※この作品はR-18です。

【完結】Angel-04 この世界の女には人権がない   作:コベヤ

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白痴の天使Ⅳ

 少女はソファの上で無防備な肢体を投げ出して眠りに落ちていた。

 俺は少女に顔を近づけて、その寝息を間近で感じる。

 左手を彼女の頭に回し、柔らかな髪を梳くように支えながら、唇を重ねた。

 彼女の唇は柔らかく、果実のように瑞々しく、俺は舌を滑らせて彼女の唇を舐めた。

 

 したいわけではない。

 しなければならないのだから、そうしただけだ、と自分に言い聞かせる。

 だが、少女の唾液に蜜のような味わいを感じたことは事実であった。

 

 キスをしながら、右手で服の上から少女の胸に触れる。

 小さな膨らみは、揉むというより、優しく撫でるのに適した大きさで、手のひらに収まるほど控えめだった。

 

 力は込めず、ただ布地越しに輪郭をなぞるだけ。

 小さな胸ではあるが、未成熟であるがゆえに禁忌を犯しているような気がして、その非道徳が魅惑的に感じる。

 

 その瞬間、少女の瞼が微かに震え、ゆっくりと目を開く。

 突然のことに、戸惑いが少女の顔に浮かぶ。

 わずかに眉が寄り、唇が震えるように動いただけだったが。

 きっと、どんな反応を示すべきなのか知らないのだろう。

 

 俺はためらうことなく、右手を彼女の服の中──緩くひもで結ばれた胸元の襟の隙間に──に滑り込ませる。

 服の下の素肌は滑らかで、肌と布地との間の暖かく湿った空気が手を覆うように絡みついてくる。

 

 五本の指を脇腹から肋骨へと這わせ、骨の細やかな輪郭を感じながら、ゆっくりと上へ。

 触れるか触れないかの微妙な距離を保ち、わずかな膨らみの下乳の皮膚を、胸の中心に向かって愛撫する。

 直接触れた胸の感触は、若々しい張りが指先を押し返すように弾力に富みながらも柔らかい。

 熟し始める直前の果実を優しく探るような想像をした。

 

 指が乳輪に到達すると、乳首には触れぬよう、円を描くように周囲を刺激する。

 ねっとりと指の腹で肌を擦り、ささやかな摩擦で小さな胸を震わせる。

 執拗に輪郭をなぞり、熱を溜め込むように、ゆっくりと回す。

 

 すると、布地の上からでもはっきりと、少女の乳首が硬く立ち上がる。

 尖った先端が服を押し上げ、薄い桜色が透けて見えた。

 

 長々と焦らした末に、ついに乳首の先端に軽く触れる。

 指先が擦れると、少女はくすぐったいような甘い痺れに耐えかね、胸を引いて背筋を伸ばした。

 それを逃すまいと、指で追いかけ、乳首の側面をそっと撫で、指の腹で軽く弾く。

 なでるたび、彼女の身体が内側に縮こまろうとするのを、左手で背中を支えて胸を前に突き出させる。

 

 さらに、乳首を真上から押し込み、軽く揺らす。

 手のひらで優しくこね、人差し指と中指で挟み、微かに引っ張る。

 少女は足をぴったりと閉じ、何かを堪えるように太ももを擦り合わせた。

 

 背中に触れていた左手を離し、力の入った太ももを優しく撫で下ろす。

 布地越しに伝わる温かな肉の弾力に指を沈ませると、彼女の身体が強張る。

 そのまま、内ももへと手を伸ばし、ぎゅっと閉じられた脚の間に指を差し込む。

 

 こそばゆいのか、少女の脚にさらに力がこもり、温かな太ももの感触が、俺の指を囚えた。

 太ももに閉じ込められた手で服の上から秘部にそっと触れるが、まだ膣には触れずに恥丘の膨らみを指先で擦り、大陰唇の輪郭を円を描くように撫でる。

 次第に、筋に沿って指を滑らせ、彼女の奥深くに隠されている溝を念入りになぞる。

 その小ぶりな花弁をそっと花開かせる儀式のように。

 

 乳首を責めていた右手を服から抜き、膝裏に手を引っかけるように持ち上げて、無理やり少女の足を開かせる。

 

 そうして露わになった秘部に服の上から手のひらを被せ、小さな突起に指を合わせる。

 布地越しに左右へ転がすように指を動かし、その意味も知らずに膨張した突起を弄ぶ。

 

 同時に、筋をなぞる刺激を加えると、秘部を覆う布地が少しずつ濡れ始め、甘い蜜が布を透かして光る。

 少女は足を大きく広げ、腰を後ろへ逃がそうとくねらせながら、懇願するようにその小さな手を俺の手に重ねてきた。

 

 俺はその反応見て、クリトリスをじんわりと押し潰す。

 すると、少女はビクンと体を揺らし、布の内側から熱くしっとりとした染みが広がっていく。

 

 俺は少女の服の側面に絡まる結び目を荒々しくほどき、布地を強引に引き剥がすと、少女の無垢な肌をはだけさせた。

 控えめな膨らみの胸がふるふると震えて、ピンと張りつめた桜色の乳首が立ち上がっている。

 ほっそりとくびれた腹部の真ん中には、臍の小さな窪みが影を落としていた。

 

 しかし、少女は秘部をその小さな両手で覆い、守ろうとする仕草を見せた。

 初めての快楽に戸惑うようにちらちらと視線をこちらに向けるが、その頰は赤く染められている。

 セックスを知らないくせに、隠さないといけない場所はわかっているような、そんな本能な抵抗が欲望を刺激する。

 

 俺はその手を無理やり引き剥がし、彼女の秘部を露わにする。

 ぬらぬらと輝く愛液の糸が、細く銀のように伸び、切れ切れに滴り落ちた。

 

 べっとりと濡れた割れ目はピンクの花弁が微かに開き、甘い蜜を湛えて輝いていた。

 勃起したクリトリスは小さな珠のように突き出していて、それが俺の指を誘う。

 

 指を直接その割れ目に当て、ぬるぬると沿わせる。

 少女はびくりと身体を震わせたが、俺はそれを無視して、指を滑らせる。

 湿った溝をなぞる度に少女の淫裂が反応し、温かな蜜液が指先にまとわりつく。

 

 やがて、指を膣の中にそっと沈めていく。

 温かくぬめぬめとした内壁が指を包み込み、熱い脈動が伝わる。

 俺はそれを確かめながら、膣の中を探り、上部の壁にざらざらとした箇所を見つけ出す。

 その場所を持ち上げるように何度も何度も押し込む。

 

 突然、何かを予感した少女が足を閉じようとしたので、左手を使って太ももを強引に押し広げて、自分の体をさらに近づける。

 

 そのまま彼女の股間に頭を突っ込んで、クリトリスを口に含む。

 熱く腫れた突起を唇で包み、吸って、舌の先で弄ぶ。

 Gスポットの方も動きを止めず、指でトントンとリズミカルに押し続け、これ以上ないほど硬くなったクリトリスを再び舌の先でこねくり回す。

 

 少女は不規則に息を止めたりしながら、耳まで赤くして、焦ったような表情が浮かべる。

 小さな手を俺の頭に添えて、離そうと抵抗するが、強引に責め続ける。

 

 だんだんと少女の背中が丸まってきて、抑えきれない快感に耐えようと俺の頭に抱きつくようにしがみつく。

 指先が俺の髪を乱し、彼女のくぐもった声が耳を掠める度に責めを強めていく。

 

 そして、少女は絶頂を迎えた。

 

 大きく体を反らし、びくびくと震えながら、尿道から熱い水をぴゅっと散らした。

 彼女は息を乱し、ぐったりとソファに沈む。

 透明な液体を股に伝わせながら、肢体を震わせ、余韻に浸るその姿は官能の果てに堕ちた天使のように美しい。

 

 俺はそんな少女の背中に手をまわし、上体を起こさせると、彼女の細い体が腕の中にすっぽり収まった。

 そして、再び少女に唇を重ねた。

 

 今度は深く、少女の口を舌でこじ開け、歯の中に隠れていた小さな舌を探り当てると、舌を絡めて、愛撫する。

 息が続かなくなるまで、何度も何度も濃厚なキスを繰り返し、互いの唾液を口内で混ぜ合わせて、飲んでは飲ませる。

 

 そうして抵抗をやめた少女を、俺はソファからお姫様抱っこで持ち上げた。

 彼女の身体は軽く、触れた腕に柔らかな肢体の感触と温もりが伝わって、さらさらとした髪先が頰を撫でるたび、仄かな甘い香りが鼻腔をくすぐった。

 そして、布団の上にそっと彼女を下ろすと、少女は仰向けに横たわり、潤んだ瞳で俺を見上げた。

 

 矛盾を感じる。

 嫌がっていた割には、こうすることをずっと望んでいたような気もする。

 

 だからだろう。

 俺は服を脱ぎ捨て、硬く屹立した男性器を彼女の眼前に突き出した。

 脈打つ熱と張りが青い血管を浮き立たせたそれは獣の牙のようにそそり立ち、彼女の視界を覆ってしまうほどに大きく膨張していた。

 

 一体、今まで生きてきてこんなにも興奮したことがあっただろうか。

 心臓が激しく鼓動し、血が沸騰するように全身を駆け巡る。

 まるで初めて女を知る少年のように、俺はただ彼女の前で立ち尽くしていた。

 

 だというのに、Angel-04は興味深げにそれを見つめるだけだった。

 瞳が大きく見開かれ、好奇心と戸惑いが混じり合い、長い睫毛がパチパチと動く。

 

 何をすればいいのかわからないらしい。

 ふいに視線を上げ、俺の顔をじっと見つめてきた。

 その瞳は純粋で、どこまでも無垢だった。

 

 ずいと一歩近づく。

 すると、彼女は反射的にわずかに身を引く。

 

 距離が縮まらないまま、彼女の視線が再び男性器に戻る。

 その様子に、俺はようやく思い当たる。

 彼女には、ペニスを口に含むという発想が無いらしい。

 

 考えてみれば当然だ。

 誰もそんなことを教えてこなかったのだから。

 むしろ、こんなグロテスクな器官を自分から口にしようとする方が変なのかもしれない。

 

 しかし、何と言って伝えたらいいのか。

 そもそも、言葉なんて通じてないし。

 

 だが、彼女は頭が悪いわけではない。

 包丁を使って野菜を切ることができたのだから、実物を使って教えれば、理解できるかもしれない。

 

 俺は裸のままキッチンへ足を運び、冷蔵庫の扉を開けてニンジンを取り出す。

 冷えた野菜の表面に残る土の粒子を、流しで丁寧に洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

 無意識にピーラーを手に取り、皮を剥こうとしたところで、ようやく本来の目的を思い出す。

 

 敷布団の上では、Angel-04が女の子座りでぺたんと座り、所在なげにシーツの端を指で撫でたり、摘まんだりしている。

 さっきまであんなに興奮していたというのに、俺の方も微妙に萎えてしまっていた。

 

 それでも、彼女の前にどっかりと腰を下ろし、彼女の身体をこちらに向かせる。

 手に持ったニンジンを上向きに立て、掌で包み込むように握り、下から上へ、上から下へ、ゆっくりと摩擦を繰り返す。

 普段、一人で自慰をするときはこんな風にしている。

 というか、これ以外のやり方を知らない。

 

 自慰を再現するというのもあって妙に気恥しいのだが、そんなの気にせずに少女はじっとニンジンを見つめている。

 俺はその視線を誤魔化すように、彼女の細い手をそっと取り、ニンジンに重ねて、二人で擦ることにした。

 止め時が分からなくってしばらく続けていたのだが、手がつかれてきたタイミングで当初の目的を忘れていたことに気付く。

 正直に言って自分でやるのはかなり嫌なのだが、それでも教えないというのも不都合だ。

 

 俺は一つため息をついて、ニンジンを口に含む。

 唇で包み込み、前後にゆっくりとストロークさせる。

 

 横目で少女を見ると、彼女は息を潜め、こちらをじっと見つめている。

 だから、真面目になって舌先で先端の細い部分を舐めてみたが、口の中までは見えないことに気づいた。

 

 冷静に考えてみると、どうして俺はこんなことをしているのだろう。

 裸でニンジンを咥え、それを人に見せつけながらしゃぶっている。

 なんだか笑えてくる。

 

 急に馬鹿馬鹿しさが込み上げてきて、ニンジンを無造作に部屋の隅へ放り投げた。

 

 立ち上がり、萎えかけたペニスを少女の眼前に向けた。

 だが、少女は訝しげに俺を見上げ、困惑を顔に浮かべる。

 

 流石にニンジンを男性器の代わりにするのは無理があったか?

 

 仕方なく、少女の手を取り、萎えかけたペニスに添わせる。

 俺の手で導くように、何度か上下に動かしてみる。

 

 それだけでわかったのか、少女は力が入っているんだか入っていないんだか判断のつかない緩さでペニスを握った。

 たどたどしい手つきで、ゆっくりと扱き始める。

 

 ひんやりとした手で敏感な部分に触れられると、それだけで股間に血が集まっていくのを感じる。

 それでも少し芯が通ったような硬さ以上になることはなかった。

 慎重すぎて、あんまり刺激を感じないのだ。

 

 俺はじれったくなって、ペニスを少女の口元に近づける。

 少女は急な動きに目を丸くしたが俺の意図を察したようで、ためらいがちに口を開いた。

 赤く瑞々しい舌を覗かせて、子猫が乳を求めるように亀頭をぺろぺろと舐める。

 

 だが、教え方が中途半端だったせいか、少女はペニスの先端を舐めるだけでそれ以上のことをしようとはしない。

 というか、さっきの俺の適当なニンジンしゃぶりを真似しているだけで、フェラチオという行為の基本形も意図も知らないのだろう。

 もっと口の中に入れて、しゃぶってほしいのだが。

 

 俺は少女の頭をがっしりと掴むと、ペニスを口の中、喉の奥まで突き刺した。

 当然、少女は突然の衝撃に咳き込むが、気にせず前後に腰を振る。

 

 小さな口の中は温かい唾液で溢れていて、ぬるぬるとした感触に包み込まれる。

 そうして無理やり押し込んだ肉棒は、刺激によってどんどん大きくなっていって、ますます少女を苦しめる。

 

 ごふとむせる少女は目を赤くして、俺の腰に手を当てて動きを抑えようとするが、そんなのお構いなしに喉の奥を蹂躙していく。

 小さな唇がマラの形に押し広げられてまとわりつく感覚。

 ざらざらとした舌で裏筋を擦り、喉の奥にぶつかる亀頭が気持ちいい。

 

 そして、俺は少女の喉奥に亀頭を押し付けると、射精した。

 ドクドクと吐き出される熱い精液が少女の口内を汚していく。

 

 俺は少女の顎を押さえ、尿道に残った滴を絞り出す。

 そうこうしているうちに少女は喉をごくりと鳴らして、口内の白濁液を飲み込んでしまった。

 

 まさか精液まで飲み込んでしまうとは。

 こいつは口に入れるものなんでも飲み込んでしまうのかもしれない。

 

 ペニスをゆっくりと口から引き抜くと、彼女の身体は力なく崩れ、両手を床について四つん這いになって倒れ込んだ。

 糸を引く白く濁った唾液が顎を伝って落ち、瞳は涙で濡れて焦点を失い、荒い息が部屋の静寂に響く。

 

 俺は少女に目線を合わせて、頭を撫でた。

 教えたことができるようになったご褒美というか、合図というか。

 無理やりやったことではあるが、いつの間にか俺の方も癖になっていた。

 

 肉体的な接触でありながら、比較的穏やかで疲れない。

 それに、ふわふわとした髪の感触が手に馴染む。

 

 だが、こんな状況で、そんなことに心地よさを求めている自分の白々しさに気づいてしまうと、そんな気分ではいられなくなる。

 

 俺は何をしているんだ。

 

 誤魔化すように、俺は放心したままの少女の肩を押し布団の上に倒すと、彼女の身体は白いシーツに沈むように横たわる。

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