「よし。リーチ」
次の局は
「お、よかったね。私は振り込まないけど」
「ツモればいいんだよ。ツモれば」
リーチをせずにダマで待つか少し悩んだが、どちらにせよ菫紅には勘付かれるだろうし、今は菫紅が親なのでリーチをすることにした。親はアガる時の点数が増える代わりに、他の人がツモでアガった場合の支払い点数も増える。このルールは脱衣麻雀において特に重要だろう。
もし俺がツモれば、菫紅が4000点支払い、1枚脱ぐことになるのだから。
「ん……」
……などと考えていると、
百嶺は意外と攻撃的な打ち方をするというか、手広く構えて安全牌を残していないことが多い。今も同じような理由で悩んでいるのだろう。
少しして百嶺が出したのは
「私はもう無理そうかなー」
菫紅はそういいつつも筒子の2を出した。俺には理由が分からないけど、菫紅は安全だと確信しているみたいだ。危険な牌を残しつつ、アガリを目指すつもりなのだろう。
「百嶺、ロン」
「あっ」
少しすると俺が待っていた牌を百嶺が出したので、遠慮なくアガった。
電話をした時に確認はしてあるし、既に対局は始まっているのだ。百嶺がどんなに恥ずかしがっても脱いでもらう。
抜ドラ 1翻
裏ドラ 2翻 12000点
「あ……」
しかも裏ドラが2枚も乗り、結果は12000点。百嶺は下着姿になるだけでなく、ブラかショーツのどちらかを脱がなければいけなくなった。
「落ち込んでる所悪いけど、脱ごうか。3枚」
「……うん」
百嶺は立ち上がると、スカートのファスナーを下ろし始めた。肌着ではなく下から脱ぐらしい。
「あ、折角の脱衣麻雀なんだし、部屋の真ん中で脱がない?」
「……お姉ちゃんとつーくんも、だからね」
菫紅の提案は悪魔のように思えたが、百嶺は自身の羞恥を対価に、俺達も同じように恥ずかしがらせる道を選んだ。
スカートが下がらないように手で抑えながら部屋の真ん中に移動すると、俺の方を向いたまま手を離して、すとんとスカートを落とした。
背が低いからか肌着がショーツを隠していて、少し残念にも思ったが、ノーパンのようでむしろエロい。それに、どちらにせよ肌着は脱がなきゃいけないのだ。
百嶺は顔を真っ赤に染めながら、少しずつ肌着を捲り上げていく。
見えた。
いつも履いているのと比べると布地が少なく、レースが施されている白いショーツだ。見られる覚悟をして勝負下着を選んだのだろうか。
それだけじゃない。下腹部、おへそ、あばらが少しずつ現れて、下と同じく高級感のあるブラジャーが見えた。服の上からだと分からないけど、こうしてブラジャーを見ると微かに胸が膨らんでいるのが分かる。
肌着を頭から抜けば、羞恥に染まった顔が再び見えて、百嶺は下着姿になった。
「んぅ……」
真っ白な素肌に、同じく白の下着を身に着けただけの姿。長い黒髪が少しブラジャーに掛かっているけど、隠せる訳ではないし、気休めにもならないだろう。むしろ百嶺の下着姿をより魅力的にしていると言ってもいい。
「上と下。どっちを脱ぐんだ?」
それに、もう1枚脱がなければならないのだ。
「……ん」
百嶺の手が伸びたのは、下だった。
脱ぐ順番は決めていないから、どちらを隠したいかで各自が決めるのだが、百嶺は秘所を見られるよりも胸を隠したいみたいだ。
両手をショーツに添えると、少しずつ下ろしていき、鼠径部の線が少しずつ伸びていく。
そして、遂に見えた。
ぴったりと閉じている、百嶺の割れ目。産毛さえ見えない真っ白な秘所だった。百嶺はショーツを床まで下ろすと、片足ずつ抜いていく。少し股が広がり、秘所がよく見えるようになるのはもちろん、割れ目が形を変えていく様子まで見える。本当にエロすぎる。
「……えっち」
あまりの視線に耐えられなくなったのか、百嶺が顔を真っ赤にしながら言ってきたけど、俺は気にせずに百嶺の割れ目を見続ける。
「そういうゲームだろ」
「ん。知ってる」
これはラッキースケベのような偶然の産物ではない。脱衣麻雀をして勝ち取った、必然の結果だ。だからこそ俺は遠慮なく見ているし、百嶺も裸になった下半身を何一つ隠さずに見せてくれているのだ。
「にしても、百嶺はまだ生えてなかったんだ」
「……お姉ちゃんのばか」
「あ、ごめんごめん」
剃っているのかとも思ったが、まだ生えてないだけみたいだ。
その事実を知られた百嶺は俺の顔色を伺ってきた。
「こんだけ見てるのが何よりの証拠だろ。百嶺の体型も魅力的だし、エロいと思ってるよ」
「……なら、よかった」
百嶺は普段から子どもっぽい体型を気にしているけど、俺にとっては魅力的な身体だし、好きな女の子の裸を見れたのだ。どんな体型でも興奮するに決まってる。
それに、耳まで真っ赤に染めながらも手を後ろに回して、何一つ隠してないのもいい。
幼い頃は三人でお風呂に入ったこともあるけど、その時の記憶は無いし、性知識が無いどころか、異性であるという認識さえ無かっただろう。しかし今は違う。人には見せてはいけない、女の子にとって大切な部分と理解して、お互いに異性として意識しながらも、真っ昼間の明るい部屋で秘所を見せてくれている。
「お尻も見たい」
「……ん」
しかも、願望を言葉にすれば、ゆっくりと後ろを向くだけでなく、見やすいようにお尻を突き出してくれるのだ。
菫紅の部屋は家具が多いこともあり、俺が少し手を伸ばせば好きに触れる距離に百嶺のお尻があるのだが、百嶺はそれを理解しつつもお尻を見せてくれた。
裸だからお尻の割れ目を隠せないどころか、更に下の割れ目まで見えてしまっているにも関わらず、無防備に下半身を晒しているのだ。
「……本当に、エロいな」
思わず本音が溢れると、百嶺は恥ずかしそうにお尻を震わせた。
触りたい。あの割れ目の奥まで見たい。
欲求が奥底から溢れてくるけど、今は我慢する。仮に実行に移しても、百嶺はルール違反と軽く怒るだけで許してくれるだろう。
それを理解しているからこそ、ちゃんと我慢して、脱衣麻雀で1位になったら改めて触ろう。
「……そろそろ、次。やろ」
「そうだな」
決意を固めていると、百嶺は姿勢を元に戻した。
俺は現状2位で、菫紅との点差も少し開いているが、今は東場が終わっただけ。南場で親をもう一周するまでチャンスは残されている。
「頑張って
「言ってろ」
俺が脱がされる可能性もあるが、菫紅と百嶺を全裸にするチャンスも、1位になって二人を好き勝手にするチャンスも同様に残っているのだ。