僕のファーストキスを奪った幼馴染が、超ドSだった件 作:微熱@
「……許さない」
ドライオーガズムの凄まじい余韻で床に這いつくばる僕の耳に、震えるような低い声が届いた。
見上げると、美優が顔を真っ赤にして怒りを煮えたぎらせ、奈緒様を睨みつけていた。
「お姉ちゃん、由紀人を返して! あいつはあたしが時間かけて、ゆっくりと羞恥心と恐怖で壊して、完璧な変態奴隷に育て上げてきたのよ! たかがちょっと後ろからイジったくらいで、あたしのもの取らないでよ!」
普段の彼女からは想像もつかないほど、必死な顔。無敵のドSである美優が、本気で焦り、取り乱している。
「あら、取ったつもりなんてないわよ? ただ、この子自身が『奈緒様が気持ちよくしてくれた』って言ったんだから、この子は自分の意志で私を選んだのよ。ね? 由紀人?」
奈緒様は余裕の笑みを浮かべたままで、僕の頭を優しく撫でた。その手つきは、先ほどまでの凶悪な責め苦が嘘のように慈愛に満ちていた。
「あ……うぅ……っ」
僕はろくに言葉を発することもできず、ただ涎まみれの口で喘ぐ。前立腺へのダイレクトな強刺激は、僕の思考力を完全に奪い去っていた。貞操帯のせいで射精できないという異常な飢餓感が、脳を誤作動させ、奈緒様の触れる指先さえも神聖な救いのように感じさせてしまうのだ。
「ふざけないで! 由紀人! こっちに来なさい! あたしがご主人様でしょ! あたしが、あんたのチンポの鍵を持ってるんだから!」
美優が僕の腕を乱暴に掴み、自分の方へと引き寄せようとした。
しかし、その直前。奈緒様がすっと美優の手首を掴み、払いのける。
「痛っ! ……何するのよ!」
「美優。少し頭を冷やしなさい。そんな無様なわめき方、ご主人様失格よ。犬はね、余裕のない飼い主には従わないの」
奈緒様は冷たくそう言い放つと、美優の制服のポケットに手を差し込んだ。
「なっ……何!?」
「これよ。この鍵」
奈緒様があっさりと引き抜いたのは、美優のポケットに隠されていた、僕の貞操帯の小さな鍵だった。
「あ!」
美優は目を見開き、慌てて取り返そうと手を伸ばすが、奈緒様はヒラリとそれをかわした。
「これで、由紀人の射精の権利は完全に私が握ったわね。さあ、由紀人、私に懇願しなさい。『奈緒様、どうか鍵を開けて、僕の汚い精液を出させてください』って」
奈緒様が僕の目の前に、銀色に光る小さな鍵をぶら下げた。
それを見た瞬間、僕の中でくすぶっていた「射精したい」という根源的な欲望が、理性を完全に吹き飛ばした。ドライオーガズムで空回りした快感が、今度こそ本物の絶頂を求めて狂い鳴きしている。金属の檻の中で、僕の肉棒は内出血すら起こしそうなほど異常に硬直していた。
「あ……ぁぁあぁっ! 奈緒様っ、奈緒様っ! お願いっ、開けて、鍵を開けてっ! 僕の精液をっ、ザーメンをっ、出させてくださいっ!!」
僕は奈緒様の足元に縋り付き、なりふり構わず泣き叫んだ。羞恥心など、とうの昔に消え失せていた。
「なっ……! 由紀人、このバカ! あんた、何してんのよ! あたしのおもちゃのくせに、なんでお姉ちゃんに縋るの!!」
美優が半狂乱になって僕の背中を叩く。そのヒステリックな反応が、皮肉にも僕の「美優様にこんな無様な顔をさせている」という背徳的な興奮を掻き立て、股間の痛みをさらに増大させていく。
「アハハハハハッ! 本当に傑作だわ美優! あんたの最高傑作の奴隷が、私に助けを求めて涙と涎まみれで這いつくばってるわよ!」
奈緒様は腹を抱えて笑い、僕の頭をまるで愛玩動物のように撫で回した。あぁ、奈緒様の本当の犬になりたい……。
「いいわ由紀人。あなたがそこまで私に忠誠を誓うなら、特別に開けてあげる。でも、ただ開けるだけじゃつまらないわね」
奈緒様は不敵に微笑むと、僕の顎を持ち上げ、その豊満な胸の谷間を見せつけるように体を屈めた。
「鍵は、ここに挟んであげる。あんたのその濡れた舌先で、私の胸の間からこれを拾い出しなさい。うまくできたら、私がその窮屈な貞操帯を外して、この胸でいっぱいに搾り取ってあげるわ」
「えっ……奈緒様の、胸で……?」
「そう。パイズリよ、坊や」
「あぁぁぁああああっっ!!!」
パイズリ。その単語を聞いただけで、僕は気が狂いそうになった。美優の小ぶりな胸でのパイズリも天に昇る心地だったが、奈緒様の圧倒的で成熟した胸の谷間に自分のモノが挟まれる想像をしただけで、脳が沸騰しそうだ。しかも、鍵を自分の舌で取るという屈辱的なご褒美ゲームつきで。
「やだ、やめて……! 由紀人はあたしの……パイズリならあたしがしてあげるっ! お姉ちゃんになんか、絶対渡さないんだから!!」
美優が半泣きになりながら僕と奈緒様の間に割って入り、なんとその場でブラウスのボタンを猛烈な勢いで外し始めた。
「ちょっと、美優、何して……」
と奈緒様がポカンとする中、美優は制服もブラジャーも脱ぎ捨て、白い双丘を僕の目の前に晒け出した。
「ほら由紀人! あたしのオッパイよ! この間、気持ちよかったでしょ!? あんたいっぱいザーメン出したじゃない! お姉ちゃんの作り物みたいな大きい胸より、あたしの胸の方がずっといいでしょ!?」
半ばヤケクソのように自分の胸を僕の顔に押し付けてくる美優。
「あらら……美優、あんた本当にこの子に執着してるのね。まさか私の前で裸になるほどイカれてるとは思わなかったわ」
奈緒様は呆れたような、しかしどこか関心したような声で笑った。
「うるさいっ! 由紀人はあたのよ! お姉ちゃんの胸になんか挟ませないから! ほら由紀人、ちゅーって吸って! いっぱい舐めて!」
美優は僕の顔を両手で挟み、自分の胸に無理やり押し付けた。温かい肌の感触、甘い匂い。僕の好きな幼馴染の、まだ少しあどけなさが残る胸が、僕の鼻先にムニュリと潰れる。
「んむっ……あぁ……美優……美優様の、おっぱい……っ」
僕は本能のままに口を開き、美優の桜色の突起を強く吸い込んだ。
「ああんっ! うぅ、そうよ、いい子っ! あたしのオッパイ、おいしいでしょ!? 由紀人はあたしの奴隷なんだから、あたしの体だけで興奮してればいいのよっ!」
美優の喘ぎ声に、僕の下半身は限界を突破しようとしていた。貞操帯の金具が内側からメリメリと圧迫され、本当にこのままでは千切れてしまうかもしれないほどの限界点。
「ふーん……なかなかやるじゃない、美優。でもね、あんた致命的に忘れてることがあるわよ」
奈緒様が、冷ややかに言い放った。
「えっ……?」
美優が僕の顔を胸に押し付けたまま、キョトンと顔を上げる。
「鍵はここにあるの。あんたがいくら胸で釣ったところで、最後に出してあげられないんじゃ、生殺しもいいところよ。ねぇ由紀人?」
「「あっ……!」」
僕と美優は同時にハッとした。
そうだ。いくら美優が胸を差し出してくれても、鍵がない限り貞操帯は外せない。
「さぁ、どうするのかな、由紀人君。鍵を開けて出したいなら、美優を突き飛ばして私のところに来なさい。それとも、美優のオッパイを吸いながら、出せないまま頭がおかしくなるまで狂い続ける?」
悪魔の二択。
究極のダブルドSに挟撃され、僕の理性はついに、音を立てて完全に崩壊しようとしていた。