※この作品はR-18です。

勇者が俺にだけ鬼畜なんだが   作:特殊性癖辞典

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最後はやっぱりワカラセ

俺、社会的に抹殺されました。

 

何を言ってるかと言えば、俺も何言ってるかわからない。

 

パニックだよ!

 

聖属性魔法フルコンプリート! 俺すげー!

 

貴重な聖女様じゃん! ちんこ無くなったけど内心まんざらでもなかったんだよ。

 

再鑑定で「神獣族妖狐レベル九尾」

 

人さえ超えた存在に俺様レベルアップかよ。まいったな、俺またなんかしちゃいました?

 

それなのに受付嬢のヤロー。

 

あっ、嬢だから野郎ではないか。

 

「神獣も魔獣なんで冒険者登録できないわよ」

「えっ? 冒険者登録できないとか何それ? 意味不明なんですけど~」

 

なんか、受付嬢が邪悪な笑みを浮かべている。しかも嬉しそう。

 

「冒険者登録どころか、この国じゃ人権ないからね! 外道だとは思ってたけど人の道を完全に外れたのね。笑わせないで、可笑しい!」

 

「俺の使い魔登録でよろしく!」

 

「勇者、おま、何言ってるんだよ。長年の仲間を使い魔扱いとか酷くね?」

 

「はい、こちら鑑札と従魔の首輪です。街を連れて歩く時は必ず付けてくださいね。」

 

受付嬢、お前も淡々と仕事すんな!

 

「いや、おまえ使い魔登録しないと、狩られるぞ。それも攻撃力ほぼゼロのURボーナスキャラだぞ」

 

「マジ?」

 

受付嬢が、コクンコクン首を縦に振ってるし……

 

「ほら、顎上げろ。首輪付けてやるから」

 

 

名実ともに、俺は勇者の所有物に成った。

 

魔法使いと僧侶が、ニヤニヤしてやがる。

 

「いい首輪貰えたわね。良かったでちゅね。子狐ちゃん」

「これからは、報酬三等分とはありがたいな。いや、前から不満だったんだよな。役立たずが、同じ額もらうとか」

 

「えっ! 俺、報酬無いの?」

「逆に報酬もらってる使い魔見たことあるか?」

 

「いや、ねーけど……でも、役立たずって言えば、俺聖属性コンプリートだぞ! 今度は僧侶おまえが役立たずじゃん! ざまあー」

 

そう言われた、僧侶がニヤリと笑って。

 

「憤怒!」

 

僧侶の上半身の服が弾け飛んだ。

 

「なんだよ、その筋肉。ムッキムッキじゃねーか!?」

「ワシは、元々が僧侶(モンク)じゃ! 役立たずかどうか試してみるか?」

 

プルプル

 

俺、震えながら首を横に全力振りです。

 

「まあ、なんにせよこれでパーティーのバランスは良くなったな。一狩り行ってみるか」

 

「「オー!」」「おぅ?」

 

僧侶も魔法使いもノリノリで賛同かよ。

 

 

 

「おい、勇者。一狩りってレベルじゃないだろ。なんで魔王ダンジョンだよ。しかも魔王部屋もうすぐじゃん」

 

「説明がなげーよ。解説役してねーで働けコラ!」

 

「へーい。聖域(サンクチュアリ)、精神保護(マインドプロテクション)、祝福(ブレッシング)、聖盾(ホーリーシールド)」

 

ドガン!!

 

「魔王! 成仏せいや!」

 

魔王のボス部屋の扉を思いっクソ蹴り壊して勇者が侵入していく。

 

勇者ってよりヤクザもんのカチコミじゃねーか!

 

「おい、おまえら手当たり次第壊すなよ。魔王が怯えてるだろ」

 

「ヒャッハー」「キャッホー」

 

もう、どっちが悪者かわかんねー

 

「よくも、やってくれたな。勇者どもが!」

「魔王、おまえを倒して、お宝も名声も手に入れて俺は幸せな結婚をするんだ!」

 

何、感動した? みたいな顔してこっち見んなや!

 

「そんな、小さな願いで我は滅ぼせないぞ。我には虐げられてきた魔族の同胞を守るという責任と誇りがあるのだから!」

 

魔王、なんか良い事言ってるし。

 

「狐っ子! 合わせて!」

 

「セイグリットアロー」

「グングニル」

 

「ぐあーぁぁぁ!」

 

「こっちもじゃ! たまには役に立て!」

 

「神仏滅殺拳!」

「聖撃(イノセンス・ノヴァー)!」

 

「ホゲェェェ!!」

 

僧侶が神仏滅殺するの!?

 

「魔王! 愛のために往生せいや!」

 

「するかーー!! ヘルファイヤー」

 

魔王が最後の抵抗とばかりに全身全霊の地獄の業火を噴き上げた。

 

「我が使い魔よ。皆を守れ」

「ライトニングシールド、ホーリーウォーター、エリアヒール!」

 

「いくぞ! 力を示せ聖剣『エタルナ』!」

 

「永遠なる未完(エターナル・アンフィニッシュ)!!」

 

「ば、バカな! 我が滅ぶだと……」

 

すげーよおい! 魔王が溶けてくぞ。

苦しそうだな。

 

「おい、勇者!」

「なんだ、マイハニー?」

「いや、魔王が泣いてるぞ! なんか、なんか、可哀想じゃね!!」

 

勇者が、ポカンと口を開けて俺を見る。

 

泣いてる魔王の無念が俺に伝播してるのか? 俺まで泣いてる、情けねー。

 

勇者から、ふっと力が抜けて優しい笑みが溢れた。

 

「救えんだろ、おまえなら」

 

その言葉で一気に感情が溢れる。

 

「ウン、ウン。救えるよ。救わなきゃだよ」

 

「完全浄化(カタルシス)」

 

どこまでも白い光が魔王を包む。魔王から噴き出す黒い闇が消えていく……

 

光が消えて魔王のいた場所には、黒い子山羊の亡骸があった。

 

「蘇生(リザレクション)」

 

メェェー

 

俺は、子山羊を抱きしめた。

 

 

* * *

 

街は魔王討伐の報を受けてお祭り状態だ。

 

もちろん、勇者一行の、三人は英雄として莫大な褒賞と英雄の称号を手にして人々の羨望を受けた。

 

そんな中、使い魔に落とされた俺だけは勇者の付属品扱いで称賛も浴びれず……

 

宿屋でシャワーを浴びてるところにマッパで乱入してきた勇者にイタズラされてた。チクショウ!

 

「やっ、ヤメロ、勇者!」

「いや、おまえがヤダっていうからだろ」

 

ヒィッ!

 

「だからってなんでケツなんだよ。俺たち男同士だからヤダって言ってんだろ!」

「男同士なら、尚更こっちが正解だろ」

 

うっ、あっ、ああん!

 

「指、抜け! アンッ……ダメッ、抜いて、抜いて!」

 

やべー、なんでこんな、アンッ!

 

気持ちいい!

 

あっん、あっああっあ!

 

「なんだ、そんなにイイのか、ほら気持ちいいならちゃんと言わないとやめるぞ」

 

ほじってる指が止まる。

 

待て、もう少しだったのに……いや、感じちゃダメだろ俺

 

でも、でもっ!

 

ダメだ、俺のケツが欲しがってる、ウズウズする切ない勇者の指……

 

「気持ちいい、気持ちいいから、やめるなよ!」

「なんだ、使い魔のくせにご主人様に向かってちゃんとお願いもできないのか?」

 

勇者の酷い言葉に何故か身体が逆にゾクゾクって喜んでる。

 

「ご主人、さま……お願いします。お、俺のケツを弄ってください。うぁっああん!」

 

奥までいきなり指を突っ込まれて快感に喘ぐ。

 

でも、指が止まったまんま。

 

ケツを振って快感を得ようとするが腰も押さえられる。

 

「なっなんで、動かないの、動いて……ケツ穴いじって……」

「ダメだな、俺たちいつも酔って女抱けたらどうするか妄想語りあったよな」

「なんで、今、アン! そ、そんな事……」

 

ちょっと動かされただけで快感が迸る。

 

「俺な、おまえが女を、調教して好き放題する妄想にすごく興奮したんだよ。なあ、やってみせろよ」

 

マジかよ。俺の妄想っていつも冷たくする女たちを鬼畜のように犯して調教して従順なメス奴隷にするヤツだろ。

 

あれを俺がされるのか……

 

ゾクリ!

 

俺が勇者に犯される。それって、それって……

 

ピチャン……

 

俺の股から汁が太腿を伝って床に溢れて音を上げた。

 

「身体は正直だな」

 

勇者に耳元で囁かれ首筋を舐められる。

 

俺は、俺の妄想が俺にされることに興奮してる

…もうダメだ、勇者、勇者……

 

「ご主人さま、オレの、オレのいやらしいケツマンコを思いっきり犯して! イヤらしく喘ぐオレを蔑んでイジメて離れられなくして!!」

 

「良くできた! さあ、言ってみろおまえを気持ち良くする、魔法の呪文を!」

 

「あっあん! 言います。言います。焦らさないで!」

 

「ヒール!」

 

あっあうっ! 深い! アッアッアゥゥゥン!

 

勇者のガチガチの勇者が俺のケツのメチャメチャ深いところに侵入してきた。

 

ケツ穴がミリミリと広げられて、俺は太さに、堪えられず口をパクパクさせて耐える。

 

「はぁはぁ、どうだ俺のは? 動かすぞ!」

「ちょっ、待っ、あっあっ、ダメー!」

 

苦しい、押し広げられる、擦られる!

 

腰ガッツリホールドされて、オナホみたいに激しく突かれる。足なんかもう半分浮いて爪先立ちになってる。

 

ダメ、イヤ、そんな激し、あん!

 

情けも容赦もなく打ち付けられる勇者の腰には、俺を壊そうとする意志まで籠ってるようだ。

 

壊れる! 俺のケツマンコが壊れちゃう!

 

あっあっ、ウーアッ! ヤダヤダヤダ!

 

拒否のヤダじゃなくて何か身体をビクビクと蝕む快感に耐えられないヤダが声になってる。

 

「そろそろ、出すぞ! 受け取れ!」

 

あっあん! キテ、キテ! 全部注いでぇぇ!

 

俺のケツの中で勇者が爆発した。

 

ドクンドクンと腸壁を打ち付ける。

 

襲いくる快感に喘ぎながらも収縮して最後の一滴まで搾り取ろうと動く内臓が、また快感を倍増させる。

 

ビクビクと快感に痙攣する身体。はぁはぁと荒い息遣いの中、終わらないんじゃないかと思うくらい快感が何度も押し寄せる

 

後ろで抱きしめてる勇者が乱暴に俺の顔を後ろに向け、唇を重ねてくる。

 

貪るように口腔に侵入してくる舌を受け入れ俺も絡め舐めあげる。

 

もう、勇者にされること全部が快感に変換されてる。

 

唇が離れる、いかないでとばかりに俺の舌が追い縋る。

 

「はああ! 良かったぞ。最高だ」

 

多分、俺、舌出したまんまメチャクチャエロい顔してる。

 

俺が妄想して調教され尽くして、何されても快感に変わってる雌奴隷の顔そのまんまだな。

 

ケツ穴から、クポッ! と勇者の素が逆流して、快感が襲う。

 

勇者にしがみついて、キスを求める。

 

高まる口腔の快感と、なんかきてる幸福感が心を満たす。もう、目が♡!

 

唇が離れると勇者に向かって完全な女の顔を向けて、

 

「ヒール!」

 




これにて、完結です。妖狐の伏線とか回収してません。お付き合いくださった皆様ありがとうございます。
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総合評価:738/評価:8.75/連載:21話/更新日時:2026年06月18日(木) 21:33 小説情報


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