「……それで、何して欲しい?」
「いつもみたいに膝の上に座って」
「ん……」
俺はベッドに腰掛けると、いつもと同じように百嶺を膝の上に乗せて、後ろから抱きしめた。
お腹を撫でながら全身を密着させて、首筋に顔を埋める。百嶺は全裸で俺はパンツ一枚だけの格好なので、肌と肌が直接触れ合い、いつも以上に密着している感覚が強い。百嶺の柔らかさや体温、鼓動まで全てが伝わってくる。
「当たってるのは?」
「どうもしないよ。今は、百嶺を触りたい」
当たるというか、布一枚越しに押し当てていると言った方が正しいだろう。俺が興奮している時に百嶺がくっついてくることもあるものの、ここまで当たっている感覚がするのは初めてだ。
百嶺が少しお尻を動かしただけで気持ちいいし、それだけで果ててしまいそうだけど、今はそこまでする気分じゃないというか、それ以上に全裸の百嶺を堪能したい。
「ん。好きにしていい」
「ありがと」
元からそのつもりなので、おへその辺りを撫でていた手を少しずつ上げていくと、あばらの凹凸を感じた。普段から百嶺は骨が浮き出ていると思っていたけど、改めて触るとすごいな。骨の形がはっきりと分かる。
そして、ついに百嶺のおっぱいに触った。見た目だと少し膨らんでいるだけだったのに、手が触れればふにふにと形を変えて、その柔らかさで俺を幸せにしてくる。他の部分と比べてここまで触り心地が違うとは思わなかった。それどころか何にも例えられない未知の感覚で、衝撃だ。
まだ乳首には触れないように気を付けながらも、俺は夢中になって百嶺のおっぱいを揉む。何だこれ。本当に幸せすぎる。
「ふふっ、そんな好き?」
「好きに決まってるだろ。大好きだよ」
首筋にキスしながら答えると、
「ん。私も好き」
百嶺は頬ずりしてきた。可愛いな。
愛おしくなって、おっぱいを揉みながら髪に顔を埋める。こうすると何も気にせずに百嶺の匂いを堪能できるし、百嶺は恥ずかしそうにしながらも何だかんだ嬉しいみたいなので、よくしている。
甘い百嶺の匂いと、微かな汗の匂い。顔で感じる絹のような髪さえも心地よい。指先の柔らかい感触も相まって、本当に幸せな時間だ。
「……っ」
充分に百嶺の匂いを堪能したので、再びおっぱいに集中する。今度は乳首にも触ったからか、百嶺がくすぐったそうに息を漏らした。
何も考えず好き勝手におっぱいを揉みながら、たまに指先で乳首を弾く。柔らかいおっぱいと、弾力のある乳首。触っていて気持ちいいのはもちろん、百嶺の息が荒くなり、乳首も少しずつ硬くなっていて、俺まで興奮してしまう。
「百嶺は、オナニーしたことある?」
「んっ、したことないけど、触って?」
乳首を優しく撫でながら聞くと、百嶺は声を漏らした。そういった雰囲気を全く感じなかったので予想通りだけど、やはり経験はないのか。
「もちろん」
元々は触るかどうか迷っていたものの、性知識はそれなりにあるみたいだし、ここまで来たら触るに決まってる。今のはどのくらいゆっくりと進めるかを決める為の質問だ。
俺は右手を少しずつ下げていき、恥丘を撫でる。見た時点で分かっていたけど、本当に産毛すら生えていないし、お腹に比べると少し弾力があって、ぷにぷにしている。
「痛かったら言えよ」
そして、声を掛けてから優しく割れ目に触れた。百嶺は初めてだし、まだ濡れてないので、指は挿れない。まずはこうして意識させるだけの方がいいだろう。
左手でふにふにとしたおっぱいを揉みながら、右手でぷにぷにとした割れ目を撫でる。乳首を刺激する訳でもなく、愛撫をしている訳でもない。ただ好き勝手に触っているだけなのだが、百嶺は興奮しているのか、鼓動が速くなった。
「んぁ……っ♡」
満足するまで触ったので、今度は明確に快感を与えようと乳首を弄ると、百嶺が甘い喘ぎ声を漏らした。初めての割には敏感な気がするけど、よく考えれてみれば当然か。
真っ昼間の明るい部屋で全裸になって、M字開脚をして恥ずかしい場所をじっくりと見られて、四つん這いになってお尻の穴まで見られながらお尻を撫でられて、そのまま膝の上に跨がり、無防備な身体を好き勝手に触られる。そんなの興奮して当然だろう。
少なくとも俺が逆の立場なら、もう果てていると思う。
「あぁ……っ♡ それ、好きっ♡」
焦らすように周りを撫でたり、色々な方向から乳首を弄ったりしていたのだが、百嶺は乳首を指で優しくつまみながら、先端を撫でられるのが好きみたいだ。身体の反応だけでも分かるけど、素直に言ってくれると嬉しい。
「濡れてきたな」
「やぁ……♡ んうぅっ♡」
割れ目の奥から愛液が溢れてきたので、割れ目の中に指先を挿れると、温かくて柔らかい、肌とは明らかに違う感触に包まれた。百嶺の中を触っているのだと改めて意識して、興奮する。
俺は爪が当たらないように気を付けながら割れ目の中を撫でて、指先に愛液を絡めながら二つの穴の位置を確かめる。
「ここも触るよ」
そして、最も敏感な突起にも触った。
「んぁあっ!♡」
刺激が強いのか大きく身体を震わせたが、痛みは感じてないみたいなので優しく撫で続ける。
「んぅっ♡ ぁぁん……っ♡」
乳首が擦れることはあっても、割れ目の中にあるここは違う。百嶺にとって初めての感覚だろうに、膝に跨ったまま、脚を閉じようともせずに体を預けて、与えられる快楽に身を任せている。
本当に、心の底から信頼してくれているのだろう。
「はぁぅ……っ!♡ そこぉ♡」
愛撫を続けながら愛液を垂らしている穴に触ると、吸い付くように締まっているのを感じた。今日はしないけど、ここはいつか俺のを受け入れてくれる場所だ。
百嶺もそれを意識しているのか、更に興奮したのが伝わってくる。そろそろ限界みたいだな。
「もぅっ♡ そろそぉ……♡ きちゃぅう……っ♡」
「いいよ。イって」
息も絶え絶えになりながらも教えてくれたので、首筋にキスして、少しだけ強く乳首をつまみながら、上と下それぞれの突起を撫でる。
「んぁっ♡ んあぁぁぅあぁ……っっ!♡」
百嶺は小さな身体をびくびくと震わせながら、大きな喘ぎ声を響かせた。無防備に力を抜いたまま初めての絶頂に襲われたからか、跳ねるように腰が浮いている。
「ん゙ぅ……っ!♡」
膝から落ちてしまいそうだったので抱きしめると、その刺激だけで声を漏らしていて、お腹まで痙攣しているのが伝わってきた。よっぽど敏感になっているみたいだ。
「ぁうぁ……♡」
俺は絶頂の余韻に浸っている百嶺を抱きしめたまま、優しく髪を撫でた。
「んぅ……♡」
絶頂してから数分経っただろうか。
百嶺は深呼吸をしているが、未だに余韻が残っているのか、たまに身体を震わせている。
そんな百嶺の髪を撫でながら、気持ちよくできてよかったと心の中で一息ついた。
二人ならどんなに俺が下手でも、仮に間違えてお尻の穴に挿れてしまったとしても笑って許してくれるし、それも一つの思い出として大切にしていける。だから不安は無かったけど、折角なら気持ちよくしたいからな。
「きもち、よかった。ありがと」
「俺の方こそありがとう。幸せな時間だったよ」
ようやく息が整ったみたいだ。
百嶺の身体を好き勝手に触らせてもらったのはもちろん、甘い喘ぎ声を漏らしながら快楽に溺れていき、初めての絶頂を迎える様子まで、特等席で堪能させてもらった。
「ふふっ、私も幸せ」
しかも、そうして乱れた姿を見られた後もいつも通りに笑ってくれる。本当に幸せだ。
「つーくんに触ってもらうのは元から好きだけど、さっきみたいに触ってもらうのはもっと好き。これからはいっぱい触って?」
「もちろん。他の人が居ない時ならいつでもいいよ」
「むぅ。そのくらい分かってる」
不満そうだけど、百嶺は前科がいくつもあるからな……。
遠慮なくハグしてもいいと約束した時は、休み時間に俺のクラスに乱入して、いきなり抱きついてきて場を騒がせたし、親も居る時にキスして欲しいと頼んできて場を凍らせたこともある。
好意で周りが見えなくなっているのが原因だから嬉しくもあるけど、親の目の前で「イかせて……♡」なんて頼まれるのは流石に困る。
「……ん。名残惜しいけど、そろそろ交代」
「そうだな」
最後にもう一度だけ首筋にキスして、百嶺を膝から下ろすと、頬にキスしてくれた。
初めての絶頂で疲れたのか目がとろんとしているし、口元は緩んでいて、脚は少し震えている。それでもわざわざキスしてくるなんて、本当に可愛いな。