貴族転生で俺は好きにする(予定) 作:ノープ
「──ウォーターボール」
俺が短く呪文を唱えると、指先から魔力がスッと収束し、ソフトボール大の水の塊が生成される。
本来なら屋敷を丸ごと洗い流してしまいそうな大魔法……ではなく、コップ一杯分程度のささやかな水球だ。
だが、それは空中で一切ブレることなく真っ直ぐに飛んでいき、少し離れた場所に置かれた的の中心にパシャリと当たって見事に濡らした。
そう、俺の生きているこの世界は、剣と魔法が実在する王道ファンタジー世界だった。
「素晴らしいですねぇ、坊っちゃま♡ 呪文の詠唱破棄に、あの距離での完璧な魔力制御……とても子供のなせる業とは思えませんよ〜」
後ろから甘い匂いを漂わせながら俺の頭を優しく撫でてきたのは、糸目のおっとり系メイドさんだ。
どこか温厚な母親でもやっていそうな、包容力の塊みたいな雰囲気。
そして何より目を引くのは、メイド服の胸元を内側から弾け飛ばさんばかりに主張している巨大なおっぱいである。
「ありがとう!」
俺は無邪気な子供のフリをして彼女の腰に抱きつき、そのどさくさに紛れて、メイドスカート越しに安産型のふくよかなお尻を両手でガッツリと揉みしだいた。
むにゅんっ、と手に吸い付くようなものすごい弾力と重量感。
スカートの下で肉がたっぷんと揺れ、指の隙間から逃げていく。
最高である。
「あらあら……ふふっ、おいたがすぎますよ、坊っちゃま♡」
お尻の豊かな肉を思いきり鷲掴みにされているというのに、糸目のメイドさんは困ったように微笑むだけで、俺を突き飛ばそうとはしない。
「ごめん! つい嬉しくて!」
「……ちょっと。少しは怒りなさいよあんたも。がっつりお尻揉まれてるじゃないの、指めり込んでるわよ。あたしが見ててもキツいんだけど、そのしまりのない顔」
呆れたような声で横から口を出してきたのは、もう一人のメイドだ。
こちらは打って変わって、少し気が強そうな感じ。
「うーん、まあ坊っちゃまがこれでやる気を出してくださるなら、安いもんじゃないですか〜。これほど稀有な魔法の才能を腐らせてしまうのは、世界にとっても勿体ないですし……お尻の肉くらい、減るものでもありませんしねぇ♡」
「減るものじゃないって……あのねぇ、そういう問題じゃないでしょ。揉ませる理由になってないわよ、緩すぎよあんた……まぁ、確かに才能が本物なのは認めるけれど……」
クレアは頭痛を堪えるように眉間を押さえた。
今俺がやっているのは、日課の魔法の練習だ。
そして、この二人のメイド──実は彼女たちは、元々教会の修道女だったらしい。
高い魔力を持ち、様々な魔法を扱える優秀なシスター。
おまけに二人ともとびきりの美人で神聖な色気を纏っているとくれば、権力者が放っておくはずもない。
ぶっちゃけて言えば、うちの貴族としての権威と圧倒的な財力を盾にして、半ば強引にメイドとして引き抜いて(買い上げて)きたようなものだ。
屋敷に来た最初の日こそ、二人は「ついに醜い貴族の慰み者にされる時が来た」と絶望したような、この世の終わりみたいに辛そうな顔をしていた。
しかし──フタを開けてみれば、この屋敷は割と安全で平穏。
理不尽な暴力や過酷な労働もなく、お給金は修道女時代の何倍も貰える超優良待遇だったのだ。
唯一の懸念といえば、主人の息子である俺がこうして日常的にセクハラをしてくることくらい。
だが、セクハラさえ受け入れれば、安全な衣食住と破格の金が手に入る。
その事実を知ってからというもの、二人の顔からは悲壮感が消え去り、すっかり元気になっていった。
今ではこうして、俺の魔法の家庭教師兼、優秀なメイドとしてすっかり屋敷に馴染んでいる。
「では、次はもう一度魔力制御の練習をしましょうね。魔力制御は、いざという時に身を守る大事な基礎ですよ〜」
おっとり系メイドのアイリーンは、豊かな胸を揺らしながら俺の頭を優しく撫でてそう言った。
いつも無抵抗でムチムチのお尻を揉ませてくれてありがとう。
「うん! でもその前に、また『あれ』見せて欲しいなー」
「……ちょっと、また?」
すかさず俺がねだると、隣に控えていた気の強いメイド、クレアがジロリと鋭い目で睨んでくる。
「あらあら……坊っちゃまには困ったものですねぇ♡ あとクレア、そんなに睨まないでやってくださいな」
「見せてくれたら真面目に続きやるよ! あと、父上に二人の働きぶりを口添えするから、今月のお給金がまた弾むかも!」
「お金で釣るとか、本当に貴族のクソガキ……いえ、坊っちゃまは……っ」
クレアは嫌悪感も露わに顔を顰めた。
アイリーンも困ったように眉尻を下げている。
元修道女の二人にとって、神聖な体を男に晒すなど本来ならあり得ない破廉恥な行為だ。
ましてや相手は、一回りも年下の雇い主の子供である。
──だが、二人の戸惑いはほんの数秒のことだった。
次の瞬間には、二人は示し合わせたかのようにメイド服の長いスカートの裾を掴み、ゆっくりと太ももの上まで捲り上げたのだ。
現れたのは、元修道女には到底似つかわしくない、純白のレースがあしらわれた際どいショーツ。
さらに二人は、そのショーツの縁に指を掛け、スッと下へと押し下げた。
「わぁ……エッッッロ……!」
白く柔らかな太ももの間に、二つの全く異なる秘部が露わになる。
アイリーンの方は、その安産型のふくよかな肉付きを象徴するように、ふっくらとした恥丘にフワフワで柔らかな陰毛がたっぷりと生い茂っていた。
無防備で、どこか母性すら感じさせるような生々しいエロさがある。
対してクレアの方は、気の強い性格を表すように、アンダーヘアも無駄なく綺麗に整えられていた。
洗練された大人の女の身だしなみといった感じで、ツルリとした肌との境界線がくっきりと浮かび上がっている。
そう、俺は魔法の練習の合間のご褒美として、二人にこれを求めていたのだ。
「ほんっとうに、エッチな坊っちゃまですね〜♡ 元シスターの女にこんな恥ずかしい格好をさせるなんて、本来ならしちゃいけないことなんですよ? 神様の前なら間違いなく地獄行きです〜♡」
「ホントよ……ねえ、アイリーン。あんた、胸やお尻の無駄肉だけじゃなくてそこの毛量も凄いんだから……さすがに少し剃ったらどうなの? ショーツからはみ出そうじゃない。ボーボーって感じで」
「うーん……でも、剃ると伸びかけの時にチクチクして、下着に擦れて痛くなっちゃいますしぃ♡ それに坊っちゃま、こっちの方がお好きみたいですし〜♡ 主人様のお好みに合わせるのもメイドの嗜みですからねぇ♡」
アイリーンがふんわりとした口調で生々しい言い訳をしている隙を突き、俺は手を伸ばして、アイリーンのたっぷりと生えた陰毛を指先でくるくると弄った。
ふわふわで少し縮れた毛が、俺の指に絡みつく。
「んんっ……♡ あらあら、坊っちゃま……♡ 見るだけのお約束だったはずですが……直接お触りになるのは、少し……♡ 少しだけですよ……♡」
アイリーンは「あらあら」といつもの調子で微笑んではいるものの、急所を撫で回される感覚に、ほんの微かに太ももを震わせている。
一方のクレアは、年下のガキに股間をまさぐられている同僚の姿を見て「うわぁ……」とドン引きしたような顔をしていた。
「一応、本当にお給金が跳ね上がったことがありましたからね〜♡ それに坊っちゃまはまだお子様ですから、ちょっとした好奇心ですよぉ♡ ふふっ、結局私も、俗世のお金に弱い卑しい女ってことみたいで……いけませんねぇ、元シスターなのに〜♡」
「確かに……あの時の臨時ボーナスで、一緒に王都に繰り出してめちゃくちゃ高いお買い物したわね、あんたと……あたしも人の事言えないわよ、ルンルンで財布開けてたし……」
クレアは遠い目をして過去を回想してから、はっと我に返ったように首を振った。
「でもちょっと、落ち着いて考えなさいよあたしたち……いくらお金のためとはいえ、こうして揃って股をおっ広げて、その奥の毛までガキ……じゃなくて坊っちゃまの鑑賞会にかけてるって、冷静になるとヤバくない……? 神様に仕えてたあたしたちのシスターとしての尊厳が、こう……音を立てて崩れてる気がするんだけど……」
「あらぁ、クレアったら、今更そんな事〜♡ もうとっくに崩れ終わってますよ? ザラザラに。綺麗サッパリ」
「自分で言うなッ!……はぁ、まあそうなんだけどさぁ……」
指先でアイリーンの柔らかな陰毛を弄りながら、俺は二人の反応を楽しむようにもう一つの要求を口にした。
「あとさ、出来れば今度の休みの日、また一緒に寝ない? もちろん、みんなパンツ一丁でさ!」
「えっ……また、あれを?」
クレアが、先程股を開いた時よりもさらに嫌そうな顔をして眉をひそめた。
前回、下着姿で川の字になって寝た時は最高だったのだ。
右を向けばアイリーンの規格外の巨大乳房に顔を埋めることができ、左を向けばクレアの均整の取れたエロい胸の谷間にすっぽりと挟まれる。
二人の極上の肉布団と、元シスター特有の甘く神聖な匂いに包まれて眠る至福の時間は、男として抗いがたい麻薬だった。
「私はいいですよ〜。それに坊っちゃま、なぜか私たちとあのような破廉恥な格好で添い寝をした翌日は、魔力の制御がとても洗練されていましたよね」
「た、確かに……何なのかしらね、あれ。ただ肌色成分が多いだけで、魔術的な儀式でも何でもないのに……」
「二人ともすっごく綺麗だしエロいから、一緒に寝ると俺の魔力の流れもスッキリして整うんだよ!」
概ね事実である。
要するに、極上の女の肉体に一晩中包まれることで精神的なストレスが完全にぶっ飛び、めちゃくちゃ心地良い気分(と適度な発情)でリラックスできるから、魔力も安定するのだ。
「それに、俺だって毎日のお勉強大変なんだよー……一応、貴族の義務として剣術の素振りもやらないといけないし、この後は口うるさい家庭教師も来るしさぁ。癒やしが足りないよ」
わざとらしく肩を落とし、上目遣いで二人の顔を交互に見上げる。
「あー……そうでしたね……坊っちゃまは、魔力は規格外でも、まだ体はちっちゃな子供ですからね……」
俺の泣き落としに、気の強いクレアの態度がスッと軟化して呟く。
そしてアイリーンと顔を見合わせ、聞こえよがしにコソコソと内緒話を始めた。
「こんな小さい子に、毎日あれこれ詰め込んで我慢させすぎるのもねぇ……」
「そうですね〜……屋敷の外に出ることも少ないですし、私たちのお肌で安らぐのが坊っちゃまの唯一の癒しだとしたら、取り上げてしまうのは、ちょっと鬼の所業ですよねぇ……」
「情操教育の一環、と捉えれば……うん、むしろ必要なスキンシップって考えることも……できる、かもしれないわよね……」
「ええ、ええ♡ これは私たちのお仕事の延長戦ですよ〜♡ メイドとして、主様のお心を健やかに保つ大事なお務め♡」
完璧なまでの自己正当化である。
かくして、ただのハーレムエロ添い寝は、俺への情操教育と魔力安定のためのものへと都合よくすり替えられ、三人でパンツ一丁で寝ることが許可されたのだった。
まあ、親の権力を盾にして「俺と寝ろ!」と無理やり迫るよりも、こうして彼女たち自身の意思で納得して服を脱いでくれる方がずっとマシ……だと俺は思っている。
主君として、俺は親しみやすさをモットーにしているのだ、知らんけど。
「よし! 約束したし、魔力制御の続きやるよ!」
元気よく立ち上がった俺は、最後にクレアの背後に回り込み、アイリーンとはまた違う、引き締まりつつも確かな肉感を持つ彼女のお尻を両手でガッツリと揉みしだいた。
むにゅんっ、きゅむっ、と。柔らかさの中にしっかりとした弾力。
アイリーンの尻が沼のように指を飲み込むなら、クレアの尻は桃のように跳ね返してくる。
同じ尻でも全然違って両方最高である。
「きゃっ!? ちょっと坊っちゃま……っ! そういうのは寝る時だけでしょう!」
「えへへ、ご褒美の前借りだよ! クレアのお尻も最高! アイリーンとはまた違う感じでたまんないんだよなぁ〜」
「『たまんない』とか言わないでくださいッ! 子供が覚える語彙じゃないでしょそれ!」
顔を赤くしながら振り向いたクレアにポカッと軽く頭を小突かれながら、俺は次のパンツ一丁おっぱい添い寝会に向けて、意気揚々と魔法の練習を再開するのだった。