リゼロEx 寝取られバッドエンド あり得たかもしれない悲劇と陵辱 作:[email protected]
今回は第1章で、スバルによってエルザの凶刃から逃れたフェルトが、原作と違ってラインハルトに出会えず、チンピラに捕まって輪姦されます。
フェルトは最強のラインハルトに守護されてるので、ヤレるのはココと原作の最新巻くらいしかないんですよね
小生意気なフェルトの陵辱シチュ、楽しんでいただけたら幸いです
フェルトは貧民街を疾走していた。
美しい金髪を黒いリボンでまとめた宝石のように赤い瞳の少女だ。貧民街の孤児なので正確な年齢は自分でも知らないが、十代前半といったところか。まだ幼さは残るが将来は美女に成長すると予想できる愛らしい容姿をしている。普段は勝気な表情を浮かべていることが多い、その愛らしい顔に今は必死の形相が浮かんでいた。
『加護』の力を借りて、フェルトは必死に駆ける。貧民街育ちの学のない身なので、自分の生まれつき持ってる『加護』の名前を知らないが、この『加護』を使えば風のような速度で疾走する事ができるのだ。
フェルトはまさしく風のように貧民街の大通りを駆け抜けた。
育ての親のロム爺も、身を挺して自分を救ってくれた少年も置いて、一人で。
「余計な事を考えるな、アタシ」
あの場にいれば、自分が命を落としていたことは明白だ。
――フェルトは貧民街で盗みで生計を立てている孤児だった。
そんなフェルトに依頼を持ってきたエルザという女が、とんだ疫病神だった。いや、疫病神というよりも死神だった。
依頼された物は盗むことに成功したが、スバルという妙な少年がそれを買い取りたいと言い出した。しかも元の持ち主に返すためという信じ難い理由でだ。
そこで金の臭いを感じて欲を出したのが運の尽きだった。まごまごしてる間に盗まれた物を取り返しに、その持ち主の銀髪のハーフエルフがご登場した。
さらに少し遅れてエルザも現れ、仕事に失敗したと見なしてフェルトを役立たずとして始末しようとした。
『加護』を使って風のような速度を出したフェルトの動きをを完全に見切り、巨人族の末裔のロム爺すら容易く打ち倒した恐ろしい程の強さだった。
そのエルザの凶刃から、フェルトを救ってくれたのがスバルであった。そしてスバルに促されてフェルトは逃走した。
仕方がない。フェルトが残っても、エルザに一矢報いる事すら不可能だ。それは銀髪のハーフエルフも同じことで、頼みの精霊が眠りについた彼女が太刀打ちできる相手ではない。
スバルに至っては、明らかに素人で、場馴れしている気配が欠片もない。エルザの魔手からフェルトを救った働きだけでも奇跡に等しい。
「そーさ、逃げよう。もうこの町にはいられねー。あんなおっかねー奴がいるんだ。目を付けられて逃げられなくなる前に、とっとと、早く……」
今頃は死んでいるかもしれないスバルだって、かっこつけて自分を逃がしたのだから、逃げ切ってもらった方が浮かばれるに決まってる。
「――誰か、誰かいねーのかよ!」
誰か、ではダメなのだ。
あの殺人者――エルザに対抗できる力を持った誰かでなくてはならない。
そんな都合のいい存在と、こんな貧民街でひょっこりと出会えるわけがない。
「誰か! 誰か、助けてくれよ!」
こんな無意味な事をしてないで逃げるべきだと理性は告げている。
フェルトはこの土地で決して好かれている存在ではない。
ましてや厄介事を抱えている今の彼女を受け入れる相手など、ロム爺以外にはいるはずもなかった。
そのロム爺が、このまま放置しておけば殺されてしまう。
フェルトを逃がそうとしたスバルもまた、今頃は命の危険にさらされている。
「誰か! ロム爺と兄ちゃんを助けてくれよ!」
フェルトは自分でも不思議だった。
ロム爺ならいざ知らず、あんな出会ったばかりの少年が死んだところでフェルトに不都合はないはずだった。育ちのよさそうな格好で、バカみたいな発言が多くて、考えなしもいいところだ。
でも、彼はエルザの言葉に泣きそうだったフェルトの代わりに怒ってくれたし、彼女を生かすために捨て石にすらなってくれてた。
「誰か! 誰か~!」
フェルトは必死に声を張り上げ続けた。
そしてフェルトの前に人影が立った。
「誰……?」
フェルトは顔を上げ――次の瞬間、頭に強烈な衝撃を受け、その意識は闇の中に沈んだ。
フェルトを殴り倒して拉致したのは、以前フェルトに盗みの被害に遭った商人がフェルトを恨んで雇ったチンピラだった。
不運に不運が重なった形だった。
普通の商人なら、たかが盗人一人への恨みをそこまで引きずったりしない。何の得にもならないからだ。
盗まれた自分の不覚と諦めるか、ウスノロな衛兵たちに一縷の望みを託すか、フェルトを調べた結果、ロム爺の盗品蔵にたどり着き、そこでロム爺と交渉して買い戻すかだ。
それにフェルトもバカではない。恨まれたら厄介な事になりそうな大商人や貴族から盗みを働いた事は一度もない。
加えて、普段なら、自分に剣呑な雰囲気の奴らが近づいてきたら、即座に『加護』を使って逃げている。
しかし、不運な事に貴族でも大商人でもないのにフェルトへの恨みを粘着させてた商人がいたらしい。
そしてロム爺やスバルを助けてくれる誰かを探して、周囲の危険に不注意になっていたフェルトは不覚を取って、この有様だった。
(――やっぱり……らしくないことはするもんじゃないな……)
縄で全身を縛りあげられ、自慢の『加護』による俊足も使えなくなって無様に冷たい床に転がされ、フェルトはさっさと貧民街から逃げなかった事を後悔した。
そして、ふと、スバルも後悔したのだろうかと考えた。自分のような出会って間もない盗人娘を助けるために自分を犠牲にしたのを後悔したのか、それとも後悔する暇もなく死んだのか。あるいはフェルトだけでも逃がせてよかったと満足して死んだのか。
(最後のだとしたら悪かったな。せっかく逃がしてもらったのに、アタシはドジを踏んじまったよ……)
フェルトの目に涙がにじんだ。それがどういう感情から来たものなのか、フェルト自身にもわからなかった。
「そういや、ラインハルト。まだ礼を言ってなかった。マジ助かった。さっきの路地のことといい、俺の心の叫びが聞こえたのか」
「なに、それほど大したことじゃないよ。この辺りから殺気と血の匂いがしたから、嫌な予感して駆けつけただけさ」
「犬かよ! いや、まあ、そのおかげで俺たちは助かったんだけどさ。感謝してるけどさ!」
イケメンで性格が良い上に色々な意味で超人的な恩人のラインハルトに、スバルは思わずツッコミを入れつつ苦笑いした。
ピンチのスバルたちを救ったのは、数時間前に路地裏でチンピラに絡まれたスバルを救った赤髪の『剣聖』ラインハルトだった。
スバルと別れた後、彼の様子が気になったラインハルトはわざわざ貧民街にまで様子を見に来てくれたらしい。
『剣聖』の剣撃はまさに桁違いの威力で、あのエルザ一撃で倒した。一緒に盗品蔵も崩壊してるので、エミリアの治療魔法を受けてるロム爺は目が覚めたらまた気絶してしまうかもしれない。
(そうえいばフェルトは無事かな? まあ、エルザはずっとここにいたんだし、大丈夫
だとは思うけど……)
それでもフェルトが気にかかるスバル。しかし、彼にはフェルトを探しに行く事は叶わなかった。
この後、しぶとく生き延びていたエルザがしつこくエミリアの命を狙い、彼女を庇ったスバルは瀕死の重傷を負い、エミリアに応急措置された後、ロズワール邸へと運ばれ、そこでエミリア以上の治癒魔法の使い手であるベアトリスの治療を受ける。
そしてスバルはフェルトを心配しつつも、ロズワール邸での自分の新しい生活を切り開いていくことになるのであった。
フェルトを捕える依頼をした商人は悪趣味な事にフェルトを自分が懇意にしてる変態貴族に売り飛ばす算段をしていた。
「こんな幼児体系のガキに貴族様の相手が務まるんで?」
「顔はなかなかだからな。あの御方は顔の良い女なら大抵は気に入ってくださる」
商人はククッとゲスな笑みを浮かべた。
大商人でもない上にこんな心が狭くて悪趣味な男が懇意になれて、しかも奴隷制度の無いルグニカ王国で、こんなゲスな『献上品』を許すような貴族だ。ロクな人物ではないのは想像できた。
「でも、こんな汚くて臭いガキじゃ、さすがに無理じゃねーですか?」
「それもそうだな。仕方ない。水をかけてやれ」
雇い主の商人に命じられて男たちはバケツで冷たい水をフェルトの全身に浴びせた。
「くそっ! おとなしくしてりゃあ、いい気になりやがって! 人を物扱いするのもいい加減にしやがれ!」
理性では余計な刺激をするべきではないと判断できていたが、それでもフェルトは我慢できずに怒りの声を上げた。
「ふやけやがって! 変態貴族の慰み者だぁ!? へっ、その貴族のイチモツを噛みちぎって再起不能にして、テメーの評判をガタ落ちにさせてやるよ!」
精一杯、憎々し気にフェルトは言い放った。そういえば解放されると思ってるほどに短絡的ではないが、このまま黙ってされるがままでいる事を彼女の気性と矜持が許さなかった。
貧民街の人間は、フェルトのような孤児にしろ、大人になってから金や居場所を失って流れてきた者にしろ、大半は人生を諦めている負け犬だ。
でもフェルトはそんなのは嫌だった。生まれた場所は選べなくても、こうして生きてるからには精一杯足掻いてやろうと決めた。金を貯めて、いつか貧民街を出ていくと決意していた。
「ちっ、どこまでも生意気なガキだぜ」
「確かに、このまま貴族様のお相手を指せるわけにはいかんな。お前たち、少し躾けてやれ」
商人の命令に、男たちはニヤニヤと醜悪な笑みを浮かべた。
「離せ! 離せよ、この変態! ゲス野郎! クソ野郎! うぐっ……!」
フェルトの罵声は腹部への強烈な一撃で遮られた。
夜の間に王都内の商人の店の地下の秘密の部屋に連れ込まれたフェルトは、貞操の危機を迎えていた。
陵辱のために縄を解かれると同時に逃げ出す算段だったフェルトだったが、向こうもそれを許す程に無能ではなく、『加護』で加速する前に取り押さえられてしまった。
「騒ぐんじゃねぇよ。俺らだって、できりゃあ、もっと色っぽい女を抱きたいんだぜ」
「へへっ。でもよ、この女、マジで顔だけは結構なもんだぜ。それに生意気なガキを躾けるのも楽しそうじゃねぇか」
男たちは下卑た言葉を交わす。
手慣れた様子からして、あの商人は以前から、このチンピラたちを使って、こういう真似をしていたのだろうと推測できた。
「ふざけんな……。それ以上、アタシに近づいたら、テメーらの股間を蹴り潰して……ぐはっ……!」
男たちのリーダー格に再び腹を殴られて強制的に黙らされるフェルト。
いくら『加護』があろうとフェルトは小柄で幼さの残る少女だ。せめて武器でもあるならともかく、素手でチンピラ数人をどうにかできる腕力はない。
ちなみにフェルトの愛用の短剣は貧民街の大通りで不意打ちで殴り倒された時に奪われた。
胃液を吐き出すくらいに殴られ、抵抗する力を失ったフェルトは上半身に纏ってた布とジャケット、首に巻いてたマフラーを剥ぎ取られた。フェルトの成長途上の小さな乳房があらわになる。
「や、やめろ……! やめてくれよ……!」
「はっ、少しは可愛げのある顔になってきたじゃねぇか」
男のリーダー格はフェルトの幼い胸を乱暴に揉みしだいた。
「痛っ! このヘタクソ! さては女にモテな……ああっ!」
男はフェルトの胸の乳首をつまんで思いっきり引っ張った。フェルトはたまらず悲鳴を上げて悪態を中断した。
「勘違いするなよ、ガキ。俺たちはお前を気持ちよくしてやろうってんじゃない。お前を躾けるように命じられてるんだ」
男たちはフェルトの裾が半分破けてる黒いズボンを強引に脱がせた。そして下着を剥ぎ取り、フェルトの慎ましやかな女の花弁をあらわにした。
「ひっ……や、やめ……ああっ! ひあああ!」
フェルトは胸と女の花弁を同時に嬲られ、悲鳴を上げた。
「ははっ。いい声を上げるじゃねーか。その調子だぜ」
男たちは笑いながら、フェルトの小さな乳房や尻を愛撫し、乳首や女の花弁を舐め回した。
「いやっ! やめて! いやああああ!」
フェルトは愛らしい顔に恐怖と嫌悪を浮かべて悲鳴を上げた。
「女らしい悲鳴も上げられるんじじゃねーか。そろそろぶち込んでやるぜ」
「……やだ……頼む、それだけはやめてくれよ……。あの商人のおっさんの報酬より高い物を盗んでくるから……だから……」
「生憎だが、そんなヤベー物を受け取るより、普通に報酬を受け取る方が安全なんでな。それにメスガキを躾けるのも楽しくなって来たぜ」
男は下半身を晒して、自身の男性器をフェルトに向けた。
フェルトを取り押さえてた男たちは、強制的にフェルトに両足を広げさせ、女の花弁を差し出させた。
「や、やめろ……。い、いやだ……。やめ……!」
フェルトは拒絶の言葉を無視して、男は自身の男性器をフェルトに挿入した。
「いやああああああ! 痛い! 痛い!!」
処女膜を破られ、フェルトは悲鳴と苦鳴を上げた。
フェルトの股間から処女喪失の証の流血が滴り落ちる。
「ひ、ひっぐ……う……あ……」
フェルトの赤い瞳からポロポロと涙がこぼれる。
「お、このガキ、泣いてやがるぜ。いいザマだな。それじゃあ動くぜ」
「ま、待って……痛い! や、やめて……! い、痛い! や、やめてくれよ!」
男の抽送に、フェルトの幼さの残る体はビクビクと震え、その可愛い口から悲鳴が上がる。
「おお、なかなかいいじゃないか! こりゃ本当に磨けば光るかもな」
男はフェルトを犯す快楽に相好を崩した。
「あうっ! ああっ! う、動かないでくれよ! い、痛いんだよ! もう、勘弁してくれよ!」
対象的に、フェルトは泣きながら悲痛に懇願した。
「安心しろ。反抗しない良い子になったら優しく可愛がってやる」
男は逆に腰の動きを速めた。
「いっ! 痛い! ロム爺、助けてくれよ!」
フェルトは思わず育ての親の巨人族の老人に助けを求めたが、そのロム爺を置いて一人で逃げたのだという事を思い出した。
「ぐっ……ロム爺……! あう、ああっ! ああああっ!」
涙ぐんだフェルトの心情などお構いなしに男はフェルトを犯し続けた。
「ううっ……うあああ……ああああああっ……!」
フェルトの苦鳴の中に喘ぎ声が混じる。体が痛みを和らげるために快楽を強める防衛反応だ。
男の男性器に突かれるフェルトの股間から微かに水音が漏れる。
「おっ。濡れてるじゃねーかよ」
男は下卑た笑みを浮かべた。
それも苦痛を和らげるための生理的な反応だったが、屈辱と恥辱でフェルトは悔し涙を浮かべながら顔を赤くした。
男はそのまま容赦なく抽送を続ける。
「ふぅ……ああ……ふぁぁぁぁ……! ……あああ……ふわああああ!」
フェルトの苦鳴が嬌声へと変わり始める。
男の方も快楽に顔を蒸気させた。
「へへっ。マジで結構な名器になるぜ、このガキ。もう出そうだ」
「おい、貴族様への献上品だ。中には出すなよ」
それまで黙って見ていた商人が注意する。
「わかりましたよ。じゃあ、外に……!」
男の男性器からおぞましい白い体液が放たれ、フェルトの未発達の体を汚した。フェルトは屈辱と気持ち悪さで嘔吐しそうになった。
あまりに惨めで、こんな事なら、あの盗品蔵でロム爺と一緒に死んでおけばよかったとさえ思った。
そうして自分を逃がしたスバルに恨みが向きそうになり――フェルトはそんな自分のみっともなさを自嘲した。
元はといえばフェルトが自分で蒔いた種だ。エルザのような危険な女の依頼を受け、ヘマをして銀髪のハーフエルフに踏み込まれ、エルザの暴走を招いた。
スバルはむしろフェルトのヘマに巻き込まれた側だ。そのスバルに助けられ、それなのにドジを踏んでこの有様なのに、一瞬とはいえ彼に逆恨みを向けそうになった自分のバカさ加減にフェルトは乾いた笑みを漏らした。
「なんだ。このガキ、笑ってるのか?」
「絶望し過ぎて頭がおかしくなったか? 大丈夫ですかね、これ」
「ふん。最悪、貴族様を楽しませる顔と体さえ無事ならいいさ。いっそ壊れてくれた方が余計な手間がかからん」
雇われ者の男たちの問いに、商人は無慈悲な言葉を返した。
「それもそうか。へへっ、せっかくだから、俺も味見を」
そうして別の男がフェルトを犯す。
「う、あああ……ひ、ああああ……! ふわああああ!」
陵辱されたばかりの体をさらに嬲られ、フェルトは虚ろな顔で、絶望した心に反した甘い嬌声を漏らした。
――二か月後
「え? じゃあ、あれからフェルトに会ってないのか?」
二カ月ぶりの王都でロム爺と再会したスバルは、あの日からフェルトが姿を消してる事を聞いて驚きの声を上げた。
「う、うむ。わしも、あの女にやられて一晩中意識を失ってたせいで出遅れた。翌日、貧民街中を探したんじゃが、フェルトを見つける事はできんかった」
孫娘のように可愛がっていた少女の失踪に、ロム爺は厳つい顔に暗い表情を浮かべている。
「マジかよ……」
スバルは茫然となった。
(まさかエルザが……? でもエミリアや俺たちを放置してフェルトだけ狙うってのもなあ……)
それにエルザに殺されたのなら遺体が見つかるはずだ。
ならばフェルトはどこに消えてしまったのか?
あの日に戻れるなら確かめたいが、『死に戻り』のセーブポイントはとっくに更新されてる。
「……わかった。俺もどこかでフェルトの情報を見つけたら、すぐに知らせるよ」
「うむ。すまんが、頼むぞ。若いの」
王都に来たばかりのスバルが都合よくフェルトの情報を得られる可能性など皆無に等しかったが、藁にも縋る思いのロム爺は巨漢の体を折り曲げて深々と頭を下げた。
(こんなに心配してくれる爺さんを置いて、フェルトの奴、どこに行ったんだよ……?)
スバルは天を仰いで、盗人の少女の勝気な表情を思い浮かべた。
「ふああ……ああっ……ふあああああ! あああああっ!」
豪奢なベットの上で、フェルトは以前の彼女を知る者なら驚くような艶やかな嬌声を上げた。
「んふぅ……だいぶ、腰使いが上手くなったではないか」
フェルトの体を貫き抽送してる金髪で肥満体の中年が下品な笑みを浮かべながらフェルトを賞賛した。
アルダープ子爵。今のフェルトの『ご主人様』だ。
「ふぅ……はあ……あ、ありがとうございます……ふああああ……!」
フェルトは喘ぎ声混じりに主に礼を返した。
――あの後、フェルトは自分を恨む商人の雇ったチンピラたちに何度も、何日も犯され、輪姦された。
そうして徹底的に心を折られ、体に性的な快楽を刷り込まれてから、商人が懇意にしている貴族に「献上品」として、実質売り飛ばされた。
「クク……そちは本当に愛らしい顔しているな。それに亡き王族の方々と同じ金髪に赤い瞳とは……そちを抱いていると、わし自身が王族になった気分だ」
アルダープはやたらに慣れた手つきでフェルトの小さな胸を愛撫しながら、男性器でフェルトの膣内を突いた。
「ああぁぁぁぁ…‥! ふわあああああ! ふあ、あああああっ!」
フェルトは自ら腰を振り、幼さの残る外見に反した艶やかで甘い嬌声を上げた。
抵抗したり、逃げようとする気概はとっくに失っている。
そもそも相手は変態とはいえ、仮にも貴族だ。抵抗して傷を付けたら処刑されるかもしれないし、逃げたところでロム爺を失い頼れる者がいないフェルトが逃げ切れるわけはない。『加護』があったところで所詮はフェルトは貧民街の浮浪児で、足が速いのと盗みしか取り柄の無い小娘なのだ。
「ふあ……はあ……ああっ! ふあああああ! あああああああっ!」
だから向こうが望む通りに上手に腰を振り、性欲処理の相手をしてやればいい。そうすれば必要以上に乱暴な仕打ちは受けないし、衣食住も保証される。むしろ貧民街にいた頃より良い生活をしてるとも言える。
――それはフェルトがずっと軽蔑していた、誇りを持たず諦めて流されるだけの負け犬の思考なのを自覚していながら、しかし、今のフェルトにはそこから抜け出す気力も気概もない。
「よし、そろそろ中に出すぞ」
「うっ……は、はい! お願いします!」
一瞬、嫌悪の表情を浮かべそうになり、それを抑え込んでフェルトは『ご主人様』の意に従う。
アルダープの抽送が早まり、フェルトの小柄な体が激しく揺れる。
「ふわあああああああ!!」
子宮に欲望をぶちまけられ、フェルトは一際大きな嬌声を上げながら絶頂した。
かつての活発さも勝気な表情も失った虚ろな顔でフェルトはベットのシーツに突っ伏した。
「ふー。今日も気持ちよかった。そうだ、休む間にわしのコレを舌で綺麗にしろ」
そう言って自分の男性器を指すアルダープ
「……はい」
二カ月前なら「ふざけるな!」と怒鳴るか、相手の男性器を噛みちぎろうとしただろうが、今のフェルトは虚ろな目で従うだけだ。
「うっ……んんっ。レロレロ。 うんっ、んんんんっ」
フェルトはアルダープの男性器を、さすがに多少は躊躇いながらも舐め回した。
アルダープはその感触が気に入ったのか、そのままフェルトの舌で自分の男性器を慰める奉仕を命じた。
フェルトは虚ろに従い続けた。
――本来なら王選候補者になるはずだった少女は、運命の赤い髪の騎士に出会う事も、育ての親や自分を助けてくれた不思議な少年と再会する事も、その秘められた王の資質を開花させることもなく、変態貴族の性奴隷として扱われ続けた。
――数カ月後。
「ふああああ❤ あああああああっ❤」
アルダープのでっぷりとした体が動く度に、フェルトの口からは甘く蕩けた声が上がった。
「ええい、返す返すも腹立たしい! 『白鯨』と『怠惰』の大罪司教が討たれたのはいいが、あのスバルとかいう、生意気な小僧がその功労者の一人とは……! おまけに、その功績を以て、本当にあの半魔の騎士になってしまうとは……! しかも、その後も各地で小さいながらも功績を立て続けて、貴族の中にも、あの半魔を支持する者が出る始末だ!」
アルダープは苛立ちをぶつけるように、激しくフェルトの体を犯した。乱暴に、気遣いのカケラもなく、フェルトの膣内と子宮を己の男性器で抉った。
「ふわあああああ❤ はあ、あああっ❤ ああああああっ❤」
八つ当たりに等しい荒々しい抽送にも、フェルトの口からは快楽に染まった声だけが上がる。
――数カ月間の月日の経過と陵辱の日々で以前より女性らしい体つきになったフェルト。その愛らしさを増した顔は快楽で蕩けている。
アルダープは毎日のようにフェルトを犯し、今やフェルトはどれだけ乱暴に犯されようが快楽を感じてしまう体にされていた。
むろん、痛みも屈辱もある。だがフェルトはそれらを無視して、快楽だけを貪った。それが一番楽で安全で気持ちいいのだと、この数カ月の間に骨の髄まで思い知ったのだ。
『ご主人様』に少しでも不快な思いをさせれば鞭で打たれる。ならばどんな扱いを受けようとも、そこから得られる快楽を貪り、甘い声を上げ、『ご主人様』を満足させた方がいい。
「くそっ! こんな事なら、王選開始直後に、多少の危険を冒してでも、あの半魔と小僧を消しておけばよかった!」
「ふあ……ああああっ❤ ……うう……ふは……ああああああっ❤❤」
苛立ちを快楽に変えようと、アルダープの抽送は激しさを増し、フェルトも自分から腰を動かして『ご主人様』の意に従う。
「ふわあああああああ❤❤❤」
アルダープの腕の中で子宮に中出しされ、フェルトは脳が痺れる程の快楽に小柄な体を震わせた。
――何も考えない。ただ『ご主人様』の性奴隷として、彼を気持ちよくし、自らも快楽に浸る。それが今のフェルトの全てだった。
バッドエンド第十弾終了です。
最期まで読んでくれて、ありがとうございます。
第8話に続いて、アルダープ再び。
その辺に放り出すとスバルかラインハルトが助けてしまうので、バッドエンドにするには変態貴族に売り飛ばすのが一番収まりが良かったので、こうなりました。
フェルトがラインハルトに出会わなくても、ラインハルトがスバルたちを助けるのに間に合うのは自己解釈というか、ぶっちゃけ話の都合です。
スバルがエルザに殺されて『死に戻り』したら、なかった事になる世界線なんで。
王選候補者の中でもエミリアとフェルトは成長枠なわけですが、だからこそ成長前のフェルトは生意気な性格もあって、わからせ系に打ってつけですね。