せともの。~クラスの銀髪の美少女に、僕が攻略される話~ 作:霧里
どうにも落ち着かない。
足元から入り込んでくる風を遮るように、僕はスカートの端を引っ張った。
それでも、ようやく膝下まで隠せる程度。それ以上に引っ張ると脱げてしまいそうで、ズボンが恋しくなる。
「うはっ♪ やっぱ似合うじゃん律」
「ねぇ、凪。もういいでしょ?」
「だーめ、写真撮らせてってば」
俯いて、向けられたスマホから顔を逸らす。
逃げ出したくなるのを何とか耐えた。
凪のスカート、凪のシャツ。そこにあった鏡に自分が映る。彼女の制服を身につけた僕は、どこからどうみても女の子。男子の制服を着けていてもナンパされるんだ。女の子の格好をして、似合わないわけがない。
「ねぇ、課題しようよ?」
「んー……」
謹慎中の彼女に何度か勧めてはみたものの、生返事は揺らぎもしない。
僕のスマホを手にしたまま、一向に興味を向けてはくれなかった。しまいには「ちっ」と舌打ちまでして、ようやくスマホを置いた彼女は、口元をニヤリと持ち上げる。
パシャリ……パシャリ……
フラッシュの明かりを遮って、僕は顔の前に手をかざす。
見られたくはないけれど、体を抱けば顔が映る。座り込むことすら許されなかった。とにかく凪を満足させないと。あんまり僕がしつこいから、無理を言って黙らせようって魂胆も分かるけど、頷いてしまったのは仕方がない。
*******
イヤだって、言えばいいのに。
そこまでして、あたしに課題をやらせたいのか。
それが、ちょっと、なんだろう? 勉強なんて、面白くもなんともない。体裁のためだけにやれって言うんじゃ、ペンを持つ気も起きなかった。
律のためなら、まぁ……。
それを言われると弱い。
面談中に暴れなかったのだって、隣に彼がいたからだ。
カメラのフラッシュを浴びせられるたび、律は小さく身を捩る。
思った通り、よく似合う。あたしのシャツ、あたしのスカートを身に纏った彼は、どうみたって女の子。元から可愛い顔をしている上に、服のサイズだって無理はない。外見で分かる違いなんて、喉仏に気付けるかどうか。
にしても……。
あたしより可愛いのも、なんかムカつくな。
彼女としての贔屓目に嫉妬が混ざる。ちょっと困らせてやりたくなった。
最初はピースサインから、少しずつ大胆に。
どこまで言うことを聞いてくれるんだろう? ぐっと伸びをさせたら、服の裾から脇腹が見えた。お尻を向けてもらったり、パンツが見えないギリギリまで、スカートをたくし上げさせる。
なんでも、してくれるんだもんな。
調子にだって乗る。
ベッドに横たわる律を、どういう目で見たら良いか分からなくなった。
レンズ越しの風景に、現実感が切り取られる。何かの撮影。エロゲみたいなシチュエーションを前に、だんだん歯止めが利かなくなっていく。
「手、どけて?」
頬を染めて、体を抱く。一瞬、羞恥心に耐えるように手を握った律は、けれど言われるまま。両手を頭の横へと置き、観念したみたいに息を吐いた。
呼吸のたび、小さく上下する胸。細く伸びた首筋が、どこか艶めかしい。そこにない何かを、見つけてしまいそうだ。
弾む鼓動に、つられた下腹が踊りだす。
ベッドに横たわる律から、妙な色気を感じて仕方がない。可愛いと思う。でもそれは、女子が好んで使うものじゃなく、男子が口にする方に近い。可愛い女の子のエッチなシーンを見た時と同じ。
良くない目線だ。
律も、あたしをこんな風に見ていたのかな。
でしょうよ……。
じゃなきゃ、あんなこと。ちゃっかりゴムまで用意してさ。
もうちょっとロマンチックでもよかったな。後悔している訳じゃない。今まで見てきた初体験を、自分にも重ねていただけ。
あたしだったら、もっと上手くしてあげられたのに。
妙な対抗心。根拠のない自信だった。エッチの時だって、自分から何をしたわけでもないくせに。たった一度の体験で、もう勝った気でいる。全部終わった後、しばらく頭が真っ白になってたことすら忘れてた。
「え? あの……凪? なにやっ、ちょっと……だめってっ」
「いいから、大人しくして?」
脱いだ上着で、律の手首を縛る。
抵抗なんて、させてあげない。今日はあたしの番だ。ちろっと、舌なめずり。戸惑う彼の表情こそが、あたしを焚き付けた。もっと、そうもっとだ。あたしに溺れさせたくなる。枕の匂いなんかで満足しないでよ。
ブラのホックに指をかける。
「見るなら見ればいいのに」
「別に……」
強がってみせたって、視線は谷間に注がれたまま。乳首に行ったり来たりと、とても忙しそうだ。
「ほら、律も?」
「ぅっ、ぁ……」
やめてほしい。微かに漏れた吐息に、全身の血が沸騰しそうになった。
服の裾から、お腹に触れる。滑らかな肌と、おヘソの窪み。指先に感じる凹凸は、腹筋かな? 女の子みたいに見せても、やっぱり男の子な部分は誤魔化せない。
ギャップ萌え。
妙に気分が高揚する。
もっと彼の痴態を拝みたい反面。どこか、お腹の奥でまだ燻っている。
彼にあって、あたしに無いもの。あたしにはあって、彼に無いもの。違いはいくらでもあった。それでも、数少ない共通点が、あたしたちを繋げてくれている。
たとえば、お互いが好きだとか。
たとえば、こうされると気持ちが良いだとか。
「ゃっ……ぅぅっ」
慌てた律は、無理矢理に声を押し込んだ。
指の腹で乳首を撫でる。爪の先に引っ掛けた。揉むほどの胸はない。寄せて集めて、摘めるかどうか。そこにあるのは筋肉の弾力と、骨の固さだ。脇腹のほうが、まだあたしに近い。
「気持ちよかった?」
「っ!? そんな、わけ………ないでしょ」
嘘だ。
女の子扱いされて、ちょっと悔しそう。
必死で睨みつけてくる割に、波を打った唇には締まりがない。
「にひっ♪」
でもさ。
そんな風にされたら、あたしだって意地になるじゃん?
「気持ちよかったです」「もっとしてください」素直に言えば、ちゃんと可愛がってあげたのに。嗜虐心に、火がついた。彼を奪いたくてしょうがない。
「りっちゃん♪」
「ちょっ、やめてよ そんな呼び方っ……んぁっ」
顔を背けた彼の耳元で囁く。そのまま、耳の先を唇で食んだ。
そんなんで本当に気持ちいいのかな? 半信半疑の前戯は、意外と効果はあるようだ。
可愛い。
エロゲの勇者様じゃないけれど、反応は大して変わらない。
舌を伸ばしたあたしは、調子に乗って耳全体を舐め上げた。
「あひっ……あ!? ちがっ、これ、は」
ゾクゾクする。
顔を真赤にして。本当に女の子みたいだ。
自分の上げた声に驚いて、首を振る。まるで駄々をこねる子供みたい。もっとイジメたくて、しかたなくなった。嫌がってるふりして、あたしを煽ってるんじゃないのかコイツ。
「ちがってないでしょ? ほら、ここだって……さ」
「んんぅぅっ!?」
ビクッと、肩が跳ねた。刺激から逃れようと胸を反らして、ベッドの上で身悶える。しこりのように身を寄せた乳首の先を、指で転がして、腹で撫でて、爪で引っ掻く。何をしても、女の子みたいな反応が返ってくるのが愉しくて仕方がない。
「りっちゃん、りっちゃん」
繰り返し名前を呼んで、耳を舐め回す。
乳首を可愛がるのも止めてあげない。ふっと、息を吹きかけた途端、大げさに声を上げた彼の体から、ふいに力が抜けていく。
「気持ちよかった?」
変わらずのNO。女の子みたいに扱われて、素直に頷けないのそうだろう。
でも、首を振るだけ。もう声を出す余裕もない。追い打ちをかけるように、あたしは太ももを押し付けた。
「んっ……くっ」
分からないとでも?
「さっきから何擦り付けてんのさ? 勝手にオナニーしないでよ?」
「いや、それは……」
「あたしにどうしてほしい?」
立ち昇る、熱気と湿気。持ち上げたスカートの中は、流石に女の子みたいとはいかないか。パンツを押しのけるような勢いだ。ビクビクと身を震わせて、滴る雫が黒ずみを広げていく。
膨らみの根本から先端へ。抜けるように指を這わせた。
纏わりつく先走りが糸を引いて、ぷつりと途切れる。吠えるように跳ねた彼は、あたしが掬い取った以上に汁を吐き出した。
クリトリスにしては、ちょっと大きいな。
でも、気持ちはわかる。
全然 似てない あたしたちの、ちょっとだけ似ている所。
パンツの中へ指を忍ばせた。皮を剥いてそこを撫でると、慌てた律は腰を引く。
縛られた手は思うように動かせない。藻掻いていたのも最初だけ。次第に抵抗は緩くなり、快感を孕んだ声が漏れ始めた。
「ひうっ、いっ、やめっ……それ、そこ……っ。そんなっ……あぁぁ♥」
声だけ聞けば、完全に女の子だ。
先端を可愛がられて、面白いように腰を跳ねさせる。トロトロと、指に絡む。先走りは後から後から溢れ出し、どれだけ掬い上げても切りがない。
まるで、射精したみたい。
「もうイッちゃった?」
一度、大きくのけぞった律がベッドに沈み込む。息も絶え絶えで、あたしを見上げた彼は、後ずさるように首をふった。すっかりのぼせ上がったのは、あたしの方。ニヤけた口元がもとに戻らない。これでNOもないだろう。そっと顔を寄せたあたしは、ダメ押しに囁いた。
大きく目を開いた律は、視線をそらす。逃げ道を探すみたいに、何度も。
さまよう視線は定まらない。時間はただ過ぎていき、沈黙が彼を追い詰めた。やがて唇を震わせながら、ゆっくりと。揺れる吐息が、声を形作っていく。
「ぅ、ぁ……。したい、です」
「したいって?」
「だから。ぇと……その、えっち。続き……」
「はぁ……りっちゃんさぁ。もういいや、課題だっけ? やれば良いんでしょ?」
盛大にため息をついて見せると、律はもう泣きそうだった。
パンツの中から指を抜く。興味をなくしたように、彼から離れると……。
「まってっ! いいから、好きに……してよ、もぅ。凪の好きにして、いいから。初めてでも何でもあげるからっ」
ちんこ欲しい。
素直に、そう思える瞬間だった。
悪い事してたな。悪戯気分でさ。こんな気持ち、律はずっと我慢して。
今までよく襲われなかったな、あたし。ああ、いや、結局襲われたんだけど。それも仕方ないっていうか。襲わせたのはあたしのほうだ。
パンツも脱がない。脱がせないまま、彼の上へとまたがった。
ちょっとした意地もある。
こうして、あたしたちを押し付けあったら、彼のモノがあたしのモノになったみたい。気分だけでも、味わえたら。でもさ、なんかこう……ムカつく。胸板においた指が、シャツを掴む。引っ張られたボタンが外れて、今にも千切ってしまいそう。
押して、引いて、彼のマネ。
じゃあ、律のそれはなに? あたしのマネだっていうの?
「んっ、あぁぁっ……はぁっ、はぁっ。ひぅっ、ふぅっ……あぁぁぁっ♥」
身悶えながら、声を上げて、自分から腰をゆすり始める。
あたしたちの間に挟まれたモノが膨らんで、気を抜けば中に挿ってきそうだ。
それはダメ。今日は、ソレ、あたしのだから。今にも達しそうになる彼を押さえつけると、涙声が返ってくる。
「なぎ……っ。それやめ、キツイ、からぁ! ださ、せてっ。もうっ……ぼくっ」
強引に股間を押し付けて、快感の逃げ道を塞いでやった。
熱い鉄の棒を挟んだみたい。大きな波が通り過ぎた後、また次の波に向かって熱を上げていく。
「は? 違うでしょっ、りっちゃん。今のアンタはっ……はぁっ。女の子なんだから、ちゃんとっ、イくって。イキますってさ? おねだり、しなよっ。じゃないと、んっ……やめちゃうよ? りっちゃん♥」
ちょっと、イジメたいだけだった。
止めるなんて、どの口が。
このままお預けだなんて、あたしだって耐えられない。
「あぁぁっ……ぁぁっ、もうっ。んっ、ぃゃ、だめっ。やめ、ないでっ、凪っ! 出してっ、出していいからっ。凪のほしい。なか、なかでいいっ。僕っ、ぼく、もうイくから。イきたい、イかせてよ。お願い、おねがいっ。一緒に、凪もいっしょ……がっ」
ああ、もう……
ほんと、アンタは……
誰が、そこまで言えって……っ
腹が立つ。無性に苛ついて堪らない。お望み通りに腰を打ち付けた。
ズシンと下腹に響く衝撃が、頭の芯まで痺れさせる。
乱暴に、ただぶつけ合うだけ。タイミング何て全然合わない。もう、出させてあげたいのに。あたし、だって一緒にイきたいのに。
波が大きく膨れ上がるたび、腰を落としてしまう。
射精の瞬間を邪魔されて、また勢いが引いていく。
グチャグチャと、股間で響いていたはずの水音が、頭の奥から聞こえてくる。
ほら、早く。出して、出せって……出したい、あたしも。あ、そっか。今日はあたしが、そう、それじゃあ、タイミングなんて合うわけない。律が女の子をしてくれてるなら、あたしが男の子をやらないと。
すっと、頭のモヤが晴れたみたい。
組み敷いた女の子をただ犯す。
腰を落とすんじゃダメだ。
上下の動きを前後に変える。おヘソの下に。お腹の奥へと届かせるように、熱い杭を打ち付けた。
「ほらっ、りっちゃん。出すから、あたし、アンタの中、全部。ちゃんと受け取ってよっ! 零したら……ゆるさなっ、いっ!!」
「うんっ、うんっ。いいよ、全部。僕の……にっ、すぅっ、あ……♥」
*******
頭の中が、真っ白だった。
お腹の奥が熱くてしかたない。
そんなはず、ないのにな。
女の子扱いされて、強引に。凪の遊びに付き合ってる内に、そこから抜け出せなくなっていく。自分が、どっちかなんてもう。彼女が満足してくれるなら。凪も、こんな気持ちだったのかな? 全然上手くは出来なかったけど。僕ばかり、気持ち良かったわけじゃないと今は思う。
ぐっと押し込まれて、今にもはち切れそう。
ズキリとした痛みに、歯を食いしばる。
それでも凪は止まらない。
あの日の僕みたいに、やたらめったら、何度も腰を押し付けてきて……。
「出すから」
言われて、頷いちゃった。
驚くほど自然に、自分の女性を受け入れる。
身体のどこにも、そんな場所はないはずなのに。彼女の強引な腰使いが、僕の深くに楔を打ち込んでいくようだった。
もう、何でもいい。
どっちが上かだなんて、ただ一緒に気持ちよくなれたら。
快感が一瞬で燃え広がった。
ビクン、ドクン。下腹で何度も震え上がって、出てる、出されてる、犯されてる自分に酔いしれる。射精の最中も、ずっと凪は止まらなかった。ほんとなら、気持ちよすぎて痛いくらい。今だって、自分から動くなんて無理だ。ちょっとズルいと思う。
朦朧とする視界の中で聞こえる声。
「やめっ、今は……っ。いった、ばっかで、なぎ、まってってっ!!」
女の子みたいに喘ぐ僕の声。
「は? そんな気持ちよさそうな顔して、何いってんの? イくならイけばいいじゃん。あたしに、さっ。もっと、可愛いとこ見せてよっ。はぁっ……! ちっ……。ほら、言ったでしょ? 零すなって。ちゃんと咥えて、精液、のん……でっ。出すから、りっちゃんのなか。また……!!」
男の子みたいに僕を責める凪の声。
全部が溶けて。
一つになって。
ふと、気づいちゃった。
机の上に置かれたスマホのカメラが、僕の方に向いてたことに。
まさかとは思う。手を伸ばそうとして、腕を縛っていた結び目が解けていく。忘れてたんだ。抵抗もしないで、僕。完全に、女の子にされちゃってた……。こんなとこ、もし撮られていたら……。
凪の目を盗んで指を伸ばす。
後ちょっと、もう少しで。
指先がスマホに届く寸前。
「あっ……」
じっとり、背中が汗ばみ、股間から太ももを雫が伝い落ちていく。オレンジ色をした凪の匂いの中に、青臭い精の匂いが混ざり込んだ。今からまた犯されるんだ。
掴まれた手が、ベッドに押し戻される。
想像に、胸が高鳴った。イッたばかりで、そんなの絶対つらいはずなのに。ゴクリ……息を呑む。熱い塊に、お腹の中を掻き回されているみたい。頭がおかしくなりそうだ。
「まって、なぎぃ。ほんとに、ぼくっ……いまはっ」
「は? 一緒にって言ったくせによそ見とかさ?」
「ちがっ、だってっ……ぁっ♥ スマホ、かめらがっ、んっ♥ 僕、なんで、また、またっ」
もう出ないはずなのに、また中で出されてる。
もう、どっちがなんだか分からない。完全に女の子にさせられていた。それが、イヤに幸せで、何度もイかされた。
ほんとに、ダメ。これ以上されたら、男の子に戻れなくなりそう。凪にしがみついたまま、震える声で口ずさんだ言葉は僕のじゃない。
「……もっと」
「ふふっ、あはっ♪ ははっ、はぁ……。随分かわいくなったね、りっちゃん」
振りでも、演技でもない。女の子として芽生えた自覚が、僕をそうさせる。凪の瞳に、獰猛な火が灯った。乾いた笑いと共に引きつった頬から、笑顔が消える。
彼女を男の子に変えたのは、間違いなく僕(りっちゃん)だ。
してやったり……。
自分が一番されたくないこと。ううん、一番してほしいことをしてやった。
同じ状況で、同じ事を言われたら、僕なら正気を保ってられない。
「好き、凪。それ、もっと……あぁっ、きもちぃ、ふぅっ、はぁ、ゃっ♥」
耳元で嬌声を繰り返す。僕の思う最高に可愛い女の子の声。
求められることに、優越感みたいなものも感じていた。凪の背中に手を回し、自分から肌を寄せていく。甘えて、委ねて、男心をくすぐられた凪は、見境をなくしていった。僕を掴む手に爪が立つ。荒い吐息は、唸り声みたいだ。歯をむき出しにした狼のよう。
そんな怖い顔、誰かに見せないでよ?
「いいよ。僕の中、また……。きて……ぁっ♥」
すっごく悔しそうだ。律のくせにって、そんな顔をしている。
感極まった凪の瞳には涙が浮かび、喋る余裕すらなくしていた。ただ僕を犯すだけ。それを受け入れた僕は、さらに彼女を煽る。女の子をすればするほど、自分が止められなかった。
もっと必死な凪が見たい。
もっと無茶苦茶にしてほしい。
下腹に抱えた熱が温度を上げる。
目の前がチカチカと、白く飛んで、乱暴に掻き抱かれた。
絶頂に向かうためだけの、強引な抽挿。痛みですらも、今の僕らは快感に変えていく。
すとん……
意識が落ちるように、凪を受け止めるのがやっと。
一緒になってベッドに倒れ込んだ僕らは、何か言いたくて、言えないまま。言葉に変えるように顔を寄せ合い、そのまま瞼を閉じた。
御覧頂きありがとうございました。
よろしければ、いいね、高評価等、宜しくお願いします。
女装プレイが見たかった。