※アブノーマル注意※
・アナル舐め
・嘔吐
「……ぢゅる、ちゅっ、んぶ、ぢゅぶっ、ぷぁ……ッ……はぁ、はぁ……れろぉ、ん……ちゅ、ちゅむっ、んっふ……ぢゅぞぞぞぞっ、ぢゅるるるッ!!」
とある日、カルデアの廊下。一人で食堂方面へ向かう古参セイバー、アルトリアを見つけたのでサクッと催眠アプリを使い、【利用者の精液を飲食物と誤認】と雑な設定で彼女に口淫させていた。
普段の凛とした立ち姿が霞むような口をすぼめた下品な浅ましいフェラ顔を披露しながら、凄まじい吸い付きを肉棒へ見舞われ、下腹部で滾っていた熱を容赦なくブッこ抜かれた──たまらず、びゅるっ、びゅるるっ、と勢いよく飛び出す白濁を、アルトリアは喉を鳴らし嚥下し始める。
こちらまでゴクッ、ゴクッ、と喉を鳴らす音を響かせ、尿道口に残っていた最後の一滴までも吸い尽くしたアルトリアは口を離すと──ベトベトになった口元そのままに、普段通りの微笑みを浮かべながら、こちらを見上げていた。
「とても濃厚でした、やはり搾りたてというのは良い。ただ、もう少し量はあってもいいですね、少し物足りません……あっ、申し訳ありません、馳走してもらった側が言うべきことではありませんでしたね──では、私はこれで。食堂へ、おかわりを頂きに行かねばなりませんので」
[いえいえ、お気になさらず]
[こちらこそ、良い経験ができました]
立ち上がったアルトリアは、にっこりと満足気に微笑んでから会釈、そのまま食堂方面へ向かい去っていった──もちろん口元はベトベトで、唇や頬へ陰毛を付着させ、溢れた涎や白濁で汚いシミが残る衣服をそのままに。
その背中を見送ると同時、いきなり背後から声がかかる。
「貴方、サーヴァントに催眠を掛けたわね?」
「とうとう、尻尾を掴みましたよ」
振り返ると、ほぼ下着姿と見紛うほど肌の露出面積が多い女性サーヴァントが二人、こちらを睨みつけてくる。前者はアーチャー、イシュタル。後者はアサシン、カーマ──どちらも普通のサーヴァントとは別格の神霊が核となるサーヴァント、極めて強力な存在だ。
こちらの行く手を阻むように立ち塞がるイシュタルとカーマは、周囲の大気が揺らぐほどに殺気立っており、いまにも襲いかかって来そうな剣幕だ。
「サーヴァントを洗脳できる力は要警戒だけど、あいにく私達は神霊よ。有象無象サーヴァントを操れたとしても、私達に効果が及ぶはずがないわ、神霊ナメんなってのッ!!」
完全に喧嘩腰のイシュタルは、こちらを完全に見下し中指を立てる。その指の周囲は、彼女から漏れ出た魔力により陽炎を生み出し、ゆらゆらと揺れていた。
「何故バレたか理解できていないようですね、低俗で下劣な性根が腐ってる人間は頭の中も腐ってるのでしょう──わざわざ説明するまでもありませんが教えて差し上げます、冥土の土産に、ね」
ハッ、と鼻で笑いながら邪悪な笑みを浮かべるカーマは、心底楽しそうに話し出す。自分とイシュタルには催眠が効かなかったこと、機を見るため故意に泳がせたこと、現行犯で問い詰めるのを計画していたこと、などなと。
全て説明しきったカーマは自信満々といった様子、完全に自分達は勝ち確、こちらを馬鹿にする余裕さえあれば、ドヤ顔ダブルピースまで決めていたのでは、と思うほどの余裕の態度。
だが、実はコレ、仕込みである。
自信満々に神霊は催眠になんて負けない、と言っているが実のところ、しっかり、バッチリ効いている。では何故イシュタルとカーマが、このような行動を取ってくるのかというと──事前に彼女達には【神霊には催眠が効かないと誤認、イシュタルとカーマは他言せず二人のみで協力し利用者を追い詰める使命感に駆られる】という催眠を掛けてあったのだ。
もちろん、それだけではない。実はイシュタルとカーマに対しては催眠アプリのテストのため、割と頻繁に、いくつもの催眠が施してある状態なのだ。具体的な数は記憶にない、詳細は記憶にあったり、なかったり。
個別催眠を解除すればいい話なのだが、せっかくなので今回は自分が催眠に掛かっていないと誤認するイシュタルとカーマを無自覚のまま、効果がないと誤認させたまま彼女達の好きにさせ、催眠済みの彼女達がどんな反応をするのか。
それをガチャ感覚で楽しみつつ、どこかのタイミングで種を明かして絶望させてみよう、というコンセプトだ。
「やめなさい、カーマ。このまま殺すのはリスクが高いわ、こいつを殺しても術に掛かってる人達の催眠が解けない可能性があるって話したじゃない」
「分かってますよ、イシュタル。少し威嚇しただけです、逃げられても面倒ですからね──で、ホントにコイツの部屋へ行くんです?」
その時、大気を震わせるほど剥き出しだった殺気が消え失せる。イシュタルの制止を聞いたカーマは心底イヤそうに、侮蔑と軽蔑の籠もった瞳を、こちらへ向けてきた──まるで家畜やゴミ、汚いモノを見るような、冷たく鋭い瞳だ。
「サーヴァントに催眠を掛けるような大魔術を単身で行使したとは考え難いの、だからコイツの部屋、魔術師の工房を調べる必要があるのよ──お分かり?」
「はいはい、分かりました、予定通りに行きましょう。どうせ人間如きには、私達に対して何もできないでしょうけど、ね」
大袈裟に両手を掲げたカーマは立ち位置を横にズらすと、顎だけで廊下の先を示し、こちらへ「行け」とだけ告げてくる。イシュタルもカーマと同様に道を開ける、伸ばした人差し指に光が灯っているのは逃走防止のためだろう。
彼女達の無言の命令通りに歩き出すと、自室へ向かい歩き出す。道中は当然ながら会話などないので、先の自室へ連行する行動を思い返した──彼女達へ最後に掛けた催眠は【利用者の部屋へ赴き調査する必要があると誤解、調査は性行為を行うことと同意であると誤認】というものだったはず。
それだけなのに、イシュタルの言い分は実にそれっぽい、改めて催眠アプリの有能性を実感できた──なんて考えていると、あっという間に自室へ辿り着いた。慣れた手付きで自室に入ると、二人の女神は警戒しながらも足を踏み入れてきた。
瞬間、イシュタルとカーマは閉まっていく扉の前で膝を曲げ、その場へ正座し姿勢を正すと、細く長い指で三つ指をつき、肌触りの良さそうな滑らかな背中を丸めて深々と頭を下げた。
それはそれは、美しい土下座だった。
「……失礼致します。この度は貴方様を威嚇、警戒するという失礼を犯しましたことをお詫びすると共に、入室を許して下さることを心から感謝致します。ありがとうございました」
「……失礼致します。この度は神霊は催眠に掛からないとイキッて貴方様へ失礼な物言いを致しましたことを猛省し、心より謝罪致します。加えて、このような卑しく低能なポンコツ女神の入室を認めて下さり感謝致します。ありがとうございした」
こちらに向かい惚れ惚れするような土下座を披露し、思い思いの謝罪と感謝を述べたイシュタルとカーマは十数秒ほど静止。少ない布地のせいで開いた彼女達の艶めかしく、綺麗な曲線を描く背中を眺めていたが──彼女達は正座する時と同じように、ゆったりとした動作で立ち上がると、入室直後と同じ険しい表情を浮かべた。
[……あの、いま……]
[もしかして、土下座とか、しました?]
「貴方の部屋に来たら土下座して、誠心誠意お礼を言うなんて常識じゃない。いくら貴方がクズで、下劣で、下等な人間であっても、それが常識なんだから土下座くらいするわよ」
「そんな常識、いちいち確認するとこじゃないでしょ……まさかとは思うけど、その質問って迎撃魔術のトリガーだったとか──けど、お生憎様。私達に催眠は効かないって最初に言いましたよね、もう忘れちゃったんですかぁ?」
その反応に、なるほど、と納得した。これは神霊が絶対にやらないだろうことを催眠アプリで設定し、効果があるかテストした時に掛けたもの。たしか、【利用者の部屋へ入室した際には土下座し感謝を述べるのが常識と誤認】だ。
そこで気付く、こちらが先ほど問いかけた言葉の真意を考えるように、何かを探るように、イシュタルが口元を指で覆いながら思案に耽っていたのを──そんな彼女とは対照的に、こちらを小馬鹿にするようにクスクスと含み笑いを浮かべるカーマは実に滑稽に見えた。
「こっちからも質問するわ……ちゃんとガニ股でチン媚び本気オナニーしながら質問するから、正直に答えなさい」
そんな状況で、まずイシュタルが口を開いた。その内容は、かなり意味不明だったが──こちらの困惑など気にした様子なく彼女は両脚を拡げガニ股になると、自ら陰核や陰唇へ指を這わし、しゅっ、しゅっ、と擦り上げ始めた。
「さっきの質問に何か意味はあるのかしら、カーマが言った通り迎撃魔術なら、そ……お"ッ……言えばいいわ。私が聞きたいのは、迎撃魔術やトラップ……んお"……準備しているか否かよ──もし何かしら準備しているのなら、即時解除なさい。下手に怪しい動き……お"っほ……見せたら、殺すわよ?」
こちらへ投げ掛けられるイシュタルの言葉を聞き流しながらも、時おり漏れ出てくる汚声が気になって仕方ない。しかも彼女は宣言通り脚をガニ股に開き本気でオナニーに耽るという異常行動を取りながらも、その表情は真剣、緊張感を携えた面持ちという──なんともアンバランスで、卑猥で、思わず笑ってしまいそうになるほど滑稽だった。
「ああ、それは確かに聞きたいですね。どうせ効果はないだろうけど、いちいち対処するのも面倒だもの……私もド下品チン媚びダンス踊るから、聞かれたことを正直に、偽りなく答えなさい」
絶賛ガニ股で本気オナニーに耽るイシュタルの隣で、不意にカーマは両手を頭の後ろで組むと、淫らに腰を激しく振り乱し、大質量の乳房を、ぶるんっ、ぶるんっ、と振り回し始める──こちらを小馬鹿にするような、見下したような視線を向けながら。
え〜っと、これは、たぶん【利用者へ質問する時はガニ股でオナニーしながら、またはド下品チン媚びダンスを踊りながら行うのが常識】の効果かな──う〜ん、どんな時、どんな目的で掛けたか記憶がない。たぶん、どこまで従うのかテストした時、だと思う……たぶん、きっと、めいびー。
[あ〜、え〜っと、特にそういう準備はしてません]
[さっきの質問も、ただの興味本位です]
「ふぅん、まぁカーマが言うと……お"ッ……り、私達にハンパな魔術が通用するはずないし、最悪ウソだとしてもししょお"っ……支障はない、か」
いつしかイシュタルの割れ目からは透明な愛汁が漏れ出ており、ソレを潤滑油として自慰に耽っているのか、くちゅくちゅっ、くちゅくちゅっ、と卑猥な水音が聞こえてきた──徐々にエスカレートしていく自慰は、とうとう自身の細く長い指で自らの秘穴をほじり返し、膣内から汁を掻き出し始めるにまで至った。
「ええ、そういうこと……ふっ、ふっ……です。もう観念した方が……ふんっ、ふんっ……身の為ですよ、下手に抵抗したり……ほっ、ほっ……逃げようとしたら、ほっ、ほっ……無駄に苦しむだけ……ふんっ、ふんっ……なんですから。サクッと……ほっ、ほっ、殺されて下さい……ほっ、ほっ、ほっ……」
それなりに恐ろしいことを言っているはずなのに、頭の後ろで手を組み、肉厚な乳房を上下左右に振り回しながら、腰をヘコヘコと前後へ揺らす。そんな全力チン媚びダンスを披露するカーマの姿には豊満な乳肉を振り回す物理的な圧力はあれど、存在感という意味の圧力は皆無だ。
「じゃあ次の質問、というより命令よ、お"ッ……貴方が掛けた催眠を解除しなさい。全部よ、それ……んお"……確認できたら、苦しまずに殺してあげるわッ、お"っ、ゔお"ッ……よ、ゔぉ……くッ、考えなひゃ、ひ……んお"……」
目を細め、こちらを睨みつけてくるイシュタル。表情こそ真顔ではあったものの、もはや自身の秘穴をほじる指のスピードは絶頂寸前のラストスパートを思わせる──なんて考えていたら、彼女はガニ股を形作っていた脚をガクガクと揺らし、股間から潮を勢いよく噴き出した。
ぶしゅっ、ぶしゅっ、と痙攣に合わせて潮を吹くイシュタルを観察してみると、やはり表情こそ真顔ではあるが口端からは涎を垂らし、鼻水を垂らし、呂律も回っていない様子──絶頂という快楽に彼女の身体は意思とは無関係に反応している状態、なのだろうか?
「ねぇイシュタル、ふっ、ふんッ……こんな押し問答、もう止めて……ほっほっ、ほっほっ……もう直接コイツの身体に、んっ、んっ、聞いた方が早いんじゃ……ふんっ、ふぅんッ、ないかしら?」
イシュタルの無自覚、無表情のガチイキ潮吹きを眺めていると、いつの間にかカーマが至近距離まで間合いを詰めて来ていたのに気付く。こちらが歩み寄ったり、手を伸ばせば、間違いなく、ぶるんっ、ぶるんっ、と彼女が振り回す乳肉に打ちのめされるであろう距離だ。
どこか挑発的、挑戦的な微笑を浮かべたカーマは、こちらを一瞥してからイシュタルへ振り返る。もちろん、ダンスは継続しながらだ──ふわっ、と香のような儚げで甘い匂いを撒き散らす彼女の背中はじっとりと汗に濡れ、乳房に負けず劣らずの質量を携えた尻肉を淫らに揺らす。
「そっ……そお"っ、ね……ッ……たしかに、このままじゃ何も進展なさそお"ッ、だものね──いいわ。じゃあ、私は後ろからするから。カーマ、貴女は前からお"ッ、願い……」
「はいはい、言っとくけど……ふん、ふんっ……手加減はなしよ、油断もしちゃ駄目……ほっ、ほっ……コイツは、必ず何かしてくるわ。ふっ、ふぅんっ、ふっ……根拠のない、ただの勘だけどね……ほっ、ほっ、ほっ……」
こちらが沈黙を貫くのが気に入らないのか、イシュタルは無表情だった顔を若干、険しく歪ませる。もちろん、涙と鼻水と涎で顔面はグチャグチャのまま──だが先の宣言通り彼女は生まれたての子ジカのようにガクガクと脚を震わせながら視界から消えていく、おそらく、こちらの背後へ回ったのだろう。
などと考えていると、再びカーマが真正面まで近付いてくる。わざとらしく、ぶるんっ、ぶるんっ、と乳房を振り回しながら──そして、もはや手を伸ばせば抱き合える距離まで間合いを詰めてきた彼女はヘコヘコと前後へ揺らす腰を落としていき、しゃがみ込むとピッタリ眼前に来た肉棒を凝視する。
「……ッ……お"っえ"……くっっ、っさぁ……女神に嗅がせていい匂いじゃないですよ、コレ……スンスンッ、んっお"ッ……汚物みたいっていうか、汚物そのものですよコレ。人間にしてはデカいかもだけど、こんなの"ッ……すーっ、んお"っほ……」
相変わらず人を小馬鹿にするような微笑のまま、頭の後ろで手を組んだまま、眼前で痙攣する肉棒に吐息を吹きかけていたカーマだが、ふと生臭いオス臭を嗅いだ瞬間、野太く汚い唸り声を上げて身を震わせる。
もちろん、その間も彼女はチン媚びダンスは止まらない。しゃがんだまま腰をヘコヘコと振り、大質量の乳房を揺らし、時おり肉棒へ鼻先を掠らせ、直接的な快感こそないが興奮を煽ってくる。
「……それじゃあ、始めるわよ……んぶぇ……ッ!!」
肉棒へ顔を寄せるカーマに気を取られていると、不意に太腿が掴まれる感覚。こちらの太腿を握るのがイシュタルの指だと分かった、次の瞬間──尻に生暖かいモノが押し付けられる感覚、それが何なのか最初は分からなかったが、尻穴付近を吐息らしき空気の流れが吹きかけられる感覚で全てを察した。
イシュタルが、こちらの尻へ顔を埋めてきたのだ。彫刻のように整った美しい彼女の顔が尻肉を左右へ押し広げ、人体で最も穢れているであろう尻穴に鼻先を押し付けてくる──それだけでも未体験、新しい感覚だったが、不意に、ぬるっ、と生暖かく濡れたナメクジのような肉塊が尻穴を掠めていく凄まじい快感を感じると同時、反射的に腰が跳ね上がってしまいそうだった。
「……ん、ぶっ、ぐえ"ッ……お"っえ"……ぇあ……れろれろ、お"っ……ぶふーっ、んふーっ、お"えッ……れろぉ、ン……んっ、ぶお"ッ……」
こちらの下半身、前面をカーマに陣取られ興奮を煽ってきて、後面を陣取るイシュタルに舌で尻穴を舐め上げられる──美女神二柱から与えられる快感と焦燥感は想像を絶しており、意思とは無関係に肉棒へ血が集結し、さらに大きく、固くなり、何度も跳ね上がってしまう。
すると、肉棒を凝視し興奮を煽るだけだったカーマが唐突に大口を開け、肉棒を一息で根元まで咥え込んだ──ヌルヌルの唾液で充満していた口内へ迎えられ、亀頭を舌で舐め回され、唇で竿に吸い付から、ゾクゾクと背筋に震えが走る。
「ぇあ〜っ……ん、むっ……ふ、う……んぶっ、ゔっ、ン……ぢゅぞぞぞぞっ、ぷあッ……れろぉ、ン……デカちんとはいえ、ちょ〜っとしゃぶられただけで反応しすぎですよ……なっさけないですねぇ……ぇれあ……れろれろれろれろぉ……」
「ぶふーっ、んふーっ、んごッ……ふごっ……お"、が……れろっ、れろぉ、ンごぉ……」
にやにやっ、と挑発的な微笑を浮かべながら、口内から長い舌を出し亀頭や裏スジを舐め回すカーマを見下ろしながら、イシュタルの舌が尻穴へ侵入してきて腸壁を縦横無尽に舐め回す──まるで下半身が溶け落ちていくような錯覚に陥りながら、その圧倒的で抗いようのない快感に突き動かされるまま、湧き上がる射精欲に身を委ねるように、下腹部の滾りを解き放った。
「……ッ……あン……れたぁ……んっ、く……びゅっびゅ〜っ、びゅるびゅる〜っ、どっぴゅ〜っ……ふふっ、勢いすっごォ……れろれろれろっ、やァん……は〜っ、くっっさ……」
目の前で射精する肉棒を恍惚とした様子で見つめ、舌上へ出された白濁を躊躇いなく嚥下したカーマは、ぶるっ、と一度だけ身体を震わせる──鼻先、目元、頬、額まで、所構わず降り注ぐ白濁が彼女の美貌を塗り潰していく。
「……ん、ぶ……ゔぇ……ぷはぁッ……フーッ、フーッ……んお"、ぐッ……おぇ、ッ……ぷッ……んっ、げほっ、こほッ……ん、グッ……」
その光景を見届けつつ、尻へ顔を押し付けていたイシュタルが離れていく感覚。首だけ巡らして背後の様子を伺ってみると、彼女は力なく床へ座り込み、何度か咳き込んでいた──ちょうど良く射精も収まり、カーマも顔中へ白濁を付着させ、もわぁっ、と漂うオス臭に酔い痴れている。
頃合いか、そう判断すると彼女達から離れるとベッドまで移動し腰掛ける。ここからなら、部屋の中央付近でしゃがみ込むカーマと、床へ座り込むイシュタルがよく見えた。まさに、特等席──あとは、仕上げを残すのみだ。
事前に仕込んでおいた【利用者が指を弾く音を聞いたら自身が催眠を掛けられていたことを自覚、催眠状態中に行った利用者との性行為を全て実体験として自認し記憶励起】を、発動させるだけだ──数秒ほどで心の準備を終わらせると、さっそく、中指と親指を合わせると力を込めていき、パチンッ、と鳴らした。
「…………………………………え?」
「…………………………………は?」
瞬間、カーマとイシュタルが呆然と呟いた。
彼女達には何が起きたのか、何が起きているのか、まだ咄嗟に理解できていない。確かめる術はないが、おそらく二人は今まさに記憶が呼び起こされているのだろう。催眠を掛けられ、何度も、何度も、何度も、自身の身体を好き勝手に貪られ、意思や認知を歪まされ、尊厳を破壊され、まるで玩具のように弄ばれたことを。
先に反応を見せたのは、イシュタルだ。記憶が励起したのか、途中なのかは分からないが、何より今の状況に耐えれなかったのだろう──なにせ、つい数十秒ほど前に自らの意思で人間の男の尻へ顔を押し付け、舌を尻穴へ捩じ込みしゃぶり尽くしたばかり。鼻腔や舌に、異臭や後味がこびりついているだろうことは、容易に想像できる。
「……ん、お"え"ッ……ッ……ゔっ、げえ"ぁッ、ゔ、お"え"ッ……げ"えぇッ、んぶっ、げぼッ…、ごっ、ぼはッ……お"、ぶっ……フーッ、フーッ……ッ……んげッ……お"ッ、え"……ゔぇえッ……げぼッ、ごっ……ぼっ、お"ッ……ゔえ"ぇえぇ"……ッ!!」
座り込んだままイシュタルは背中を丸めると、自身の身体を掻き抱き、青ざめた顔を苦悶に歪め、周囲など構いなしに胃の中の内容物を吐き始めた──びちゃびちゃっ、と生々しい水音を立てながら、元は彼女の体内にあったモノが胃液と共に吐き出され、床の着弾点へ鼻を突くような激臭漂う水溜りを形成していく。
「……ゔっぶッ……お"え"ッ、げっ……ごぼッ、お"ッ……フーッ、フーッ、んっぶえ"ぇ……か、は……うっぷっ……お"っげ、え"ッ、お"え"ぇ"……ッ……ぶふっ、んごふっ、かふっ……お"え"ッ……こぼっ、ごふッ……」
一瞬遅れて、カーマにも反応が見える。逆流してきた胃の内容物を感じたことで咄嗟に、反射的に、彼女は口元を掌で覆った──だが、逆流してきた内容物の勢いに、掌という防波堤は無力だった。ごぽっ、と口元を覆う彼女の掌、その指の隙間から内容物が飛び出していく。
この部屋に来るまでは、それなりにあったはずな威厳と迫力が今は欠片さえ残っていない。弱々しく嘔吐し床へ異臭が立ち昇る水溜りを形成するイシュタルとカーマは、もはや神どころか人間としての尊厳が残っているのかすら怪しい。
その光景を堪能すること数分、もしくは十数分ほどだろうか。ようやく落ち着き始めたイシュタルとカーマは浅く短い呼吸を繰り返し、立ち上がることもなく、ただただ自身が掲載した汚物溜まりの上で、こちらへ怒りと殺意が込められた視線を向けてくる。
「……こ、殺してやるッ……殺すッ、殺す殺す殺す殺す殺すッ……絶対、殺してやるわ、この下衆野郎ッ……」
「……ゔ、っ……ッ……貴方、いったい、何を……」
殺意を隠しもしないイシュタルは目端に涙を浮かべ、鼻水を垂らし、胃液と唾液が混じった体液を口端から零しながら、うわ言のように「殺す」を連呼してくる──それに対して、カーマは意外にも冷静だった。もちろん顔は体液に塗れてグチャグチャではあったものの、叫ぶこともせず、悲鳴を上げることもなく、騒ぐこともない。ただ、静かに問い掛けてくるだけ。
[ふむ、なるほど、なるほど……]
[よろしい。では、初めから説明しましょうか]
わざとらしく、大仰に、大袈裟に、両手を拡げてから、ゆっくりとイシュタルとカーマへ事の顛末を明かしていく。自分達は初めから催眠に掛かっていたこと、何度も玩具のように弄ばれたこと、その上で認知を歪められ操られたこと──そして、こちらが種明かしするまで認知するどころか、違和感すら抱けず、踊ることしか出来なかった事実を、突き付けてやった。
「……う、そ……そんな、こと……」
「…………………………」
先ほどまでの殺気はどこへやら、イシュタルは絶望と驚愕、そして恐怖を張り付けた表情で、こちらを見つめていた。カーマの方はといえば、完全に戦意喪失したのか顔を伏せ、自身が床へ吐き出した吐瀉物を見つめてるだけ──ようやく彼女達は理解したのだろう、自分達が狩人であると思っていたが、実のところ自分達は狩人どころか獲物や駒ですらなく、ただの玩具に過ぎなかったことを。
[理解しましたね、それじゃあ……]
[貴女達へ、最後の選択肢を与えましょう]
ベッドから立ち上がると、彼女達へ歩み寄っていく。
「い、いやっ……ぇ……身体、動かない……くっ、う……ウソ、ウソっ……そ、んな……ッ……い、いや"あ"ぁあぁあッ、来ないでッ、近付かないでっ……い、や……おねがッ、許して……っ……すみません、すみません、すみませんッ……ごめんなさい、お願いッ、許してッ、助けて……ッ!!」
途中、イシュタルは逃避を試みようとしたが全く身体が動かないことに困惑。徐々に近付くこちらの姿を見て泣き喚き、許しを請い、助けを乞う。その様は何とも無様で、滑稽な姿だった。
「…………選択肢?」
騒ぎ立てるイシュタルとは違い、顔を伏せて呆然としていたカーマが顔を上げる。こちらを見上げる瞳には光も、力もない、まるで心が死んでいるかのようだ。絶望し全てを諦めたのか、それとも裏があるのか、その様子からは判断できない──まぁ、仮に裏があるとしても、どうとでもなるだろうが。
[催眠を拒否して女神のまま玩具になるか……]
[催眠を受け入れ身も心も玩具になるか、です]
大層な前置きをしておいて何だが、こちらとしては、この選択肢に意味などない、前者なら改めて女神を堕とす楽しみが出来る、後者なら従順になった彼女達を好き勝手できる、その程度の違いに過ぎないのだから──この選択肢の真意は彼女達が堕ちるか、堕ちないか、それを彼女達自身が選ぶことにある。抵抗するか、屈伏するかを。
「確認しますが意識というか、自認はどうなるのでしょう。今の私と催眠後の私は別人になるのですか、それとも連続性を保ったままなのでしょうか?」
カーマからの問いに後者だと答えると、少しだけ補足する。記憶や記録は据え置きで、催眠前後の自認は同一かつ連続性もある──例えるなら就寝前には食べられなかった料理が、次の日には食べれるようになっている。食べれなかった理由も、食べれるようになった理由も覚えている。ただ『自分はこの料理が食べれない』が『自分はこの料理を食べれる』に変わり、それを不自然だと感じれない、と。
その補足で理解できたのかは分からないが、カーマは思案するように顔を伏せる。だが、それも一瞬。すぐさま顔を上げると、やはり無気力に、興味が無さそうに、ポツリと一言だけ呟いた。
「…………受け入れます」
「……ッ……」
その言葉を聞いて、イシュタルが反射的に肩を跳ねさせる。普段の彼女であれば皮肉なり非難なり飛ばしていたのだろうが、今の状態を鑑みるに、この反応も当然だろうと納得した──だが、それだけだ。カーマは自らの意思で堕ちた、あとはイシュタルだけだ。
答えをイシュタルへ促すと、彼女は何度かカーマと、こちらを交互に見やる。恐怖でカチカチと歯を鳴らし、滂沱の涙と鼻水でグチャグチャの顔面のまま──彼女は力なく、口の端を吊り上げ、泣き笑いを何とか顔に貼り付ける。
「……えぐっ、ひぐ……ッ……う、受け入れ"まず……」
「…………えッ!?」
だが、予想外の答えを聞いてカーマと同じように本気で驚いてしまった。彼女は女神である自覚を持ち、それを矜持とする程度にはプライドが高い。いくら絶望していても、そのスタンスは崩さない、絶対に受け入れないだろうと思っていたからだ。
[貴女が受け入れるのは予想外でした……]
[……何故?]
「……ひっ、ぐすっ……わ、わがんにゃいッ……わた、私ッ、女神なのよ……頭では絶対に受け入れてやらない、受け入れちゃ駄目って思ってる、のに"……ッ……
イシュタルは顔面をグチャグチャに汚したまま、しかし絶望など微塵も感じさせない、まるで長年の悩みが解決したようにスッキリとした様子で微笑む。そんな、どこか慈愛を感じさせる彼女の瞳の先には、力なく項垂れるカーマの姿があった。
「……バッッカじゃないですか、貴女……」
「……うん、自分でも、そう思う……」
予定とは違えど、これはこれとして興味深く、面白い。予定では、この後、二人へ従順になるよう催眠を掛けて楽しむ目算だったが──これは、すぐに楽しむより、泳がせておいた方が美味しいのかもしれない。
ベッドへ腰掛けながら催眠アプリへ入力していた【利用者を崇拝する性奴隷と自認】という内容をキャンセルし、代わりに【今すぐ意識を失う、直近数日の利用者が関わる全事象を記憶から消去】と入力し──催眠画面をイシュタルとカーマへ向けた。
瞬間、イシュタルとカーマは糸が切れた人形のように前のめりに倒れ込む。床へ広がる吐瀉物の上へ、べちゃっ、と着地し全く動かない彼女達を見下ろしながら──再び入力画面を開くと、新たな内容を入力し始めた。
【サーヴァントへ催眠を掛けているのは利用者だと考えている】
【神霊には催眠が効かないと誤認】
【イシュタルとカーマは他言せず二人のみで協力し利用者を追い詰める使命感に駆られる】
【利用者の部屋へ赴き調査する必要があると誤解】
【調査は性行為を行うことと同意であると誤認】
今回の仕込みと、全く同じ内容である。
望んでいた結末とは違えど、また数日後にはイシュタルとカーマが結託し仕掛けてくるだろう。その時、同じ結末になるのか、違う結末になるのか、それを楽しみにしておくとしよう──えーっと、ところで……床がゲロまみれ、女神達は意識不明ときたら……この惨状、自分で後片付けしなきゃ駄目かなぁ…………駄目だよなぁ………選択肢、間違えたかなコレは……。
異臭が漂う吐瀉物が撒き散らされた床と、その上へ突っ伏す女神二人を見下ろしながら、ボンヤリと、そんなことを考えていた。
〜その後 カルデア 廊下〜
「……ッ……ぅ……」
「イシュタル、大丈夫ですか、顔色が悪いですよ?」
「……え、ええ、大丈夫。ちょっと立ち眩みしただけよ、問題ないわ。っていうか、貴女も大概よ、顔が真っ青……大丈夫?」
「……ぅ……たしかに、少し気分が悪い気がしますが……問題ありません。それより、私を呼び止めたのは貴女ですよ、何か用があったのではありませんか?」
「……まぁ、問題ないなら本題に入っちゃうか……カーマ、私が貴方のところに来た理由、もう分かってるわよね?」
「もちろん。私が黒幕だとバレるまで、もう少し時間が掛かると思ってましたが……さすがです、メソポタミアの女神は伊達ではありませんね」
「そういうのいいから……で、本題。貴女、正常?」
「…………はぁ、つまらない反応ですね。ええ、至って正常です。その言い方だと、もう把握してるようですね……このカルデア内で催眠魔術を使って、好き勝手する俗物の存在がいることを」
「まぁ、ね……サーヴァントが操られてるところを見るに、かなり強力な魔術よ。私達に効果がないのは、たぶん……」
「私達が神核持ちだから、ですかね?」
「ええ、おそらくは……効果がない明確な理由は分からないけど、実のところ犯人の目星はついてるのよ。だから、まず私達がすべきは……」
「私達に催眠が効かない原因の調査と、犯人の監視ですね。できれば、もう少し人手が欲しいところですが……」
「それはそう、でも、今は貴女以外を信用できない。それは貴女も同条件のはず」
「分かってますよ、言ってみただけです」
「オッケー、じゃあ、この件は私達だけで解決に当たるってことで、しばらくは情報収集と犯人の監視に徹しましょ──直接対決は数日後、現行犯で押さえるわ。その後は犯人の部屋、工房へ乗り込んで催眠を解除したら……」
「ひとまず方々へ確認、解析して完全解除が判明したら犯人を殺して万事解決、って流れですよね」
「ええ、話が早くて助かる──それじゃあ、まぁ、その……しばらくは相棒、運命共同体ってことでヨロシクね?」
「……はぁ、拒否する理由も権利も無さそうですね」
「とーぜんっ……一緒に頑張りましょ、カーマ」
「……はぁ……はいはい…………よろしく」
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