貴族転生で俺は好きにする(予定) 作:ノープ
「それじゃあ……外すね!」
俺はそう宣言して、二人の背中に同時に手を回した。
さすがに同時に外すのは難易度が高い気もしたが、ここは執念で乗り切る。
指先がブラのホックを探り当て、プチッ、プチッと続けざまに弾けるような音が二つ。
張り詰めていた布地が一気に弛む。
ぶるんっ──! たゆんっ……ぶるるんっ……!
「ふあっ……♡」
「んっ……!」
二人の口から、全く違う種類の小さな声が漏れた。
目の前で同時に解放された、二対の極上のおっぱい。
まずアイリーン。
ブラジャーという狭苦しい牢獄から解き放たれた巨大な双球は、ぼろんっ、と重みに任せて勢いよく外気に弾け出ると、たゆんたゆんと大きく上下に揺れながら、ゆっくりと自重を主張する位置へと収まっていった。
スイカどころか、メロン二個分の質量はあろうかという肉塊。
乳房の側面の肉が左右にむちっと張り出して、谷間がこれまで以上にくっきりと深く刻まれている。
そして──
「やっぱり、エッッッろ!」
規格外のサイズと白く滑らかな肌、ピンク色のくっきりとした乳輪までは目に飛び込んでくるのに、そのど真ん中に在るべきはずの突起が、見当たらないのだ。
いや、無いわけではない。
乳輪の中心部分が、ほんの少しだけ凹むようにして、内側に引っ込んでしまっているのだ。
「あらぁ……♡ ふふっ、またまた見つかってしまいましたね〜♡」
アイリーンは恥ずかしそうに、けれどどこか慣れた様子で、両手をふくよかな頬に添えてふんわりと笑った。
陥没乳首──しかもこの神乳に陥没乳首という、エロ漫画でしか見たことのないような奇跡の組み合わせであった。
一方のクレア。
こちらはアイリーンほど派手な解放感はないものの、ツンと反り上がった健康的な美乳が、ぷるんっと小気味良く揺れて姿を現した。
手のひらにきっちり収まりそうな上品なサイズに、薄いピンク色の小ぶりな乳輪。
そしてその中央には、つんと程よく勃ち上がった綺麗な乳首が、寒さなのか羞恥のせいなのか、ぴんと健気に主張していた。
「うわぁ……いつ見ても最高だ……アイリーンもクレアも、神様が二日くらいかけて丁寧に作ったとしか思えない完璧なおっぱい……世界遺産レベル……」
「世界遺産って……あんた語彙のチョイス何なの……」
クレアが片手で胸を覆い隠そうとしながら、呆れたように呟く。
けれど隠そうとした手のひらから、ぷりっと乳房の上半分がはみ出してしまっていて、隠す効果は皆無である。
「うぅ……♡ ちょっとだけ恥ずかしいですね〜♡ ご奉仕の時はともかく、こうして明るい部屋でじっくり眺められると、やっぱり何度されてもメイドのお肌が火照っちゃいます〜♡」
「ほんっとうですよ……お風呂で背中流しの時とかならまだ百歩譲って分かりますけれど、寝室でわざわざこういう格好までさせるのは、本当にエロガ……じゃなくて、本ッ当に分別がついてなさすぎます。こんなの貴族の躾以前の問題でしょう」
クレアは「エロガキ」と言いかけたのを慌てて呑み込んで、苦し紛れに言い直した。
一連の流れを見たアイリーンは、口元を手で押さえて「ふふっ♡」と上品に笑みを零している。
「いいんだよ! 俺はこれが最高に好きで、二人もちゃんとお給金分のお仕事として了承してくれてるんだから、Win-Win だよ! ほら、グダグダ言ってないで、ベッド行こ、ベッド!」
俺は二人の細い手をそれぞれ左右の手で握りしめ、半ば強引にベッドの方へと引っ張っていった。
クレアは「あぁもう……」と諦めたように溜息をつき、アイリーンは「はぁい〜♡」とふんわり追従してくる。
ふかふかの天蓋付きベッドに、三人で倒れ込むようにして寝転がった。
俺を真ん中に挟み、右側にアイリーン、左側にクレア。
俺の顔の高さに、そのままむっちりと露わになった四つの乳房がそれぞれ並ぶ、絶景の構図。
「さて……っと」
俺は目を輝かせ、まずは右側──アイリーンの方へと顔を寄せた。
目の前に、規格外の白い肉山。
仰向けでもなお重力に従いきらず、こんもりと自己主張する肉感的な丘陵地帯。
その中央で、内側に引っ込んだ陥没乳首が、まるで「来てください」と誘うかのようにくっきりと窪んでいる。
「いただきまーす!」
「あんっ♡」
ちゅうっ、と俺は迷わずアイリーンの乳輪に吸い付いた。
柔らかい乳房の肉が、唇の周りに優しく押し寄せる。
鼻先がふくよかな乳肉に埋もれて、息が一瞬止まりそうになるほどの圧迫感。
そしてミルクのような、石鹸のような、女のフェロモンのような、何とも形容しがたい甘い匂いが鼻腔の奥にまで一気に広がっていった。
「あんっ ……んっ……♡ もぅ、坊っちゃまったら、甘えん坊なんですからぁ〜……♡ んっ……♡」
ちゅうう、ちゅぱっ、ちゅぱぱっ。
俺はそのまま、唇でしっかりと乳輪に吸盤を作るようにして、強めに吸引する。
乳房の柔らかい肉ごと口に含み、舌先で陥没した中心部分を、舐め回すように、抉るように、執拗にくるくると刺激する。
「あ……んっ♡ 坊っちゃまっ……そんな、力強く吸わなくても……♡ んぅっ……♡ あ、赤ちゃんみたいに音立てて吸って……♡ んはっ……♡ そんなにチューチュー吸われたら、もー、赤ちゃんですかぁ〜? メイドが乳母になっちゃいますよ〜……♡」
アイリーンは喘ぎ声が漏れるのを必死に堪えるように、口元を手の甲で押さえながらも、よしよし、と空いた手で俺の頭を優しく撫でてくる。
喘ぎつつもメイドとしての体面を保とうとするその姿勢が、また最高にエロい。
俺がやっているのは、ただの甘え行為ではない。
これは──乳首を「出す」ための儀式である。
アイリーンの陥没した乳首を、内側からちゅうちゅう吸い上げて引きずり出し、ぷっくりと健康的な突起に変えてやろうという、いわば乳首矯正トレーニングなのだ。
もちろんそれは大義名分で、実態はただ吸いたいから吸っているだけなのだけれど。
ちゅぱっ、ちゅぱぱっ、れろぉ……ちゅうううっ。
「んっ♡……あぁっ♡ ふっ……ふぅっ……♡ そ、そんな……♡ んむっ……♡ お行儀の悪い吸い方ですよ〜……♡ もうちょっと、上品に……んっ♡」
左隣で、クレアが頬杖をついて呆れたように俺たちを眺めていた。
「アイリーン、思いっきり吸われてるわね……」
「ですね〜……♡ んっ……♡ 乳首をぉ……♡ まさかこんな歳の離れたお小さな坊っちゃまに、毎晩のように好き放題されることになるとは……♡ 人生何があるか、本当に分からないものですねぇ……♡」
誤魔化すように笑うアイリーンの胸に、俺はますます強く吸い付いた。
ちゅぱっ、ちゅるるっ、ちゅぱぱぱっ。
「んあっ♡ ぼ、坊っちゃま……♡ そんなに、強く……♡ 出ちゃう、出ちゃいますからぁ……♡」
「乳首?」
「そっ、それも、です、んっ……♡ お股からも変な汁とかも、ちょっと……♡」
ちゅうう、ちゅぱっ、ちゅるるるっ。
俺は構わずアイリーンの乳輪に唇を吸いつかせ続けた。
柔らかい乳房の肉ごと口に含んで、舌先で陥没した中心部分を、ねっとりと、執拗に、抉るようにくるくると舐め回す。
歯を立てない程度に唇で挟み、軽く引っ張るようにして、内側に引っ込んだ突起を物理的に外へと誘い出す。
そうして根気よく数十秒、いや、数分も吸い続けていたか。
「あんっ……♡ んっ……♡ ぼ、坊っちゃま、本当にしつこい吸い方ですねぇ……♡ あっ、んっ……♡ あ、あらぁ、なんだか……♡ んむっ……♡」
吸い口の中で、何かがむずむずと動く感覚。
舌先に当たっていた窪みが、徐々に押し返してくるような微かな圧。
そして──
ぷくぅっ……♡
「あぁんっ……♡ で、出ちゃい、ました……♡」
とうとう、アイリーンの陥没乳首が、ぷっくりと健康的な突起を顔を覗かせた。
ピンク色の小ぶりな乳輪の中央から、ぷりっとした薄桃色の突起が、まるで春先の新芽のように顔を出している。
完全に外気に晒されたそれは、唾液で光り、刺激のせいかぴくりぴくりと小刻みに震えていた。
やばい、エロすぎる。
神乳に陥没乳首という時点で完成された奇跡の組み合わせだったのに、俺の唇によって引きずり出された乳首は、隠されていた時間の分だけ感度がブーストされたように敏感に勃ち上がっていて、もうこの絵面だけで一発抜けそうである。
というかオナ禁中の俺のちんぽは、すでにパンツの中で先走りを噴いてだらだらと染みを作っているのだが、それは置いておこう。
「ぷはっ……♡ わぁ、アイリーンの乳首、ちゃんと出てきた! 俺、頑張ったね!」
「はい、坊っちゃまのおかげですよ〜♡ いつもメイドの恥ずかしいおっぱいの矯正をしてくださって、ありがとうござ……あぁんっ♡」
お礼の言葉を最後まで言わせず、俺はぷっくり顔を出した乳首に指先を伸ばし、爪の先でカリカリッ、と軽く弾いてやった。
「ぼ、坊っちゃま……♡ せ、せっかく出てきたばっかりの乳首をぉ……♡ 指でカリカリするのなんてダメですよぉ……♡ ま、まだ慣れてないんですから、優しくしてくださ……んあっ♡」
アイリーンが豊満な太ももをキュッと擦り合わせながら、上ずった甘い声で抗議する。
けれどその声は完全に喘ぎを含んでおり、本気で止めて欲しいという響きはまるで無い。
乳首を掘り出した功労者として、ご褒美をたっぷり堪能する権利があると俺は思う。
俺はカリカリと指先で乳首を弾くのを止め、今度は両手でアイリーンの巨大な乳房を下からむんずと掴み上げた。
両手でも到底掴みきれない圧倒的な質量。指の間から白く柔らかな肉がむにゅっとはみ出し、掴んだ手のひらに吸い付くようにまとわりつく。
「うひょぉ……っ! やっぱアイリーンのおっぱいすごいな……手のひらが幸せ過ぎて溶けそう……」
「もぅ、坊っちゃまったら、また下品な感想を……♡」
俺はそのままアイリーンの乳房を好き放題に伸ばし始めた。
左右に引っ張ったり、ぐにぐにと変形させたり、手のひらで下から持ち上げて重さを確かめたり、指を食い込ませて形を歪めたり──柔らかい餅でも捏ねるかのように、ありとあらゆる方向に揉みしだく。
むにゅんっ、ぐにゃんっ、にゅぐぐっ………乳房はどれだけ伸ばしても、手を離すとぷるんっと元の形に戻る。
その弾力もまた最高である。
「あんっ♡ んっ♡ ぼっ、坊っちゃま、おっぱい伸ばして遊ぶのはぁ……♡ んっ♡」
すると、後ろからクレアの呆れた声が降ってきた。
「……まったく。坊っちゃま、女性のおっぱいをそんな風に乱暴に扱うのはダメなんですよ? 引っ張ったり潰したりして、痛んだらどうするんですか。アイリーンのおっぱいはね、ただの玩具じゃないんですから」
「あ、やっぱりやりすぎかな?」
俺はピタリと手を止めた。確かに、形が歪むくらい伸ばしているわけで、これは俺もちょっとやり過ぎたかもしれない。
手の中の重い乳肉を、よしよしと労うように撫でながら、俺はアイリーンの顔を心配そうに覗き込んだ。
「アイリーン、大丈夫? 痛くない? もしかして俺、調子に乗ってちょっとアイリーンのこと玩具扱いしすぎちゃってた……?」
「ふふっ……♡ そうですねぇ、正直にお答えしますとぉ、ちょっとだけ痛いです〜……♡ 引っ張られすぎてジンジンしますし、伸びちゃってちょっとヒリヒリしますし……♡」
マジか。
アイリーンが上品に微笑みながらも、はっきりと「痛い」と申告してきたので、俺は反省して手を引っ込めようとした。
けれど──
「でも、坊っちゃまはおっぱい弄りがお好きですから、許しますっ♡」
アイリーンはそのまま、にっこりと、ふんわりと、聖母のような笑みを浮かべて言い切った。
「えっ」
「だってぇ、坊っちゃまが私の重たくて大きいだけのおっぱいで、そんなに楽しそうに遊んでくださるんですよ〜?♡ 多少の痛みなんて、お給金分のお仕事のうちです♡ メイドのおっぱいなんて、ご主人様に好きに揉まれて、捏ねられて、伸ばされて、しゃぶられて、それで坊っちゃまがニコニコしてくださるなら、それで本望なんですからぁ♡ 痛い分だけ可愛がってもらえてる証拠ですし、むしろ嬉しいくらいで〜……♡」
あらあら、うふふ、と上品に微笑みながら、アイリーンはとんでもない献身的なセリフをするりと口にした。
メイドのおっぱいの正しい扱い方を独自理論で爆誕させている。
元シスターは何処に消えたんだ、本当に。
「アイリーン……アイリーン、好き!」
俺は感動のあまり、アイリーンの胸の上にダイブした。
柔らかな乳肉に顔半分が埋もれ、鼻先がふくよかな谷間に挟まれて、ふわりと甘い乳臭い匂いに包まれる。
そしてそのまま、ぷっくりと健気に勃ち上がったアイリーンの乳首の真上に、ちゅっ、ちゅうっ、と何度もキスをした。
乳首そのものではなく、その周辺の柔らかい肉ごと、感謝を込めて優しくついばむように。
「あらぁ……♡ んふふっ、坊っちゃまったら……♡ 急にキスをくださるなんて、メイドの心臓が止まってしまいますよぉ……♡」
「アイリーンが優しすぎて感動した! こんなに尽くしてくれるメイドさん、世界中探してもアイリーンしか居ないよ! 俺、絶対給金弾むようにお父様に言っとくね!」
「まぁ嬉しい〜♡ ありがとうございます〜♡」
アイリーンは満更でもなさそうに、自分の胸に埋もれている俺の頭を、よしよしと優しく撫でた。
柔らかな乳房がさらに俺の頬を包み込むように形を変える。
その横で。
「……はぁ」
クレアが、何か言いたげな半眼で、深々と溜息をついていた。
「あんたねぇ、アイリーン……それ、教育上絶対に良くないやつでしょ。多少痛くても本望、痛い方が嬉しいって、そんな歪んだ価値観を子供にインストールしないでよ……それ、坊っちゃまが将来本当に女性に嫌われる男になるパターンの育て方よ?」
「あらぁ♡ でもクレア、お給金が増えたら、また一緒に王都にお買い物に行けますよ?♡」
「行きたい……」
即落ちかよ。
アイリーンの胸の谷間でしばし顔を埋めて至福を味わった後、俺は「次はこっち!」と、左隣のクレアの方へ顔を向けた。
……むすっ。
目が合ったクレアは、頬杖をついたまま、なんとも形容しがたいムスッとした表情を浮かべていた。
眉は微妙に寄っていて、唇は少しだけ尖り、視線は明後日の方向を向いている。
けれど耳の縁だけは、隠しようもなくほんのり赤い。
可愛いがすぎる。
無言のクレアを前にして、俺はまずその眼前にどんと露わになっている、ツンと反り返った美乳を遠慮なく凝視させてもらった。
手のひらにすっぽり収まるであろう、上品で形の良い丸み。
その先端、薄ピンクの小ぶりな乳輪の中央で、ぷっくりと健康的に勃ち上がった綺麗な乳首。
アイリーンのような圧倒的質量は無いものの、形の整った美しさという一点では完全勝利の芸術品である。
「……隠さないんだね?」
「……まー、ここまで来て今更隠すのも意味ないですしね」
クレアはふん、と少しだけ顔を背けながら、両腕を頭の後ろで組むようにして、堂々と胸を晒した。
腕を上げた拍子に、ふっくらとした乳房がさらに上向きに引き上がり、ピンと張った乳首が俺の方へ突き出される。
「ほら、好きなようにしてくださいよ。さっきのアイリーンみたいに痛いほど揉んだり伸ばしたりはダメですけれど、見るくらいなら好きにすればいいです。私の身体なんて、どうせもう坊っちゃまには見飽きるほど見られてるんですから」
俺は迷わず、クレアの胸元に勢いよくダイブした。
「わぷっ──!」
「ちょッ……!」
ぴたっ、と。
アイリーンのような底なしの肉の海に沈み込む感覚とは違って、クレアの胸はきっちりと俺の頬を受け止め、しなやかな肌のしっとりとした感触と、女性らしい体温が直に伝わってくる。
心臓の鼓動が、薄い肌越しにとくとく、とくとく、と速いリズムで耳元に響いていた。
石鹸の清潔な香りと、その奥に薄く混じる甘い肌の匂い。
アイリーンの乳臭い濃厚なフェロモンとは対照的に、爽やかで凛とした女の匂い。
「あったかい……クレアのおっぱい、めちゃくちゃ気持ちいい……心臓ドキドキ言ってる……」
「おっと……抱きつくなんて、坊っちゃまもやっぱり甘えん坊みたいですね……ってちょっと、当たってますよ、当たってッ」
「えっ、なにが?」
「とぼけないでください。お腹のあたりに、ガッチガチに硬いのが当たってます。全然収まってないじゃないですか」
クレアは半眼で俺を見下ろしながら、自分の腹部に押し付けられた俺の股間のテントを指摘してきた。
確かに、オナ禁の効果は抜群で、俺のちんぽは一向に萎える気配がないどころか、クレアの体温と匂いを浴びてさらに張り詰めている。
「だってパンツ越しだから良いじゃん。クレアのおっぱいとお腹見てたら、抱きつきたくなっちゃったんだもん。アイリーンに抱きついてた時より、ちょっとドキドキしてる、俺」
俺がそう言って上目遣いに見上げると、クレアは一瞬目を泳がせてから、ふいっとそっぽを向いた。けれど、しっかりと聞こえる声でぼそりと呟く。
「……ふーん。中々言いますね、坊っちゃまも。そういう口の上手さ、誰に習ったんですか」
「クレアと話してたら、自然にこういうこと言いたくなるんだよ」
「……はいはい」
クレアは呆れたように溜息をつきながら、けれどそっと、俺の頭に手を置いた。
指先が髪の中に潜り込んで、優しく梳くように動く。
アイリーンの「よしよし」が母性的なら、クレアのそれは姉が弟にするような、ちょっと不器用な労りだった。
反対側からは、アイリーンが横向きに寝そべったまま、俺の背中に手を回して優しく抱き寄せてくれている。豊満な乳房が背中にむぎゅっと押し付けられ、柔らかな肉が俺の身体の輪郭に合わせて変形していく。
前から、後ろから、二人分の女体に挟まれる極上のサンドイッチ状態。
「うへへ……天国……」
「もー、坊っちゃまったら、本当にエッチで困った子ですねぇ……♡」
「はぁ……まあ、たまにはこうしてあげるくらいは、別にいいですけど。ほら、もう寝ますよ。明日も坊っちゃまは魔法の練習があるんですから」
「は〜い……」
部屋の灯りがふっと落とされる。
二人分の体温と、二人分の甘い匂いと、二人分の柔らかな肉感に包まれて、俺の意識はゆっくりと深く沈んでいった──
翌朝。
「……ぅ……ん……」
まどろみから浮上した俺は、ふわふわとした幸福感の中で目を開けた。
けれど何かがおかしい。
下半身がやけにすっきりしているような、それでいて妙にベタついているような。
「あらあら……大丈夫ですか〜? 坊っちゃま♡」
「随分と派手にやりましたね……おかげで私のお腹まで濡れてますよ」
優しく頭を撫でるアイリーンの声と、すぐ目の前にあるクレアの呆れ顔。
俺の視界に飛び込んできたのは、クレアのすべすべの白いお腹だった。
そしてその引き締まった腹部の表面に、明らかに俺のものと思われる白濁した粘液が、つーっ、と糸を引いて貼り付いている。
……あ。
俺、夢精した。
しかも盛大に。
寝ている間にいつの間にかクレアにしっかり抱きついていたらしく、パンツから染み出した精液がそのままクレアのお腹に擦り付けられて、ねっとりとした染みを作ってしまっていた。
「ご、ごめん……!」
「お気になさらず。私の身体は雑巾代わりとして優秀なようですから」
「クレア、ちょっと言い方……♡」
苦笑するアイリーンの横で、クレアはふっと笑って起き上がった。
お腹の精液を布巾で拭おうとしながら、含みのある声で続ける。
「てっきり昨日、夜中に『手でしろ』なんて言われると思って心の準備してたのに、結局何にも言われなかったから、逆にビビってましたよ。坊っちゃまが我慢するなんて珍しいですから。どうやら、ちゃんと我慢? してたみたいですね」
「うん! 二人をゆっくり感じたくてオナ禁してたんだ」
「ふふ……何ですかそれ。子供のくせに、変なこだわりがあるんですから」
クレアは呆れたように笑いながら、けれど少しだけ嬉しそうに目を細めた。
「坊っちゃま〜、お腹もベタベタだし、お風呂入りにいきましょうね〜♡ 朝風呂で気持ちよくスッキリしちゃいましょう♡」
アイリーンが、俺の汚れたパンツの中身もしっかり把握した上で、にっこりと提案してくる。
俺は当然、その提案に乗らない手はない。
「うん!……あ、お風呂ではさ、パイズリでもしてもらおうかな?」
「いいですよ〜♡ 私の重たい二つのお肉でぎゅーって挟んで、坊っちゃまのおちんちんがパンクしちゃうくらい、たっくさんびゅーびゅーしましょうね〜♡ 朝の射精は健康にも良いんですよ〜♡」
「手コキもして欲しいなー!」
「分かりました〜♡ ええっと……確か坊っちゃまは、カリのところに指をクッと引っ掛けて、くりくり〜って刺激されるのがお好きでしたよね〜?♡ 何度もご奉仕してますから、もう坊っちゃまの感じるポイントは全部覚えてますよ♡」
「うん!」
「じゃあ〜、片手で坊っちゃまの大事なタマタマを優しく揉み揉みしながら〜、もう片方でカリのとこをくりくりっとして〜、お口でちゅーちゅーキスもしながら〜、たっぷり可愛がっちゃおっかな〜?♡ 一回じゃ済まないように、坊っちゃまのザーメンを根こそぎ搾り取って差し上げますね〜♡」
「ア、アイリーン……えっちすぎる……!」
「はい♡ 朝からえっちなアイリーンで〜す♡ 坊っちゃまのおちんちんに奉仕するのが、メイドの朝のお仕事ですから〜♡」
「やばい……えろ過ぎて、なんかもう一発出た気がしてきた……」
「朝から何回出すつもりですか……」
クレアは、自分のお腹を布巾で拭きながら、心底呆れたように肩をすくめた。
「やれやれ……朝から本当にお盛んなことで。……まぁ、私の腹を汚した責任くらいは取らせますから、覚悟しておいてくださいね、坊っちゃま」
その溜息混じりの一言は決して嫌そうな響きではなかった。
ベッドから降りた俺は、両側からアイリーンとクレアに手を引かれて、楽しい朝風呂への扉を開く──