※この作品はR-18です。

預言者は異世界迷宮でハーレムを   作:ネギトロロ

3 / 13
003 共犯者

 

 

 

 

村長に連れられて村はずれの一角に、小屋があった

そこに盗賊の装備品が置かれており

そこにはビッカーもいた、俺の荷物を運び終えたんだな

うんうん、仕事が早いのは良いことだ

 

 

 「タツヤ様、こちらが盗賊の戦利品でございます

 それとこちらが盗賊達のインテリジェンスカード、

 全部で18枚になります、懸賞金が懸けられている者も

 いるかもしれません、明日ベイルの騎士団へ提出するとよいでしょう」

 

 

 

俺はインテリジェンスカードを受け取り、

置かれている装備品を鑑定してみると

 

 

皮の鎧 胴装備

 

皮の靴 足装備

 

銅の剣 両手剣

 

鉄の剣 両手剣

 

 

うん、知ってた、まだ他にもあるけどこんなもんだよね、

でも本命は君達じゃない

 

 

おっ! あったぞ!

 

 

バンダナ 頭装備

 

 

コソ泥くんもちゃんと仕事はしたようだな

では始めるとしますか

 

 

 「おや? これはどういうことだ?」

 

 

 「な、何かございましたか」

 

 

 「このバンダナはあの盗賊が付けていたバンダナではない、

 あの盗賊が付けていたのは盗賊のバンダナだった」

 

 

それを聞いたビッカーと村長の顔が驚愕にゆがみ

村長が口を開いた

 

 

 「まさか.....すぐに調べさせましょう、少々お待ちください」

 

 

 「村長、少しいいか、その盗んだ者は盗賊以外使い道の無い物を

 わざわざ盗んでいるんだ、盗賊にツテがあるに違いない

 それと村襲撃の手引きなんて大それたことをまさか1人で

 やるわけがない、仲間もいるはずだから村民全員の

 インテリジェンスカードを確認した方がいい」

 

 

 「か、かしこまりました、すぐに調べてまいります」

 

 

そう言って村長は走って出ていった

これで共犯者が出てくれば良いんだが

 

それとこの戦利品の山はビッカーに頼むか

 

 

 「ビッカー殿、頼んでもいいか」

 

 

 「はい、なんでしょうか」

 

 

 「恥ずかしい話なんだが、今アイテムボックスが

 いっぱいでこの戦利品を入れられないのだ

 できれば売りたいのだが売れそうな所に心当たりはないか?」

 

 

 

 「それでしたら私は明日の明け方、商品の仕入れのために

 ベイルの町までまいります、よろしければ装備品を荷馬車に

 載せて町まで運びましょう

 ベイルの市場ならば武器屋も防具屋もございます、

 市でお売りになられればよろしいでしょう」

 

 

よっしゃ! これでベイルに行けるぞ!

待っててくれよマイスイートハニーロクサーヌ!

 

 

おっと、バカなこと言ってないで

ビッカーがいるうちに、次だ次

 

 

 「すまないな、そうさせてもらおう

 それとこの辺りで魔物とかはいないか?」

 

 

 「魔物でしたら、この森の先にスローラビットが出ます」

 

 

 「スローラビットか、少し物足りないがまあいいだろう

 このあとこの森の先まで行ってくる」

 

 

 「さすがはタツヤ様、お一人でスローラビットを狩りに行くとは

 盗賊をお一人で全滅させるだけのお力があるのです

 問題ないのでしょう」

 

 

スローラビットってそんな強いんか?

原作ではそんなこと無さそうだったけど

 

 

 「あと、悪いんだができればリュックのような

 荷物入れをもらえないか? ドロップ品を入れるのに

 必要でな」

 

 

 「それでしたらこちらをお使いください、

 ちょうど戦利品の中にあったのですが

 装備品ではないので端に置かれていたようです」

 

 

マジかよ、こんな端っこに置くか普通?

まあいいや、ありがたく貰っておこう

 

 

 「そうかこれも戦利品だったんだな、では貰っていこう

 それと俺が森に入っていったことを村長にも伝えてもらえるか?

 確認するのに時間がかかりそうだからな、

 日が暮れる前には戻ると伝えてくれ」

 

 

 「かしこまりました、今伝えて参ります!」

 

 

ビッカーは走って何処かへと行ってしまった

めっちゃ元気だなビッカー.....

 

 

気を取り直して森に入ろう!

 

 

まずは森の奧まで入ってから武器を取り出して

確認をする

 

聖杖アヴァロン 杖

知力五倍 HP吸収 MP吸収 詠唱封印 魔法耐性無視 防御力無視

 

 

改めて見ると凄いスキル付いてるよな

デュランダルではないけどこれはこれでありだろう

これからずっと使っていくんだ、使い慣れないとな

 

 

あとは俺に鑑定を

 

 

一条達也 男 18歳

村人Lv1 盗賊Lv1 英雄Lv1

装備 聖杖アヴァロン ヴィーザルの靴 決意の指輪

 

 

やっぱり18歳になってるな

 

まあいいや、考えても答えなんか出ないし

どうせ異世界転移の特典か何かだろう

若返らせてくれてありがとう神様!

 

 

それはそうと、ジョブは一旦このままにして

レベル上げの為に経験値系のボーナススキルを設定するか

 

まず

キャラクター再設定 1pt

装備6 63pt

靴4 15pt

 

これで合計79ptの残り21pt

ここにワープと経験値系を設定する

 

ワープ       1pt

詠唱短縮      1pt

必要経験値二分の一 3pt

獲得経験値五倍   15pt

 

 

よし、これでまずは村人のレベルを上げて

魔法使いのジョブを解放しよう

 

 

しばらく森を探索していると兎がいた

 

スローラビット Lv1

 

鑑定してみたけど見たまんまだった

最初の魔物狩りだ、気を引き締めて

背後から突き刺した

 

すると直ぐに煙になり毛皮を落とした

 

ウサギの毛皮

 

 

鑑定したけどまんまだわ

自分にも鑑定をして上がったか確認しないと

 

 

一条達也 男 18歳

村人Lv2 盗賊Lv2 英雄Lv1

装備 聖杖アヴァロン ヴィーザルの靴

 

 

村人と盗賊はすぐに上がったけど英雄はまだか.....

それにしてもスローラビット見つけるまで凄い時間がかかるな

体力も有り余ってるし走って狩りまくるか

 

そこからは走って見つけては一刺し、ドロップ品をすぐに

リュックに入れてを繰り返すこと20回

 

 

はぁ...はぁ.....

 

 

結構狩ったんだちゃんと上がっててくれよ

 

 

一条達也 男 18歳

村人Lv5 盗賊Lv5 英雄Lv3

装備 聖杖アヴァロン ヴィーザルの靴

 

 

おっ、ちょうど村人がLv5になってる!

早速魔法使いに入れ換えてっと

 

 

一条達也 男 18歳

魔法使いLv1 盗賊Lv5 英雄Lv3

装備 聖杖アヴァロン ヴィーザルの靴

 

 

いいねええ!! テンション上がってきたよ!!

 

 

だがその前に少し休もう、流石に疲れた

そう言えば村長はもう大丈夫かな、休みついでに顔出してくるか

 

武器をポイントに戻してデカめの木に

村長の家の壁をイメージしながら唱えた

 

 「ワープ」

 

おおお! ブラックホールみたいな黒い空間が出た!

 

 「タツヤいっきまーす!」

 

と言いながら黒い空間を通るとそこは

村長の家の壁へと繋がっていた

 

 

ぐっ...

 

MPがまだ足りなかったのか結構気持ち悪いな

ちょっと休まないと無理だぞこれ

休むついでにMP回復速度二十倍を設定しておこう

 

 

少しの間、壁にへたり込んでいたらだいぶ楽になったな

よし、村長探すか

 

と思ったら村長が家から出てきた

 

 

 「タツヤ様、お帰りになりましたか

 ビッカーから聞きました、魔物を狩りに森へ入られたとか

 流石でございます」

 

 

何が流石なんだ、このお爺さんもなんか変だな

 

 

 「ああ、スローラビットを狩っていたんだが先程の

 盗んだ者が気になったのでな、休憩ついでに戻ってきた」

 

 

 「そうでしたか、それでしたら犯人は見つかりました、

 よければタツヤ様もご確認ください」

 

 「そうか、では行こう」

 

 

向かった先は村外れにある小屋で、

そこには鉄格子の中に詰められた4人の男がいた

 

 

 「この者達のインテリジェンスカードを確認したところ、

 盗賊になっており、村の掟により奴隷に落としました

 この村では盗みがあったとき働き手が犯人だった場合は

 奴隷に落として売却し、その売却金の半分を被害者へ、

 残りの半分は働き手を失った家族へ渡すこととなっております」

 

 

 「そうか、村長がそう言う....」

 

 

 「ですが今回ばかりは事情が異なります、この者達は盗みを

 働いたばかりか村に盗賊を引き入れております

 もしタツヤ様がこの者達に気づかなかった場合には

 再度襲撃を受け、確実に村は全滅していたでしょう」

 

 

遮られたし、なんか流れ変わったな

 

 

 「この者達の家族は今後白い目で見られこの村では

 生活できないでしょう、家族は村を追放とし売却金は

 全てタツヤ様へお渡しいたします、

 それとこちらのバンダナが彼が盗んだ物のようです

 ご確認ください」

 

 

盗賊のバンダナ 頭装備

 

 

 「ああ、これで間違いない」

 

 「それは良かったです、このたびは申し訳ございません

 村人が大変なご迷惑をおかけいたしました」

 

 

 「犯人は捕まったのだ、そう謝るでない」

 

 

それを聞いた村長は胸を撫で下ろした

 

 

 「タツヤ様はこの後も森へ入られるのですか?」

 

 「ああ、まだ日が高いからな」

 

 「そうですか、もしタツヤ様さえ宜しければ

 村の若者の中にも、スローラビットの狩猟をしてみたいと

 考えている者がございます

 できますれば、ご一緒に連れて行ってはもらえませんでしょうか」

 

 

そう言えばそんな流れあったな

でもなあ、見られるのは流石にまずいよな

 

 

 「村長には悪いがスローラビットは魔物だ

 素人が生半可な気持ちで戦えば命を落としても不思議ではない

 故に残念だが連れていくことはできない」

 

 

 「確かにおっしゃられるとおりでございます、

 差し出がましいことを申し上げました」

 

村長は頭を下げるとまた何か思い出したかのよう

聞いてきた

 

 「タツヤ様は明日、ビッカーと共にベイルへ向かわれると

 聞いております、良ければ今晩は我が家でお休みください」

 

 

 「ああ、それは助かる、では夕食の時に戻ろう」

 

 

 「では夕食とお湯をご用意してお待ちしております」

 

 

そう言って村長はまた何処かへと行った

 

さて、俺も森に戻るか

時間は....時計持ってきてたの忘れてた

今12時20分だからもう4時間ぐらい狩りできるな

 

 

この小屋の外の壁にワープと念じて通り抜けた

 

ぐっ....

 

MP結構持ってかれるな

 

早くレベル上げないとまずいかもな

 

少しだけ休憩して、気分が良くなったタイミングで

キャラクター再設定でMP回復速度二十倍を外して

武器6を設定する

 

 

よし、狩りまくるぞ!

 

 

そこからはひたすら狩りを続け、

最初のを含めて40体目を狩った所で休憩を挟んだ

 

 

はぁ....はぁ....

 

流石に走りながら狩るのエグいって....

 

 

どのぐらい上がったかな

 

 

 

一条達也 男 18歳

魔法使いLv4 盗賊Lv7 英雄Lv5

装備 聖杖アヴァロン ヴィーザルの靴

 

 

 

うーん、上がったと言えば上がったけど

上がり方遅くない? こんなもんか?

 

もう少し変えてみるか

 

キャラクター再設定を開いて

まずは武器6を5に変えてみるか

 

キャラクター再設定 1

ワープ       1

詠唱省略      3

武器5 31

足4        15

必要経験値十分の一 31

獲得経験値五倍   15

 

合計で94、これで設定してと

 

おお!新しい武器だ!

 

 

ケリュケイオン 杖

知力五倍 MP吸収 詠唱中断 魔法耐性無視 防御力無視

 

 

HP吸収が無くなったけど、めっちゃ良いじゃん!

ただこれ普通に杖だからアヴァロンみたいに刃がないのがダメだな

 

 

あっ、そうだよ!

俺魔法使いじゃん、完全に忘れてた!

魔法使わないでどうするよ!

 

確か属性が4種でファイヤー、ウォーター、ブリーズ、サンド

これに合わせてボール、ウォール、ストーム

だったはずだ

 

よし、次は魔法主体で狩ってみよう

 

走っていたらすぐにスローラビットがいたので

手始めに「ファイヤーボール」と念じた

 

「うおお!すっげえええ!!」

 

火の玉がスローラビットに直撃し煙となって消えていった

 

マジで魔法念じたら出てきたよ!

でも森の中で火はまずいな、次からブリーズにしよう

 

そんなこんなで

しばらく、走っては魔法を撃ってを繰り返し

MPが切れそうな時は杖で叩いて回復すること1時間、

やっと20体狩れた

 

 

はぁ.....はぁ.....

 

 

ありえない、ここまで肉体労働する必要あるのか....

 

まあいい、文句はあとだ

まずは自分に鑑定だ

 

 

一条達也 男 18歳

魔法使いLv8 盗賊Lv10 英雄Lv8

装備 ケリュケイオン ヴィーザルの靴

 

 

おおお!結構上がってる!

Lv1の魔物でもこのぐらい上がるなら上出来でしょ

 

残り時間は、あと1時間ちょっとか....

 

この毛皮も売らないとだしちょっと早いけど

ビッカーの所に寄ってから帰るか

 

杖をポイントに戻してから近くにある木に

ワープと念じて通り抜けた

 

 

俺が出たのはビッカーの家の裏にあるデカい倉庫の壁だ

 

よし、上手く来れたな

最初の時に比べてMP切れは起きてないのを見ると

俺も成長したんだなと感心感心

 

 

俺はビッカーがいるであろう3階建の家に入った

案の定ビッカーがそこに居て、めっちゃ嬉しそうに出迎えてくれた

 

 

 「タツヤ様ではありませんか

 わたくしめに何かご用でしょうか」

 

 

 「ああ、さっきまでスローラビットを狩っていたんだがな

 ビッカーならこの毛皮が欲しいのではと思って

 持ってきたんだがどうだ?」

 

 

 「ギルド加入者ですと通常アイテムについてはギルドにのみ売却

 するよう契約をしているはずですが、タツヤ様は冒険者ギルドには

 加入していらっしゃらないのですか?」

 

 

確かに原作でも言ってたな、ギルドの収入がどうとかって

 

 

 「ああ、俺はここに来たばかりだからな」

 

 

 「そうでしたか、では喜んで買い取りさせてください」

 

 

 「ではこのリュックの中にあるを数えてもらえるか?」

 

 

よっしゃ!

今のうちに買取価格三十パーセント上昇を設定だ!

 

 

 「た、タツヤ様! うさぎの毛皮が60枚もありました!

 まさか半日でスローラビットを60体も倒されたのですか!?」

 

 

 「あ、ああ、俺の敵ではなかったがな」

 

 

驚きすぎだろ、こっちまで驚いたわ

 

 

 「流石にお強い、お一人で盗賊を殲滅したその日に

 スローラビットを60体も倒す者など英雄譚でも

 聞いたことがありません」

 

 

 「なら俺が新たな英雄譚になったというわけだな」

 

 

それを聞いたビッカーは感銘を受けたのか、

胸に手をあてて染み染みしてる

 

怖いって、冗談だからね

 

 

 「英雄様から買い取りができるとは感無量でございます!」

 

 「お、おう」

 

勢い凄いなマジで、気圧されたわ

てか英雄様やめて

 

 

 「そろそろ買い取ってもらえるか?」

 

 「これは失礼いたしました、タツヤ様があまりにも

 輝いて見えたもので、心が躍ってしまいました

 では改めて、ウサギの毛皮の買取価格は一枚十ナール

 となりますがよろしいでしょうか?」

 

 

 「ああ、それで問題ない」

 

 

 「では未来の英雄様に特大サービスをしまして

 ウサギの毛皮60枚を780ナールで買い取らさせていただきます」

 

 

凄い理由だな、大丈夫かこの人

それに小銭をこんな持てるわけないだろ

PayPayかSuicaに入れてる世代だぞこちとら

 

俺が小銭を見詰めて手を出さないのを、何を勘違いしたのか、

ビッカーが巾着袋を渡してきた

 

 

 「タツヤ様、よければこちらをお使いください」

 

 「すまないな」

 

まあ入れ物無かったから助かったけども

俺はお金を巾着袋に入れてビッカーの店を出た

 

そろそろ村長の家に帰ろう

 

 

村長の家の近くまで来ると、村長が出迎えてくれた

 

 

 「タツヤ様お帰りなさいませ

 夕食の準備が整っております、こちらへどうぞ」

 

 

俺は家の中へ案内され、そのまま夕食を食べた

思えば今日1日なにも食べてなかったな

 

いろいろと忙しすぎたから仕方ないがこれからは

気をつけよう、せっかくの異世界に来たのに

仕事してるみたいだったもんな

 

学生の頃からずっと働きまくったんだ

これからは楽しく生きれるように頑張ろう

 

 

そんなことを思いながら、

夕食を済ませて自室へ戻りお湯も貰って着替え終えた所で

村長には明朝にはビッカーと供にここを立つことを伝え、

起こしてほしいむねを伝えた、俺は朝が弱いんだ

マジで頼むぞ村長

 

 

 

俺は布団に横になり目を瞑る

 

今日はいろいろあったがすごい充実した1日だったな

 

明日が楽しみだ

 

 

 

 

 

所持金:780ナール

 

春の1日目

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。