連邦生徒会長は一ノ瀬アスナのマゾ夫 ふたなり化調教でM堕ち 作:高牧園
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テレビに映る連邦生徒会長の姿を見て、一ノ瀬アスナは動きを止める。
「……」
穏やかな微笑みをたたえた彼女の姿は凪いで美しい。
汚れ一つない純白の制服を纏う連邦生徒会長の眼差しは全てを見通すよう。アスナは目を眇めて彼女を見つめ――メイド服の胸元に手を当てる。
(この子……ふふっ)
豊かな胸の下、ときめきに鼓動が跳ねる。
アスナの頭の中で連邦生徒会長の姿が変わる。服を脱いだら、快楽に溺れたら、股間にペニスが生えたらどんな表情になるのか。
「ふふっ……」
想像するだけで笑いが止まらないアスナは、黙っていられないと立ち上がる。
空想を現実にするために、急ぎ行動を始める――。
●
その翌日、連邦生徒会長はアスナからの呼び出しに応じてミレニアムタワーに現れた。
連邦生徒会長に直でコンタクトを取ること自体が奇跡のようなもの。その奇跡に応えて姿を見せた連邦生徒会長を待ち受けていたアスナは、彼女の姿を前にして満面の笑みを浮かべる。
「ふふっ、会いたかったよーっ」
アスナがぶんぶんと手を振れば、それだけで乳房は大きく揺れる。
長い谷間をいかにも柔らかそうに揺らすアスナを前にしても、連邦生徒会長の穏やかな微笑に変わりはない。連邦生徒会長はアスナと正対したまま、口を開いて。
「よく、私を見つけられましたね」
「ん~? 何となくいそうだなーって、イチかバチかだったんだけどね!」
からっと笑いながら、アサルトライフルを構えるアスナ。
「!」
連邦生徒会長はすぐさま後ろに飛び退くが、アスナの方が疾い。
姿勢を下げてのスライディングとともに肉薄したアスナの銃口は連邦生徒会長に向けられており、彼女が次の手を打つより早く引き金が引かれる。
「どーんっ!!」
「――」
アスナの愉快そうな声とともに、連邦生徒会長の視界はホワイトアウト。
意識を失って倒れる連邦生徒会長の身体はアスナに抱きとめられた。肌の大半を覆い隠す白い制服越しの体温に華奢な腰。それら全てを自分のモノとするべく、アスナは彼女を抱えてその場を去るのだった。
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「……ん……」
小さな呻きを上げる連邦生徒会長が目を覚ましたのは、それからどれくらいのことか。
目を開けた連邦生徒会長がいるのは、見知らぬシンプルな部屋だった。内装の雰囲気からしてミレニアムサイエンススクールのどこかのようだが、窓はなく、目の前のドア以外の家具も見当たらないこの場所が学園内のどこに位置するかは皆目見当もつかない。
(……ここは……?)
連邦生徒会長の身体は椅子に拘束されていた。
ありふれた背もたれつきの椅子の後ろに両手は回されている。手を動かしても手首を戒める手錠か何かが金属質な音を立てるのみで、彼女の手の自由は完全に奪われてしまっていた。
(手は動かないし、それに――)
何より連邦生徒会長を気がかりにさせるのは、下半身の感覚だ。
ふくらはぎまであるロング丈の白ワンピース制服の内側、足の付け根に奇妙な感覚があるのだ。
「……」
両足も椅子の脚に拘束されて、肩幅に開いた格好のまま動かせない。
スカートのプリーツは自然に脚に張りついているが、自然なスカートの皺も股間部で奇妙にたわんでいる。しばらく衣服越しに自分のその場所を見つめていると、嫌な予感はみるみる膨らむ。
「……生えてる……?」
考えれば考えるほど、そうとしか思えなかった。
足の付け根に、股間に、これまでは持ち得なかった感覚があるのだ。股間に何らかの部位が増えたとしか思えず、そんな場所に生えるものといえば陰茎のほかに無いと思えた。
(――でも……?)
仮に自分の股間に陰茎が生えたとして、考えることはまだある――連邦生徒会長が思考を続けようとした時、目の前のドアが開いた。
「あっ、起きた?」
「あなたは……!」
現れたのはアスナだった。
アサルトライフルを携えたメイド服姿は先ほど見た姿とまったく同じ。椅子に縛り付けられた連邦生徒会長を見ても驚くでも焦るでもない様子からして、今の彼女の状況は、全てアスナが仕組んだものと考えて良さそうだ。
「説明してもらえますか」
アスナを前に、努めて冷静に連邦生徒会長は呼びかける。
「これは一体、どういうことでしょうか。私の身体も……何か、おかしい様子があるようですが……」
「ふふっ、もう気付いたんだ!」
ニコニコ笑うアスナは連邦生徒会長の前に立ちはだかる。
椅子に座る連邦生徒会長がアスナを見上げれば、豊かな乳山を仰ぐような形だ。こぼれんばかりのバストからさらに視線を上げればアスナの可愛らしい笑い顔があって、アスナは愛嬌たっぷりに言い放つ。
「夫、兼性奴隷になって欲しいんだ! だから、おちんちん生やしちゃった!」
「……。……はい?」
「ミレニアムにそういう研究をしている人がいて助かったよ! ふふっ、機能も万全なんだってっ!」
事態を飲み込めず目を瞬かせる連邦生徒会長の前、アスナはどこまでも楽しそう。
さらに、アスナは手を伸ばして彼女のスカート越しに股間をなぞり始めたのだ。
「!」
触れられた瞬間、連邦生徒会長は自分の股間にあるモノの存在を強く意識してしまう。
「マゾの夫が欲しいんだよね~。性奴隷っぽく仕えてくれる感じの!」
勝手なことを言うアスナの手は、連邦生徒会長の股間を撫で続ける。
「な……何を言っているんですか……?」
とても普通とは思えない言い草に連邦生徒会長は戸惑うばかり。
アスナの手から逃れたくて身をよじるが、四肢を拘束されている連邦生徒会長は離れることすら出来ない。
「? 何って?」
自分が言っていることが正当なことだと思いこんでいるのか、連邦生徒会長の問いにアスナはキョトン顔。
「夫兼性奴隷になるなら、おちんちんは生えてないといけないよね?」
「……そのようなこと、私は承諾した覚えはないのですが……」
「? 性奴隷の許可を取るってこと?」
「――……性奴隷になること自体、私は――……」
話は噛み合わない。
アスナの中で、連邦生徒会長が自分の夫であり性奴隷であることは決まっているのだろう。夫になるからにはペニスが必要で、性奴隷に身体をいじり回す許可を取る必要はない……何重にもすれ違う考えのどこから正せば良いかと頭を悩ませる連邦生徒会長だが、アスナの指先が思考を奪う。
「っ……!」
制服の上から股間をまさぐられて、嫌でも身体は反応してしまう。
出来たばかりの陰茎を触れられているのだ、意識が集中するせいで男根は少しずつ力を持ってしまう。
「ふふっ、大きくなってきたかも!」
立ったまま、連邦生徒会長の股間をさすり続けるアスナ。
制服の布地はしっかりした厚みを持っているが、それでも連邦生徒会長のペニスが熱を帯び始めているのは感じられる。プリーツスカートのヒダの内側に指先を差し込んでさすると、幹の稜線は少しずつ明瞭なものに変わる。
「お……大きくなんて……」
アスナの言葉を否定しようとする連邦生徒会長の声には狼狽が滲む。
連邦生徒会長自身、自分のモノが大きくなりつつあることは分かっていた。男性器を見たことがなくとも、ソレが興奮により膨らむことも分かっている――つまり、大きくなったと認めるのは、アスナの手に興奮したと伝えるのと同じ。
(そんなことは……)
突然自分を攫い、意味不明な要求を繰り出すアスナで興奮してしまったなどと伝えることに強い抵抗を覚える連邦生徒会長は、頑として頭を振る。
「大きくなってはいません。今すぐこの拘束を解いてください」
毅然とした態度を崩さず、連邦生徒会長然とした物言い。
「――」
そんな彼女の姿にアスナはわずかに動きを止め――蕩けるような笑みを浮かべると、連邦生徒会長のペニスを撫でる手の勢いを強くする。
「……っ!? な、何を――」
「ふふっ、もっともっと遊びたいなー。ねえ、まだ勃起してないの?」
イタズラっぽい笑みを浮かべて連邦生徒会長を見下ろすアスナは、本格的に男根への愛撫を始めていた。
スカート越しにサオを握りしめ、白手袋に包まれた手を上下に動かすアスナ。布がこすれるシュッシュッという音が室内に響く中、アスナは瞳を爛々と輝かせる。
「こんなにシてるのに、まだ勃起してない?」
「し……していません……!」
アスナの様子に怯みつつも嘘をつく連邦生徒会長。
「――ふふっ!」
連邦生徒会長が意地を張るほどアスナは愉快そうな表情だ。
瞳はイタズラっ子のようでも、肉食獣のようでもある。連邦生徒会長が頑なになっていると知りながら追い詰めるアスナは、手のひらまで使って連邦生徒会長のモノをスリスリと撫でる。
「これでも勃起してないんだもんね? じゃあ、もっともっと触っちゃうねー!」
行為とは裏腹の明るい声を出してはペニスをさする。
「っ……う……!」
摩擦を受けるたび、連邦生徒会長の淫部からはどうしようもない甘い感覚が押し寄せる。
スカートの内側、女性ものショーツの小さすぎる三角布から陰茎は完全に飛び出していた。出来たての敏感なペニスにスカートの裏地が触れるだけで落ち着かないのに、布越しに圧力を加えるアスナの手がますます連邦生徒会長を落ち着かなくさせる。
「ん~? 声出てるよ?」
クスクスと、アスナの笑い声が上から降ってくる。
アスナは依然として立ったまま連邦生徒会長を見下ろしている。アスナが手を動かすだけで足首まである長い髪は毛先まで揺れ、目を引く爆乳も柔らかそうに動く。
「……っ……」
全身から淫靡なオーラを放つアスナを前にして、連邦生徒会長はクラクラしてしまう。声を出すまいと唇を噛んでアスナを見つめると、アスナは連邦生徒会長の顔を見つめたまま茎胴をぎゅっと握りしめる。
「ぅ……っ!」
「ふふっ、かわいい声!」
「……ち、違います……!」
慌てて否定する連邦生徒会長だが、心臓は跳ね回って落ち着きそうにない。
両手足を拘束された連邦生徒会長は陰茎を隠すことも出来ない。軽く開いた両足の付け根で陰茎はすっかり膨らんでスカートを押し上げていた。アスナの手も撫でるというよりは握ってしごくような動きに変わっていて、それがますます連邦生徒会長に快楽をもたらす。
「っぅ……く、っふ……!」
「ねえねえ、気持ち良くて勃起しちゃったって認めないの?」
「……! ぼ、勃起なんて……していません……」
震える声で否定する連邦生徒会長だが、股間の膨らみは誤魔化せない。
「ふーん?」
見透かして笑うアスナは、スカート越しに握る幹の感触を確かめるように何度も力を入れる。
ぎゅっと握りを強くするたび、連邦生徒会長の勃起ペニスはピクンピクンと可愛らしく跳ねるのだ。アスナはたまらない気持ちで何度もサオを握るが、その一つひとつが連邦生徒会長の性感を燃え上がらせる。
「ん……ぅっ……! ぁ……っ」
隠しきれない喘ぎを上げながら、それでも連邦生徒会長は勃起を認めようとはしない。
「勃起してないなら、このまま続けちゃうよ~?」
にまにま笑うアスナは、大ぶりな動きで連邦生徒会長の陰茎を責め続ける。
ストロークは付け根から亀頭の先にまで及ぶ。幹を摩擦されるだけでも頭がぼうっとするほどの快感だが、特に手がカリ首から亀頭を駆け抜ける瞬間はたまらない。
「んく……っ! ふ――ぁ……っ!」
カリのくびれをなぞる手が敏感な亀頭を一息にこする時に声は高く甘くなり、腰はブルっと震えてしまう。
「すっごい気持ち良さそう」
傍目にも連邦生徒会長の性感帯は明らか。
頑なに勃起を認めないのに敏感な反応を示す連邦生徒会長の姿は、アスナにとってはオモチャも同然。一定のテンポで陰茎をしごいたアスナは、今度はわざとテンポを乱すことで連邦生徒会長を責めにかかる。
「ぁ――」
付け根に下りたアスナの手が、勢いよく幹を上る。
まもなく一番気持ち良いカリに差し掛かる、と期待の声を漏らす連邦生徒会長だが――アスナの手は冠状溝の直前で止まり、また付け根側へ下りてしまうのだ。
「ん……っ……? ぅ? っ……?」
幹をなぞられる刺激は強いのに、一番悦い部分に何もない物足りなさが連邦生徒会長を苛む。
疑問に息を詰まらせる連邦生徒会長の瞳には物欲しげな色が宿っている。息を乱しながらアスナを見上げる姿に嗜虐心をそそられて、アスナは何度も寸止め手淫で連邦生徒会長を責め立てる。
「ぅう……ッ! う、ぁ――ど、どうして……っ……?」
「え~? 何のこと?」
切羽詰まった疑問の声にとぼけるアスナ。
「だって、勃起してないんでしょ? 勃起してないなら、何されても関係ないよね~?」
言いながら、アスナは再び付け根とサオだけをしごく。
「あぁっ……!」
今となっては弱いとしか思えない快楽が連邦生徒会長を襲った。
物足りない刺激に陰茎は脈打ち続けている。亀頭から滲んだ先走りはスカートの裏地に染み、押し上げられた白スカートには淫らなシミがついていた。
それでも連邦生徒会長は勃起を認めたくない――ここまで強がった手前、認められずにいる。予想以上に意地っ張りな彼女が愛しくてたまらないアスナは、連邦生徒会長に更なる受難を与えようと茎胴から手を離す。
「……ぁ――」
しごき上げる快感すら失って、連邦生徒会長は眉を下げてしまう。
望まぬ手淫から解放されたことを喜ぶより、陰茎の快楽が奪われてしまったことを残念に思うくらいに頭は茹だっていた。連邦生徒会長は誰に命令されたわけでもなく首を伸ばしてアスナを見上げ、笑みを崩さない彼女の考えを読み取ろうと必死。
「ふふっ」
そんな彼女に笑いかけて、アスナは五指でそっと連邦生徒会長の亀頭を包む。
「!」
ヴェールでもかけるように優しく、やわらかい所作で。
微弱な触れ合いに連邦生徒会長の背筋をゾクゾクした快美が駆け上がる――胴震いする連邦生徒会長の亀頭を、アスナの指は繰り返し這い回る。
「カリカリしてあげるね」
「――っん……! ぅ、あ――や、やめてくださ……っ……!!」
制止の声を上げる連邦生徒会長に、しかしアスナは止まらない。
「勃起したって認めるまで、こうやってカリカリしちゃうよ~?」
「う……っ! う、ぅあっ……!」
真っ赤に腫れ上がった先端部を休むことなく苛まれて、連邦生徒会長は思考もままならない。
「勃起したって言え、言~えっ……」
囁くように煽りながら、アスナの指は絶えず蠢く。
爪先で引っかかれる亀頭はビクンビクンと跳ね回る。腰も跳ねて興奮は収まらず、アスナの顔から目が離せない連邦生徒会長の顔は次第に蕩けてしまう。
「やめ……て――くださ……っぁ、ああ……っ……」
「勃起しましたって言えたらやめてもいいよーっ?」
「ああ……っ……!」
アスナの言葉に理性が削れて、連邦生徒会長はグラグラと首を振る。
もはや意地を貫き通す余裕もない。アスナの言う通り勃起したことを認めるしかない、と結論は出るのに、絶えずいじられる亀頭からの刺激のあまりうまく声が出せない。
「っは……ぁう、うっ――し、しまし――た……」
かろうじてそれだけ声を絞り出せば、アスナの瞳はサディスティックに輝き。
「うん? 何シちゃったの?」
ますます強く、亀頭に爪を立てる。
「うううっ……!!」
布越しに突き刺さる爪は痛いはずなのに、情欲に駆られた連邦生徒会長は痛みより快を覚えてしまう。
「ぼ――っ……! ぼ、ぼ――ぼっき……し、ぁ――ああっ……!!」
言葉が出そうになるたび亀頭を責める力が強くなるせいで、連邦生徒会長はうまく話せない。
「んん……? 何ですか?」
連邦生徒会長が何を言いたいか分かっているだろうに、アスナは意地悪く問いかける。
「~~っ……! ぼ、勃起――ぁ……っ、ぁ、あッ……!!」
顔を真っ赤にしながら、連邦生徒会長は必死で声を上げる。
「勃起――しましたっ……勃起しました……だから、もう――ぁっ、あぁ……っ!!」
やっとの思いでそう告げると、アスナの手が止まる。
「ふふっ、やっと言えたね」
「っは……、……ぁ、っ……!」
連邦生徒会長がアスナに責められ始めて、早くも十分以上が経っていた。
いじられ続けた肉茎はカチカチに張りつめていた。アスナからの攻勢が収まって息を整えようとする連邦生徒会長だが、彼女が落ち着くより早くアスナが「あ!」と声を上げる。
「……っ!」
次は何が起きるのかと身構える連邦生徒会長の前で、アスナは身を屈めて顔を寄せる。
あらわな谷間が迫るとそれだけで女の香気が立ち上り、淫情を募らせた連邦生徒会長の心臓が跳ねる。
もはや連邦生徒会長らしい超然とした雰囲気は失せていた。椅子に縛り付けられ、股間を痛いほど勃起させた彼女はもはや堕ちる寸前の獲物だ。
(でも、完璧に堕としたいよね)
連邦生徒会長と見つめ合うアスナは考える。
呼び出して捕らえた後のことはノープラン。天才的な直感を働かせるアスナは、心の赴くままに連邦生徒会長へ呼びかける。
「あんな風にされて勃起するってことは、マゾなんだよね?」
「……!」
とんでもない言い草に、連邦生徒会長の頬がカッと灼ける。
「な、何を……」
快楽に火照っていた連邦生徒会長の顔に反抗心が宿る。急に失礼なことを言われたと連邦生徒会長は鼻白むが、睨みつけられてもアスナは余裕綽々。
(うん、大丈夫)
アスナの中には、自分でも言葉にならない確信があった。
あの連邦生徒会長がマゾ呼ばわりに狼狽するということは思い当たる節があるに違いない――言語化できないままそう悟るアスナは、彼女を更なる駆け引きに誘い込む。
「じゃあ、自分がマゾだって認めたらあなたの負けってことでいい?」
「……」
勝負を持ちかけるアスナの言葉はまるで足りない。
連邦生徒会長が認めなければどうなるのか。どんな風に、どうやって勝負するのか……情報が抜け落ちた言葉に、しかし冷静さを欠いた連邦生徒会長は頷いてしまう。
「分かりました」
「ふふっ! それじゃ早速――」
連邦生徒会長が頷いたと見るや、アスナは彼女の目の前で脚を上げる。
「!?」
何が起きるのかと目を瞬かせる連邦生徒会長の目の前、メイド服のスカートの内側が覗けた。
フリルが飾るスカートの裾が揺れて、真っ白な内ももとレース仕立ての純白ショーツがチラリと見える。太もものサイドを走る白のガーターベルトから目が離せない連邦生徒会長は、エナメルパンプルの爪先が自分の股間に向いていることには気付けず。
「えいっ!」
勃起チンポを踏みつけにされて、意識を真っ白に染めてしまう。
「――!?」
視界がスパークするような衝撃だった。
白スカートの上で鈍く光るパンプスが眩しい。アスナの右足がグリッと動くとスカートには靴底の汚れがついて、連邦生徒会長の純潔ごと穢すかのようだ。
「――ッ、は……ぁ――あ……?」
連邦生徒会長は目も口も開きっぱなし。
何が起きたのかは見えているのに理解が追いつかない。身体を踏まれる屈辱と痛みは快楽に変わり、陰茎を手でいじられた時以上に腰が跳ねてしまう。
「あ――く……ぅあ……ッ……!」
「踏まれて喜ぶのはマゾだけだよ?」
言いながら、アスナは足を左右に動かして連邦生徒会長の股間を踏みにじる。
ヒールの踵が亀頭を圧迫する。痛みは快感に変わり、言い知れない昂奮が連邦生徒会長を包み込む。
「な、……――っぁ、あッ……!!」
数秒遅れで事態を理解した連邦生徒会長に、アスナは全体重をかけて陰茎を踏みつける。
「っ!! ぁ、っやめ、こんな――ぁあっ……!?」
「すっごい、踏まれてるのにさっきより硬くなってるかも! 本物のマゾじゃないとこんな風にはならないんじゃない?」
ねえ? と問いかけるように小首を傾げるアスナ。
流石の身体能力と言うべきか、片足立ちだというのに体幹はブレもせず、アスナの足裏はサオの芯を踏みつけたままだ。
スカートが緩衝材代わりになったおかげで衝撃は多少マイルドになっているとはいえ、ヒールは亀頭に食い込み、幹は足裏に踏まれているのだ。圧迫感は痛くて苦しいだけのはずなのに、長く焦らされ続けた身体はあらゆる刺激を快感に変えてしまう。
「ち……違い、ます……! そんな――ひ、被虐趣味、なんて……っうう……!」
マゾ、と口に出すのもおぞましく、あえて硬い言葉を使う連邦生徒会長。
「え~? 虐められて嬉しそうな顔してるけどなー?」
連邦生徒会長の必死の否定を受けてもアスナは平然とした表情。
どのみち、彼女は手足を拘束されてここから逃げられないのだ。追い詰める時間はまだまだあるとばかりに、アスナは連邦生徒会長の股間をグリグリと踏む。
「うぅっ……!」
「痛いのって気持ち良いんじゃない?」
「……ち、違います……そんなことありません……!」
あくまで語気を強めてアスナの言うことを否定する連邦生徒会長。
しかし、先の手淫のせいでカウパーまみれになった肉竿は踏まれるたびに反応を繰り返す。ビクンビクンと暴れるさまは打ち上げられた魚のようで、跳ねるしかない無力感がアスナの嗜虐欲に火を点ける。
「じゃあ、こういうのはどう?」
言って、アスナは連邦生徒会長の竿を蹴りつける。
「ぁう……っ!?」
軽く小突く程度の蹴りだが、硬質なパンプスの先は確かな衝撃を加える。
「ぅ、っあう……! ぁ、うう……ッ!!」
敏感になりきった幹には強すぎる衝撃に、連邦生徒会長は呻きながら身悶えするばかり。
アスナの攻撃から逃れようと悶えると、両手首を戒める手錠がカチャカチャと音を立てる。自分が拘束されたまま動けない現実を突きつけるような金属音に惨めさを募らせる中、アスナは何度も蹴りつける。
「えいっ、えいっ、えーいっ!」
浮かれた声音は、彼女にとってこれがお遊びだと告げるよう。どこまでも愉快そうに蹴りを続けるアスナに見下されて、連邦生徒会長はこれまでに感じたこともない奇妙な悦びを覚え始めていた。
(違う……私は、被虐なんて……被虐なんて……!)
頭の中で打ち消そうとすればするほど、自身のマゾ性を意識してしまう。
そんな彼女を煽るように、アスナの蹴りは続く。
「ここ蹴られるのってどう? 気持ち良い?」
言いながら、アスナは肉棒の付け根を蹴りつける。
どのような技術によるものか、連邦生徒会長の陰茎の付け根は生来の素肌と自然に繋がっている。竿と恥丘の継ぎ目を蹴られると男根はブラブラ揺れて、下半身全体に快を響き渡らせる。
「き……気持ち良く、なんて……」
「そう? 先っぽの方が嬉しいの?」
言うと、爪先で裏筋あたりを思い切り踏みつけるアスナ。
「んぅっ……!!」
「あっ、さっきより気持ち良さそう!」
急所を踏まれた衝撃に息を詰まらせる連邦生徒会長を前に、アスナは爪先に体重をかける。
「――は、……ぁぐ……!!」
亀頭を潰されそうな強さで踏みつけられて、連邦生徒会長の身体にジワリと脂汗が滲んだ。
不本意な形で取り付けられた部位とはいえ、感覚神経は完全に繋がっているのだ。踏み潰される痛みがどれほどのものかは想像もできず、連邦生徒会長は怯えた目つきでアスナの爪先を見つめるばかり。
「や、やめましょう……?」
おずおずとアスナに呼びかければ、アスナは頬を染めてうっとりと笑む。
「じゃあ、自分がマゾだって認める?」
「――それは……」
ためらうと、間髪入れずに亀頭が蹴られる。
「ッづ……!!」
激しい痛みに、しかし腰が跳ねる――異常な熱を帯びた身体が奇怪な浮遊感に満たされる寸前で、アスナは竿の付け根を蹴りつける。
「ぁ――くう……ッ!?」
「まだ出しちゃダメだよ? マゾだって認めて~、私の夫兼性奴隷になるって誓うまで射精禁止だよ♪」
歌うような口調でアスナに言われて、連邦生徒会長は自分が射精しかけていたことを理解する。
(……! 蹴られて、射精……?)
愛撫でもない行為で精を放ちかけた異常性に、連邦生徒会長の頬は焼けるように熱い。
戸惑い続ける連邦生徒会長だが、射精寸前で蹴りが止まって陰茎は痙攣を繰り返す。
すでに白スカートは彼女自身の先走り汁でびっちょり濡れて、青い裏地が透けるほどだ。張りついた布地はカリ高な竿の形をくっきり浮き上がらせていて、アスナは半端に足を上げたままジロジロと陰茎を見つめる。
「……今度は……何をするつもりですか……?」
警戒心を滲ませて問いかける連邦生徒会長。
何度も踏みつけられた股間はジンジン痺れていた。射精しかけたのに出来なかったせいで竿はこれ以上ないほど敏感になっていて、踏まれたり蹴られたりすればどうなるかは分かったものではない。
「うーん、ちょっとイジメすぎちゃったから……優しくしてあげるね!」
言うと、アスナは上げた足を連邦生徒会長の眼前に。
「!」
立ったアスナが座った連邦生徒会長の顔の前に足を突きつけているのだ、メイド服のスカートは翻ってショーツは丸見え。
連邦生徒会長とは違い、アスナのショーツの向こう側には女の機能だけがある。レースの布地が食い込む秘所を見ると連邦生徒会長の胸は奇妙にざわつき、言い知れない昂奮に包まれてしまう――爪先を見つめるあまり寄り目になってしまう連邦生徒会長の目の前で、アスナはパンプスを脱いだ。
「な……に、を……?」
左右のパンプスを脱いで、アスナの両足は白ニーソックスだけ。
その状態で、アスナは連邦生徒会長の背後に回ったかと思うと椅子を持って来る。
「よっと!」
連邦生徒会長の真正面に置いた椅子に座れば、二人の視線の高さはほとんど同じ。違いがあるとすれば、連邦生徒会長は手足を拘束されており、アスナは自由の身であることだろう。
(近い……)
向かい合って座る二人は、膝が触れ合うほどの近距離。
何が起きるのかと身構える連邦生徒会長に向かって、アスナは白ニーソックスに包まれた足を突き出して。
「そろそろ、勃起しちゃったおちんちんを見ちゃおうかなー?」
言いながら、爪先で連邦生徒会長のスカートの裾をめくり上げる。
「あ――」
連邦生徒会長は、肌の露出を限界まで抑えた服装だった。
白いプリーツスカートはふくらはぎまで、そこに同色のブーツを合わせているから足元だって肌はまったく見えない――だというのに、アスナは爪先でスカートをめくり上げ、やすやすと彼女の素肌を暴き出す。
「ほら、もうすぐ見えちゃうよー?」
青い裏地があらわになり、膝小僧が、続いて太ももが覗く。
足の指先でスカートを持ち上げるアスナのスカートの中も見えていたが、アスナは羞じらう素振りもない。わざと見せつけているのではないかと疑いたくなるほど大胆なアスナの様子にも連邦生徒会長は羞恥を覚え、陰茎を脈打たせてしまうのだ。
「っく……」
拘束され、身体をひねるばかりの連邦生徒会長のスカートの裾が持ち上がり、ついに肉棒があらわとなる。
「――これが……」
自分の生ペニスを目の当たりにして、連邦生徒会長も息を呑む。
彼女の雰囲気によく似合うスラリとした刀剣だった。先端にいくにつれ細くはなるが、亀頭の付け根は太く、冠状溝の段差は高い。血管はほとんど浮かず、よく見れば白い幹の内側に青々とした血管が見える。
「そっかー、自分のおちんちんを見るのも初めて?」
アスナはにこやかに言いながら、連邦生徒会長の腰までスカートをめくり上げてしまう。
連邦生徒会長の下半身は何もかも丸出しだ。スカートの内側に隠れていた透けるような太ももも、股間で存在感を発揮する陰茎もあらわにさせられ、脈打ちながらカウパーを滲ませるサオは隠すことも出来ない。
「おちんちんの気持ち良いトコ、教えてあげるね」
言って、ニーソックスの足裏がサオを挟む。
「っぁ……!」
行為を目の当たりにして、連邦生徒会長の興奮はいっそう高まる。
パンプスで踏みつけた時とは真逆に、幹はやさしく包まれた。
「――っ、……ぁ……」
ペニスが熱気に包まれたと感じたのはアスナの足裏が蒸れているせいか、それとも連邦生徒会長が昂るあまり錯覚したのか。
どうあれ、アスナの足裏に包まれるサオの脈打ちは止まらない。二人の視線を浴びた鈴口からはぷくりと先走り汁のしずくが膨れて垂れ、アスナのニーソックスを濡らす。
「ふふっ、すっごい濡れてる! 汁出しすぎじゃない?」
「……そんなことは……ありません……」
アスナの言葉を否定する連邦生徒会長の声に力はない。
陰茎を持って間もない彼女は男のモノについての知識はほとんどないのだ。自分が感じやすいのか、カウパー汁の分泌は多いのか、人よりも被虐趣味が強いのか――そういったことは何も分からず、毅然とした態度で否定する勇気は持てずにいた。
「敏感なのって、マゾに多いんだって♪」
自信が持てない連邦生徒会長に対し、嘘か真かも分からない情報を自信満々に言ってのけるアスナ。
「こんなにおちんちんピクピクさせてるの、間違いなくマゾだよ! マゾだって認めて、私の夫兼性奴隷になったら、もっと気持ち良くしちゃうよ~?」
「……お、おかしなことを言わないでください……私は――っん……!」
拒絶しようとする連邦生徒会長の股間で、アスナの足が動き始める。
「ぁ――く、う……っ……!」
「足コキで気持ち良くしてあげる♪」
どこか誇らしそうに言いながら、アスナは足を上下に動かす。
(ソックスの繊維が……こんなに……っ……!!)
パンプスで踏んだり蹴ったりした時とは大違いのやさしい愛撫のせいで、連邦生徒会長の頭の中はぐちゃぐちゃだ。
伸びやかな幹を下から上へ、上から下へと撫でつけられるたび、ニーソックスの繊維が皮膚の表面をサラサラと走る。敏感に仕上がったペニスは紡がれた糸の一本一本すら感じ取れそうなほどになっていて、連邦生徒会長はたまらない心地で腰をくねらせてしまう。
「ぁうっ……! く――ぁ……うう……ッ!」
「気持ち良い? 足でこんなことされて喜んでると、本当にマゾみたいだね♪」
「ぅうう……ッ!」
アスナの煽りを否定もできず、プルプルとのけぞる連邦生徒会長。
一度は落ち着いたはずの射精欲が再びこみ上げていた。ダラダラと先走り汁を垂らし続ける先端は張りつめて、アスナがあと少しでも足に力を入れれば、連邦生徒会長はなすすべなく射精に至るだろう。
「ぅあ――っく……! っは……ぁく……うう……!」
そう分かるのに、射精の瞬間は訪れない。
達する寸前の焦燥感だけが連邦生徒会長の身体に溜まっていく――もどかしさのあまり眉を寄せる連邦生徒会長の姿に、アスナは声高に笑って。
「あはは! イきたい顔になってる!」
「うぅう……ッ!」
「夫兼性奴隷になって、一生マゾ奉仕するって言えたら射精してもいいよ?」
「っは……ぁあっ、それ、だけは……っうう……!」
連邦生徒会長は顔を真っ赤にしながら、しかし提案には頷けない。
ここまでの蛮行に走るアスナの夫、そして性奴隷になるなどと誓うこと以前に、連邦生徒会長は自分がマゾだと認めるつもりもない。
歯を食いしばって喘ぎを耐えようとする連邦生徒会長に、アスナはわずかに目を細め。
「ふーん?」
呟くと、足の指でカリ首に集中攻撃を始める。
「ッ!? ぅあ……あッ……ああ……っ!?」
器用なことに、両足の親指と人差し指の間を広げて冠状溝を挟み、連邦生徒会長の弱点を苛み始めたのだ。
「あはっ、ここ弱いんでしょ?」
「はぁうっ……!! ぁ、ぅあ、ぅああっ……!!」
いよいよ射精の時が迫って、連邦生徒会長の腰が浮く――そしてその瞬間を迎える直前で、アスナは足を離してしまう。
「――っくぁ……!?」
あと一秒で天国へイけたはずなのに、ギリギリのところで梯子を外されてしまった。
それでも腰はわなないて、間近にあったはずの快楽を求めてヘコついてしまう。連邦生徒会長はますます苦しげな表情になって、正面で微笑むアスナをじっと見つめる。
「な……っ、何が、したいん……ですか……!?」
「マゾの、夫兼性奴隷になって欲しいの♪」
アスナの要求は最初から変わらない。
まったく同じ言葉だけを繰り返す様子から、アスナに譲る気が一切ないことが分かる。
(彼女が諦めないなら、ここから脱するには――?)
表向きは行方知れずとなっている連邦生徒会長を助けに来る者がいるとは考えにくい。
助けが期待できず、アスナの翻意も考えられないのだとしたら――連邦生徒会長がアスナに屈するほかに、この状況を打破する道はないが。
(……それは、出来ません)
快楽の残滓に腰をわななかせながら、しかしそう考える連邦生徒会長。
何があろうと最後まで抗わなければいけないと決意を新たにする中、アスナは椅子から立ち上がり、連邦生徒会長の足元に膝をついた。
「……?」
椅子に座った連邦生徒会長の足元の床に、メイド服のアスナが跪いているのだ。
それだけ見れば、メイドが彼女に何か奉仕でもするように見えるだろう――しかし、サディズムに輝くアスナの瞳は、連邦生徒会長をマゾに堕とさんと妖しく輝いているのだ。
「ソックスのサラサラしたとこ、気に入ったんでしょ?」
「!」
足の愛撫を受けていた時の気持ちを読み取られて、連邦生徒会長はドキリと心臓を跳ねさせる。
(……違う、心を読んだのではなく当てずっぽうで言っているだけのはず……)
秀でた直感能力からそう言ったのだと分かっていても、内心を言い当てられた連邦生徒会長の心臓はバクバクと騒ぎ続ける。
「だから、もっとサラサラなものでイジメちゃうね♪」
言って、アスナは自分の髪の一束を手に取る。
「な……」
色素の薄い髪束が、連邦生徒会長の股間に迫り。
「こしょこしょ~……!」
声を潜めて幹に毛先をあてがい、くすぐり始めるアスナ。
「っぅ――……!?」
それは感じたこともない感覚だった。
度を超えたくすぐったさだが、射精寸前まで追い込まれた股間は掻痒感にすら快美を見出してしまう。
予想もしなかった快感に飛び上がる連邦生徒会長だが、アスナはもう片方の手で椅子を押さえつけて逃さない。筆でなぞるように下から上へと這い進む毛先の感触はくすぐったくて、いくら身をよじっても逃げられない連邦生徒会長は苦しいくらいだ。
「や、めて……っ、ぁ……っう、ぅあ、ぅああっ……!!」
「こういうのも好きなんだ?」
クスクス笑うアスナは、見上げる連邦生徒会長に嘲りの表情を向ける。
「……!」
アスナを見下ろしているのに、見下されているのは連邦生徒会長の方。
場の主導権はアスナが握ったまま手放そうとはしない。いつまで経ってもアスナのペースのまま事が進むことに焦りを覚える連邦生徒会長に、アスナは煽りの言葉を囁く。
「イジメられたら何でも嬉しくなっちゃうんでしょ? 早くマゾだって認めればいいのに」
言いながら、毛先でカリ首を撫でるアスナ。
「ぁあっ……!」
触れるか触れないかの絶妙な毛先の塩梅が連邦生徒会長の情感を狂わせる。
ここまで強い愛撫ばかり受けてきた陰茎は、微弱な刺激には弱い。射精を寸止めされたこともあってもどかしさは爆発寸前なのに、アスナはそれを分かっていながら弱い刺激ばかりを与えるのだ。
「亀頭も撫で撫でしてあげるね♪ よしよ~し♪」
怒張した亀の頭にも、毛先の刺激が行き届く。
「あ――あぁっ……!!」
箒で刷くように、アスナの髪の毛先が亀頭の上を行き来する。
サラサラと髪先で撫でられるだけでたまらず、連邦生徒会長のペニスは大量のカウパー氏腺液を溢れさせる。透明な粘液が髪に纏わりつくと毛先のテクスチャが変わり、それがまた連邦生徒会長に快楽をもたらす。
「ぅあ……っ! ぁ、っ……!!」
腰の跳ね回りは激しくなるばかり。
彼女の体液を吸って重くなった毛先は亀頭を完全に包みこんでいた。腰が揺れても逃げるどころか快感が増幅するばかりで、連邦生徒会長は美悦に悶えるしかない。
「あはっ、髪コキもしてあげようかな?」
そんな連邦生徒会長の姿を見つめるアスナは、今度はペニス全体に髪の毛を巻き付けてしまう。
「あ――あぁっ……!」
あっという間に、連邦生徒会長のペニスはアスナの髪に包まれて見えなくなってしまう。
アスナのふんわり広がるロングヘアは連邦生徒会長の幹の外周に沿ってたわみ、艶はいつもと違う煌めきを見せる。自分の髪越しに連邦生徒会長のサオを握りしめたアスナがシコシコと手を動かし始めると、連邦生徒会長の魔羅全体から激しい淫悦がこみ上げた。
「はぁ……あぁ……ッ……!?」
何が起きているのか分からなくなるほどの烈しい快美だった。
ニーハイソックスの繊維すら感じ取れる敏感さの肉棒が、アスナのロングヘアにくまなく覆われているのだ。イチモツを包む髪のサラサラした感触を隅々で味わわされて、連邦生徒会長の剛直は痛いほどに張りつめる。
(髪の毛を……こんな風に、なんて――……!)
サラサラの髪にペニスを抱かれる感覚はもちろん、その事実すらも連邦生徒会長を追いつめる。
連邦生徒会長自身、アスナと同じくらい髪が長いのだ。女の命とも言える髪の毛を巻き付けられる事実が連邦生徒会長の股間に訴えかけ、彼女の総身を燃え上がらせるのだ。
「っは……ぁあ……ッ、あぁうッ……!」
髪で陰茎をしごく構図だけ見れば連邦生徒会長が優位なはずなのに、アスナは余裕ぶった笑みを崩さない。
「シコシコ気持ち良いよね~? 髪コキでぴゅっぴゅしたくなっちゃったかな?」
クスクス笑って、手の動きを速めるアスナ。
(っダメ……気持ちよくなっても――)
すでにアスナの手口は掴んでいた。
また先ほどのように、射精寸前で手を止め、被虐趣味を認めるよう迫るつもりだ――手の内は暴いたのだから、あとはアスナの思い通りにならないだけ。
「っく……ぁあっ、出――」
「はい、おしまい♪」
「あああっ……!!」
それだけの簡単なことが、どうしても出来ない。
アスナが手を離せば、アスナのロングヘアははらりと陰茎から解ける。サラサラと髪の毛が幹をなぞりながら重力に従い、現れた怒張はビクンビクンと欲求不満に暴れているようだ。
「はーっ……!! はぁあっ……!!」
「射精できなくて苦しいの? マゾだって認めれば楽になれるのに?」
「ううう……っ!!」
アスナに何も言い返せないほど消耗は激しい。
(……これ、いつまで続いて……?)
遅まきながら、連邦生徒会長はこの勝負の終わりがないことに思い至る。
(いつまでもこんなことをされたら、身体が持たない――)
それこそがアスナの狙いなのだと理解する連邦生徒会長に、続いてアスナは胸元のリボンを解く。
「私の大事なリボン、結んであげるね! ……なんで大事なんだっけ?」
愛らしく小首を傾げながら、アスナは青リボンをペニスの付け根に巻き付ける。
「はい、ぎゅーっ♪」
「う……!!」
きつく巻き付けられたリボンにサオが苦しい。
リボンの両端は限界まで絞られ、押さえつけられた幹の付け根はジクジク痛い。股間にリボンを着けられた恥ずかしさも強く、連邦生徒会長は自分の股間を見下ろしては耳や首まで赤くする。
「っは……ぁあ……っ……」
「リボンを解くまで射精できなくなったね!」
あらゆる方法で連邦生徒会長を辱めるアスナが身体を揺らして笑えば、豊満なバストが重たげに揺れる。
リボンがなくなったことで、アスナの長い谷間は完全にあらわになっていた。右乳を飾るホクロに、白い胸元からこぼれそうな乳房――真っ白な素肌を見るだけで連邦生徒会長の股間は痛いほど昂ってしまう。
「おっぱい見すぎじゃない?」
連邦生徒会長の視線を辿るアスナは笑みを浮かべると中腰になって、彼女の顔に胸を迫らせる。
「ぁ……!」
連邦生徒会長の視界いっぱいにアスナの乳房が広がる。
広大なミルクの海を思わせる豊かな乳山はすぐそばにある。淫欲に茹だった連邦生徒会長は一切の思考を失って生唾を飲み、存在感抜群のアスナの乳を凝視する。
「あははっ、すごい顔!」
「――」
アスナの嗤い声も耳に届かない。
爆乳の深い谷間は連邦生徒会長を更なる深みへ誘っているとすら思えた。立て続けの責めにしっとりと汗ばんだ素肌は果実のような甘ったるい香りを発散しては連邦生徒会長の脳髄を熔かす。
「ふ……っ、……ふ……っ……!」
息を荒くした連邦生徒会長は、半開きの口からヨダレを垂らさんばかりの表情だ。
(したい……っ、したい、したい……っ!!)
頭の中は苛烈な情欲に支配されていた。
何をシたいのかは連邦生徒会長自身にも言い表せない。触りたいのか、吸いたいのか、それとも――どんな欲求であれ、彼女が抱いた淫欲の最果てに射精があるのは間違いない。
「ふぅっ……! ふっ、ふ……っ!!」
息を乱しきった連邦生徒会長は、自分でも気付かないうちに腰を振り始めていた。
「あはっ、どうしたの? 腰振っちゃって、犬みたいだよー?」
「ぅうう……っ!!」
アスナに嗤われて腰を止める連邦生徒会長だが、眼前で揺れ動く乳肉のせいですぐに腰は動いてしまう。
連邦生徒会長の肉体は完全にペニスに支配されていた。腰を上下させるたびにリボンが揺れ、太ももをくすぐるのすら心地よく、連邦生徒会長はアスナの乳を見つめながら快楽を乞うように腰を振り続けるのだ。
「そんなにおっぱいが好きなら――えいっ!」
言って、アスナは連邦生徒会長を抱きしめる。
「!?」
連邦生徒会長の顔面は、アスナの谷間に押し付けられていた。
「~~っ……!? っ!! っ……!!」
漂っていた乳の香りが顔いっぱいに広がる。
アスナは服を着たままで、顔に押し付けられたのは乳山のうわべだけ。彼女の乳首や乳輪すら見えない状況ではあるものの、まろやかなバストに包まれる多幸感はかなりのもの。
「――っ……!!」
無意識に腰を動かす連邦生徒会長の頭全体がぼうっと熱くなる――不思議な浮遊感に包まれる連邦生徒会長だが、同時に頭のどこか冷静な部分ではアラートが鳴って。
(――窒息――)
その言葉が脳裏をよぎった。
連邦生徒会長の顔は完全にアスナの谷間に埋められている。
もっちりと柔らかい乳房は連邦生徒会長の鼻梁や唇の凹凸をみっちり包んでいた。隙間はまったくないのだから酸素の供給は完全に絶たれており、連邦生徒会長はすぐに息苦しさを覚えてしまう。
「!!」
谷間の熱気がムンと濃くなった気がして、連邦生徒会長は身体を跳ねさせる。
蠱惑的な谷間だが、酸素を絶たれた連邦生徒会長は命の危機すら覚えてしまう。一旦顔を上げようとする連邦生徒会長だが、後頭部はアスナに押さえつけられていて身動きは取れない。
「……!? ……!! ……!! っ!!」
「あはっ、おっぱい嬉しくてはしゃいじゃってる♪」
細腕からは想像もできない強さで連邦生徒会長を押さえ込みながらアスナは微笑む。
乳肉が連邦生徒会長の顔面をみっちり覆い、呼吸を奪っている自覚はあるだろう。だからこそアスナは連邦生徒会長の頭を押さえ込み、彼女に苦しみを与えるのだ。
「マゾだって認めないから、こーんなに苦しくなっちゃうんだよ~?」
「……ッ……!!」
手足の手錠をガチャガチャと騒がせる連邦生徒会長。
顔が赤いのは息苦しさのせいでもあった。いよいよ苦しさが強くなって連邦生徒会長は悶えるのにアスナは一切容赦せず、切羽詰まった身悶えに合わせて揺れる陰茎を見下ろしていた。
「まだ勃起してるね? 苦しいの、本当に気持ち良いんだ?」
「~~っ……!!」
苦しさに、連邦生徒会長は反論の言葉すら思いつかない。
命の危機に瀕して勃起するのは生命として当たり前のことだった。快楽や興奮によってではなく苦しさと恐怖によってサオは灼熱に燃え盛り、カウパー汁は軽失禁と見まごうほどに溢れ出る。
「おちんちん、ビクビク~って嬉しそうだよ? 苦しいのと気持ち良いのの違いも分かんなくなっちゃってるね?」
「……っ……!!」
アスナに言われる間も悶える連邦生徒会長だが、動きは徐々に鈍くなる。
(逃げられない……このまま、だと――)
顔面に張りつく乳の快を塗り替えるほどの危険信号が頭で鳴り響く。
酸欠に陥って頭がぼうっとする。谷間に顔面を封じられて動けない連邦生徒会長の抵抗の動きが弱くなり、痙攣や無意識な腰振りも少しずつ収まっていく。
(――あ、……もう……)
苦しさがフッと抜けて、強い虚脱感が全身を襲う。
失神間際の快が股間に集まって――意志とは無関係に精を放つ寸前に、アスナは連邦生徒会長の顔から乳を離す。
「――ッは……!!」
久しぶりに新鮮な酸素を吸えば、一瞬前に感じた快感はたちまち失せる。
谷間の熱気を浴び続けた顔に、空気は痛いほど冷たく感じられた。深呼吸を繰り返しても心臓はバクバクと暴れたままで、連邦生徒会長は自分が本当に危ないところまで追い込まれたことを自覚してしまう。
(あと一分……いえ、三十秒でもあのままでいたら――?)
きっと、連邦生徒会長は射精しながら失神し、二度と取り返しのつかないダメージを負っていただろう。
下手をすればヘイローを失っていた可能性だってある――それほどのことを目の前のアスナにされたのだと理解すると、連邦生徒会長の全身から血の気が引いてしまう。
「イけなくて残念だった?」
そんな連邦生徒会長を見下ろして、アスナは変わらず微笑んでいる。
「怖かったかな? じゃあ、優しくしちゃおう!」
浮かれ調子に声を上げて、アスナは連邦生徒会長のペニスを両手で包み込む。
「ぅ……!?」
胸の谷間での窒息によるものだとしても、連邦生徒会長は射精寸前だったのだ。
繰り返し寸止めされたせいで敏感になった亀頭がアスナに撫でられる。すでに濡れている先端はまたたく間にアスナの手袋を濡らすが、アスナは気にした風もなく幹を握ってしごき始める。
「っぁ、う……っ! あぁっ……!!」
倒錯的な責めばかり受けていた連邦生徒会長は、直球の愛撫に嬌声を上げてしまう。
ほんの少し前、彼女を失神寸前にまで追い込んだとは思えないほどアスナの手淫はやさしい。
「は……ぁ……っ、ぅあ……ああっ……!」
恋人同士の王道な行為を思わせる手さばきだが、連邦生徒会長の気持ちはちっとも休まらない。
(今度は何を……どこから……?)
射精を寸止めさせられて、怜悧な頭脳は使い物にならない状態。
さらに、ここまでインモラルな行為ばかりを受け続けたせいで、連邦生徒会長はアスナの愛撫を素直に受け取る気にはなれなかった。
(もう、あんなことは――)
まだ何かを仕込んでいるのではないかと神経を尖らせる連邦生徒会長は、とても手の心地を甘受するどころではない。
「もう、ちゃんと集中しないとっ」
そんな連邦生徒会長にアスナは頬を膨らませ、彼女の冠状溝を指で締め付ける。
「ぅあっ……!?」
「ここ、弱いんでしょ? スカートの上から触った時も凄かったもんね?」
言いながら、連邦生徒会長の亀頭からカリ首にかけてを集中的に責め立てるアスナ。
そんなアスナの手さばきに、連邦生徒会長は服の上から陰茎をまさぐられた時のことを思い出してしまう。
「はっ……ぁあ……あっ……!」
勃起していないと強がったあの時、結局アスナの手淫に耐えきれずに己を曲げてしまったのだ。
快楽に屈した事実が連邦生徒会長を惨めにする――思い出すだけで男根をピクピク跳ねさせると、アスナはますますしごく手のペースを上げる。
「さっきのこと思い出しちゃった? 恥ずかしいこと思い出して興奮しちゃってるね!」
「ち――違います……!」
同じ轍は踏まないと、語気を強めて言い返す連邦生徒会長。
羞恥にペニスが跳ねるような負の連鎖はここで止めなければいけなかった。アスナからもたらされる倒錯的な快楽には決して屈しないと、連邦生徒会長は前髪から覗く右目に力を込めてアスナを睨み上げる。
「私は……こんなことで興奮なんてしません……! あなたの思い通りになど――っぁあ……!?」
言おうとした瞬間、ギュッと亀頭を握りしめられてしまう。
付け根のリボンと亀頭を握る手に締め付けられ、連邦生徒会長のサオは破裂寸前。痛みに嬌声を上げてのけぞる連邦生徒会長の顔を覗き込むアスナは、今度は幹に爪を立てる。
「ぅあ――……!!」
白手袋越しだが、指の爪が茎胴に突き立てられたのは感じ取れる。
メイドとしての手仕事があるからか、肘まである長い手袋はニーソックスより繊維の目が細かいようだった。表面はツルツルした感覚に近いが、指の曲げ具合によっては織り込まれた繊維が細やかに連邦生徒会長の亀頭や茎胴をなぞる。
「っはぁ……! ぁうっ、うぅっ……!」
「この程度のことで声出しちゃうのに、本当に我慢できるの?」
意地悪く問いかけるアスナは、なおも連邦生徒会長の股間をまさぐる。
裏筋を擦り上げたかと思えば、再び亀頭を強く掴む。手荒く陰茎をいたぶられると連邦生徒会長は喘ぎが止まらず、再び腰は悶え始める。
「んぅ……っ、ぁうっ、くぅうっ……!」
威勢の良い言葉は途切れ、アスナに弄ばれるまま総身を跳ねさせるのみ。
アスナは陰茎以外の場所には触れようとはしなかった。女の形を残す胸元をはじめとした他の性感帯には触れず、陰茎の悦びだけを身体に流し込むアスナのせいで、連邦生徒会長の身体はみるまに開発されてゆく。
「ふ……ぅうっ、ぅあ……ッ、も、もうやめ――」
「やめて欲しかったら……分かるよね?」
「うう……っ!」
アスナに言われて、連邦生徒会長は唇を噛む。
この快楽地獄から抜け出す方法はただひとつ。自分が被虐性愛だと認め、アスナの夫兼性奴隷に成り下がること――やすやすとは呑めない提案を退けようと、連邦生徒会長は必死にかぶりを振る。
「……でき、ませ――んんっ……!!」
言いかける連邦生徒会長に、アスナは爪を立てて幹を引っかく。
皮膚の表面を削り取るような所作は、本来なら痛くてたまらないはず。しかし射精を寸前で止められ、すっかり淫蕩に染まった連邦生徒会長の感覚神経はそんな行為にすら快美を見出してしまうのだ。
「んうううっ……!!」
これ以上ないほどのけぞる連邦生徒会長の股間、肉棒は射精が迫ってビクンビクンと跳ね回る。
「えーっ、こんなのでも感じちゃうの?」
自分でしておいてアスナにも意外だったのだろう、アスナは驚きの声を上げては亀頭に爪を立てる。
「ぅく……ッ!!」
痛いだけの行為が、今の連邦生徒会長にはたまらない快感をもたらす。
「こんなので気持ち良くなるんだったら、もう普通のオナニーもエッチも出来ないよ?」
今度は連邦生徒会長の亀頭を強く指で弾きながら、アスナは告げる。
「誰かとエッチなことする時に、おちんちん痛くして~って言ったら嫌われちゃうよ? 私以外に、こんなマゾに付き合える人なんてどこにもいないんだから――ね?」
パチンパチンと亀頭を弾きながら囁くアスナ。
見下され、痛めつけられるほどに連邦生徒会長の興奮は高まる――肉棒は射精の前駆運動とばかりに大きく跳ねるのに、鈴口から溢れるのは透明な先走り汁ばかりだ。
「く……っふう……! ぅうう……っ!!」
脂汗を滲ませる連邦生徒会長の口から苦悶の声が漏れる。
(出したい……っ!! 出したいのに……っ!!)
身体はすっかり昂って射精の準備は万端に整っている。
不本意ではあるものの、アスナからもたらされる痛みも絶頂に至るには充分なもの――それなのに、連邦生徒会長は射精には至れずにいたのだ。
(このリボンさえなければ――)
恨めしく見下ろす先には、陰茎の付け根を縛る青リボンがある。
このリボンこそ、彼女のふたなり射精を阻む諸悪の根源。アスナによってきつくきつく結びつけられたリボンのせいで体内まで圧迫されて、射精しようにも出来ない状況となっていたのだ。
「う……っく……ううぅっ……!」
リボンさえ解ければ射精できるはずだと腰をくねらせてみるが、きつい結び目は解ける気配もない。
両手両足を縛られた連邦生徒会長はそれ以上何も出来ず、吐精も出来ないままアスナの手淫を受けるばかり。
「や……やめ……て……っ」
アスナの言うことを聞くまで終わらないと分かりながら、連邦生徒会長は助けを求めてしまう。
「うん~? マゾだって認めるの?」
「――それ……は……」
「じゃあダメ、やめてあげない!」
ためらえばアスナは手のペースを変え、連邦生徒会長を惑わせる。
「あぁあっ……!!」
一方的な行為を受ける連邦生徒会長は、色の薄いロングヘアを振り乱し、自由にならない手足を暴れさせながら悶えるしかない。
アスナは再び連邦生徒会長の足元に膝をつき、肉棒に顔を寄せていた――寸止めの連続に頭がどうにかなりそうな連邦生徒会長は、かろうじて動く腰をクイクイ突き出してアスナの顔にサオをこすりつけようとするのに、アスナは器用にも顔を引いてペニスを避けるのだ。
「ふくぅうう……っ!! うくぅ……っ、くふぅ……ッ!!」
「すっごい必死! そんな顔もできるんだ?」
「うう……っ!!」
連邦生徒会長の必死の形相を見上げてアスナは高らかに笑う。
彼女自身、自分がこんなことに必死になるとは思っていなかった。目を血走らせ、食いしばった歯の隙間から喘ぎとも呻きともつかない声をひっきりなしに漏らしては腰を振る――そんな自分の浅ましさを思い起こすたびに連邦生徒会長のペニスは跳ねて、カウパー氏腺液を垂れ流しにするのだ。
「ふーっ……!! ふううっ……!!」
「そんな態度なら、もう認めちゃった方が早いんじゃない? マゾですって言って誓ってくれたら、すっごくすっごく気持ち良くしてあげられるのに」
「う……う……っ……!」
アスナの言葉に、連邦生徒会長は唇を震わせる。
(出したい……出したいっ……!!)
どうしてここまで意地を張っているのかも分からないほど脳は茹だっている。
凛とした眼差しはとうに蕩けて、目の焦点も曖昧だ。カクカクと虚空に向けて腰を振る連邦生徒会長は苦しそうに眉を寄せ、今にも泣き出しそうな表情なのがアスナのサディズムに火を点ける。
「ふーっ……」
そんな彼女を刺激したくて、アスナは亀頭に息を吹きかける。
「っはぁあ……!!」
あえかな刺激だろうに、今の連邦生徒会長には充分すぎるものだった。
腰がわななき、カウパー汁がドロリと垂れる。理性が失せた喘ぎを漏らす連邦生徒会長は吐息のかかった方めがけて腰を突き出すが、アスナはひと足早く顔をのけぞらせてペニスを避けてしまう。
「ぅうう……ッ!! ううッ!! ぅあッ……!!」
苦しげな声を漏らしながら、連邦生徒会長はアスナに目を向ける。
興奮に頬を紅潮させたアスナの表情が、連邦生徒会長の淫欲を滾らせる。息を吹きかけるために窄められた唇の艶めきを目にしただけで果てそうなほど欲情は強いのに、肉棒の付け根を縛るリボンは最高の快感だけを許さない。
「は……ッ、ひ……ぁあッ……!!」
震えが止まらない連邦生徒会長の陰茎を、アスナは指で強く弾く。
「ッひ……!!」
全身に響くような強い痛みと快楽に、連邦生徒会長はのけぞってしまう。
「ぁ……っ!! ぁ……、あ……っ!!」
これほどの快楽を得ているのに射精していないのがおかしいと思えるほどだった。
白い首をさらけ出して天を仰ぐ連邦生徒会長は、足元にいたアスナが移動したことにも気付けない有様。不意に後ろから抱きすくめられたことでアスナが背後に回ったと気付く連邦生徒会長は、首筋に柔らかなものを感じる。
「……!!」
間違いなく、アスナの乳房だった。
メイド服の胸元から覗くやわらかそうな谷間が、連邦生徒会長の後頭部からうなじを包みこんでいる――ホクロが官能的なあの乳房に包まれていると思うだけで脳が灼けて、連邦生徒会長の身体はわなないてしまう。
「ねえ」
そんな連邦生徒会長の耳元で、アスナは囁く。
吐息が耳朶をくすぐる。上下の唇が触れ合う極小の音すら聞こえる距離で、アスナは連邦生徒会長にこう命じる。
「マゾだって認めて……? ドMの変態さん♪」
「――ぅあ――」
脳に直接流し込まれるような甘ったるい声が、連邦生徒会長の髄を蕩けさせる。
アスナは連邦生徒会長の陰茎に触ってはいなかった。当たるのは乳房だけで、アスナの姿すら見えていないはずなのに、連邦生徒会長の頭の中にはアスナの肢体が――ここまでに受けたあらゆる責めが蘇る。
「っは……ぁ――ああっ……!!」
触られていない陰茎は収まるどころか、ますます張りつめてゆく。
肉傘は大きく広がって、次の快楽を求めてピクピク震えている。溢れて止まらないカウパーのせいで付け根を縛り付ける青リボンは色が変わるほど濡れていて、白肌に張りつくリボンが連邦生徒会長の惨めな怒張を引き立てる。
「もうとっくにマゾなんだから、さっさと認めて?」
「っは……ぁ――」
アスナの言葉を否定する余裕もない。
何より、連邦生徒会長は自分が被虐性愛だと気付いてしまっていた。
(痛くて……恥ずかしいの……欲しい――)
肉棒を握りしめられ、爪まで立てられ、踏まれ、蹴られ――その何もかもが甘美で忘れられないのだ。
(欲しい……欲しい、欲しい、欲しい――)
ひとたび思い出してしまえば、頭の中は完全にソレ一色。
「っはぁ……っ!! ぁ、ああうっ……!」
この場所に囚えられてからずっと、連邦生徒会長は陰茎の悦びばかりを与えられたのだ。
射精がしたくてたまらないのに与えられない苦しさには少しも慣れない。魔羅全体を包む疼きは強くなる一方で、連邦生徒会長はアスナに助けを求めたくてたまらない。
「は……やく……出したい……」
「出したいの?」
かすれる声で呟けば、アスナは嘲るように問いかける。
マゾを見下す声音にゾクゾクと快美感が走る――アスナの表情を想像するだけで興奮が止まらない連邦生徒会長は、ロングヘアとペニスを大きく揺らして頷いてしまう。
「出したい……出したいです……!」
「じゃあ、何を言えばいいか分かるよね?」
「う――あ……う……っ」
深い興奮の中で、連邦生徒会長は生唾を飲む。
(それを言ったら――でも、出したい――)
連邦生徒会長を責める間、アスナはずっとソレを求め続けたのだ。何を言えば良いかは今さら言われずとも理解している。
それでも、決定的な言葉を口にするのは勇気が要る。この期に及んで沈黙してしまう連邦生徒会長の耳元で、アスナはふうっと息を吹きかける。
「――はぁ……っ……」
赤らんだ耳を包む吐息に背中を震わせる連邦生徒会長に、すかさず舌打ちが飛んでくる。
「早く言え、マゾ♪」
チッ、チッと何度も舌打ちしながら命令形で言い放つアスナ。
いつもの朗らかで明るい口調のまま命じられて、連邦生徒会長は胴震いが止まらない。
「あ……ううっ……」
連邦生徒会長がどんな気持ちでいるかは、後ろにいるアスナからは丸わかりだ。
自由に動けるアスナが彼女の顔を覗くのはたやすく、何より勃起したふたなりペニスは雄弁に跳ね回って興奮を告げるのだ。アスナが舌打ちするたびに暴れ狂うサオははしゃぎ回っているようにも見えて、あの連邦生徒会長がこんなに情けない反応をしていることがアスナにはたまらない。
「雑魚雑魚おちんちん、ず~っと動いてるね? 汁でベトベトになった恥ずかしいおちんちん、どうされたいの?」
「っ……それは……」
「一番気持ち良いことしたかったら、ちゃんと自分で言わないと! 一番恥ずかしいこと言えたら、いっちばん気持ち良くしてあげられるよ~?」
煽るようにアスナが言えば、わずかに残ったためらいも消える。
「い……言います……言いますから……っ!」
「――♪」
笑みを含んだ吐息を連邦生徒会長の耳元に吹きかけて、アスナは黙りこくる。
その沈黙が何のためのものかは分かっていた。連邦生徒会長は喉を震わせながら深呼吸して、決定的な言葉を口にする。
「わ、私……は、被虐趣味――です……!」
語尾は消え入りそうだった。
顔は燃えるように真っ赤。自身のマゾ性を認めるだけで精一杯の連邦生徒会長に、しかしアスナは冷たく問う。
「それで?」
「……、……え……?」
これで射精させてもらえると信じていた連邦生徒会長は、アスナが何を求めているのか分からない。
いつもの冷静さを保てていたなら、連邦生徒会長はアスナに言われるまでもなく次のアクションが取れていただろう。
しかし性欲に支配された今は考えを進めることすらままならない。何をすれば良いのか分からず戸惑っていると、耳元で再び舌打ちが鳴る。
「――ぁ……!!」
マゾヒズムを認めたばかりの身体は、それだけで跳ねてしまう。
「どこに、何されたいの?」
「あ……っ、あぁっ……!」
舌打ちとは正反対のやさしい問いかけ。
ギャップに連邦生徒会長の性感はめちゃくちゃだ。怒張は興奮に跳ね踊り、カウパーは勢いを増して溢れ出る。
アスナに虐げられる興奮に溺れた連邦生徒会長は無駄に口を開閉させて、やっとの思いで望みを口にする。
「わ……私の陰茎、を――射精、させてください……」
全身を色づかせて懇願すれば、背後でアスナが笑むのが気配で分かる。
後頭部から首筋を埋める乳肉がますます迫る。細い首の左右から強い乳圧を感じた連邦生徒会長がのけぞると、上から自分を見下ろすアスナと目が合った。
「――」
はらりと、アスナの髪が連邦生徒会長の顔に降りかかる。
アスナの長髪がカーテン代わりになって、連邦生徒会長の視界にはアスナしか映らない。目を細めて連邦生徒会長を見つめるアスナの瞳は獰猛さが感じられるほどサディズムの光に満ちて、連邦生徒会長を辱めることに強い悦びを覚えているようだ。
「あ……ぁ……っ……」
アスナに射竦められて、連邦生徒会長は物も言えない。
自分の被虐性愛を嫌と言うほど自覚させられた連邦生徒会長は、アスナと目を合わせただけで上下関係を読み取ってしまう。
「もっと恥ずかしくて、エッチな言い方でおねだりして♪」
「……は、い……」
マゾとして絶対に逆らってはいけないサディストと向き合う連邦生徒会長は、アスナの言葉に頷くしかない。
「わ……私の――」
『陰茎』や『射精』ではない、もっと恥ずかしい言い回しを求める沈黙は一瞬。
「――ドMふたなりチンポ……を、敗北射精、させてください――……!」
自分が一番言いたくない――だからこそ言いたくてたまらない言葉を吐き出せば、勃起ペニスの傘はめいっぱい広がってしまう。
「ふーん?」
要求に応える連邦生徒会長を前に、アスナは目を眇める。
「今度はもっと楽しいおねだりをしてもらおうかなー?」
「……っ……、射精、射精したいです……っ!!」
まだ何かやらせようとするアスナを前に、連邦生徒会長はたまらず声を上げてしまう。
期待に膨れ上がった肉棒は痛いほどだ。付け根に結ばれたリボンさえなければすぐにでも精をブチ撒けられるほど幹は張りつめて、とっくに我慢の限界を迎えている。
「お願いします……ッ、射精、射精っ……ザーメンどぴゅどぴゅしてマゾイキさせてください……っ!!」
アスナの歓心を買おうと淫らな言葉を口にしてまで射精を乞う連邦生徒会長。
そんな彼女の股間にアスナの手が伸びる――白手袋に包まれた手がペニスに向かうのを見ただけで、連邦生徒会長は期待の声を漏らす。
「あ……っ……!」
やっと精を放てると思ったのも束の間。
アスナは、青リボン越しに連邦生徒会長の勃起ペニスを力いっぱい握りしめたのだ。
「ひぅ――――……!?」
またしても射精を止められて、連邦生徒会長は泣き出す寸前。
募るばかりの淫欲を晴らしたい彼女はアスナを見上げ、哀訴の念を込めて彼女を見つめる。
「マゾの性奴隷が、妻の私に指示なんかしちゃダメでしょ?」
子どもに言い聞かせるような口調だった。
「ご褒美が欲しかったら、もっと恥ずかしいコトしないと。そうだな~……さっきからやってる、腰動かすダンスでもやってもらおうかな?」
「……っ……それをしたら――……いえ……」
言いかけて口をつぐむ。
アスナの言うことをどこまで聞けば、ご褒美に射精を許してもらえるのか――そう尋ねたい連邦生徒会長だが、マゾの性奴隷にそれを問う資格などはないのだ。
(やっても報われるか分からないのに……今から、もっと恥ずかしいことをしなければいけないなんて――)
たまらない辱めに頬が染まってゆく。
自身のマゾヒズムを認めたせいで、連邦生徒会長は被虐心に満ちていた。アスナが両手足の枷を外しても彼女は逃げようとはせず、椅子から立ち上がるとアスナの真正面に立つ。
「あ……」
アスナは椅子に座り、何も言わずに連邦生徒会長を見つめている。
足を組んで見物を決め込むアスナは無言だ。連邦生徒会長がどう出るかを静かに見守る姿は、連邦生徒会長が真に夫兼性奴隷としてふさわしいかを試しているようでもあった。
「……っ……」
アスナに見つめられて、期待に応えたいと思ってしまった。
立ち上がったことでスカートの裾は下がり、再び股間は隠れていた。連邦生徒会長は改めてスカートをつまんで自分の股間をあらわにすると、切っ先から溢れた淫蜜が糸を引きながら床に落ちた。
「――ぁあ……っ」
我慢汁を垂らす股間を見せつける倒錯感が、連邦生徒会長の性感を苛む。
ほんの少し前まで持っていなかった陰茎は絶えずヒクついている。濡れそぼった青リボンは下半身にべったりと張り付き、女性の身体にはありえないモノの存在を強調しているようでもある。
「っふ……、ぅ……」
男根からもたらされる疼きにすっかり支配された連邦生徒会は、アスナによく見えるようにと腰を突き出す。
震える膝は自然と曲がってガニ股姿勢。連邦生徒会長の神秘的な雰囲気には似合わない無様な姿を取るのはこれが初めてだったが、自分にはこの姿こそが似合うのだと彼女は無意識に悟っていた。
「……ご、ご覧、ください……」
かすれた声でアスナに呼びかける。
アスナの瞳が動くだけで連邦生徒会長の下半身は熱い。疼く股間は見られただけでカウパーの分泌を増し、もうすぐ彼女の足元には先走りの水たまりだって出来てしまうだろう。
「私の……ふたなりマゾちんぽの、み、惨めな……腰ヘコダンスを、どうぞ、ご覧ください……ませ……」
羞恥に震えながらも淫らな言葉を吐き出す連邦生徒会長。
「……♪」
アスナは無言を貫くが、瞳には確かな愉悦の色がある。
少なくともこの口上はアスナの気に入るものだったのだろう。ひとまず大丈夫だったらしいと胸を撫で下ろしながら、連邦生徒会長は口に出した通りのことを実行しだす。
「……っ……」
恥ずかしくてたまらない気持ちを押して、連邦生徒会長はゆっくりと腰を前に突き出す。
「ぅ……っ」
長いスカートの裾を揺らしながら、今度は腰を後ろに下げる。
「……」
一度腰を往復させた後、チラリとアスナの様子を窺う連邦生徒会長。
彼女がここまで恥ずかしいことをするのは、全てはアスナから射精の許しを得るため。アスナがこの行為を気に入らないのなら、こんな恥ずかしいことは今すぐにでも止めたいのだ。
「――」
様子を窺う連邦生徒会長だが、興奮に潤んだ眼差しではアスナの表情がよく分からない。
「っふ……うう……――っふ……!」
分からないながらも、とにかく続けるしかない。
せっかく自由になった両手はスカートをたくし上げて恥部を晒す役目だけを果たす。自由になった足は縫い付けられたようにその場から動けず、華奢な脚は腰を前後に往復させるためだけに使われる。
「ぅ……っ、ふう……っ!」
腰を鋭く突き出せば、プルンと男根が揺れる。
素早い腰振りは真っ赤な亀頭の残像が見えそうなほど。腰の往復を繰り返すと滲んだカウパー汁が床のあちこちに散って、室内は連邦生徒会長の股間から発される淫らな香りでいっぱいだ。
「っは……、……ぁあ、っふ……!」
腰を突き出すほど、ぬるい空気がペニス全体に纏わりつく。
かき混ぜられた空気にすら快楽を覚えてしまう。サオはきわどく震えて悦びを示すが、付け根を締め付けるリボンのせいでやはり射精には至れそうにもない。
「ぁうう……っ、く……うあっ……!」
左目を隠す前髪を乱しながら、懸命に腰振りに勤しむ連邦生徒会長。
あらわなヒップ全体に汗を滲ませ、先走り汁をあちこちに散らしながら虚空めがけて腰を振りたくる気分は惨めそのもの。
「――ふふっ……」
目を潤ませ、顔どころか身体まで真っ赤にしながら腰の往復運動を晒す連邦生徒会長を前に、アスナはにんまりと笑みを浮かべている。
少し前にテレビで観た彼女が、性欲に身体を火照らせて卑猥な腰振りを見せつけているのだ。
マゾであることも認め、もはや彼女は堕ちたも同然。連邦生徒会長の姿をじっくり見つめて勝利の実感を噛み締めるアスナは、いつまでも腰振りダンスを見ていられそうだった。
「――っう……ふうっ……ふ……っ……!!」
いつまでだって見ていられそうなアスナに対し、連邦生徒会長はもう我慢が利かない。
(出したい……っ、出したい、出したい――!!)
射精の欲求は抑えきれないほどに膨らんでいる。
しかし、先ほどアスナから言われた通り、連邦生徒会長から射精を乞うことは許されていない――半泣きになる連邦生徒会長は、黙ってこちらを見つめるアスナに目で訴えかけながら腰を振ることしか出来ない。
「あぁっ……!! はぁ、っ……あぁうっ……」
吐息はほとんど泣き声だ。
かろうじて泣き出さずに済んでいる連邦生徒会長を前に、ようやくアスナは動き出す――椅子から立ち上がるアスナを前に連邦生徒会長は息を呑むが、それでも腰振りは止められない。
「あはっ、すっごい頑張ってるね! 私の夫で性奴隷になるにはピッタリだね!」
「ぁあっ……」
連邦生徒会長の前に立つアスナは言いながら、手を連邦生徒会長の股間に伸ばす。
「……!」
アスナの手は、彼女のサオの付け根に結ばれたリボンの一端を掴む。
「うっわ~、リボンもベトベト! こんなに汚すなんて、ひどいな~」
口先では連邦生徒会長を非難しつつもアスナは楽しそう。
「っは……ぁ……う、申し訳……ございません……」
謝罪に追い込まれる連邦生徒会長はいまだ腰振りを続けている。
アスナに完全に従えさせられた連邦生徒会長には、腰の往復を止める自由すら与えられていない。アスナが良いと言うまで腰を止められない連邦生徒会長がいくら腰を振っても、付け根を縛る青リボンは解けそうもない。
「でも大丈夫! これから毎日躾けてあげるからね!」
「……っ!」
からっと笑うアスナに、連邦生徒会長は何も言えない。
(毎日……ってことは――)
アスナは、これから彼女を夫として、性奴隷として『使う』つもりなのだろう。
そんなことになれば、連邦生徒会長はこれから毎日、今日のようなひどい辱めを受けて過ごすことになる――想像するだに恐ろしいことなのに、考えれば考えるほど連邦生徒会長の顔は淫らに蕩けてしまって。
「……は、い――。……ありがとう、ござい……ます……」
絞り出すようにそれだけ言う連邦生徒会長に、アスナはダメ押しで尋ねる。
「私の夫兼性奴隷として、一生一緒にいてくれるよね?」
「――……はい……」
頷く連邦生徒会長の顔は蕩けていた。
「なります……。――あなたの夫で、性奴隷に……してください……」
射精欲と被虐の悦びが綯い交ぜになった表情で、連邦生徒会長はアスナを見つめる。
「――ふふっ、合格!」
そんな連邦生徒会長を見つめるアスナは満足そう。
大きく頷くと同時に股間のリボンが解かれる。カウパー汁まみれのリボンがズルリと外れて床に落ちれば、連邦生徒会長の射精を阻むものは何もない。
「あ……!」
一本のリボンが失せただけでも解放感はかなりのもの。
連邦生徒会長の下半身を縛り付けるものは何もない――そんな股間に、すかさずアスナは手を伸ばし。
「出せっ、マゾ夫さん♪」
言うと同時に、アスナは亀頭を指で弾く。
「――――!!」
はっきりした痛みが、連邦生徒会長の法悦を促し。
「あ、――あ、あああっ……!!」
抑えつけられていた絶頂感が押し寄せる。
ペニスと同じく身体が大きく痙攣した。赤らんだ亀頭を染めるザーメンは真っ白で、彼女が感じたエクスタシーの深さを表しているようだった。
「あぁあっ……!! ぅく――ああッ、あぁあッ……!!」
アスナは連邦生徒会長の陰茎から手を離していた。
噴射した白濁液は床に飛び散る。先にあったカウパーの水たまりの上にスペルマが叩きつけられ、床の上に精のしぶきが飛び散る。
「っは――ぁうッ、あぁうッ……!!」
直立姿勢でのけぞる連邦生徒会長は、スカートに皺が刻まれるのもお構い無しに全身を硬直させている。
のけぞる連邦生徒会長の頭の中にはアスナから受けた責めの数々がある――そのことを思い出すほどに絶頂感は深まって、彼女はガクガクと腰を震わせる。
「あはっ、また腰ヘコヘコしちゃってる! 可愛いね~っ!」
射精のさなかにある連邦生徒会長をからかうアスナの声が身体の髄に染み込むよう。
(そんなこと言われたら――もう、……もう……!!)
初めて味わう射精の悦びとアスナの嘲りが一つになっていく。
もはや、何が気持ち良いのかも分からなかった。アスナに散々虐められ、焦らされてからの射精こそが全てと思えるような淫悦を次々に叩き込まれ、連邦生徒会長は気がおかしくなりそうだ。
「――っはぁ……!! あぁッ、あぁう……ッ!!」
脈打つペニスからの射精は終わりそうにない。
「おちんちん、バカになっちゃったみたいだね? そんなにザーメン垂れ流しにして、本当にマゾみたい!」
アスナの笑い声が耳朶をくすぐるたびに、吐精の勢いは増してゆく。
もはや身体の内側にある全てを吐き出すかのようだった。淫悦の頂きに上りつめた連邦生徒会長は絶頂の止め方も分からないまま、身体の奥底から伝わる性衝動に従って精子を吐き出し続ける。
「ほら♪ もっと出せ、出ーせっ!」
「くふっ……ふぁっ、あぁうっ……!!」
アスナが耳元で煽るせいで、ますます絶頂感は強まる。
美悦に浸る連邦生徒会長は間抜けな呆け顔。口を半開きにして熱っぽい嬌声を上げる連邦生徒会長の表情は知性が抜け落ちた淫らで間抜けなものだが、それでも幸福感に満ちているようだ。
「恥ずかしいマゾ顔晒して、気持ち良いね~?」
「っはい……変態マゾのふたなり射精――き、気持ち良い――です……っ……!! ありがとう……ございます……っ!!」
自ら惨めな言葉を口するほど快美を深めた連邦生徒会長は、射精も口も止められない。
「マゾちんぽっ、射精嬉しいです……っ!! 性奴隷にしていただき、ありが――っぁあ、あ……ッ!! あぁあ……ッ!!」
言葉の途中での淫靡な昂奮に包まれてしまう連邦生徒会長。
「ふふっ♪ もうすっかりおちんちん大好きになっちゃったね! これから、どんどんマゾの気持ちよさ教えてあげちゃうからね!」
狙い通りにマゾヒズムを深めた連邦生徒会長を前にしたアスナはご満悦。
ご褒美のつもりか、アスナは彼女の射精を中断しなかった。
耳元でからかい、嘲り、嗤いながら射精する連邦生徒会長を見つめる――それが彼女に取り返しのつかない嗜癖を与えるものだと知りながら、アスナは連邦生徒会長を虐めるのだ。
「――っは……あぁあッ……!!」
無限にも思えそうな射精だったが、それでも終わりの時は来る。
ドクンッ、ドクンッと烈しかった吐精の勢いは少しずつ落ちていく。
「あれ? もう終わり? 射精量も雑魚なんだね」
「――っぁあ……!」
しかし、アスナが煽れば一時的に射精量は増す。
膨れ上がった亀頭からドポッと精液が溢れ出て、連邦生徒会長の太ももを濡らす。真っ白なブーツにも精子は降りかかり、純白の姿は彼女自身の欲望によって汚されていく。
「あはっ、まだ出せるでしょ? 中身空っぽになるまで全部出しなよ、マゾさん♪」
「ぅあ――……ッ、ぁ……あッ、あぁあッ……!!」
射精が終わりそうになるたびアスナに煽られ、連邦生徒会長の射精は長々と続いた。
「は……っひ……! ひ……! ひ……ッ!!」
「本当に終わっちゃうの? つまんない雑魚ちんちん、またお仕置きしてあげなきゃいけないかな~?」
「あぁう……っ」
煽られては欲情を高める連邦生徒会長だが、それでも終わりは来る。
白濁が絡みついたペニスはなおも張りつめてピクついているものの、もう精子は一滴も出てきそうにない。
「も、もう……出ません……」
徹底的にスペルマを絞り出させられ、連邦生徒会長は息を切らしてへたりこむ。
自分の精液溜まりにへたり込んだ彼女は、妻であり主人でもあるアスナをじっと見上げている。
「……ご主人様――マゾ射精……ありがとうございました……」
蕩けた顔で微笑む連邦生徒会長の顔は、確かに満たされている。
精こそ尽きたが、瞳を潤ませる淫蕩の色はそのままだ。法悦が過ぎ去っても連邦生徒会長は興奮に包まれていて、心身ともにマゾヒズムに堕ちたことがはっきり分かる。
「ふふっ、喜んでもらえて良かった!」
連邦生徒会長を見下ろすアスナは得意げに笑むと、むき出しのペニスを踏んづける。
「っぁう……!!」
「これからも、まだまだいっぱいイジメてあげるからね――楽しみにしててね、マゾ奴隷さん♪」
「――は、はい……! ご主人様……調教、よろしくお願いします……」
嗜虐の悦びに満ちた笑顔を向けるアスナに、媚びた笑みを向ける連邦生徒会長。
彼女の笑みは、性奴隷そのものの浅ましいものだった――。
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