イスタール年代記-快楽の修練者と藍色に染まる少女たち- 作:錫鹿とらちよ
「ほら、ここも好きだろう?……そして、ここもだ」
「ぁうっ……イッてます……あっ……ぁ…そこっ……ま、またイクッ…」
絶頂を幾度も迎え、顔が呆け反応も曖昧になり始めた少女の急所を突き回しながらデリーは今宵三度目となる射精の予感に震えていた。
修行者との行為を事細かに、すべてを吐き出させた後もデリーは様々な体位を駆使し褐色の少女を執拗に犯し尽くした。
すでに彼女の膣奥で二度果て、そのたびに彼女を子宮から全身に広がる重たく強いアクメに叩き落としていた。
それでもなお、彼の欲情の炎は衰えることを知らない。
実際、彼は自分の底なしの欲求をすべて受け止めなお底が見えないこの少女をいたく気に入っていた。
任務で地方に赴くことが多い彼はこれまでは遠征先の行きずりの女や商売女を相手に欲を発散させることも多かったが、ルーアンが夜伽の役を受け入れてからは数日間溜め込んだ劣情を彼女相手に晴らすことを愉しみとして帰路につくことが増えていたのだ。
「ルーアン、また出すぞ……。今度はどこに欲しい?」
彼女に快楽を与えるための動きから、自らの射精を促すための身勝手な動きへとデリーの腰使いが変わる。
ルーアンは、そのように自分が「道具」として使われるという感覚にも暗い興奮を覚えていた。
牢獄では心底忌まわしかったはずのことが、相手がこの愛しい主であるならばそれすらも悦びへと昇華される。
「かっ……顔に……。デリー様の熱いものを…顔にっ……ひっかけてほしい……です」
子宮をすでに熱い精液で満たされたルーアンは、次のマーキングを自身の顔に望んだ。
これもまた牢獄では吐き気がするほど受け入れがたかったはずの下劣な行為。
ただ、相手がデリーであれば「徹底的に汚されたい」という倒錯した欲求が膨らむ一方だった。
「よしっ……全部、受け止めろ」
ズボッッッ……!!
「あぐっ……!!」
引き抜く瞬間にわざと角度をつけ、彼女の秘丘を抉り出すように擦り出し快楽に顔を歪める彼女の面顔に、今宵三度目となる白濁した精液を大量に吐き出した。
ドブッッ!!……ドビュッ!!……ビチャッッ!!!
「んぶっ……!!……んっ……!……んんっ……!!」
主が次々と吐き出す灼熱の欲情を、普段は快活で愛くるしいその顔面で全て受け止める。
顔にこびりつき雫となって流れ落ちる隙も与えないほど粘度の高い液体は、褐色の彼女の顔を白く、濁った色に染め上げた。
「あむっ……んんっ…んぶっ……」
「そうだ、本当にお前は上手になったな」
三度の射精を経てなお、いまだ鋼のような硬さを失わない彼の剛直を彼女は懸命にしゃぶり続けていた。
ズバッッ……ズバッッ……ジュボッッ……ジュブッッ……。
うっとりとした表情で卑猥な音を立て、主に直々に教え込まれたテクニックを駆使しながら彼女はそれをしゃぶり抜く。
そしてその股間では、硬く勃起した陰核を自らの指で執拗に擦り付けていた。
散々犯され女性としての快感を何度も刻み込んでくれた主へ、男性側のみが快感を得るこの行為で奉仕することが今のルーアンは心底好きだった。
本来、女性側の快楽を主とした通常の修練では行われることのない、男性側の欲求を一方的に晴らすのみのこの行為。
デリーとの夜でしか味わえない禁断の口淫に、ルーアンはすっかり夢中になっていた。
「そういえば、フェリオに引き取られたお前の友人の……ええと、たしか『ポーター』だったか?」
「んむ……っ……!?」
主の口から不意に出た意外な名に、ルーアンの舌が一瞬だけ止まる。
「明日の仕事は夕方からでいい。昼は彼女に会いにフェリオの屋敷に行ってこい」
「んっ……んっ…ぷはっ……ポ、ポーターにですか? 明日??」
「ああ。俺の旧知の仲であるエリオという爺さんに引き取られた『受け手』の子がいてな、その子がお前とポーターに話があるそうなんだ」
デリーはそう告げると、再び彼女の口内へと自らを収めた。
その荒い息遣いからして、そろそろ四度目の射精が近いのだろう。
ルーアンは行為を途中で止めてしまったことに申し訳なさを覚え、より射精を促すような淫らな動きで奉仕を続行した。
ズバッッ!……ジュボッッ!……ズバッッ!……ズバッッ!!……
「うっく……!!…はぁ……エリオの爺さんには昔から世話になってるからな……っ…何の話かは知らんが……、行ってやってくれ」
(私とポーターに話がある子……?……エリオ様……とは?)
ルーアンは思考を巡らせながらも、主が最も感じ入るポイントを舌先で何度も、執拗に舐めつける。
それと同時に、自らの芽を擦る速度も徐々に速めていく。
「くっ……!!そうだ……出すぞっ……ルーアン……!!」
デリーが彼女の頭を力強く押さえつけ、四度目とは思えないほどのおびただしい量の精液をその口内へとぶちまけた。
ドビュッ!!……ドリュッ!!……ドリュッ!!……ゴボッッ!!
「んんんんんっっ……!!」
ルーアンは咄嗟に吸引の力を強め、まだ男根の根元付近に留まっている精液ごと、強引に吸い出した。
通常の射精よりも速い速度で尿道を液体が通り過ぎるその感覚が、デリーの快感をより一層増幅させる。
「くっ……いいぞっ……!」
主に教え込まれた技で、彼に最高の快感を献上する。
「はぁ……はぁ……噛め、ルーアン」
その言葉に彼女はコクッと頷き、口内の大量の精液を咀嚼する。
(ああ…濃い。嬉しい、私の口淫で……こんなに)
噛み切らないと飲み込めないほどに濃く、固形を粘液で繋ぎ合わせたような彼の、いや、イスタール人独特の精液。
あの修行者様も、或いはあの修行者様も、
皆全て修練の最後はその欲情をこのように私の口内に吐き出してくれたらいいのに…。
ルーアンはそう卑猥な想像をしながら目を閉じ、心ゆくまま精液を堪能する。
「よし、飲んで…飲みながらイケ」
主に命じられ、ルーアンはコクッと頷き、延々と擦り上げられとうに限界を迎えていた自らのクリトリスを強く捻り上げる。
瞬間、瞳の裏側で火花が散るのと同時に口内の精液を全て喉の奥に流し込んだ。
そして、彼が喜ぶよう、「ゴギュッ……」と、なるべく強く、艶めかしい音が響くよう喉を鳴らし、その熱い迸りを一度に飲み干し、絶頂を迎えた。
細かく噛みちぎられた粘液が喉を通過し、ゆっくりと胃に落ち、腹の底に溜まる熱さを感じ取るまでの間、
絶頂のスイッチとなった陰核から後頭部にかけて、彼女の身体を背徳感にまみれた快感が何度も、何度も突き抜ける。
彼女はなるべくはしたない姿で絶頂を貪る様を主に見せつけるように
ガクガクと震える脚を大きく開いたまま、焦点の合わない瞳を震わせ、その官能をたっぷりと味わい尽くした。
特上の絶頂に打ち震えながら「フーッフーッ…」と鼻で息をし、その度に鼻腔を通り過ぎる精液の匂いさえも堪能するルーアン。
精液を飲み込みながら絶頂するという、主との夜伽の最後に必ず与えられる変態的な、そして最高のご褒美。
今宵も味わえたその快楽に身を震わせ、彼女の意識は明日再会するであろう友と、まだ見ぬ新たな「話」への期待へと静かに向かっていった。