどん成り上がって、ついには厨房を統べる料理長の座まで登り詰めた。
それが俺がもうちょっと幼かった頃の話で、以来、屋敷の食卓を一手に支えているのが彼女である。
俺の好物の味付けも、誕生日の特別な料理も、エリーザ先生がうっかり褒めてしまった軽食も、すべて彼女の手によるものだ。
「いやだった?」
「いやいや、そういう訳じゃないよ。前にも何度か、お料理の味見の時に後ろから胸を揉まれたことあったしね。坊っちゃまがスケベなのはこの屋敷に勤め始めた初日から知ってるし。でもさぁ……」
ロザリンデは肩を竦めて、ふっと色っぽく笑った。
「あたしねぇ、坊っちゃまから見たら、もうおばさんだよ? 四十二歳のおばさんに、わざわざ若い坊っちゃまが指名で来るなんて、ちょっと変わった趣味してるねぇ。屋敷にはあんなに若くて綺麗なメイドの娘たちが居るのに」
「いやいやいや、ロザリンデは美魔女だよ! おばさんなんて呼ばせないってば、めちゃくちゃ綺麗だし、エロいし、料理上手いし、声も色っぽいし、もう全部最高なんだから!」
「まぁ、坊っちゃまったら、お上手だこと」
くすくすと、楽しげに笑うロザリンデ。
そう──今、彼女は俺の寝室にいる。
しかも、その格好がもう、とんでもなくドスケベだった。
俺が事前に「これを着てきて欲しい」と要望して用意させた、いわゆるドスケベドレスというやつである。
胸の部分はほぼ丸見えだ。
乳房の本体はもう完全に外気に晒されていて、申し訳程度に乳首と乳輪を隠す薄い布が走っているだけ。
布の幅が乳輪の直径ぴったりで、彼女が少しでも動くたびに、突起がチラチラと際どく見え隠れする。
たっぷりと重みのある成熟した乳房が、その細い布の上下にぷりっとはみ出して、潰れたお餅みたいに変形しながら自己主張している。
視覚的なエロさが過剰すぎる。
お腹の部分もすごい。
なぜかヘソの穴のところだけ、丸く穴が開いている特殊なデザイン。
彼女の縦に細長い綺麗なヘソが、ぴったり丸く露出していて、これがまた絶妙にエロい。
太もものスリットも凶悪で、腰のあたりまで深く切れ込んでいるせいで彼女の白い太ももが付け根の近くまで丸見えになっている。
そして後ろを振り返ると背中はがら空きだし、腰のラインに沿った深いカットが入っていて、なぜかお尻の谷間の上部までうっすらと覗いている始末。
まあこういう仕立てを彼女に頼んだのは俺なんだけどね。
ロザリンデの肢体を最大限に楽しめるように、俺の方からあれこれ細かく注文を出して、屋敷お抱えの仕立屋に作らせた特注品である。
彼女は最初こそ「こんなドスケベな衣装、本気かい?」と苦笑していたけれど、いざ着てみせたら、まあ似合うこと似合うこと。
年季の入った美貌に、これ以上ないほどの破壊力を加えていた。
そして、なぜ今夜彼女を寝室に呼び寄せたのかというと──
なんか今日は、妙にロザリンデにムラついていたのである。
夕食の席で、彼女が給仕の様子を確認しに厨房から顔を出した時に、エプロン越しでも分かる豊満な胸のラインと、首筋を伝って胸の谷間に消えていく一筋の汗を見てしまったのが運の尽きだった。
それ以来、ずっと彼女のことしか頭になくて、いてもたってもいられなくなって、夕食後にこっそり「今晩、寝室に来てくれない? あの衣装着て」と耳打ちしたのだ。
ロザリンデは「あらまぁ、急なご指名で」と笑いながらも、断ることなくこうして夜更けに俺の寝室まで来てくれたのである。
大人の女の余裕と、断らない優しさ。
これがたまらない。
「で、坊っちゃま」
ロザリンデは腰に手を当てて、悪戯っぽい笑みを浮かべて俺を見下ろしてきた。
「こんなおばさんを寝室に呼んで、しかもこんな破廉恥な格好までさせて……今晩は、何をご所望? ベッドのお相手? それとも、まずはお話だけ?」
「まあ、流石にセックスとかそこまでは無理だから、そこまではいかないんだけどさ……」
「ぶっ──」
ロザリンデが思わず吹き出した。
「あはははっ! あんたみたいな歳の子が、しれっと言っていいセリフじゃないよ全く。普通その歳の男の子は『セックス』なんて単語を女の前で堂々と口にしないもんだ。流石は侯爵家の坊っちゃまだねぇ、語彙が大胆」
「えへへ」
「褒めてないからね?」
ロザリンデは笑いながら、ついでに彼女が持ってきた小さなバスケットに目をやった。
中には、彼女がさっき厨房でこっそり焼いてくれたばかりのお手製のクッキーが綺麗に並べられている。
バターと砂糖の甘い香りが寝室に漂っていた。
「まあ察するに……おばさんの膝に座って、これを『あーん』って食べさせて欲しい的な? そういう甘え方をご所望かい?」
「お、正解! 流石ロザリンデ、察しが良い!」
「あはは、坊っちゃまの考えてることくらいお見通しさ」
そんなわけで、ロザリンデはベッドの縁にゆったりと腰を下ろし、俺はその豊満な太ももの上にちょこんと座らせてもらった。
彼女の太ももはしっとりと柔らかく、それでいてしっかりと筋肉も通っている極上のクッション。
座った瞬間に甘い大人の女の匂いが鼻先をくすぐる。
香水ではなく、彼女自身の素肌の匂いと、ほんの少しの料理の名残のバターの香りが混じった、独特の艶めかしい匂い。
そして、俺が膝の上に座る角度のせいで頭の真横にちょうど彼女の胸の膨らみがある。
視界の端に、ドスケベドレスの細い布からはみ出しているたっぷりとした乳肉の白さが映り込む。
シルヴィアの膝に乗せてもらった時もそうだったけれど、こうして年上の女性に膝枕ならぬ膝乗せをしてもらうのは、なんというか、男の子として根源的な部分でものすごく満たされる感じがする。
安心感と興奮が同居する、最高のポジションだ。
「はい、坊っちゃま、あーん」
「あーん……んっ、んん、やっぱロザリンデのクッキー、めちゃくちゃ美味しいねぇ! なんか他のとは違うんだよなぁ」
「だろう? あたしのクッキーはね、バターをケチらずたっぷり使うのが秘訣でね──んあっ、ちょっと、坊っちゃま」
ロザリンデの言葉が、途中で甘く跳ねた。
俺の手が、彼女の話の途中でごく自然に両手で彼女の胸をぐにゅっと鷲掴みにしていたからである。
「あーあ、まったく、そんな無遠慮に触って〜」
「ごめん、ごめん! つい、目の前にあったからつい! 反射!」
「『つい』とか『反射』で、四十路の女の胸をいきなり鷲掴みする坊っちゃまは、世界中探してもあんた一人だよ」
苦笑しながらも、ロザリンデは俺の手を払いのけたりはしなかった。
むしろ、ふっと表情を緩めて、好きにさせてくれる構えである。
俺は遠慮なく、両手で彼女の乳房を堪能し始めた。
なにせポジショニングが完璧だ。
膝の上に座っているせいで、俺の手はすぐ胸に常時届く位置にある。
ちょっと手を動かすだけでいくらでも揉み放題、撫で放題、捏ね放題。
ぐにゅん、ぐにゅん、にゅぐぐっ──
四十路の熟れきった乳房は、若い娘の張りのある弾力とはまったく違う、深く沈み込むような柔らかさと、しっかりとした重みを併せ持っていた。
指がどこまでも沈み込んで、けれど手を離すとゆっくりと元の形に戻ってくる。
何時間でも揉んでいられそうな極上の触り心地。
しかも、ドスケベドレスのおかげで彼女の乳肉は半分以上が露出していて、乳首と乳輪を申し訳程度に隠している細い布以外はほぼ生で揉んでいるようなものだった。
「ふふっ、坊っちゃま、本当におっぱい好きだねぇ。前から思ってたけどさ」
「だってロザリンデのおっぱい最高だもん! 他のメイドのとも全然違うし、なんかもう、こう、芸術品じゃん? 四十路って言うけど全然垂れてないし、形綺麗だし、柔らかいし、重いし……あぁ、もうずっと触ってたい!」
「『四十路って言うけど』って前置きはやめなさい。傷つく」
「ご、ごめん!」
ロザリンデは肩を揺らして笑った。
俺は彼女の胸を揉みしだく合間に、ふと指先で、乳輪を隠している細い布の縁をすっと脇にずらしてみた。
ぷるん、と。
布の下に隠されていたピンク色の乳首が、ぽろりと外気に飛び出してくる。
四十路の熟れた乳輪は、若い娘たちのものよりもひと回り色が濃くて、薄褐色がかったピンク色。
「あ、乳首見えた」
「もう、坊っちゃまったら……」
俺は布を元に戻して、また乳首を隠す。
けれどすぐに別のアングルから布をずらして、また乳首を露出させて、満足したらまた戻す──を何度も繰り返した。
まるで極上のおもちゃで遊んでいるみたいで楽しい。
そして、何度かそれを繰り返しているうちに俺はあることに気付いた。
布を戻しても──
乳首が、なんかどんどん主張するようになってきている。
最初はぴたっと布の下に隠れていたはずなのに、揉んだり、布をずらしたり戻したりを繰り返しているうちに、ロザリンデの乳首はぷっくりと硬く勃起してきていて、布をかぶせても、その下から尖った突起の輪郭が、ぽちっ、ぽちっ、と布地を押し上げて目立つようになっていた。
横から見ると、乳首が布を内側からテントを張るように突き上げていて、薄い生地越しに乳首の形がくっきりと浮かび上がっている。
やばい、エロい。
めちゃくちゃエロい。
「ロザリンデ、見て見て、乳首立ってきてる! 布の上からでも分かるよ!」
「ばっ、ば、馬鹿、わざわざ指摘するんじゃないよ……! 女の身体ってのは、刺激を受けたらそうなるんだから当たり前だろ……」
ロザリンデの頬が色っぽく赤らんだ。
いつもの大人の余裕の仮面の下から、女の生っぽい反応が覗く瞬間。
これがまた最高に効くのだ。