僕のファーストキスを奪った幼馴染が、超ドSだった件 作:微熱@
三時間目の英語の授業が始まって、すぐだった。
「すみません、先生。気持ちが悪くて……」
美優が、手を上げて申告した。話し方も苦し気で、本当に体調が悪そうだ。ついさっき、休み時間は普通にしてたのにどうしたんだろう?
「あら、大丈夫? 保健室行く?」
おっとりとした中年の女性、英語の石井先生が板書していた手を止めて、心配そうに美優に尋ねた。
「はい──」
と言って立ち上がった美優は、ふらついて倒れそうになり僕の方にもたれかかってきた。もしかして昨日、雨に濡れたせいで風邪でも引いたのかな?
「きっと貧血ね。堀田君、坂本さんを保健室に連れて行ってあげて」
「はい、わかりました」
僕は美優を支えたまま立ち上がって、肩を貸してあげた。
「歩ける?」
「ええ……」
聞いてみると、美優は弱弱しく頷いた。これは本格的に体調が悪そうだ。早く、保健室に連れて行ってあげよう。
時折つらそうに息を吐く美優を気遣いながら、保健室に急ぐ。ここ数日のことは別にしても美優には弱いイメージがなかったから、なんだか新鮮だ。
保健室に着いたけれど、タイミング悪く保健の先生は不在だった。
とりあえず美優をベッドに寝かせよう。三つあるベッドの内、二つはカーテンが閉まっていて誰か寝ているみたいだけど、真ん中の一つは空いている。
「美優」
彼女をベッドに促す。
「じゃあ、僕、先生呼んで来るね。たぶん職員室だろうから」
美優がベッドに収まるのを見守ってから、彼女にそう告げた。背を向けて保健室を出ようとするけど、腕を掴まれてできなかった。
「待って、由紀人」
「え、なに?」
「一緒にいて」
美優は、大きな目を潤ませて切なそうに見つめて来る。心細いのかな? 確かに高熱が出た時とか、不安で誰かいて欲しいって思うことあるけど。
「でも、僕じゃなにもできないし……」
早く保健の先生に診てもらった方がいいと思う。
「一緒にいてくれるだけでいいから、お願い」
そんな風にしおらしく言われたら、断れない。
「わかったよ。ここにいるよ、安心して」
「ありがとう、由紀人」
微笑んでお礼を言われたら、素直に嬉しい気持ちになった。
「由紀人もベッドに入って」
「は?」
今、いるだけでいいって言ったよね?
「寒いの、震えそう」
って言われても、両脇のベッドにはたぶん誰か寝てて、保健の先生だっていつ帰って来るかわからないんだよ?
「お願い、由紀人」
またそうやって、余命幾ばくもない可憐な美少女みたいな顔をする。ズルいよ。
「わかったよ」
もうやけくそだ。せめてもの防御にカーテンを閉めてから、僕はベッドに体を滑り込ませた。
狭いベッドの中、すぐに美優の体に触れてしまう。
「由紀人……」
彼女は僕に腕を回して、抱き着いてきた。色々なものが密着する。
「──っ!」
美優が寒そうだから、こうしてるだけ。いかがわしいことじゃない。目を閉じて、心の中でそう言い聞かせることで、なんとか僕の股間のヤバいやつが反応しないようにする。
触覚も遮断する。そう思い込む。僕は、抱き枕だ。なにも感じない。
けれど、意外な伏兵が僕を苦しめた。彼女から漂う匂いだ。コンディショナーだろうか、甘い花のような香り。それと微かな汗の匂い。目を閉じているせいで、返って強く感じてしまう。
「うっ」
ベッドの中で股間のあいつが、むくむくと膨らんでいくのがわかった。一度、興奮に舵が切られてしまうと、もう抑えることができない。昨夜からずっと我慢していたのもあって、すぐにフル勃起になってしまう。
美優には気付かれたくなくて腰を引こうとするけど、抱き着かれている上に彼女が足を絡めてきてできない。
「ううぅっ」
美優の膝が勃起した股間に押し当てられ、ぐりぐりと刺激してくる。僕は、低く呻いた。これバレてる?
目を開けると、美優は眼前でにやにやと笑っていた。いつもの僕をバカにして、愉悦を感じていそうな顔。
「あっ、仮病なんだね?」
答えるよりも早く、彼女は唇を合わせてきた。また、こんなところで。
「うぅ、うぅうっ」
ダメだよ、カーテン一枚隔てて人がいるんだよ? 横になってるだけで起きてるかも知れないんだよ? そう思うけれど、抱きしめられた状態で引き離すこともできない。
僕には美優の侵攻を、左右のベッドの様子を確認しながら、彼女が満足するまでただ耐えることしかできなかった。
どれくらいそうしていただろう。実際は大した時間じゃないだろうけど、僕には永遠のように感じられた。
「はぁ……はぁ……」
やっと美優が解放してくれた時には、僕はすっかり脱力してベッドに横たわっていた。彼女は、それを嬉々として見下ろしている。保健室に入ってきた時とは、すっかり立場が入れ替わっていた。
「心配してくれてありがとう、由紀人」
すっかり騙された。ヴィジュアルを抜きにしても、女優になれると思う。そのぐらい迫真の演技だった。
「なんでこんなこと……?」
「面白いでしょ?」
美優は、こともなげに答えた。彼女の表情に屈託はまるでなくて、本心から言っているように見える。僕にとっては、全然面白くない。
「じゃあ、僕、教室戻るからね」
ベッドから降りようとしたけど、美優の腕が僕の首に回されてそれを邪魔する。
「だーめ、面白いのはこれから。それに──」
「あぁっ」
勃起したチンポを、美優がズボンの上から擦った。
「由紀人も出したいんでしょ?」
「バカ言わないでよ」
僕は、極力声を抑えて言った。視線で左右のベッドを彼女に示す。
「ふふっ、だから面白いんじゃない」
わかってたけど、美優はこのスリルを楽しんでるんだろうなって、薄々は感じてたけど。こんなことに付き合わされてたら、いつか絶対……。
「保健の先生だって、いつ戻って来るかわかんないんだよ?」
口に出してから後悔する。そんなの、美優にとっては興奮を煽る材料でしかない。
案の定、美優は妖しく微笑んで、ズボンの中で窮屈そうにしていた僕のチンポを外に引っ張り出した。
「由紀人のおチンチン、いつもガチガチになってるね」
感触を確かめるように、美優が勃起チンポをにぎにぎする。誰のせいだよ。美優に奴隷にされるまで、学校で勃起したことなんてなかったのに。
「昨日は、ちゃんと我慢できた?」
「……我慢したよ」
「本当? あたしが見てないからって、おチンチン扱いてザーメン出しちゃったんじゃないの?」
なんか、夢でもそんなこと言われたような。そんなに信用ないのかな。まぁ、鉄の意志で我慢したってわけじゃないけど。
「ウソなんかついてないって!」
少し大声になってしまって、僕は慌てて口を押えた。ドキドキしながら左右の様子をうかがうけど、運よくどちらも特に反応はない。
「そうなんだ。ちゃんと約束守ってくれたんだね、由紀人」
美優は破顔して、勃起を咥えた。
「あぁっ、くっうぅぅ」
舌でカリ首を責める美優のフェラテクが凄まじすぎて、喘ぎ声が零れ出てしまう。この間みたいに、ハンカチで抑えないと……。
と、不意にドアが開く音がして、僕は血の気が引いた。美優も聞こえたはずなのに、チンポをしゃぶったまま僕を見てにんまりしている。
まずい、まずい、まずいよ! ほんとにまずいって! 保健の先生、帰ってきちゃったじゃん。
とりあえず、布団を被せて美優を隠す。それから足の間に彼女を隠すようにして、
「美優、頭下げて」
チンポから口を離してくれれば簡単なのに、彼女は根元までしっかりと頬張った。
「うぅん……」
保健の先生だと思われる人影が、僕らのいるベッドの前で止まった。ここが出ていく前には空いたことに、気付いたんだろう。
カーテンを少し開けて中に入って来る。白衣を着た女の先生、二十代後半くらいで腰まであるロングヘア。保健室に縁がなかったので、名前はまだ覚えていない。
「すみません、授業中に、うっ気分が悪くなってしまって……あぁ、ベッド使わせてもらいました……」
美優にチンポを咥えられたまま、なんとか説明をした。
「そうだったの。確かにつらそうね。顔も赤いし、体温計ってみましょうか」
「いえ、熱とかはないと思うので! うぅ、少し横になってればぁ、大丈夫だと思いますぅ……」
少しでも早く、先生にベッドから離れて欲しい。この間も美優は一切、手──ではなく口を緩めずチンポ責め立てていて、僕はシーツを掴んで必死に堪えていた。
「そう?」
先生が、僕の額に手を当てた。瞬間、ひときわ強くチンポを吸われる。
「あぁぁっ! あぁ……うーん……」
耐えきれずに声が出てしまい、先生に怪訝な目で見られてしまったけど、体調が悪いんですという演技をしてなんとか取り繕う。
「うん、熱はなさそうね。でも、何かあったらすぐに言ってね」
そう言って、先生はベッドから離れカーテンを閉めてくれた。ほっ、なんとか一安心だ。
「由紀人が一生懸命我慢してるとこ、見たかったな」
美優が布団の下から、不満そうな顔を覗かせてきた。冗談じゃないよ。こっちは死ぬ思いだったのに。
「いくところは、ちゃんと見せてね」
美優は、またチンポを咥えて遠慮なく舐め啜った。ちょ、ちょっと、まだカーテンの向こうには先生いるんだよ? 両脇のベッドにだって人がいるのは変わらないし、エッチな音でバレたらどうすんの?
「あぁっ、だめっ、もう、うぅ少し、優しくぅー」
お願いしたって、美優が加減してくれるはずもない。片目を閉じで喘がないよう耐える。
いや、我慢なんかしても美優を喜ばせるだけで意味なくないか? どうせならさっさと出しちゃったほうが、周りにもバレないんじゃ?
そう気付いて、射精感に身を任せることにした。ずっと我慢していたから、すぐに解き放てる。
「うぅぅ、美優、出すよっ」
小声で告げた時には、もう美優の口の中で射精が始まっていた。チンポがびくんびくん震えて、我慢しただけあって大量のザーメンが放たれているのがわかる。
美優はチンポを咥えたまま、ごくごくと音を鳴らしてそれを全て受け入れている。女子トイレの時はそれどころじゃなかったけど、美優が僕の精液を飲み込んでくれていると思うと、なんだか胸の内側がざわざわした。嬉しい……? 興奮する……? それだけじゃない、色んな感情が込み上げて来る。
溜め込んだザーメンを全部出し切って、僕はぐったりとベッドに倒れ込んだ。
「しんどい……」
主に心が。
「由紀人のザーメン、美味しかったよ」
美優が上からのしかかってきて、軽くキスをされた。僕のチンポをしゃぶって、精液を飲んだ口だけど不思議と嫌悪感はなかった。
ところで、ここから出ていく時はどうすればいいんだろうか?