朝来玲の淫果異聞1 百合調教の果て、理不尽報復に責められて 作:高牧園
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調教は毎日のように続き、撮影は定期的に行われる。
その日は玲もアダルトビデオに出演することになっていた。スタジオに据えられたキングサイズのベッドにはすでに由宇が寝かされ、大の字に手足を伸ばした格好で四肢を拘束されていた。
「悪趣味ですね」
その状態で、由宇は玲を睨み続けている。
「自分だけ助かって、今度は私たちにこんなことをする側に回って……! されるのがどれほど辛いことかも忘れたんですか!?」
「ゆ、由宇ちゃん……! 落ち着いて、ね……? そんなに言ったら――」
隙あらば玲に罵声を浴びせようとする由宇の姿に、乙女はおろおろしっぱなし。
今日も二人の首輪はチェーンで繋がれている。由宇はベッドに仰向けになり、乙女は由宇の上で四つん這い。見ようによっては乙女が由宇を押し倒しているような格好で、乙女を見るたびに目のやり場に困ってうつむく由宇に、使用人はペニスバンドを着けさせる。
「っく……!」
腰にバンドを巻きつけられ、内側のディルドを膣内に押し込まれる。
双頭は、前に犬交尾をさせられた時に乙女を貫いたモノと同じだろう。
「今回はあなたがペニバンを着けるの」
言う玲もまた、ペニスバンドを着けていた。
下半身こそ裸だが、ペニスバンドは玲のヒップをくまなく覆って尻は見えない。さらに上半身にはスタジオ内にあったボンテージ風の編み上げビスチェを着て、鼻から下は黒マスクで隠している。
背の高い玲には、ボンテージ風の衣装がよく映えた。黒髪とレザー衣装を煌めかせる姿は卑猥ながらも美しく、そのせいで全裸の由宇と乙女のみっともなさが際立ってしまう。
「一人だけ服を着て……卑怯者っ……!」
吐き捨てる由宇の前、玲は自分のペニスバンドの確認をする。
由宇のものとは違い、玲のペニスバンドは内側に突起がない。その代わり股間から生えるモノは由宇たちのペニスバンドより長大で、カリ高なイチモツは淫具であると同時に凶器でもあるようだ。
「乙女、腰を下げて」
由宇の言葉を無視してペニスバンドの調整を終え、玲はそう指示を出す。
「……はい……」
悄然とした態度でうなずく乙女は四つん這いのまま身体を伏せると、由宇の股間から伸びるディルドの先が乙女の割れ目に当たる。
「あ……」
「由宇。乙女に挿入れなさい」
「……っ……!」
カッと頬を灼く由宇に、玲は追い打ちをかけるように。
「消毒はしたけど……前は由宇に挿入っていたところを乙女に挿入れるの。由宇、あなたの中には乙女の中に入っていた部分が入るのよ」
「……!!」
内心で分かっていたことを改めて言葉にされて、由宇は首まで赤くする。
(……やっぱり)
そんな由宇の様子に、玲は薄々感じていた思いを強める。
絶頂する時に乙女の名前を呼ぶ由宇は、乙女の中に挿入っていたディルドを身体に挿入れると言えば劇的な反応をするのだ。
顔を赤くしながら戸惑う由宇はまるで――。
(……)
そこまで考えてから、玲は思考をせき止める。
由宇と乙女に玲の事情を伝えていないように、玲も二人のことを考えるべきではないと思えたのだ。
使用人から彼女たちの健康状態や言動の報告を受けるたび、玲は由宇と乙女が自分と変わらない人間である事実を突きつけられる。同じ人間に、年下の女の子たちにこんなことをしていると思えば思うほど、玲は自分が抱える罪が重くなっていくのを感じるのだ。
(駄目。今はまだ、考えないようにしないと)
玲が考えようと考えまいと、罪は厳然としてそこにある。
しかし、莉乃と再会するその日まで、罪の意識に押し潰されるわけにはいかないのだ――何とか無表情を保って、玲は二人が繋がるところを見つめる。
「乙女、中……入れるよ……?」
「うん――ぁ……!」
遠慮がちに腰を前に出す由宇と、由宇を受け入れる乙女。
乙女の膣口が広がって、由宇の股間から伸びるディルドを身体の深い場所に埋め込んでゆく。そして乙女がディルドを付け根まで呑み込んだのを見ると、使用人は由宇の手足の拘束を外してしまう。
「由宇。手と足で乙女にしがみついて」
「なッ……!!」
恥ずかしい姿勢を強要されは由宇は瞠目。
「だ、だってそんな、そんなこと……そんなことしたら、……!! そんな……!!」
「由宇ちゃん」
滑稽なほど慌てだす由宇に、乙女は至近距離でふんわりと微笑む。
「!」
その微笑みに心臓が止まりそうな衝撃を受けたらしい由宇が動きを止める中、乙女は由宇の手を取って自分の背中に導く。
「……ね、お願い」
「う……」
乙女に囁かれて、由宇は呻きながらもその通りにするしかない。
カメラの外に設置されたモニターの一枚には、天井からの映像が映っていた。
上から見上げると乙女の背中から尻、そして由宇の真っ赤な顔が映っている。程よい肉感を持つ乙女の背中に由宇の腕が回されたかと思えば脚も続く。乙女の裸身に由宇が四肢でしがみつけば、二人はひしと抱き合う恋人同士のようにも見えた。
「そのままでいなさい」
言って、玲はベッドに上がる。
玲の目の前には二人の結合部がある。すでに蜜液は溢れ出て、匂やかなフェロモンの香りがベッドの上を支配する。乙女は何が起きるのかと不安そうに玲の方を見ているが、乙女に抱きつく由宇はぎゅっと目を閉じ、恥ずかしさと数多の感情が入り混じった表情でいる。
「挿入れるわ」
それでも、玲が静かに告げれば由宇は薄目を開ける。
「……私からにして……」
絞り出すように呟く由宇。
双頭ディルドを膣内に埋め込んだ二人のアヌスはどちらも空いている。尻穴を交互に犯されると考えた由宇は自らの菊門を差し出すつもりのようだが、玲は乙女の尻を掴む。
「ひ……!」
「乙女――! ッ……やめてください、するなら私に――!!」
由宇が言う間に、玲は乙女の菊座を貫いた。
「は、――あ、あ……ああ……ッ!!」
「乙女ぇっ……!!」
膣を犯すモノよりずっと大きなディルドを尻に受けて、乙女の悲鳴は長く続く。
四肢でしがみつく由宇は、下から乙女を支えているようなものだ。乙女は由宇の首筋に顔を埋め、アナルレイプに悶えている。
「ぅ――くふぅう……っ、うぅっ、うぅうう……っ!!」
乙女の声に混ざるのは苦しみと快感。
望んでいない行為でも感じてしまうほど開発は進んでいた。由宇の耳元で響く乙女の嬌声は悩ましげで、由宇は瞳を揺らしながら玲を睨む。
「玲っ!! やめて、乙女にこんなことしないで!! するなら私にしてよっ!!」
「動くわ」
由宇の言葉を無視して、玲は激しいピストンを始めた。
「ひきゃっ!! ひぁっ、ぁうっ、激し――っんんん……!!」
玲の腰使いはパワフルだった。
腰に巻いたペニスバンドの内側には何もなく、どんなに強くピストンしても玲に刺激は伝わらない。大ぶりな腰の動きで長いストロークを加えるたび、玲の腰に叩かれる乙女のヒップが潰れるのが見えた。
「はひぅうっ……!! ひぅっ、あぁううっ……!!」
菊肉をえぐり立てられる衝撃に乙女の身体が揺れると、双頭ディルドを埋め込んだ膣穴も締まりを強くする。
ディルドを締め付ければ由宇の膣内にまで刺激が波及する。由宇は乙女の下でピクッと身体を跳ねさせると、乙女に抱きつく身体に力を込める。
「っく……ぅうっ……は、……っ……」
三人での行為ではあるが、感覚を通じ合わせるのは由宇と乙女の二人だけ。
双頭ディルドを通して由宇の膣に乙女の身震いが届く。玲に菊座をえぐられ、膣にもディルドを埋め込まれた乙女は絶えず身体をくねらせるが、尻は玲に押さえつけられ、無理やり腰を受け止めさせられている。
「ぅくうっ……!! ぅ、ひぁ、あぁッ……!!」
「あぁッ……! おと、め……ッ、乙女に、乱暴、する――な……ッ!」
喘ぎとも呻きともつかない声を上げる由宇。
乙女と密着した身体は汗まみれだった。滑りそうになる身体をしがみつかせる由宇には、乙女の全てが感じられる。乙女の裸身が大きく揺れれば、由宇にも玲のピストンがどれほど強いものかは分かるのだ。
「ぅあ――ぁッ、あぁあッ――!!」
菊座の深い場所を穿たれてのけぞる乙女。
膣の激しい収縮が由宇にまで届いて、由宇も強い快美を覚えてしまう――その間も乙女は玲の腰振りに下半身を囚われていて、苦悶と髄喜の境界で息を乱している。
「乙女っ……おと、め、苦しくなってる……ッ、もうやめて、私にして……ッ!!」
「……」
必死に叫ぶ由宇だが、玲は返事もせずピストンのピッチを上げる。
「はひぅッ!! ひぁ――あぁああッ……!!」
「乙女ッ……!!」
間髪入れずにオーガズムへ追いやられる乙女の尻には、玲の両手が食い込んでいた。
いくら暴れ、乱れても乙女が玲から逃れることは叶わない。乙女の嬌声は細く高くなるばかりで、長年の付き合いがある由宇には彼女が限界を迎えつつあることが分かっていた。
「ふ……ううッ、ぐう……ッ!!」
乙女の身体の下に隠れた由宇は、そんな呻きを漏らすのみ。
玲からは由宇の表情は見えないが、どんな顔をしているかは想像がつく。
(怒ってる? 苛立ってる? ……両方よね)
由宇にとって、乙女に何かされることが一番辛いということは理解していた。
だからこそ、玲は今日の撮影で乙女だけを犯すことにしていた。長く続く行為に玲も汗はかいていたが、二穴を犯される乙女や、膣にディルドを埋め込まれ乙女に抱きつく由宇ほどの疲労はない。今日の撮影も、乙女が気絶するまでは続くだろう。
(そんなことをすれば、由宇はもう私を許さない)
同じ性奴隷だった頃の絆は、玲自身の手によって壊されるのだ。
(……私には、そのくらいがお似合いね)
黒マスクの下で皮肉そうに微笑みながら、玲は乙女を激しいピストンで苛み続ける――。