※この作品はR-18です。

僕のファーストキスを奪った幼馴染が、超ドSだった件   作:微熱@

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思い出の公園で

 どうにか保健の先生のいない隙を狙って脱出した、放課後。僕は、今日も美優と並んで下校していた。

 

「今日も、あたしの家来る?」

「い、いいよ!」

 

 美優の誘いを、即座に断る。もう今日は許容量限界だ。

 

「そうだね。またいっぱい、我慢しなきゃいけなくなっちゃうものね」

 

 無邪気に笑っていた彼女が、不意に足を止めた。

 

「どうしたの?」

 

 尋ねながら美優の視線の方を向くと、公園がある。

 

「覚えてる、由紀人?」

 

 そう言われても、まったくピンとこなかった。

 彼女が公園の中に入って行くので、僕も後に続く。そこはブランコと砂場とベンチ、それから象の形をしたすべり台があるだけの小さな公園だった。すべり台はカラーコーンとバーで囲まれていて、使用できないようになっている。張り紙がされていて、どうやら近日中に取り壊される予定みたいだ。

 象のお腹の部分は空洞になっていて、中に入れるように──

 

「一緒にきたことある……」

「思い出した?」

 

 そう、はっきり思い出した。幼稚園の頃、美優と二人でこの公園に来たことがある。象のお腹に一緒に入った。

 

「なくなっちゃうんだね、これ」

 

 せっかく思い出せたのに、もうすぐ消えてしまうのか。

 

「そうね」

 

 美優は、バーを跨いで囲いの中に入ってしまう。まぁ、特にどこか壊れてるわけではないし大丈夫だろう。僕も、彼女を追った。

 美優は、すべり台の空洞部分に入って行く。子供の頃は充分な広さがあった気がしたけど、今は二人入るとしゃがんでいてもキツキツだ。

 

「由紀人が、みんなの見てるところじゃ嫌だって駄々こねるから、ここでキスしたね」

「だって、みんなの前で押し倒されて、笑われたり好き勝手言われるしさ……」

 

 ここなら誰にも見つからないでしょって言って、この薄暗い二人だけの空間で彼女は口づけしてくれた。

 

「でも一度だけだったね、ここでしたの」

「だって、つまらないんだもん」

「え?」

 

 間の抜けた声を出した僕に、美優がキスをした。十年ぶりぐらいに同じ場所でしたキスを僕はエモいと思ったけど、彼女はそうではなかった。

 

「ほらね、なにも感じない。由紀人が恥ずかしがったり、嫌がったり、びくびくしてくれないと、あたし楽しくないの」

「なんだよそれ……?」

 

 美優の顔が再度、近づく。今度は僕の頭を掴んで、逃れられないようにしてから。

 

「ううっ、うっうーっ!」

 

 侵入してきた美優の舌が単独の生き物みたいに、僕の口の中で暴れまわる。思い出の中の純真なキスが、情欲に塗れた接吻で上書きされてしまうみたいで、僕は目をつむった。

 たっぷり時間をかけてから口を離すと、

 

「ふっ、ふふふっ、ふはははははっ」

 

 美優は、哄笑を上げた。心の底から、楽しくてたまらないって笑い声だ。

 

「やっぱり楽しい、由紀人の嫌がってる顔、さいっこ~」

「ふざけんなよ!」

 

 怒鳴ってしまった。こんな風にちゃんと怒れるんだと、内心驚く。

 けれど美優は、まったく動じた様子もない。

 

「怒ってるの、由紀人?」

「あたりまえだろ!」

「でも由紀人のここは、喜んでるよね?」

 

 美優が僕のズボンのチャックを下ろして、チンポを取り出す。毎度の如く、それは限界まで膨張していた。

 

「それは……」

 

 二の句が継げない。つくづく男の体が恨めしい。

 

「あたしの奴隷になってからされたこと、嫌だった?」

「嫌だったよ」

 

 そこは、はっきり言える。あんな一歩間違えたら、社会的に抹殺されちゃうようなこと。

 

「でも気持ちよかったよね?」

「うぐっ」

 

 それを言われてしまうと、弱い。確かに、頭おしくなるくらい気持ちよかった。

 

「認めなよ。由紀人は、嫌なことされると興奮しちゃうんだよ。恥ずかしいことされると

おチンポ、ガチガチになっちゃう変態なんだよ」

 

 美優の指が、チンポを弄ぶ。その動きは緩慢で、じれったいとさえ思ってしまう。

 

「うっ……」

「あたしはね、由紀人が必死で耐えてる顔が好き。幼稚園の時、あたしに押し倒されて泣きそうになってる由紀人の顔見て、ぞくぞくしたの。だからね、由紀人のせいなんだよ?」

 

 無茶苦茶なことを言う。

 

「改めて契約、あたしの奴隷になって、由紀人。僕は恥ずかしいことをされると興奮してしまう変態です。僕を美優様の奴隷にしてくださいって、宣言して。そうしたら、これからもずーっとドキドキさせてあげる」

 

 手の動きを少しずつ早くしながら、美優は言った。本当に嫌なことをさせられて、恥ずかしい思いをして勃起しているのか、正直わからない。ただ異常な状況と、その首謀者に興奮しているだけかも。

 

「奴隷になりたくないなら、ここから逃げてもいいよ。もう追いかけないから。前よりもっと、学校で気まずくなっちゃうかもしれないけど」

 

 ただ、はっきりとわかってることがある。美優と、もう離れたくない。そばにいたい。だから、

 

「僕は、恥ずかしいことをされると興奮してしまう変態です。僕を美優様の奴隷にしてください……」

 

 僕は、美優の契約を受け入れた。

 

「これで一生、由紀人はあたしの奴隷だね」

 

 天使のような笑顔と甘い声でそう言って、美優はチンポを扱く手をさらに強めた。

 こんな関係を続けていたら、きっといつか破滅してしまうだろう。それでもいい。その時まで、美優と一緒にいられるなら。

 

「あぁっ、出るよっ、美優様ぁ!」

 

 大切な思い出の場所を白濁液で汚して、僕は美優の本当の奴隷になった。

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