原作: わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
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みんなが幸せなハッピーエンドです
わたしは甘織れな子。ご覧の通りペットである。
え? 何を言っているのかって?
わたしにもわからん……。
高校卒業後、クインテットのみんなで大きな部屋を借りて暮らしていると、いつの間にかそうなっていたのだ。
ちょっと他の女の子たちと飲みに行ったり、ちょっと大人なお店に連れて行ってもらったりして、気がついたらホテルで裸で寝ていたりすることが何度かあったくらいで全く心当たりはないけど、何故か段々みんなからの扱いが悪くなっていった、解せぬ。
気づけば家の中で飼われて、ペットとして過ごすようになっていた。
家から出るのは人のいない深夜のお散歩のみ、家の中では服を着させてもらえず、下着のみで過ごしている。
人の言葉を喋ると怒られるので、返事は「ワン」や「クゥン」のみである。
人として大事なものを捨ててしまっている気もしないでもないが、それでも今の状態になってからみんなわたしのことを可愛がってくれるようになったし、今はこれはこれで新しい幸せのカタチなんだと思うようになった。
みんなが外に出ている時間だけが退屈だ。
「れなちゃん、ただいまー」
「わん!」
紫陽花さんが帰ってきた!
「一人でお留守番させてごめんね。よしよし」
「クゥン……」
紫陽花さんは、ペットになったわたしにもとても優しくしてくれるから好きだ。
紫陽花さんに撫で撫でされると気持ち良くて、心がポカポカする。
――だから、この後紫陽花さんがわたしにどんな扱いをしても、しっかりとお返ししないといけないのだ。
「……まだ、他のみんなは帰ってこないよね?」
紫陽花さんはキョロキョロと周りを伺ったり予定帳を確認したりしている。
確か、まだ数時間は誰も帰ってこないはずだ。
「じゃあ、あの……れなちゃん。いつもの……お願いして、いい?」
「……わん」
『いつもの』。それが、わたしにできる紫陽花さんへの唯一のお返しだ。
紫陽花さんは、リビングのソファーに腰掛けて、下着を下ろした。
そして、スカートを捲り上げて股間をわたしに見せつけてきた。
紫陽花さんの秘部は、この後の快楽への期待からか、既に濡れ始めてテロテロと光を反射させていた。
「お願い、れなちゃん……」
「わん、くうん……ペロッ」
「んんっ、あんっ!」
わたしは紫陽花さんの両足の間に四つん這いになって秘部を舐め上げた。
これが紫陽花さんとの『いつもの』。こうやって誰もいない時に、紫陽花さんを気持ちよくしてあげるのがわたしの役目だ。
「ペロッ、れろ……」
「あっ、いいっ、れなちゃん! そこ、そこがいいのっ!」
紫陽花さんは感度が良くて、舐めるたびにビクビクと反応してくれるので嬉しくなる。
愛液に味なんてないはずだけど、紫陽花さんの愛液はなんとなく甘くて美味しい気がする。
どれだけ舐めてもいくらでも溢れてくるので、顔中が紫陽花さんの愛液でドロドロになってしまうが、いつものことなので構わずに舐め続ける。
「はっはっ、ううんっ……気持ちいいよ、れなちゃん、れなちゃん!」
足をピンと伸ばしてわたしの名前を連呼する紫陽花さん。
いつも優しい紫陽花さんが、この時だけはわたしの顔を股間に押し付けるようにして物みたいに扱ってくるので、その余裕のなさがいっそ愛おしい。
なので、わたしももっと気持ちよくなってもらうために、舌を尖らせて紫陽花さんの秘部をこじ開ける。
「ンッ、にゅる……じゅぽ」
「アッ!? れなちゃんの舌がっ、
なるべく少しでも奥まで入るように舌を伸ばして出し入れしたり、同じところを攻めたりする。
紫陽花さんは、中の裏側が弱いらしく、そこだけ明らかに反応が良くなる。
いわゆる『Gスポット』というやつだろう。
「あっ、あっ、あっ、イくっ、イっちゃう! れなちゃん、アレ、アレやって!」
絶頂寸前の紫陽花さんのおねだりを実行に移す。
舌でGスポットを攻めながら、早く早くと大きくなって自己主張するクリトリスを甘噛みする。
「はンっ! やっ……はあああああああんっ!」
ブシュ、と潮を噴いて絶頂する。
良かった、どうやら満足してもらえたようだ。
「はあ、はあ……れなちゃん、ありがとうね。その……また、よろしく、ね?」
もう何度もしているのに、そう言って恥ずかしそうに頬を染める紫陽花さんは初々しくて可愛かった。
「じゃあ、いただきます」
「「「いただきます」」」
「わん」
その後、帰ってきたみんなと夕食の時間だ。
ご飯は最初各自で担当を決めていたが、時間の都合や味の質、それから本人の希望もあり、大抵は紫陽花さんが担当することになった。
真唯や紗月さんも料理が上手だけど、紫陽花さんの料理が一番温かみがあって美味しく感じる。
多分みんな同じ気持ちなんだろう。
なのだが、わたしはお箸を使うことを許されていない。
かといって犬のように直接食べると怒られる。
では、どうやって食べるかというと――。
「さ、れな子……もぐ……ん」
「わ、わん……ん」
真唯が紫陽花さんお手製のハンバーグを一口咥え、わたしに口移しで食べさせてくれる。
紫陽花さんのハンバーグの味と、真唯のキスの味で二倍美味しく感じられる。
「次はあたしね、れなちん」
「わんっ」
こうやって、みんなで代わりばんこにわたしの分を口移しで食べるのがいつものわたしの食事風景だ。
みんなの愛情を感じられるとても幸せな時間で、わたしは大好きだ。
ご飯が終わればお風呂の時間、きょうは香穂ちゃんがお風呂に入れてくれる番らしい。
「ほーい、じゃあれなちん、全部脱いでねー」
「く、くぅん……」
唯一着ていた下着も全て脱がされ、生まれたままの姿にされる。
この時ばかりは恥ずかしいけど、代わりにわたしも香穂ちゃんの裸が見られるから役得でもある。
「相変わらずエッチな体してるにゃー。じゃ、入ろっか」
「わん」
お風呂場に入った途端、香穂ちゃんが後ろから抱きついてきた。
どちらも全裸なので、当然香穂ちゃんの大事なところが背中に当たる。
「はぁ、はあ……れなちん。ほんとにこんなエッチな体して……絶対誘ってるよね?」
「わ、わふぅ?」
さっきと同じようなセリフなのに、その声には明らかに欲情が混じっている。
浴場だから欲情ってか、やかましいわ。
わたしが心の中でそんなツッコミをしている間に、背中の感触が上下に動く。
香穂ちゃんが自分で胸を擦り付けて刺激しているのだ。
「ンッ、はあっ、あっ、んんっ……」
こちらからは香穂ちゃんの顔は見えないけど、しっとりと熱を持った声がしてわたしまで変な気分になってくる。
「ああ、れなちん、れなちん……えっちだよ……んっ」
「あ、やっ! 香穂ちゃん……」
「あ、こらっ、『わん』でしょ!」
「わ、わんん……」
抗議の声を上げることすら許されず、香穂ちゃんの手がわたしの体を這い回る。
その手はわたしのおっぱいを揉みしだき、乳首をこねるように摘み上げる。
「あっ、んんっ、やあぁ」
「はぁ、れなちん、気持ちい? 気持ちいよね?」
わたしを刺激することで自分も感じている香穂ちゃん。
前後からの刺激でおかしくなりそうだ。
「はぁ、れなちん……こっちも、いいよね」
「く、くぅん!」
香穂ちゃんはわたしの下腹部に手を回し、秘部を優しく撫でた。
もう濡れてしまって、クチュリと水音がした。
「れなちん、もうこんなになってるじゃん。もしかして、期待してた?」
「く、くぅん……」
恥ずかしくて顔を背けてしまったけど、香穂ちゃんはそれでは許してくれず、秘部を刺激する指の動きを強めた。
「ほらほら、イっちゃっていいんだよ。あたしも、気持ちいいからぁ」
わたしを愛撫しながら、自分も胸を背中に擦り付けたり、股間を太ももに擦り付けて気持ち良くなっているみたいだ。
全身を包み込む快感に抗えず、わたしはすぐに絶頂を迎えてしまった。
「く、くぅん、くぅん! んっ、あっ、香穂ちゃ……ダメっ、イくっ!!」
イってしまった。
気持ち良すぎて視界がチカチカする中、香穂ちゃんは更に攻め立てる。
「ほらほら、もっとイっちゃえ♪」
「やっ、ダメ、今イったばかりだからぁ!」
イったばかりで敏感になってるところに追い打ちされ、もはや取り繕う余裕もなく、緩くなった膀胱が完全に開いてしまった。
「あ、ダメ……ああああああ……」
シャアアア、と尿が溢れ出す。お風呂場だから流せば問題ないけれど、恥ずかしさは消えない。
「れなちん、こんなところでオシッコなんて、オイタしちゃったねぇ。ちゃんと洗い流してあげるからね……あっ!?」
香穂ちゃんがオシッコを流そうとシャワーを捻ると、思ったより勢いがあって顔にシャワーを受けることになってしまった。
「わぷっ! …………あっ」
「わわっ……大丈夫? 香穂ちゃん」
少し冷たい水が出てビックリしてしまったけど、これくらいなら特に問題はないはず……そう思っていたのだが。
「え、ちょっ……これまずっ……」
「香穂ちゃん?」
香穂ちゃんは慌てた様子だったが、我に帰って取り繕い始めた。
「えっ? あー、うん。大丈夫大丈夫。全然へーきだよ、えと、あま……れなちん」
「……ん?」
わたしは、こんな状態の香穂ちゃんを知っている。
そう、それは何度か起こったアクシデントの中で会った、あの大人しい方の香穂ちゃんだ。
「もしかして……コンタクト外れた?」
「えっ!? いや、何言ってるのかなー、ちょっとわかんないな。じゃ、じゃあ、これくらいにして上がろっか、れなちん」
あからさまに狼狽えながらお風呂場を出ようとする香穂ちゃん。
わたしは、香穂ちゃんの手を掴んで阻止する。
「まだ体も洗ってないでしょ、香穂ちゃん。ほら、わたしが洗ってあげるから」
「ひうっ、あの、あたしは、その……いいので。れなちんだけお風呂入っててもらえれば……」
「そういうわけにもいかないでしょ、ほらほら」
わたしは強引に香穂ちゃんを椅子に座らせる。
今の生活になってからは滅多にない、立場が逆転する瞬間である。
「あの……れなちん?」
「ほら、香穂ちゃん、ばんざーい」
「あ、あうあう……ば、ばんざーい……」
両手を上げた香穂ちゃんの腋を、洗剤で泡立てた手で洗う。
「ひゃっ、ちょっ、くしゅいよ、れなちん……」
(なんか、凄くイケナイコトしてる気分になる……)
まあ、さっきまでもイケナイコトしていたし、これからもっと凄いこともするんだけど、こっちの香穂ちゃん相手だとなんというか……背徳感があって、唆る。
無抵抗でされるがままの香穂ちゃんの体を手で洗っていきつつ、香穂ちゃんの小振りなおっぱいにも触れていく。
「ンッ……にゃ……」
香穂ちゃんは反応しないように堪えているけど、指が乳首を掠めるたびにピクンと体が震え、その先端がぷくりと大きくなる。
「うう〜……れなちん、そこばっかり……」
「おっぱいだけじゃ足りなかった? そうだよね、じゃあこっちも……」
さっきわたしがされたみたいに、香穂ちゃんの秘部に触れる。
明らかにシャワーではない液体で濡れたそこを、わざとクチュクチュと音を立てて刺激していく。
「あっ、んにゃ、やああ。れなちん、そんなに激しくしないでぇ」
「香穂ちゃんもさっきわたしにしたじゃん。お返しだよ」
香穂ちゃんのぷっくりと膨らんだ子供みたいな恥丘をこじ開け、指を膣内に侵入させていく。
「香穂ちゃんだって、そんなこと言いながらこんなに濡れてるじゃん。わたしにエッチなことして、こんなに感じてたんだ?」
香穂ちゃんの子供おまんこにジュプジュプと指を出し入れする。
もちろん、その間も乳首を攻める手は緩めない。
「ああっ、そんな、ンンッ、両方ともされたらぁ! あたし、我慢できないよぉ……」
香穂ちゃんが絶頂しそうなのを察して、耳元に口を近づける。
「香穂ちゃん、可愛いよ……思い切りイっていいからね……ペロッ」
「やあっ!? みみ、舐めちゃ……あっ、あああああっ!!」
耳を舐めたのが決め手になって香穂ちゃんは絶頂してしまった。
にとどまらず――。
「あっ、待って、ダメっヤダヤダっ! あ……んにゅーーーー!」
シャアアア、と、さっきのわたしみたいにオシッコが流れ出る。
微かな湯気をたててむあっとオシッコの匂いが浴場に広がっていく。
「これでおあいこだね、香穂ちゃん」
「ううう……ぐすっ、れなちん、ペットの癖に、生意気だぁ……」
香穂ちゃんは涙を浮かべて抗議の視線を向ける。
でも香穂ちゃんはわかっているのだろうか。
そういう目付きこそ、より嗜虐心を唆るということに。
「……また、イジメて貰いたくなったらいつでもイジメてあげるからね、香穂ちゃん」
「〜〜〜〜〜!!」
香穂ちゃんは真っ赤になって黙ってしまった。
なんのことはない、コンタクトが外れたなんていうのはただのポーズで、香穂ちゃんは最初からこうして欲しかったのだ。
わたしはただそれに乗っかっただけにすぎない。
歪な関係だけど、それがわたしと香穂ちゃんのいつも通りの関係なのだ。
その後は普通にお互い髪や体を洗ってお風呂を出た。
いつもなら後は寝るだけ……という段になってから、紗月さんが唐突にやってきた。
「甘織、今から散歩に行くわよ、準備しなさい」
「わ、わおん?」
今から? という目で紗月さんを見る。
いつも散歩に行く時も、人に見られないように深夜に行くけれど、きょうはもうお風呂に入ってしまったのでまた体を洗わなくてはいけなくなる。
でも、そんなのお構いなしに紗月さんは散歩に連れ出す気満々だった。
仕方ないのでわたしも準備をする。
と言っても、人に見られても大丈夫なように服を着るだけだけだ。
まあ、首輪に紐で繋がれている時点で、人に見られたら終わりなんだけど……。
「準備できたわね。じゃあ行くわよ」
「わん!」
急とはいえ、このお散歩の時間だけが唯一わたしが外に出ても許される時間なので、素直に嬉しい。
わたしは紗月さんの持つリードに引っ張られながら、久しぶりの外の空気を満喫した。
「ふう、ここならいいでしょう」
「くぅん?」
やってきたのは公園。
深夜だから誰も居ないし、警官の巡回ですら来ない寂れた公園なので、定番の散歩コースになっている。
「さて、甘織。あなたこの間、一人で勝手に外に出ていたようね」
「わ、わおん!?」
この間、家で一人の時にお腹が減って、こっそりコンビニに行こうとしたことがバレてる!?
「しかも、その時に高校の時のクラスメイトの平野さん、長谷川さんと会ったわね?」
「く、くぅん……」
そう、その時たまたま二人に会って、ご飯をご馳走してくれるというからつい気軽に着いていってしまったのだ。
バレていないと思っていたのに、何故!?
「あなたの行動なんてお見通しよ。だから、その後あなたが二人とラブホテルに行ったことも知っているわ」
着いていった先がラブホテルで、疑問には思ったけど『そんなこともあるか』と思ってそれ以上深く考えなかったのだ。
その後、中のルームサービスでご飯をご馳走になったお返しに、二人と『仲良く』したけれど、怒られる理由はさっぱりわからない。
「……反省の色が見えないようね。ならここで『お仕置き』よ、甘織」
「く、くうん!」
紗月さんはみんなの中でも一番厳しくて、わたしが何か悪いことをするとこうやって『お仕置き』をする。
「今回は、そうね……脱ぎなさい、甘織」
「わ、わうん!?」
「そう、着ている服全てよ。早くしなさい」
「わ、わん……」
紗月さんには逆らえないので、言われた通りに服を脱いでいく。
外で下着を下ろすのは恥ずかしかったけど、意を決して全て脱ぎ去り、わたしは裸になった。
夜風が敏感なところを撫でる感触に、体が震える。
それなのに、寒いどころか火照って暑いくらいだ。
「こっちに来なさい」
「わん……」
紗月さんに導かれるまま、裸のままで公園を歩く。
元々人に見られたらまずいとはいえ、こんな姿を見られたら一発で終わりだ。
なのに、わたしはそのスリルすら興奮に感じている。
「このベンチに座りなさい」
紗月さんの言う通りにベンチに座る。
お尻がヒヤリと冷たくて驚いたけど、ゆっくりと腰をかける。
「今からするのはお仕置きだから、動いてはダメよ」
「く、くぅん……」
何をされるのかわからなくて怖いけど、紗月さんにされるがままになっていると、いつの間にか両腕を大きく開いた状態の両足に括り付けられていた。
いわゆる「M字開脚」のポーズである。
「わ、わうんん?」
「今から十分間、ここで待っていなさい」
「わう!? わ、わんわん!」
「静かにしていないと、誰か来てしまうわよ」
「わ、わうう……」
紗月さんは身動きできないわたしに、さらに目隠しまでしてしまった。
もうわたしは、身動きを取ることもできないし、こんな格好じゃ大声を上げることもできなくなってしまった。
「く、くうん、くうん……」
紗月さんに抗議の声を上げるが、帰ってくる声はなかった。
「わ、わおん? わうん!?」
あ、あれ……紗月さん、そこにいるよね!?
こんな状態で放置とか、変な人に見られたら写真撮られたり、襲われたり……。
「はぁ……はぁ……」
あ、ダメだこれ……。
ヤバいと思ってるのに、人に見られた想像して濡れてきてるのが自分でもわかる。
触りたい……けど、拘束されてるから自分で触ることもできない。
「はぁ、はぁ……ん、んんんっ!」
身じろぎしてみるけど、拘束は解ける気配がない。
でも、手がかろうじて太ももに届いた。
「ん、んんっ……触りたい、触りたいよぉ……」
中心に届かないもどかしさで頭がおかしくなりそうになっていると、遠くからカツカツと足音が聞こえてきた。
「ッ!!」
まずい、誰か来る!?
どうにもできないまま、足音は近づいてきて、目の前で止まった気配がした。
「あ、あの……誰か、居るんですか?」
「…………」
「こ、この格好は事情があって……。だ、だから通報はしないでください!」
「…………」
応える声はないけど、目の前にいる気配だけはある。
男か女かもわからないことに恐怖心が募る。
「あの……? あ、もしかして紗月さんですか? 意地悪してるだけですよね?」
「…………」
それでも何も返事がない。
え、紗月さんなの? それとも紗月さんじゃないの?
知らない人にマジマジと秘部を見られているかと思うと、恐ろしいはずなのに愛液が溢れてくる。
「ん……はぁ……だめ、見ないでぇ……はぁはぁ……あっ!?」
ちゅぷ、と急に秘部を触れられる。
見えない状態での刺激は、普段よりも敏感に反応してしまう。
「やっ、んんっ……そこ……触っちゃ、ダメですっ……ああん!」
怖い、怖い、怖い……! 誰かもわからない相手に秘部を好き勝手触られて、気持ち悪さと気持ちよさが同時に身体中を伝ってくる。
それなのに抵抗することもできなくて、わたしはただされるがままに愛撫されていった。
「ンっ、やっ、はああ、んんっ、ああああっ!」
絶頂しそうなほど快感が高まってきた頃、やっとその指が秘部から離れた。
代わりに、明らかに指よりも太くて硬い感触がした。
「え……これ、もしかして……んぎぃぃいい!?」
ズブリ、と秘部をかき分けて挿入された太いモノ。
愛液で滑るようにおまんこの奥まで進んだソレは、容赦なくわたしの膣内を掻き回す。
「がっ、ごっ……ああああ……イグっ、イっぢゃう!!」
乱暴な抽送で強引に絶頂させられた。
息も絶え絶えになっていると、目隠しが外された。
「お疲れ様、甘織。少しは反省したかしら?」
「さ、紗月さぁん! こ、怖かったです……」
「これに懲りたら、少しは日ごろの行いを自重することね」
「(なんのことかわからないけど)わかりました」
紗月さんだとわかってホッとしたら、イったばかりのアソコが疼き出した。
「あ、あの……紗月さん……その、安心したらその……」
「……あんなに思い切りイかせたのに、まだ足りないのね。なら後は自分でシなさい」
紗月さんはわたしの腕の拘束だけを解いた。
でもそれ以上はしてくれないらしい。
「そんな……こんな状態で自分でなんて、生殺しですよぉ」
「知らないわよ。ならこれを貸してあげるわ」
紗月さんは、手に持っていたディルドを渡してきた。
さっきまでわたしに挿入されていたのはコレだったらしい。
「んっ、はあああ……んあっ、ふぅぅ」
疼きに耐えられず、紗月さんから渡されたディルドを自分で挿入する。
疼いている場所をゴリゴリ削るように激しく抽送すれば、快感は得られる。
でも、自分で与える刺激だけではそれ以上の昂りには至れず、余計にもどかしさが募るばかりだった。
「紗月さぁん……こんなの、酷いですよぉ。もう一度イかせてください……」
「一度イかせてあげたのに、随分欲張りね。そういえばいつの間にか言葉を話してるけれど、あなたは私たちのペットよね? 返事はなんだったかしら?」
「わ、わん!」
わたしが犬の鳴き声で返事すると、紗月さんは満足そうに頷いた。
「よくできました。そう、あなたは従順なペットでいればいいのよ。そうすれば私たちがずっと可愛がってあげるわ」
「わん、わん!」
「いい子ね。ちゃんと返事できたご褒美よ、ほら……」
紗月さんは、私の目の前に立つと自分のスカートを捲りあげた。
当然その奥の下着が丸見えに……はならなかった。
「わ、わうん!?」
スカートの下には何も身につけておらず、ノーパンの紗月さんは秘部をわたしの目の前に展開させていた。
「躾とはいえあなたに辱めを与えていたのだもの。私だけ安全というわけにもいかないでしょう」
「く、くうん……!」
「ほら、あなたここを舐めるのが大好きだったでしょう。ご褒美なのだからあなたの好きにしていいのよ」
「くうん、くうん!」
やっぱり紗月さんはなんだかんだ言って優しい。時には厳しい時もあるけれど、飴と鞭を使い分けて、こうやってご褒美をくれる時もある。
わたしは顔を伸ばして紗月さんのおまんこをぺろぺろと舐め始めた。
汗をかいたのか少しのしょっぱさと紗月さんの味が混ざり合って、いつまでだって舐めていられるくらい美味しい。
自然と自分を慰めていた手の動きが早くなる。
「ぺろ、ンッ、はぁ、ぴちゃ……ちゅる……んあっ、はぁ、くうん、くぅん……」
「んんっ、もうイくのね? いいわよ、私も、イくから、一緒にイきましょう」
「わん、わん!」
通じたことが嬉しくて、舌の動きも手の動きもスパートがかかる。
イきそうな寸前、ディルドを奥まで挿入すると同時に、紗月さんのクリトリスに吸い付く。
「ひぎっ、ん、んあああ! ぢゅ、ぢゅぷぷっ!」
「んあっ、甘織……そんなにしたら……ん、はあああん!」
わたしがイくと同時に、紗月さんもイかせられた。
紗月さんの愛液が顔に降り注いで、紗月さんの匂いに包まれる。
「ふぅ、はあ……良かったわよ、いい子ね、甘織。そうやって従順にしていれば、ずっと可愛がってあげるわよ」
「わん、わんわん!」
紗月さんに褒められて頭を撫でられた。
やっと足の拘束も解いてくれて、服を着させてもらった。
「さあ、体が冷えてしまったでしょう。家に帰って温まりましょうね」
「わん!」
その後、お家に帰って再びお風呂に入り直した。
紗月さんと一緒に入りたかったけど、疲れたから寝ると言って一緒には入ってくれなかった。
その後はもう寝るだけだ。
きょうのお休み係は真唯なので、真唯の寝室に向かう。
「さあ、れな子、おいで」
「わん!」
「ふふふ、よしよし」
真唯は一番わたしのことを尊重してくれる。
犬語で喋っていても言いたいことを察してくれるし、ペットになる前と変わらず優しく接してくれる。
「わんわん!」
「そうか、きょうもみんなと仲良くやっていたようだね。楽しかったかい?」
「わん!」
「ふふ、そうか。れな子が楽しいなら私も嬉しいよ」
抱き寄せて頭を撫でられる。真唯の愛が伝わってきて、心が温かくなる。
「……わぅん?」
でも、それ以上手を出してこないことに違和感を持って見上げると、言いたいことが伝わったのか、真唯は少し困った顔をした。
「ああ、きょうはやめておこう。れな子もみんなと触れ合って疲れただろう?」
「くん、くぅん?」
「……君を嫌いになんてなるわけないだろう。でも、君に負担をかけてしまうのは本意ではないんだ」
真唯は優しい。でも、わたしはみんなが喜んでくれるのが一番嬉しい。
だから、今も真唯が愛してくれるなら、全力で返してあげたいって思う。
「……ん」
「んっ……れな子?」
わたしから真唯にキスをする。
これで、真唯ならわたしの気持ちを察してくれるだろう。
「……やれやれ、君には敵わないな。でも後悔しないでくれよ? 誘ったのは君の方なんだから」
「ワン……んむっ」
今度は、真唯の方からキスをしてくる。
さっきの軽いキスじゃなくて、舌を絡めてくる本格的なキスだ。
ちゅぱ、ちゅる……というキスの音が頭に直接響き渡って、否が応でも気分が高まってくる。
「は、んんっ……」
キスされながら、気づけば真唯の足がわたしの足の間に差し込まれていて、太ももで敏感なところを擦り付けられる。
真唯はスケスケの寝巻き、いわゆるベビードールを着ていて、膝まで素肌のままなので、より直接体温が伝わってくる。
それが気持ちよくて、わたしも勝手に腰を動かしてしまう。
「ちゅ、はぁっ、ちゅぱ……ふふ、れな子は欲しがりだね。ならもっと気持ちよくしてあげるからね」
わたしのブラをずらし、露出した胸を揉まれる。
口、胸、股間の三点を刺激されて、頭がおかしくなりそうだ。
「ちゅ……ちゅ、じゅる、ん、むっ……はぁ、んんっ!」
「ん、はぁ、ああ、れな子。とっても可愛いよ。すまない、君に触れれば触れるほど、もっと君を欲してしまう。自分がこんなにもよく深いとは思わなかったよ」
「ふぁ、わぅん? ……あっ!」
股間を擦り上げていた足が離れた。
パンツは既にグショグショに濡れていて、真唯の太ももはネチャリと糸を引いていた。
快感が途切れた直後、足の代わりに真唯の手が伸びて、パンツの上から秘部に触れた。
「やっ、んんっ、ああんっ……」
「気持ちいいかい? れな子。なら、私も気持ちよくしてくれないか?」
真唯はわたしの手を取って、自分の秘部へと導いた。
わ……真唯もこんなに濡れてる。わたしに触れて、真唯も気持ちよくなってるんだ……。
それが嬉しくて、わたしも秘部に触れた指を動かす。
お互いの下着に潜り込んだ手がモゾモゾと動く。
もう相手の感じる場所も知っているから、その指の動きにも躊躇がない。
「わ……んんっ、はぅん……ああ、ンッ……」
「ああ、いいよ、れな子……そこ、うンっ……ああっ……!」
普段カッコよくて、非の打ちどころのない真唯がこんなに乱れているのはこういう時だけで、そんな真唯の姿を独占出来るのは嬉しい。
だから、その気持ちも指に込めて愛撫する。
「はあっ、れな子……そんなにしたら、私だけ先にイってしまうっ、一緒に、一緒にイこう」
わたしをイかせようと、真唯の指も激しくなる。
きょうは何度も絶頂を迎えているのに、そんなの関係なしに快感が高まってくる。
イきそうな瞬間、どちらから示し合わせるでもなく顔が近づいていった。
「ん、ちゅ……ちゅ、れるっ、ぢゅる、ちゅっ……」
「んあっ、はぁ……れな子、れあほぉ……ぢゅ、れぉっ、じゅっ、んっ、はぅ、ん、イく、イくよ、れな子っ! ん、んあああっ!」
真唯が絶頂すると同時に、わたしも耐えられなくなって絶頂する。
絶頂する時の、絶対に人に見せられないような真唯の顔が、わたしは愛おしくて仕方がない。
「はぁ、はあ……れな子、愛しているよ」
「わん!」
わたしも! という意味を込めて返事したのに、真唯は何故か、少しだけ浮かない顔をしていた。
「……すまない。本当は君をこんな風に扱いたくはなかったんだ。でも、君はあまりに魅力的すぎて、放っておけばいつのまにか君の魅力に惹かれた相手が増えていってしまう。こんな風に家に閉じ込めるしかなかった、私たちの心の弱さを責めてくれ……」
真唯は何かを堪えるようにわたしを抱きしめた。
でも、わたしは真唯が何に謝っているのか全然わからなかった。
だって、今わたしは最高に幸せなんだから。
こうやって真唯やみんなと愛し合えて、ずっと仲良く暮らしている。
これが、ペットになった甘織れな子の一日。
こんな生活がずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと続けばいいのにって、そう思いながら、わたしは眠りについた。
ハッピーエンド!!