※この作品はR-18です。

【可哀想】じゃなきゃ抜けない!   作:BIBI

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第8.5話 三姉妹①

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「――貴方の望み通り、その男と子作りします……。この(かせ)を外しなさい」

 

 

 震える声で怒気を含ませながら、セレストは妹の声を遮る。

 

 

「……セレスト」

 

 

「セレスト……ッ。何を言って……」

 

 

 言いにくい事を代わりに言ってくれたのだと察するアリシアと対照的に、フローラは驚愕で義憤を胸に抱いていた。

 

 

 

「御母さんがあんな目に遭ったのに……! それをやったらあのゴミと同じになってしまう……ッ!」

 

 

 

「――フローラは私とアリシアがモンスターになっても良いんですか? さっきの写真の人達に、体を好き勝手に弄ばれろとでも?」

 

 

 

 失望の眼差しを向けるフローラを、あえて冷たく突き離すセレスト。アリシアは「止めてよ……。フローラ、セレスト……。こんなの、正解なんてないよ……」と俯き、涙を床に落としていた。

 

 

「…………ッ。そう、ですね……。ごめんなさい……。私が……、冷静じゃなかった様です……」

 

 

 悲しそうな妹の顔を見て、フローラは歯を食いしばり眉間に皺を寄せつつ反論しない。でも悔しいし納得できない事ばかりなのだろう。

 

 

 

 何せフローラの想定には、妊娠後なら他の男に犯される可能性も入っていたからだ。そうなれば逆レイプする事に意味がなくなってしまう。

 

 

 

 しかし妹達の表情を見て、悪い想定は捨てる事にした。妹達が少ない希望に縋る気持ちを結局の所、フローラは無視できないのだから。

 

 

 

「んじゃあ。挿入前に俺が味見するかぁ」

 

 

 コモノンはセレストに近寄りしゃがむと、むっちりとした足を掴み無理やり広げさせた。

 

 

「「――――ッ!」」

 

 

 驚愕する三人。

 

 

「な……、何で貴様がッ……! さっきと話が違うでしょ……!」

 

 

 声を荒げるセレスト。その憤りも当然。彼女は男性嫌いの潔癖であるが故に、処女のまま一生を終えようと思っていた人物。たとえそういった行為をするなら、当然生涯に一人だけと考えるのは当然であり、複数人の経験なんて一切想定していなかった。

 

 

 

「――冗談だ。好きにやれ。正直ガキは好みじゃねぇしな。それに今後仲間になるんだ。変な事はして恨みを買われても困る」

 

 

 

 立ち上がりガチャガチャと鍵を差し込み、コモノンは枷を外していく。

 

 

「クソが…………ッ!」

 

 

 揶揄われ、不機嫌になるセレスト。だが「…………」フローラとアリシアは安堵と疲れが混じった様な表情を浮かべていた。

 

 

 

 恐らく彼女達は、言う通りに子作りすれば、それ以上酷い事はされないと判断したからだろう。

 

 

 特にフローラはセレスト以上に潔癖を拗らせているので、胸を撫で下ろす様に大きく溜息を吐く。

 

 

 

「――じゃあな。後は若いもんで楽しめや。お前等の子供が優秀なら俺は出世確定。期待してるぞー♪」

 

 

 

 コモノンは楽し気な声を出し、その場を後にした。

 

 

「…………ごめん」

 

 

「申し訳ありません……。貴方だけじゃない。貴方の恋人にも恨まれる事を今からします……。でもせめて、出来るだけ早く終わらせます。どうか耐え――」

 

 

 

 暗い顔のアリシアは恐る恐る近寄り謝罪し、フローラも追随した。だけど「必要ないでしょ、そんな謝罪なんて」とセレストは冷たい表情でズカズカとジュードに近寄り、上に覆い被さる。

 

 

 

「――――ッ」

 

 

 ジュードはゴクリと生唾を呑む。まじかで見ると魔力がある美人だった。童顔なのに表情の所為か大人びて見える。

 

 

 

 美しい灰色は長くツヤがあり、アリシアに近い豊満な乳房も持っている。縦に斬られたチュニックの隙間から、チラチラと見える乳首もエロい。

 

 

 

 自然と目で追ってしまうというか、もう釘付けと言った感じでジュードは妙されていた。

 

 

 

「私達の体は本来、貴方みたいなクソオスには勿体ない。貴方が傷つく事は許されません……。私達と交わった経験を、一生分の幸せを使ったと思って噛み締めなさい」

 

 

 

 ズボンと下着を脱がして床に放り、肉棒を取り出すとギュッと握り潰す様な力を込めるセレスト。硬くなり大きくなる肉棒を見て、彼女は蔑む様な視線でジュードと目を合わせた。

 

 

 

「…………ッ⁉ え、いや……、その……。別に僕以外にも男の人います、よね? 何で僕なんですか……。もっと女慣れた人に、お願いした方が……」

 

 

 

「嫌に決まってるでしょ、汚らわしいッ。童顔イケメンの童貞が此処にいるのに、ブサイクなヤリチンなんて選ぶ訳ないでしょッ」

 

 

 

 目を泳がせるジュードに、セレストは潔癖が滲み出た発言で返す。彼女は何気にジュードをイケメン扱いしているが、褒めた自覚は無さそうだった。後、不細工な連中を勝手にヤリチン扱いしてる。

 

 

 

「……ぼ、僕、僕と彼女、幼馴染で、結婚するって約束、してて――」

 

 

 肉棒を手で上下に擦られ、ジュードは体が反応してびくびくしていた。足の指を丸めたりして明らかに快感に耐えている様子。

 

 

 

「忘れなさいッ。こんなバキバキでクソデカい竿をしている癖にッ。これだけ勃起していたら、もう浮気している様なものでしょ……。それに――」

 

 

 

 蔑む視線や嫌悪感を隠そうともしないセレストは、肉棒を割れ目にピトッとくっつける。

 

 

「あ」

 

 

 ジュードが声を漏らした時には、もう遅かった。

 

 

「――――ッ」

 

 

 勢いよくセレストは腰を落とし、破瓜の血を流す。狭い膣にジュードのデカチンがギュウギュウに収まる。

 

 

「はわわわわ……」

 

 

「えぐ……」

 

 

 目を覆い指の隙間から様子を見るフローラと違い、アリシアは少し引き気味だった。反応の違いはあれど、二人は膝を突き、ベッドの縁に寄ってジュードとセレストの様子を仲良く見学していた。

 

 

 

「ほら。もう、浮気……。貴方は私に、汚された……。幼馴染の事は忘れなさい……」

 

 

 痛みが引くまでの時間稼ぎ。セレストは侮蔑の視線でジュードを見下ろす。とはいえ幾ら男嫌いアピールを態度でしても、彼女の膣は肉棒をギュウギュウと大切そうに欲している様子だった。

 

 

 

「そんな……、酷いですよ……。こんな事……」

 

 

 ボロボロと泣いて震えるジュード。そんな彼を無視して「く……ッ。本当に、大きい…………。男性は皆、これほど大きいんですか……?」セレストが下腹部を擦っていた。

 

 

「はぁ。はぁ……」

 

 

 射精を耐えるジュードは辛そうに息を乱していた。

 

 

「随分と気持ち良さそうですね……。良いんですよ、もう出して……」

 

 

 もう痛みが段々と引いていき、セレストは腰を浮かし始めた。ジュードが魔力の気配を消して彼女の膣を治癒していたとはいえ、直ぐに動かれる事は意外だった。

 

 

 

 彼の想像以上に今のセレストは、発情しているのかも知れない。

 

 

 媚薬の効果が本物とはいえ、それとは別に〈淫紋(いんもん)〉という呪印を三姉妹は知らない間に施されている。故に二種の発情が相乗効果を生んでいるのだろう。

 

 

 

「出さ、ない……。早く抜いて……」

 

 

「気持ち良い事を否定しないんですね……。抜く訳ないでしょ、ここまでしてッ。早く出しなさいッ。早くッ。どうせ出す事になるんだからッ」

 

 

 

 嫌がるジュードに、セレストは蔑む視線を向けて眉間に皺を寄せる。でも押し寄せる快感に「……ん♡」と気持ち良さそうな声を出してしまい、彼女は一瞬で顔を赤くした。

 

 

 

「クソオスがッ。何て、汚らわしい……ッ。私の膣を味わい尽くす気ですか……? 嫌がってる振りして、私の体を長く楽しみたいんでしょ……? これだから男という生き物は……ッ。浅ましいッ」

 

 

 

 恥ずかしさを隠す様に、顔に不快感を浮かべて(まく)し立てる。だが、それが単なる誤魔化しなのは明白。耳まで赤くする彼女は客観的に見ても、自らの快楽の為に腰を動かしているようにしか見えない。

 

 

 

「…………ッ! ちょ、ちょっと……! 激し……ッ!」

 

 

 腕を使おうともがくがギシギシと鎖が音を立てるだけ。ジュードは身動きが取れず、羞恥の表情を浮かべて辛そうに歯噛みする事しかできなかった。

 

 

「クソオスの癖にッ……! 何で、こんなに……! んぐ……♡」

 

 

 豊満な乳房を揺らし、激しく杭打ちピストンするセレスト。彼女の動きが段々と激しさを増し、少しずつじわじわと限界に達する。

 

 

 

 そして大きく仰け反った瞬間――盛大に潮を吹いてしまう。

 

 

「~~~~ッ」

 

 

 セレストは自分の体に何が起きたのか理解できなかった。ガクガクと腰が痙攣し絶頂しており、仰け反った姿勢のまま、口を半開きに涎を垂らしている。呼吸は荒く、乳首が痛そうな程勃起していた。

 

 

「はわわわわ……」

 

 

 フローラは相変わらず目を手で覆い隠していた。だが目をガン開きで、指の隙間から二人を見て一人あたふたしている。

 

 

 

「すっご……。セレストってこんな淫乱だったんだ……」

 

 

 セレストの盛大なイキっぷりを見て、アリシアは揶揄う様に苦笑する。

 

 

 

「か、勘違い……、しないで、ください。これは媚薬の所為でですから……。本来なら貴方みたいなクソオスに……♡ 私が感じる訳……♡ それに、貴方が早く射精しないから……」

 

 

 口元から垂れた涎を腕で拭きながら、セレストは言い訳する。

 

 

「大人しく、射精しなさい……ッ! 私達が、責任、取りますから……! もう幼馴染なんて、忘れて……ッ! 私達だけに奉仕、しなさい……! 幸せでしょう……! こんな美人な三姉妹が、自分の物になるなら……! 貴方にしか体を許す気はないんですよッ! もっと喜びなさいッ……!」

 

 

 

 情けない姿を姉妹に見られて恥ずかしいのだろう。声を張り上げてセレストは何度も腰を上下に打ち付けた。

 

 

 胸も尻も程よく大きい美しい少女。今まで男が近寄るだけでも不快感を顔に浮かべる様な彼女が、巨根を膣に収め、必死に射精を求めている。

 

 

 

 そんな状況にいつまでもジュードの理性が持つ訳もなく――。

 

 

「ん゛……♡ 気持ち、良い……♡ 何で、こんなクソオスの竿なんかで……♡ 言って……、おきますけど……♡ 貴方だけ、ですから……♡ 私の、膣を、自由に、できるのは……っ♡ 光栄に、思い、なさい……♡」

 

 

 

「あ、もう……! 駄目だ……! 抜いて――」

 

 

 

 当たり前の様に生涯を捧げようとするセレストに、ジュードは堪えていた精液をぶちまけてしまう。

 

 

「――――ッ!」

 

 

 

 腰を落とした瞬間、子宮に叩き付けられる精液は、まるで水鉄砲の様な勢いだった。膣の中でさえ分かる程に、射精の勢いは激しい。

 

 

 

 男嫌いを拗らせていた潔癖な少女の膣が、粘着いた精液で汚されてしまった。「凄い量……。絶対妊娠してるでしょ……、こんなの……」少し、引き気味で膣から漏れ出る精液を見つめセレストは体を前に倒した。

 

 

 

「…………ん♡」

 

 

 

 射精で呆けて口が半開きのジュードに、彼女は覆い被さってキスをした。力なく抵抗しないジュードに、どさくさに紛れてセレストはマーキングする様に口内を舐め回す。

 

 

 

 これは自分の物だと言いたげに、初めてとは思えない程、彼女は必死にジュードに自分の唾液を塗り付けた。

 

 

 

「キスも……しましたね。舌まで絡めて……。何の抵抗もしなかった事を、彼女さんが知ればきっと悲しみますね……。…………。そういえば、彼女とはもう済ませていましたか……? キス」

 

 

 

「今のが、初めて、でした……」

 

 

 意地悪な笑みを浮かべて舌なめずりするセレストに、ジュードは涙目で初めてだと口にする。

 

 

「私もです……。全部、初めて同士……、ですね」

 

 

 満足気に不敵な笑みを浮かべ、セレストが第二ラウンドに入ろうとした時――。

 

 

 

「次、私がやっても良い……⁉ ちょ、ちょっと我慢、できない、かも……!」

 

 

 

 アリシアは自身の割れ目を弄りながら、苦しそうに声を出す。「え、あ……」と出遅れたフローラは一瞬狼狽えた後、落ち込んだ様子で黙る。

 

 

 

「あはは。フローラも苦しいよね……。大丈夫。一回目は、とりあえずサクッと済ませるから」

 

 

 アリシアは笑いながらセレストと交代する。ドロドロに精液が肉棒にこびりついているが、彼女は丁寧にそれを舐め取る。

 

 

 

 躊躇がない。彼女はフローラやセレストほど男嫌いを拗らせている訳ではないのか、それとも発情に促されているだけなのか、肉棒を握り、舌を出して丁寧に舐め取っている。

 

 

 

「……セレストって意外と積極的ですね」

 

 

 ジト目で赤面したフローラは隣に視線を向ける。

 

 

「…………⁉ フローラも入れたら分かりますよ……」

 

 

 セレストは体育座りで膝を抱え、目を逸らす。膣からドロドロと粘着いた精液が溢れ出ているが、気にした様子もない。

 

 

 

「いったぁ……」

 

 

「…………ッ」

 

 

 

 早速もう挿入し終えてアリシアは片目を瞑り痛がっており、ジュードは辛そう半分に悔しそうな表情を浮かべていた。

 

 

 

「……あんまり我慢しない方が良いよ? 早く射精すれば、早く終わるんだから」

 

 

 少し悲し気で罪悪感の込められた微笑だった。アリシアはやはり罪の意識はあるらしくセレストの様に割り切った態度は出来なかった。

 

 

 

「……子供が三人できたとか、絶対振られるんですけど」

 

 

 涙目で不貞腐れた様にジュードは言う。それに「あはは……」と頬を掻きながら「ごめん……。でもセレストの言う通り、あたし達が責任取るから……。振られたら、その……、ハーレムで癒してあげるね……?」アリシアは苦笑していた。

 

 

 

「…………。これで、あのクソ野郎と同じになっちゃった……」

 

 

 落ち込んだように下腹部を擦り、肉棒がそこに収まっている事を意識する。

 

 

 何か違和感……。セックスって変な感じがする……。やっぱり日常と掛け離れた行動だからかな? あたしが男に体を許すこと自体に、あたし自身がリアリティを感じられないというか……。

 

 

 

 何か……、とにかく非日常な感覚。

 

 

 アリシアは違和感や罪悪感を抱きつつも、不思議と不快感が無かった。それが凄く彼女の中でささくれの様なむず痒さを感じさせる。

 

 

 

 嫌がる男を無理やり犯しているのにも関わらず、不快感を抱けないという事が、自分と父親が重なってしまうからだろう。

 

 

 

「……噂で聞いた事があります。やっぱり貴女達は、父親に恨みがあるんですか?」

 

 

 聞いても良いのか逡巡した後、恐る恐るジュードは口にした。気遣い。優しさ。彼の態度からそれを察したアリシアは自然と頬を緩めてしまう。

 

 

 

「…………。恨んでた……。でも、もう恨む資格はなくなった……、かな……。あたし達は今、ずっと恨んでいた父親と、同じ事をしてしまったから」

 

 

 

 自虐的に言う。ジュードの割れた腹筋を触りながら、アリシアは破瓜の痛みが引くのを待つ。

 

 

「……状況が違いますよ。脅迫されているんで、別にレイプだとか、そういう事は考えなくて良いと思います」

 

 

 

 哀れむ様な視線。ジュードは無理やり襲われている状況だというのに、あろうことかアリシアに同情していた。

 

 

 

「…………。何で逆レイプされてる側が、気を遣ってるの……? やっぱり、優しい人なんだね、君……。何か、彼女さんが羨ましいかも……」

 

 

 

 流石にアリシアもズシンと罪悪感が重くのしかかった。ジュードが初心で善良であればあるほどに、汚してしまった自分の罪が深くなる事を自覚してしまう。

 

 

 

「……彼女に振られるのが怖いんだよね? だったら子供の事は、まぁ、その、内緒にして良いんじゃないかな……。どうせ、言わなきゃバレないよ? 私達との関係だって」

 

 

 

 何言ってんだろ、あたし……。

 

 

 言いながら自分で突っ込む。こんな最低な助言しかできない自分が情けなくて、更に落ち込んでしまうアリシア。

 

 

 

 だからこそ――。

 

 

「此処から抜け出す事なんて、できませんよ……。仮に抜け出せたとしても、僕は彼女に隠す気はありません。人が嫌がる事実を隠すのは、嘘を吐いているのと同じなので……」

 

 

 

 困った様に笑い、真っ直ぐにこんな事が言えるジュードは誰よりも眩しかった。

 

 

「…………馬鹿みたいに誠実。…………こんな事をしている側が言うのも何だけど、彼女さんは君を許してくれると思う。こんな真面目な良い人を捨てるのは勿体ないから」

 

 

 

「ははは……。どうでしょう。子持ちが三人もいたら、流石に捨てられる気がしますけど……」

 

 

 アリシアは好みど真ん中な発言を受けてモジモジし、優しそうに苦笑を浮かべてジュードは何処か悲しそうなだった。

 

 

 

 私に気を遣って笑顔でいてくれるけど、きっとこの人は今もどこかに居る恋人を想い、罪悪感に苦しんでいるんだ……。

 

 

 

 アリシアは彼の優しい笑顔を見ているとギュッと胸が締め付けられた。今すぐにでも抱き締めてあげたくなるが、自分が襲っている側なので、それは罪を重ねる事になってしまうのがもどかしい。

 

 

 

「……振られたら、あたし達が一生尽くしてあげるから」

 

 

 

「「…………」」

 

 

 照れまくりにボソリと呟くアリシアを見て、セレストとフローラは頬を染めてジト目を向けていた。何せ姉妹だからこそ、表情と発言からアリシアの言葉が本音だと理解していたのだ。

 

 

 

 加えて、想いは同じだった。

 

 

 父親の所為で男嫌いを拗らせていた三姉妹にとって、ジュードの様な誠実な男性は、それだけで好感が持てる。

 

 

 

 その上、自分が傷ついているのに、他人を思いやれるその姿は、罪悪感を抱く彼女達にとって救いそのもの。

 

 

 

 (ほだ)されない方が無理な話だった。

 

 

「皆、一緒に抜け出せる様な、奇跡が起これば、良いですね……。可能性はなくもないですよ……、最近は」

 

 

 

 アリシアが緩やかに杭打ちピストンを始めた所為で、少しだけ苦しそうにジュードは息を乱す。

 

 

「え?」

 

 

 素直に驚いたと様子で聞き返すアリシア。彼女に「ギルド同士の、潰し合いが、あるんです。どさくさに紛れて、逃げ出す捕虜が、結構いると聞いた事が、あります……」とジュードは告げる。

 

 

 

「〈ガルム〉だよね……。確かに、聞いた事は、あるよ、あたしも。メッチャ強くて、政府も闇ギルドも、全て、敵に回してるって……ッ。あ♡ すご♡ セックス、気持ちが良いかも……♡」

 

 

 

 言いながらうっとりとした表情を浮かべて、アリシアは気持ち良さそうに声を漏らす。そしてまだピストンは始まったばかりだと言うのに「ん゛……♡」、絶頂してガクガクと腰を痙攣させてしまった。

 

 

 

「待って……♡ 早いから……♡ こんな簡単にイクなんて……♡」

 

 

 アリシアは歯噛みして、ジュードの腹に両手を突く。「セレストが……、雑魚マンコって訳じゃなかったのかも……♡ 凄いよ、これ……♡」と揶揄うように苦笑いする。

 

 

 

 セレストは顔を少し赤く染め「誰が雑魚マンコ……」と不満げだった。

 

 

「何か、ヤバい……♡ 気がする……♡ 段々、気持ち良くなってる、ような……♡ ていうか、もう抑えられない……♡」

 

 

 

 アリシアは快感以上に、ジュードに対する気持ちが膨れ上がっていた。だから――。

 

 

「…………。出会ったばかりで言うのも、おかしいけど、君が好きかも……♡ 普通に、好みかも知れない……♡ だって君との子供が欲しい……♡ 孕んで、体に刻みたいの、あたしにとって君が特別だって……♡ ほら、君専用のマンコだよ……♡ 早く出してよ♡」

 

 

 

 彼女は、胸に湧き上がる熱烈な気持ちを言葉にした。

 

 

「な、なんて大胆な……。お姉ちゃんの方が、恥ずかしくなっちゃうんですけど……?」

 

 

「出会ったばかりなのに……。ていうか、逆レイプした相手に言う事ですか……?」

 

 

 フローラとセレストはベッドの隣で膝を突き、妹の大胆な告白を聞いて本人より恥ずかしそうにしていた。

 

 

「く……ッ」

 

 

「~~~~ッ」

 

 

 堪え切れなくなってジュードが射精し、アリシアの子宮には粘り気の強い精液が注ぎ込まれる。粘着いてこびりつくような異臭の強い精液で、膣全体を汚されたというのに、愛おしそうに彼女は下腹部を撫でた。

 

 

 

 そして「あたしもしたい♡ 好き♡ 好き♡」と豊満な胸を押し付けて、アリシアはキスをせがむ。「…………」ジュードは顔を赤くし抵抗ある態度だったが、勢いに押し切られてしまい、むちゅ~っとアリシアから押し付けられる唇を受け入れた。

 

 

 

「ん……♡ ん……♡」

 

 

 貪る様に舌を絡め合い、アリシアは満足気に笑う。「唾液も飲んで……♡」と舌からダラーっと落ちる一筋の唾液を、彼女はジュードの口の中に注ぎ込む。

 

 

 

「…………」

 

 

 迷いながらも、最後は唾液を飲み込むジュードは少し顔を顰めつつ照れた様に目を逸らした。その様子に、可愛い……と胸を打たれるアリシア。

 

 

 

 彼女は妙にドキドキが止まらくなり、つい、もう一度中出しさせてやろうと上体を起こすと――。

 

 

 

「次は私、ですから……。全くいつまで待たせるつもりですか……。セレストより、ずっと長いですよ?」

 

 

 アリシアを羽交い締めにして、フローラは自分への交代を宣言する。「あはは……、そうだったごめん……。超テンション上がり過ぎたかも……」悪びれもなく、屈託ない笑顔を浮かべるアリシアは、ベッドから降りてそそくさとセレストの隣に移動する。

 

 

 

「私達は加害者ですからね? それを忘れてはいけませんよ」

 

 

「あはは……。ホントだよね。ごめん」

 

 

 一応釘を刺すセレストに、肩を落とすアリシア。

 

 

「逆レイプ、だとしても、感謝、してください……ッ。この超美少女の、この、私が体を許すんですからッ。嫌がる事がそもそもおかしいんですッ」

 

 

 

 ドロドロに精液で汚れた肉棒を掃除すらせず、フローラはジュードの体に(またが)る。肉棒を割れ目に当てて、「く……ッ。私の中にあなたの体の竿が入っているって……、これがどれだけ恵まれているのか、分かってるんですか……ッ」彼女は恥ずかしさと悔しさが入り混じる表情で歯噛みした。

 

 

 

「…………ッ! 私が、汚されてるのを、感じます……ッ」

 

 

 腰を降ろし、一気に膣に肉棒を入れるフローラ。「痛い、のに……⁉」と彼女が驚くと同時に、「あ、ちょ、ちょっと」ただ入れただけなのに簡単に絶頂してしまい、腰がガクガクと痙攣して体を少し仰け反る。

 

 

 

「…………」

 

 

 驚きと困惑で頭が真っ白になるフローラは絶句していた。というか、「「…………」」アリシアとセレストも言葉を失っている。

 

 

 

「……こ、これは、お預けをずっと、食らっていたからで、違うんです」

 

 

 プルプルと羞恥に震えるフローラは、隣で見ている姉妹に涙目で言い訳する。

 

 

「処女が挿入しただけでイクのは凄いんじゃない……?」

 

 

「情けない……」

 

 

 アリシアはドン引きし、セレストは顔を薄ら赤く染めて小さく呟く。

 

 

 

「何で二人共、あんなに、激しくできるん、ですか……♡ 動くだけで、もう……♡」

 

 

 息を乱し、ガニ股になって本当にゆっくりと腰を動かすフローラ。ピクピクと体が震えて今にも絶頂しそうな様子である。

 

 

 

 一番貧相な体つきな癖に性欲だけは一丁前で、一番感じやすい体。完全に長女の威厳が丸潰れの状態で、フローラは「うッ……♡」大して動いていないのにまた絶頂してしまう。

 

 

 

「違いますからッ! 私が、淫乱って、訳じゃなく……! 私だけ、媚薬の量が、多かったんですよッ! 決して、雑魚マンコ、何かじゃ、なくって……!」

 

 

 息を切らして苦しそうに羞恥に震えるフローラは、言い訳するが説得力はない。

 

 

 

「フローラ。その言い訳は通用しないよ?」

 

 

「一人一瓶でしたよ。量は同じです。単にフローラが雑魚マンコってだけ……」

 

 

 アリシアは揶揄う様に笑い、セレストは心配そうな顔をしつつ正論パンチ。

 

 

「この私を汚しておいてッ! 他の女の所に行くなんて許しませんからッ! もう貴方専用の体なんですからッ! 責任取ってくださいッ! 私に子供を産ませるだけ、産ませて逃げる気ですか……⁉」

 

 

 

 生まれたての小鹿の様に小刻みに震える体で、威勢よくフローラは捲し立てる。彼女の杭打ちピストンも徐々に激しくなり、これにはジュードも「そ、そんな事を言われても、僕には恋人が……」と戸惑いを隠し切れない。

 

 

 

「フローラ……。あたし達、犯してる側……」

 

 

「レイプしている側とは思えない言葉ですね……」

 

 

 勝手な言い分過ぎて、アリシアとセレストは呆れた様に肩を落とす。

 

 

「ん♡ あ゛……♡ 何で、こんなに♡」

 

 

 フローラは目が上向き、一心不乱に腰を上下させる。だが少し擦れるだけでも気持ち良過ぎて、何度も何度も絶頂していた。

 

 

 

 ガクガクと腰が震え、口から漏れ出る涎を気にする余裕もない。絶頂する度に恥ずかしくてすぐに腰を動かし、間を開けず頑張り続け、彼女はジュードに射精をして欲しいと媚びていた。

 

 

 

 肉棒に纏わり付いていた精液は、既に彼女の膣にたっぷりと刷り込まれている。自分の大切な場所が、男の精液で汚されてしまった現実は、フローラにとって自分の価値が下がってしまった事に他ならない。

 

 

 

 だから女としての価値や自信を取り戻すという意味でも、彼女はジュードに振り向いて欲しかった。

 

 

 

 少なくとも自分がジュードにとっては完璧な女でありたい。自分だけ気持ち良くなって男を満足させられない女という汚点だけは避けたいと、必死になってしまうのも無理はない話だろう。

 

 

 特に彼女は自分の容姿に自信満々なナルシストであり、妹達からも尊敬される姉であろうとしている。だから、これ以上の醜態を晒す訳にはいかなかった。

 

 

「ちょ、ちょっと……!」

 

 

「あぁもうッ……! 気持ち、良過ぎるッ……! この竿が、悪いんですよッ! 一生私の物にしますからッ♡ 何人だって、子供産みますからッ……♡」

 

 

 

 流石に苦しそうに顔を歪めるジュードだが、フローラは止まらない。一生を付き纏い離さないと宣言し、子供も何度も産む事を勝手に決めていた。そして――。

 

 

 

「また…………ッ」

 

 

「ん♡ すごいッ♡ 勢いが凄すぎて、出されてるのが分かりますッ♡ この体は貴方専用です♡ 我慢せず全部出してください……♡」

 

 

 

 我慢できず射精してしまうジュードに、フローラは嬉しそうに勝ち誇った顔をした。まさしくドヤ顔という奴だろう。体が貧相でコンプレックスが強い分、射精して貰えた事が嬉しくて堪らないらしい。

 

 

 

「やっぱり男の人は単純ですね♡ こんな胸の小さい私にも興奮するなんて……♡ やはり顔ですか♡ 顔が良いと気持ち良くなっちゃうんですか♡」

 

 

 

 やたら顔に自信を持つフローラは言いながら、当然の様にジュードにキスしていた。もはや彼も抵抗する気力もなく、舌の侵入を受け入れている。

 

 

 

「私の唾液も飲んでください♡」

 

 

 アリシアの様に唾液をダラーっと垂らし、フローラは妖艶な笑みを浮かべる。ジュードは言われるままに彼女の唾液を一滴残らず飲み干した。

 

 

 

 これで一応全員に中出し完了となった。

 

 

 ……一先ずこれで、終わりか。また明日、種付けする感じかな……?

 

 

 ジュードが何となくそう思っていた矢先――。

 

 

「次は私です。早くどいてください」

 

 

「顔にマンコくっつけるから、舐めて欲しいなぁ……」

 

 

「まだ余韻に浸らせてくださいよ……」

 

 

 

 セレスト、アリシア、フローラが言い争いを始めていた。どうやら種付けに仕方なく犯すとかいう建前を忘れているらしい。

 

 

 

 普通に第二ラウンドを始める気満々だった――。

 

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