【完結】Angel-04 この世界の女には人権がない 作:コベヤ
茫然と立ち尽くす俺を、ツインテールの少女は押し倒すようにしてすぐ後ろのソファへと導いた。
ソファは人が寝転べるほどに大きく、仰向けに倒れた俺の上から少女は覆い被さってこようとする。
小さな手が俺の肩にそっと触れ、ゆっくりと膝に跨ってくる。
しっとりと滑らかな尻の肌が俺の太腿に触れ、その生々しい重さが膝に沈み込んだ。
ダークブラウンのツインテールがゆらゆらと揺れ、ぶら下がる豊満な胸が視界の中で弾むように誘う。
思わず手を伸ばし、眼の前の胸に触れた。
指が沈み込むほど柔らかく、それでいて張り詰めた弾力があり、温かなマシュマロをそっと押すような心地よさを感じる。
乳房の重みが手のひらに乗り、肌の温もりがじんわりと伝わってきた。
人差し指と中指で下から掬って持ち上げるように撫でると、胸は波打つように揺れ、触れるたびにぷよぷよと形を変えた。
指を下乳に滑らせると、くすぐったいのか、少女はわずかに胸を浮かせて離れようとする。
だが、俺は追いかけるように先端を指で撫で、硬く尖った乳首を捉えた。
手のひらで突起を優しく擦り続けると、彼女の身体が小さく震え、吐息が漏れ始めた。
目の前で揺れる胸の谷間からは、汗と混じり合った甘い香りが漂い、湿った空気をさらに濃密にしていく。
少女の肌はしっとりと湿り、指が触れる度、柔らかな肉が吸い付くように絡みつき、微かな粘着感を残した。
その感覚は、俺の内に一度沈んだはずの欲望を再度暴き立てる。
射精したばかりだと言うのに、その欲望の捌け口を求め、俺のペニスは先ほどよりも怒張していた。
少女は乳首に与えられた刺激に顔を赤らめ、吐息を乱しながら俺を見つめる。
その潤んだ瞳は焦点を失い、どこか遠くを彷徨うように揺れていた。
抑えきれぬ衝動に突き動かされた少女はほとんど無意識に腰を浮かせ、むき出しの膣を肉棒にそっと当てがった。
その瞬間、濡れそぼった花弁が先端に触れ、微かな湿った音が聞こえた。
空気に晒されていた愛液はひんやりと冷たく、熱く火照った肉棒に触れると、ぞくりともどかしい刺激を呼び起こした。
少女はゆっくりと腰を揺らす。
膣の入り口が肉棒に沿って滑り、粘り気のある愛液が滴り落ち、ぬるぬるとした感触が俺を撫で上げる。
しかし、まだ挿れてはいない。
素股だ。
初めはおずおずと、探るような動きだったが、次第にそれは激しさを増していく。
やがて少女はがむしゃらに腰を振り、俺の肉棒に秘部を擦り付ける。
彼女の陰核が硬く屹立した男根の表面に擦り付けられ、圧迫されるたびに、彼女の身体はびくんと跳ね上がり、切ない吐息が唇から溢れた。
俺もまた、少女の素股に翻弄されていた。
彼女の腰の動きは寄せては返す波のようで、時に緩やかに、時に力強く、そして確実に俺を飲み込んでいく。
秘部が肉棒を半ば包み込むように滑り、たっぷりと絡みついた愛液が熱い蜜となって俺の肌を濡らす。
これじゃ生殺しだ。
早く目の前の女に挿れたい。
しかし、少女は一人で慰めているかのように、俺のペニスを道具として使い、己の快楽に没頭していた。
形の良い小さな唇から漏れ聞こえるのは、「あぁ、んっ」と、甘えるようなか細い声。
その響きで俺の中の何かが決定的に千切れた。
我慢の限界を迎えた俺は、少女の腰を掴んで、その欲求に従って肉棒を彼女の膣にぐいっと突き入れた。
少女は驚いたように「はああっ!」と短く叫び、その瞬間、膣がぎゅっと締まりつける。
閉め出すような、だが同時に求めるような強烈な締め付けが俺に襲いかかった。
俺は激しく腰を動かした。
挿し込むたび、膣壁が抵抗するように俺を押し返すが、引き抜くときは膣壁が引き摺り出されそうなほど強く吸い付き、ペニスを離そうとしなかった。
凄まじい快感を受けて、少女の身体から徐々に力が抜けていく。
彼女は肩にかけていた腕を折り曲げ、その身体を近づけると、俺にしがみつくようにして身を預けてきた。
腰の動きに合わせて跳ねるツインテールから仄かな花の香りが漂い、汗に濡れた肌からは甘い湿気が立ち上る。
しっとりと柔らかな胸が俺の胸板に押し付けられ、熱い肌が密着するたび、ぐちゅぐちゅと汗と愛液が混じり合っていく。
少女は嵐の中で木にすがる小鳥のように、俺に縋りながら快感に耐えていた。
そんな風に少女は自分ばかりが気持ちよくなろうとしてしていたので、「サボるな」と俺は彼女の白く柔らかな尻を力強く叩いた。
手のひらが触れた瞬間バシンという鋭い音が響き、大きな尻がぷるんと震えたをの感じる。
スパンキングの衝撃に、膣がさらにキツくなった。
その感触に味をしめて、もう一度、さらにもう一度と尻を叩く。
尻を叩く度にその締め付けは一層強くなって、俺の肉棒を熱く包み込んだ。
そして、それをこじ開けるように、肉棒を押し込む。
彼女は抑えきれずに獣じみた声を漏らす。
快楽に歪んだ顔が涙に濡れ、ピンク色の唇の端はよだれに塗れ、それが滴り落ち、そうやって乱れ果てた姿は堕落という言葉を連想させた。
あまりの快楽に少女は腰を浮かせて逃げようとしていた。
だから、俺は彼女の腰を両手でがっしりと掴み、逃がさないように引き寄せた。
罰として再び尻に手の平を振り下ろすと、彼女の尻の肌は赤くなっていた。
俺は尻を何度も叩き続け、そのたびに少女の身体はビクンと震え、甘い悲鳴が漏れた。
逃げることができないと悟った少女は、ただ快感に耐えようと俺の首に腕を回し、強く抱きしめてきた。
熱い肌が重なり合い、ぎゅっと密着すると、彼女の声にならない嬌声が耳元で聞こえる。
俺はますます本気になって、腰を激しく動かした。
肉槍が彼女の膣奥をごつんごつんと突くたび、彼女の身体が跳ね上がる。
少女は快楽に驚き、そのためお腹に力を込めて男根の衝撃を受け止めようとする。
その際の搾り取られるような感覚が俺を狂わせた。
ここだ。
この中に出したい。
俺は少女の背中に両手を回し、力強く抱きしめる。
絶対に逃げることがないように。
そして、ついに俺は少女の中に熱い精を解き放った。
まるで溶岩が噴き出すように、欲望は彼女の奥深くに注がれ、その豊満な身体を震わせた。
射精の瞬間、俺の全てを絞り取るように少女の膣が最後に強く締まった。
その後、少女は脱力したように俺の上に横たわり、荒い息遣いの中で二人はしばし沈黙した。
俺は少女の汗の滲んだ背中に手を置いたまま、天井を見つめていた。
鼓動がまだ収まらない。
「そっち終わった?」
唐突に佐伯の声が聞こえた。
「……ん? ああ、どうした」
「そろそろ替えようぜ」
軽い声だ。
空気と同じくらいの質量で耳に届いてくる。
「替えよう、って?」
「そいつのこと気に入ってたみたいだけどさ、こっちも良かったぞ?」
佐伯は笑いながら言った。
その笑顔には悪意など微塵もない。
雑談でもするような気軽さだ。
俺と少女はこんなにも結ばれているのに?
見てわからないのか?
俺は混乱していた。
だから、何も言えなかった。
佐伯は俺の沈黙を肯定と受け取ったのか、無遠慮に少女の腕を掴んだ。
少女は息も絶え絶えであったが、うつ伏せのまま顔を横にし、佐伯を見上げた。
そして、嬉しそうに笑った。
「は?」
その笑みを見て、さっきまで高まっていた鼓動や熱がサッと引いていくのを感じる。
さらなる快楽を期待しているのか、少女の表情は喜びに満ちていた。
彼女は佐伯に腕を引かれることを拒まない。
肌の温もりが徐々に俺から離れていく。
裸のまま、彼女は佐伯に引き起こされ、俺に一瞥もくれず、その背中は遠ざかっていった。
俺はソファの上で一人取り残された。
知らず、拳を握った。
歯を食いしばった。
手のひらに爪が食い込んで、皮膚を割った。
あれは俺のものじゃなかったのか。
そうじゃない。
最初から、誰のものでもなかった。
ただの順番。ただの回転。
俺はその流れの中で錯覚していたのだ。
支配していると、思い込んでいた。
俺を受け入れてくれたのだと、勘違いしていたのだ。
怒りの感情が思考を埋め尽くそうとする。
でも、それをうまく言葉にすることができない。
視線を横にやると、さっきまで佐伯がいた隣のソファに、裸の少女がうつ伏せになって倒れていた。
ツインテールのあの子と一緒に出てきたもう一人の少女だ。
俺は立ち上がり、長髪の少女の元へと歩いていくと、見下ろした。
ストレートの長い黒髪が、肩を隠すように散らばって流れている。
彼女の呼吸は浅く、肩が小さく上下していた。
意識はないようだが、生きてはいる、たぶん。
幸いにも、今にも溢れそうなこの感情をぶつける先はすぐ隣に転がっていたらしい。
彼女は大きなソファにうつ伏せで横たわり、腕を身体の下に折り畳んで気絶していた。
長い髪の隙間から覗いて見える背中には、肩甲骨の線が浮かび上がり、控えめな美しさを放っていた。
腰はしなやかにくびれていて、尻の曲線が女らしい柔らかな肉感を湛えている。
視線を落とすと、わずかに開いた足の間から、佐伯に穢された少女の秘部が露わになっていた。
濡れそぼった花弁は微かに開き、透明な愛液が内腿を滑り落ちて染みを広げている。
赤く腫れ上がった膣口は、荒々しい蹂躙の跡を残し、熱を帯びた生々しさを放っていた。
その身体に手を伸ばそうとした瞬間、奇妙な水音が聞こえた。
見れば、まだ使用していないソファに佐伯が座り、ツインテールの少女がその正面の床に膝をついている。
彼女は楽しげに佐伯の黒々とした男根に唇を寄せ、舌を這わせ、時折喉の奥まで飲み込んで奉仕していた。
犬みたいだ。
俺はそれを見るのが嫌で目を逸らした。
とっさに視線を逃がした先には、ガラスの灰皿が載ったローテーブルの下に、隠されるようにしまわれた箱。
開けてみると、性具が乱雑に詰め込まれている。
その中でも特に目を引いたのは、ダークブラウンの犬耳のカチューシャと、尻尾付きのアナルビーズだった。
耳と尻尾はふわふわと柔らかい。
しかし、シリコン製のアナルビーズは、先端は細く、徐々に太さを増し、一番大きなビーズで直径5cmを超える大きさで、底部には広がった円盤とその先に尻尾がついている。
俺はまず犬耳を手に取り、少女の頭にそっと乗せた。
ストレートのサラサラとした髪が指に絡み、無防備な寝顔に可愛らしさが加わる。
だが、彼女はまだ意識を失ったままだ。
次に、少女の尻に触れた。
白い肌は滑らかで、触れるたびに柔らかな尻肉に指が沈み込む。
尻の穴は小さく、慎ましやかに閉じており、まだ誰にも侵されていない清潔なピンク色を湛えている。
指先にローションを塗り、その冷たい液体が尻穴に触れると、少女の身体が微かに震えた。
円を描くように指を滑らせ、穴の周りをゆっくりとほぐしていく。
内壁が指を迎え入れ、強く締め付ける感触が暗い欲望を掻き立てた。
アナルビーズにもたっぷりとローションを塗り、躊躇なく少女の尻に押し当てた。
シリコンの先端が肛門の窄まりを押し開き、球体の異物が少女の内部へと沈み込んでいく。
そして、最も太い部分を飲み込む瞬間、少女の身体がびくんと跳ね、衝撃と痛みによって目覚めた。
驚愕と恐怖に満ちた瞳が俺を捉え、逃げ出そうともがく。
しかし、俺は彼女の細い腕を掴み、冷たい床へと押さえつけた。
少女は必死に抗い、身体を捻って逃れようとする。
暴れる度に細い肩が床に擦れ、力を込められた爪先が床の表面を引っ掻いていく。
だが、その抵抗は男である俺の前では無意味なものでしかなかった。
彼女を無理やり四つん這いに固定すると、丸々とした尻が突き出され、俺の前に無防備に晒された。
その屈辱的な姿勢が俺の支配欲に働きかけ、征服のやり直しに駆り立てられる。
逃げ惑う尻を押さえつけようと、俺は少女の腹に手を回した。
腰が左右に揺れ、抵抗するたびに柔らかな肉が俺の股間に押し付けられ、意地をもってそれは再び固さを取り戻していく。
このまま
強引に肉棒をねじ込むと、彼女の身体がびくんと跳ね上がり、喉から悲鳴とも喘ぎともつかない声が漏れた。
少女の膣は狭く、熱く湿った肉壁が俺を締めつけ、暴れるたびに生じる膣内の圧迫感が重たい快楽となって際限なく押し寄せてきた。
アナルビーズの尻尾の部分が腹に当たり、邪魔だと思ったが、それを外す気にはならなかった。
むしろ、膣を突くリズムに合わせ、腹でビーズを尻の奥へと押し込んでやった。
両手で少女の腰を掴み、パンパンと汗と愛液に濡れた尻肉が波打つほど激しく打ちつけた。
長髪の少女はその異物感を嫌がり、片手を床に突きながら尻のビーズに手を伸ばした。
俺はその手を叩き落とし、躾とばかりに白い尻を強く打った。
柔肌が瞬時に赤く染まり、彼女は痛みに身体を震わせたが、それでもなお逃れようと藻掻いていた。
その反抗的な仕草が、俺の内に眠る嗜虐心をさらに煽った。
俺は少女の望み通りにアナルビーズに触れると、力任せに一気に引き抜いた。
突然の刺激に少女は足をビクンと内股にして強張り、動かなくなってしまったが、尻穴が空気を吸い込むようにひくついたのを見て、俺はもう一度ビーズを押し込む。
何度も何度も、無理やり、執拗に、壊れるまで。
そこまでやらないと意味がないから。
苦痛と快楽に苛まれた彼女は、ついに飛び上がるように身体を弓なりにのけぞらせた。
やや控えめながらも張りのある乳房が突き上がり、汗に濡れて震えている。
それにつられて視線を上げると、ツインテールの少女が佐伯に正常位で犯されている光景が目に入った。
佐伯は彼女の脚を大きく広げ、太腿を押さえつけながら、激しく腰を打ちつけていた。
少女は嬌声を上げ、細い腕を佐伯の背中に回し、快楽によがりくねっていた。
その淫らな姿に、胸の奥で何か熱く焼けるような感覚が広がる。
眼の前の長髪の少女を激しく犯しながらも、俺の視線はツインテールの少女に釘付けだった。
腰を深く突き上げ、彼女の膣を容赦なく抉った。
狭い内壁が俺を締めつけ、愛液にまみれた熱い感触が快楽を増幅させた。
そして、抑えきれぬ感情を吐き出すように、長髪の少女の奥深くへと射精した。
熱い精が彼女の体内に注がれ、迸る快感に一瞬、動きが止まる。
ふと気づいた。
俺が犯していたのはあのツインテールの少女ではなく、目の前の長髪の少女だったことに。
その事実が虚しかった。
ペニスを抜くと、ヌルリとした感触が残り、溢れ出た精液が太腿を伝って床に滴った。
長髪の少女は四つん這いのまま額を床に押しつけ、動かなくなった。
力任せにアナルビーズを引き抜くと、「グァッ」とくぐもった声が漏れ、彼女はぐったりと床に倒れ込んだ。
泡を吐いて、気絶している。
一つ息を吐きながら視線を移すと、佐伯も行為を終え、立ち上がったところだった。
ツインテールの少女はソファの上に横たわり、胸と脚を大きく広げて放心していた。
快楽に歪んだ顔は汗に濡れ、半開きの唇から荒い息が漏れていた。
彼女の身体は愛液と汗にまみれ、淫靡な光沢を帯びていた。
俺がその光景をぼんやりと眺めていると、受付のスタッフがそろそろ時間が尽きることを告げにきた。
目も合わせず頷き、床に落ちていた服を拾って身に着けた。
部屋を出る際、一度振り返って、裸の少女たちを見た。
今夜もきっと、別の客の相手をするのだろう。
あの子も、あの夜も、夢のなかの出来事のように、指の隙間から零れていく。
排気ガスとゴミの匂いが鼻を突き、都会の汚れた空気が肺に染み込む。
始発の時間が近づいていた。
繁華街の明かりは少しずつ色褪せ、世界はゆっくりと朝の支度を始めている。
その片隅には確かに眠気と疲弊が漂っていた。
「……帰るか」
佐伯が大きく伸びをして、呟いた。
「ああ」
俺もそれに応えるが、自分の声がひどく遠くに聞こえた。