※この作品はR-18です。

幼馴染の姉妹と脱衣麻雀をすることになった。   作:珍映ゆし

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第1話 脱衣麻雀開催のお知らせ!!!!!!!が届いた

 脱衣麻雀開催のお知らせ!!!!!!!!!

 

 開催日時

 7月4日 土曜日 10:00 雨天決行!

 

 開催場所

 私の部屋でやる予定!

 

 参加者

 私と百嶺(もね)(つなぐ)

 

 ルール

 いつも通り三人麻雀の東南戦!

 合計失点を計算して、4000点を失う毎に1枚脱衣!(3900の後に5200を振り込んだら2枚脱ぐ)

 全裸になったら、次から罰ゲーム!

 最終的に1位の人は、他の2人に1つ命令ができる!

 もし役満に放銃したら、その日は1日裸で命令を聞く!

 当日の服装は自由!ただし6回で裸になるように脱ぐこと!

 あと罰ゲームも何個か追加しよーね!

 

 

 

「……何だこれ」

 

 菫紅(すみか)がグループチャットに載せたのは、中々に頭のおかしなお知らせだった。菫紅特有のビックリマークを多用した文体じゃなかったら、乗っ取りを疑うレベルだ。

 

 ――プルル

 

 脱衣麻雀をするのはいいけど、流石にいくつか聞きたいので菫紅に電話を掛ける。

 

「ん、どうしたの?繫」

 

「それはこっちの台詞だろ。いきなりどうしたんだよ」

 

「だって、最近は麻雀やってても緊張感に欠けるていうか、つまんなくなってきたなって」

 

「まあ、確かにそうだな」

 

 始めたての頃は1000点にも一喜一憂して楽しんでいたものの、最近は慣れてきて、麻雀する機会も減ってきた。

 

「でしょでしょ?だから緊張感マシマシにしようと思って。持ち点だけじゃなくて乙女の裸が賭けられてるなんて、緊張感すごそうじゃん?」

 

「それもそうだろうけど、4000点で1枚じゃなくて8000点で1枚でもいいんじゃないか?」

 

 俺達は罰ゲームを掛けて遊ぶことも多いし、その最中に下着が見えることだってあるので、下着姿になったり、運が悪ければ全裸になる程度のルールならここまで言わない。

 しかし、三人麻雀の平均点は約8000点。16000点になることだって珍しくない。4000点で1枚脱ぐルールでは、たった1回放銃しただけで下着姿になる可能性だってあるのだ。しかも東南戦は最低でも6局。誰もアガれず流局することだってあるものの、逆に親が連続でアガって長引くこともある。

 全裸になる可能性も、そのまま罰ゲームを受ける可能性も充分あるのだ。

 

「やりすぎって、全裸になるまで24000点だよ?そんなに減るなんて滅多にないでしょ」

 

「いやそれは――」

 

「ちなみに、私はやるつもり。脱衣麻雀」

 

 菫紅が強いからだろ。という言葉は百嶺に遮られた。同じ部屋に居たらしい。

 

「……平気なのか?」

 

 今までの勝率から考えると、百嶺が全裸になる可能性が最も高い。

 別に、俺が相手なら全裸を見られるのも、そのまま罰ゲームをするのも嫌ではないだろうけど、恥ずかしいことに変わりはない。

 百嶺はまだ中学生だし、M字開脚をしてショーツを見られただけでも顔を真っ赤にしていたのに、全裸になって更に命令まで聞くなんて本当に平気だろうか。

 

「うん。恥ずかしいけど、つーくんとお姉ちゃんが相手ならそれも楽しそうだから」

 

「分かった」

 

 百嶺の本心も確認できたので、これ以上の忠告はしない。

 

「ん、という訳で、脱衣麻雀開催決定!!!!!!!ってことでいい?」

 

「ん」

 

「まあ、そうなるな」

 

 提案者の菫紅はもちろん、俺も嫌じゃないので決まりでいいだろう。

 

「繫。私達と脱衣麻雀だよ。楽しみ?」

 

「そんなの聞くまでも無いだろ」

 

 本来なら男女三人で脱衣麻雀をして裸になるとか、そのまま罰ゲームをするなんて関係が破綻しかねないのだろう。しかし俺達にとってはそんなの些細なことで、何があってもこの先も一緒に居ると確信している。

 だから不安はないし、楽しみだ。

 

「うん。知ってる。私の裸も見たいだろうし、そりゃ楽しみだよね」

 

「もちろん」

 

 菫紅は中学の頃から背が高くて、成長が早いとは思っていたけど、高校生になってからは胸が一気に大きくなって、大人の身体になった。

 健全な男子高校生として興味があるのはもちろん、純粋に菫紅の裸を見たいと思っている。

 

「むぅ。私のは?」

 

「見たいに決まってるだろ」

 

 百嶺は身長や胸が小さいのを気にしているみたいだが、俺は二人の裸だからこそ見たいと思うのだ。体型なんか関係ない。

 

「よかった。嬉しい」

 

「……二人とも正直すぎでしょ」

 

「そうか?菫紅だって、多少は見たいと思ってるからこんなルールにしたんだろ?」

 

 ナニがとは言わないが。

 

「……本当にばか」

 

「図星か」

 

「お姉ちゃんの図星は分かりやすすぎ」

 

 百嶺に激しく同意だ。

 

「もういい。当日は本気だすから。二人とも全裸にして罰ゲームさせる」

 

「それは分からないぞ。もちろん俺も本気で打つし、運の要素も大きいだろ」

 

「うんうん」

 

 俺だって、下まで見られるのは流石に恥ずかしいからな。

 それに麻雀は将棋などと違って運の要素があるので、普段の勝率そのままの勝負になるとは限らない。それこそ百嶺が1位になる可能性だって充分ある。

 

「そこを制してこその強さってやつよ。追加する罰ゲームと、裸にした繫と百嶺に命令する内容。今から考えておくね」

 

「そうだな。俺も考えておくよ」

 

 三人でルーレットのアプリに少しずつ追加している罰ゲーム。

 元々は愛してると言う、耳に息を吹き掛けられるなどの一般的な罰ゲームや、ハグをする、脚を触られるくらいの軽いスキンシップがメインだったが、最近は頬にキスをする、M字開脚をする、お腹を撫でられるなどの罰ゲームが追加され、まだ出ていないが下着を脱ぐ。胸を揉まれる。唇にキスをするなんて過激なものもある。

 折角の脱衣麻雀なのだし、全裸だと特に恥ずかしい罰ゲームを考えておこう。

 

「じゃあ、そろそろ切るね。また明日」

 

「うん。また明日」

 

 俺は電話を切ると、麻雀のアプリを開いた。

 全裸や罰ゲームを回避する為にも、菫紅に一矢報いる為にも、少しでも強くなっておきたい。

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