※この作品はR-18です。

僕のファーストキスを奪った幼馴染が、超ドSだった件   作:微熱@

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あおずけ地獄・最終日・一週間分の噴出

 日曜日。おあずけ七日目。約束の最終日。

 この一週間で、僕の体と精神は限界の遥か先にまで追い詰められていた。

 貞操帯の中のペニスは常にパンパンに鼓動し、我慢汁が溢れて下着は常に湿っている状態。ちょっとした振動でも腰が砕けそうになり、美優の声を聞くだけで条件反射的に股間が疼く。もはや動物的な本能だけで生きている状態だった。

 

『由紀人、今日、鍵を開けてあげるわ』

 

 正午を回ってすぐ、、美優からメッセージが届いた。

 その文面を見た瞬間、僕は目頭が熱くなった。一週間。長く苦しい一週間だった。ようやく解放される。ようやく、出せる。

 

『ありがとうございます! 美優様!』

 

 僕は即座に返信した。

 

『すぐにあたしに家に来なさい』

 

 はやる気持ちを抑えて──でも結局抑えきれずに、僕はその場で足踏みをしながら部屋着を着替え、美優様の家へ駆け出した。

 

 到着後、僕は美優の部屋で、すぐに全裸に首輪という定位置に収まった。

 

「鍵を開けるには、条件があるの」

 

 美優は僕の肩に手を置き、唇を耳にくっつけて囁いた。

 

「貞操帯の鍵を開ける前に、ひまりのお守りの手紙を、あたしの目の前で読みなさい。それを読んだ上で、出す時にあたしの名前だけを叫べたら、合格。もしも、ひまりの名前が少しでも頭をよぎって、それがおチンポの反応でバレたら……」

 

 美優は僕の耳たぶをチロリと舐めた。

 

「もう一生、開けないわ。最後の射精になるから、覚悟なさい」

 

 一生。

 その脅迫がどこまで本気なのか分からない。だが美優の声には、冗談の色は一切含まれていなかった。

 僕は畳んだズボンのポケットから、あの桃色の巾着袋を取り出した。美優から、敢えて常に身に付けているように言われた物。修学旅行の最終日にひまりちゃんから貰った、縁結びのお守り。

 美優はベッドの上で悠然とあぐらをかき、僕を見下ろしていた。その顔からは一切の表情が消え去り、能面のような無機質さだけが残っている。

 

「開けなさい」

 

 命令に従い、僕は巾着袋の紐を解いた。

 中から、小さな木彫りのお守り本体と、ピンク色の便箋を折り畳んだものが出てきた。

 便箋を開く。丸くて可愛らしい字で、こう書かれていた。

 

『堀田君へ

 修学旅行、すごく楽しかったです。

 堀田君と一緒にいると、私、自然に笑えるの。

 人見知りの私がこんなに誰かと話したいって思えるの、堀田君が初めてです。

 あの夜のこと、覚えていてくれますか?

 私は一生忘れません。堀田君のことが、好きです。

 お返事、待ってます。

                ひまり』

 

 短い手紙だった。

 飾り気のない、真っ直ぐな言葉。修学旅行の夜の勘違いのキスを、ひまりちゃんは「堀田君が来てくれた」と信じたまま、この手紙を書いたのだ。

 胸が痛い。

 これは偽りのない、純粋な告白だった。

 僕は手紙を読み終えて、顔を上げた。美優が、僕を見ていた。

 

「読んだわね」

「うん」

「それで? 今、心臓の音はどう?」

 

 美優は無機質に問いかけた。だが、その瞳の奥で揺れている光を、僕は見逃さなかった。

 美優は怖いのだ。僕がこの手紙を読んで、ひまりちゃんに心が動くことを、何よりも恐れている。

 美優のドSは、最初から一貫していた。僕を恥ずかしがらせ、嫌がらせ、ビクビクさせることが楽しいのだと、彼女は言っていた。しかしその根底にあるのは、僕の反応を見たいという──僕が自分だけに見せる顔を独占したいという、不器用で苛烈な独占欲だ。

 美優は怖がっている。ひまりちゃんの手紙が、僕の中の何かを変えてしまうことを。

 

「心臓の鼓動は速い。でも──」

 

 僕は美優の目をまっすぐに見て、言った。

 

「それは、ひまりちゃんの手紙のせいじゃない。美優様が怖い顔をしているから」

 

 美優の瞳が、大きく見開かれた。

 一瞬だけ──本当に一瞬だけ──美優の能面が剥がれ落ち、その下から素の少女の表情が覗いた。

 驚きと、安堵と、そしてそれを認めたくない意地が、入り混じった顔だった。

 

「……ふん。口だけなら何とでも言えるわよ。体で証明しなさい」

 

 美優は鍵を取り出し、一週間ぶりに僕の貞操帯のロックに差し込んだ。

 カチャリ。

 あの音が、今日ほど神聖に聞こえたことはなかった。

 金属の檻が外された瞬間、鬱血し切った僕の肉棒が狂ったように跳ね上がった。赤黒く変色した竿は異常なほどに膨張し、亀頭から先走りの液が糸を引いて床に滴り落ちる。

 

「ひっ……あぁぁっ……!」

 

 外気に触れただけで、全身に電流が走った。一週間の拘束が生んだ極限的な感度。風が吹いただけでイケそうなほど、僕の体は限界を超えていた。

 

「あたしの手で出しなさい。あたしの名前だけを呼んで、あたしだけを見て」

 

 美優は両手で僕の肉棒を包み込み、ゆっくりと上下に動かし始めた。一週間ぶりの直接的な刺激に、僕の体は即座に絶頂へと駆け上がろうとする。

 

「あぁぁっ! 美優様っ……美優様っ……美優様ぁっ……!」

「ひまりのことは?」

「考えてないっ……美優様だけっ……!」

「本当に?」

「本当ですっ……今、僕の頭の中には美優様しかいないっ……!」

 

 それは嘘ではなかった。この瞬間、僕の脳を支配しているのは、美優の手の温もりと、彼女の瞳に宿る不安げな光だけだった。

 

「っ……出る! 美優様っ、出ますッ!!」

「出しなさい。全部、あたしに」

 

 ドクンッ!!

 

 一週間分の精液が、凄まじい圧力で噴き出した。

 一回、二回、三回──数え切れないほどの収縮が続き、美優の手を、腕を、そして太ももまでが白濁した液で汚されていく。ベッドのシーツにまで飛び散るほどの量と勢いは、僕自身の想像をはるかに超えていた。止まらない。後から、後から、いくらでも出てくる。

 

「あぁぁぁぁぁっっ……!!」

 

 視界が白く飛ぶ。意識が途切れそうになるほどの、圧倒的な射精後の脱力感。僕は美優の膝の上に崩れ落ちて、荒い息を繰り返した。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 美優は精液塗れの手で、僕の汗で濡れた髪を撫でた。不快だと思う余裕もない。

 

「ほんとに、いっぱい溜まってたのね。バカみたいな量」

 

 その声は呆れているようで、どこか安心しているようにも聞こえた。

 

「美優、様……ありがとう、ございます……」

「お礼なんていいのよ。あんたはあたしの奴隷なんだから、あたしが管理してあげるのは当然のことでしょ」

 

 美優は精液で汚れた指を唇に運び、舌先でペロリと舐めた。

 

「うん。一週間分の味がする。特別濃いわね」

 

 僕は美優の膝の上で、朦朧とした意識の中、彼女の太ももの温もりを頬に感じていた。

 ひまりちゃんの手紙は、まだ部屋の床に広げられたままだった。丸くて可愛い字で綴られた「好きです」の三文字が、夕日に染まった部屋の中で、静かに紅く染まっていた。

 僕はそれを横目で見ながら、美優の太ももに顔を押し付けた。

 

 今はまだ、この場所が僕の居場所だ。

 美優の手の中に閉じ込められた鳥のように、檻の温もりに慣れ切った僕は、広い空の存在を知りながらも、飛び立つことができずにいた。

 ひまりちゃんの手紙への返事を、僕はまだ出せていない。

 美優の言いかけた言葉の続きを、僕はまだ聞けていない。

 貞操帯の鍵は再び美優の手に収まり、僕の日常は、彼女の支配の下に戻っていく。

 ただ一つだけ、修学旅行の前とは確実に変わったことがある。

 美優の爪が、以前よりも深く僕の肌に食い込んでいること。それは怒りではなく恐れからなのだと、僕はようやく気づき始めていた。

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