疲れ果てた2人を自室に送り届けてからマイルームに戻った藤丸は自身の疲れを自覚してぐっすりと眠りについた。
そんな藤丸は翌朝にダヴィンチからの呼び出し音で目を覚ました。
「やあやあマスター君、起こしてしまってすまないね」
「大丈夫だよダヴィンチちゃん、どうしたの?」
そう藤丸が質問するとダヴィンチはすまなさそうに答えた。
「君専用のカルデアについての相談になるんだけど、コンセプトに反するお願いをしたいんだよね」
「コンセプトに反する?」
何の事かと藤丸は首を捻って聞き返した。
「本来は"君が冊子から性処理を頼みたいサーヴァントを選ぶ"ってコンセプトだったじゃないか、その頼む対象を一時的にこっちが選んだサーヴァントから選んで欲しいのさ」
「うーんどういう事?」
まだ理解出来ない藤丸は更に解説を求める。
「メルトリリスやモルガン達が君に抱かれて以来上機嫌でね、それでマスターに抱かれるのはそんなに幸せなのかと女性サーヴァント内で話題が持ちきりなのさ」
そう言って一旦コーヒーを啜りダヴィンチは続ける。
「だから今朝から君に逆指名が止まらなくてね」
「そこで君に逆指名をかけたサーヴァント達の中から優先的に性処理を頼みたい相手を選んで欲しいのさ」
そう言われた藤丸は頷いた。
「うんわかったよ、でもそんなに居るの逆指名をしたサーヴァントって?」
「ああ、現在の時点で16人だね」
思ったよりも人数が居て藤丸は驚いた。
「そっかぁ了解、ジャンヌオルタやマリーオルタやテュフォンには後で謝らなきゃ」
そう返事をした藤丸に感謝を伝えダヴィンチは逆指名したサーヴァントを纏めた冊子を作るのだった。
「そうだマスター君、忘れるところだったよ」
「はい、ルーンの腕輪!」
「何これ?」
そんなやり取りをした後藤丸は笑っているダヴィンチに尋ねた。
「でなんなのその腕輪?」
その質問にダヴィンチは待ってましたとばかりにハイテンションで答えた。
「これはねカルデア女性サーヴァントの皆の協力のもとに作り上げたルーン魔術を刻んだ腕輪さ♪」
そう言って手渡された銀の腕輪を観察すれば確かに細かなルーン文字が見える。
「ふーん、でどうゆう効果があるの?」
何気なくされた質問にダヴィンチは先ほどのようなハイテンションで答えた。
「それはね<母乳のルーン>さ」
「は?」
思わず聞き返した藤丸にダヴィンチは笑顔で再び答えた。
「だーかーらー<母乳のルーン>だってば」
笑いながらダヴィンチは説明を続ける。
「それをはめた腕で対象の乳房に触れながら<母乳のルーン>と思い浮かべるんだ、そうすると対象は母乳が出せる体質に変化する」
あっけらかんととんでもない機能を伝えるダヴィンチに藤丸は開いた口が塞がらない。
「ああ、後遺症については心配要らないよ、母乳が出せるのは一時的だし他の副作用も後遺症も無いからね」
自分で試したから大丈夫だよとダヴィンチは嘯く。
「イヤいや何でそんなもの作ったのさ?!」
混乱した藤丸が質問するとダヴィンチはスッと真面目な表情になって答えた。
「勿論君のプレイの幅を広げるためさ」
そう言われて藤丸は沈黙する。
「君専用カルデアの発足意義的に君の性処理の優先度は高い」
「このままイチャラブを続けてもいつかマンネリ化するかもしれない」
「そんな"もしも"に対策するためさ」
そう答えたられては藤丸は何も言えない。
「それに君が今日指名したサーヴァント達には特にお似合いのプレイになりそうじゃないか♪」