脱衣麻雀開催のお知らせ!!!!!!!!!
開催日時
7月4日 土曜日 10:00 雨天決行!
開催場所
私の部屋でやる予定!
参加者
私と
ルール
いつも通り三人麻雀の東南戦!
合計失点を計算して、4000点を失う毎に1枚脱衣!(3900の後に5200を振り込んだら2枚脱ぐ)
全裸になったら、次から罰ゲーム!
最終的に1位の人は、他の2人に1つ命令ができる!
もし役満に放銃したら、その日は1日裸で命令を聞く!
当日の服装は自由!ただし6回で裸になるように脱ぐこと!
あと罰ゲームも何個か追加しよーね!
「……何だこれ」
――プルル
脱衣麻雀をするのはいいけど、流石にいくつか聞きたいので菫紅に電話を掛ける。
「ん、どうしたの?繫」
「それはこっちの台詞だろ。いきなりどうしたんだよ」
「だって、最近は麻雀やってても緊張感に欠けるていうか、つまんなくなってきたなって」
「まあ、確かにそうだな」
始めたての頃は1000点にも一喜一憂して楽しんでいたものの、最近は慣れてきて、麻雀する機会も減ってきた。
「でしょでしょ?だから緊張感マシマシにしようと思って。持ち点だけじゃなくて乙女の裸が賭けられてるなんて、緊張感すごそうじゃん?」
「それもそうだろうけど、4000点で1枚じゃなくて8000点で1枚でもいいんじゃないか?」
俺達は罰ゲームを掛けて遊ぶことも多いし、その最中に下着が見えることだってあるので、下着姿になったり、運が悪ければ全裸になる程度のルールならここまで言わない。
しかし、三人麻雀の平均点は約8000点。16000点になることだって珍しくない。4000点で1枚脱ぐルールでは、たった1回放銃しただけで下着姿になる可能性だってあるのだ。しかも東南戦は最低でも6局。誰もアガれず流局することだってあるものの、逆に親が連続でアガって長引くこともある。
全裸になる可能性も、そのまま罰ゲームを受ける可能性も充分あるのだ。
「やりすぎって、全裸になるまで24000点だよ?そんなに減るなんて滅多にないでしょ」
「いやそれは――」
「ちなみに、私はやるつもり。脱衣麻雀」
菫紅が強いからだろ。という言葉は百嶺に遮られた。同じ部屋に居たらしい。
「……平気なのか?」
今までの勝率から考えると、百嶺が全裸になる可能性が最も高い。
別に、俺が相手なら全裸を見られるのも、そのまま罰ゲームをするのも嫌ではないだろうけど、恥ずかしいことに変わりはない。
百嶺はまだ中学生だし、M字開脚をしてショーツを見られただけでも顔を真っ赤にしていたのに、全裸になって更に命令まで聞くなんて本当に平気だろうか。
「うん。恥ずかしいけど、つーくんとお姉ちゃんが相手ならそれも楽しそうだから」
「分かった」
百嶺の本心も確認できたので、これ以上の忠告はしない。
「ん、という訳で、脱衣麻雀開催決定!!!!!!!ってことでいい?」
「ん」
「まあ、そうなるな」
提案者の菫紅はもちろん、俺も嫌じゃないので決まりでいいだろう。
「繫。私達と脱衣麻雀だよ。楽しみ?」
「そんなの聞くまでも無いだろ」
本来なら男女三人で脱衣麻雀をして裸になるとか、そのまま罰ゲームをするなんて関係が破綻しかねないのだろう。しかし俺達にとってはそんなの些細なことで、何があってもこの先も一緒に居ると確信している。
だから不安はないし、楽しみだ。
「うん。知ってる。私の裸も見たいだろうし、そりゃ楽しみだよね」
「もちろん」
菫紅は中学の頃から背が高くて、成長が早いとは思っていたけど、高校生になってからは胸が一気に大きくなって、大人の身体になった。
健全な男子高校生として興味があるのはもちろん、純粋に菫紅の裸を見たいと思っている。
「むぅ。私のは?」
「見たいに決まってるだろ」
百嶺は身長や胸が小さいのを気にしているみたいだが、俺は二人の裸だからこそ見たいと思うのだ。体型なんか関係ない。
「よかった。嬉しい」
「……二人とも正直すぎでしょ」
「そうか?菫紅だって、多少は見たいと思ってるからこんなルールにしたんだろ?」
ナニがとは言わないが。
「……本当にばか」
「図星か」
「お姉ちゃんの図星は分かりやすすぎ」
百嶺に激しく同意だ。
「もういい。当日は本気だすから。二人とも全裸にして罰ゲームさせる」
「それは分からないぞ。もちろん俺も本気で打つし、運の要素も大きいだろ」
「うんうん」
俺だって、下まで見られるのは流石に恥ずかしいからな。
それに麻雀は将棋などと違って運の要素があるので、普段の勝率そのままの勝負になるとは限らない。それこそ百嶺が1位になる可能性だって充分ある。
「そこを制してこその強さってやつよ。追加する罰ゲームと、裸にした繫と百嶺に命令する内容。今から考えておくね」
「そうだな。俺も考えておくよ」
三人でルーレットのアプリに少しずつ追加している罰ゲーム。
元々は愛してると言う、耳に息を吹き掛けられるなどの一般的な罰ゲームや、ハグをする、脚を触られるくらいの軽いスキンシップがメインだったが、最近は頬にキスをする、M字開脚をする、お腹を撫でられるなどの罰ゲームが追加され、まだ出ていないが下着を脱ぐ。胸を揉まれる。唇にキスをするなんて過激なものもある。
折角の脱衣麻雀なのだし、全裸だと特に恥ずかしい罰ゲームを考えておこう。
「じゃあ、そろそろ切るね。また明日」
「うん。また明日」
俺は電話を切ると、麻雀のアプリを開いた。
全裸や罰ゲームを回避する為にも、菫紅に一矢報いる為にも、少しでも強くなっておきたい。