BL警報!
これ以上に騒ぎを大きくしようとする水輝を何とか制し、報道陣を振り切って優一郎は一目散に水輝の家に向かった。玄関を開けて水輝を先に家に放り込み、自分が入った後で鍵をかけて深々と息を吐く。
「水輝さん、お疲れさま」
優一郎はにっこりと笑って水輝に言った。優一郎に放られて玄関の奥で廊下に頭から突っ込んでいた水輝がのろのろと身体を起こす。
「いやまあ、とりあえず寝室の穴を何とかしねえと」
疲れたように笑って水輝が寝室に向かう。そういえば桂が壁をぶち抜いて逃げ出したのだ。そのことを思い出した優一郎は慌てて水輝の後を追った。
「こりゃひでえなあ……」
寝室に入ったところで水輝が呻く。寝室の壁の一面は無惨に壊されていた。
「あれは、完全な失敗作でした。水輝さん申し訳ありません」
苦渋の表情を浮かべて優一郎は小声で言った。すると水輝が苦笑してぽんと優一郎の頭を撫でる。
「おまえが謝ることねえだろ? まあ、直そうと思えば直せないことも……っと」
そう言って水輝が手の中に翠色の宝珠を現す。確かこうかな、と呟いて水輝が片手に宝珠を、もう片方の手で壊れた壁の端に触れる。ほどなく水輝の手に力が集まり、ゆっくりと壁の瓦礫が元通りの形に戻り始めた。
今回の事件も引き起こしたのがあれだって事がはっきりしている。早急に処分しないと……。やはり、ヒューマノイドを自律させようという試みが間違っていたんだ。水輝が壁を修復するのをじっと見守りつつ、優一郎は考えを巡らせた。
この居住区を覆うドームに穴をあけたのが桂だということは判っている。桂は処理されるのを恐れて手の届かないところに逃げようとしたのだろう。ドームの外でも桂が生きられることは、先の事件で証明されている。
「よっ、と。これでいいかな」
修復し終えた壁を撫でて水輝が宝珠を器にしまいこむ。そこでふと気付いたように水輝が優一郎を見た。
「そういえば仕事はいいのか?」
「仕事もしないといけませんけど、少しだけ……だめですか?」
切ない気持ちになって優一郎は上目遣いで水輝を見た。すると困ったように笑って水輝が頭をかく。
「おれ、さっきからやりたくて仕方ねんだけど」
笑い混じりに言って水輝がゆっくりと優一郎に歩み寄る。首筋に抱きつかれて優一郎は思わずほっと息を吐いた。
「水輝さん……」
水輝の頭を片手に支えて優一郎は唇を合わせた。ん、と小さな声を漏らして水輝が口を開く。優一郎は舌を伸ばして水輝の口の中を愛撫しつつ、片手で水輝の股間を弄った。優一郎が舌や手で撫でるたびに水輝が切なそうに声を漏らす。
「はは、駄目だ。やっぱ、我満できねえ」
唇が離れた合間に水輝が掠れた声で言う。水輝の手が優一郎の股間を這い回り、勃起したペニスを指に挟んで服越しに撫でる。
「水輝さんのほうが固くなってますよ」
優一郎は水輝の股間を弄りながらくすりと笑った。水輝がびくんと身を竦めて物欲しそうな目で優一郎を見る。濡れたその視線を見た優一郎の下腹部にどくんと熱がこみ上げた。
水輝に触れられるところが全て気持ちが良く、もっと欲しくなる。優一郎は水輝の身体を抱きしめてゆっくりと歩を進め、ベッドに押し倒した。互いのペニスを服越しに弄り回しながら深く口づける。
「んっ、水輝さん……」
優一郎はベッドに横になり、水輝の身体を横に向けた。互いの足を絡め、片手で水輝のペニスを探りながら、もう片方の手を尻に回す。服越しに肛門を指先で探ると水輝がびくんと背を反らした。
「あっ!」
掠れた声を上げて水輝が腰をくねらせる。優一郎は欲求のままに水輝の服を緩め始めた。荒い息を吐きながら水輝が震える手で優一郎のズボンを引き下ろそうとする。
「す、滑って、うっ、あ、手が、震えて」
「んふっ、すごくいやらしい顔ですよ。水輝さん……」
優一郎は艶っぽい水輝の顔を間近に見つめて囁いた。昂奮に濡れた目で水輝が優一郎を見つめる。優一郎は水輝の唇を塞ぎながら、水輝のジーンズの中に手を入れた。
「んぅ!」
優一郎が指先で肛門を探り当てた瞬間、水輝が口の中で呻く。優一郎は水輝の口に舌をねじ込み、片手で水輝のペニスをつかまえた。少し開きかけた肛門を指先で弄り、もう片方の手でペニスをゆっくりと擦る。そうしているうちに水輝の手が漸く優一郎のズボンの中に入ってくる。
「ほら、水輝さん、掴んで」
わざと手の動きを緩めて焦らしながら優一郎はにっこりと微笑んだ。
「う、うん」
掠れた声で答えて何度も頷いた水輝が震える手で優一郎のペニスをつかむ。水輝は顔に喜色を浮かべて片手で強引に優一郎の穿いているものをずらした。
「すげえ濡れてる……こっちも?」
吐息混じりに言って水輝が片手を優一郎の尻に回し、肛門を指先でつつく。
「ええ」
艶のある笑みを浮かべて優一郎は頷いた。ごくん、と唾を飲んだ水輝がゆっくりと優一郎の肛門に指を押し込んでいく。優一郎はこみ上げてくるものを堪えて水輝の肛門に指を挿入した。
「あああ!」
びくんと身を反らして水輝が甘ったるい声を上げる。優一郎は慌ただしく水輝の穿いているものを剥ぎ取った。改めて水輝の肛門に指を入れ、狭い肛道をかき回す。
「あっ! そこっ! いいっ! 優一郎っ!」
艶のある水輝の声を聞いた優一郎の腹の底にどくんと熱が溜まる。優一郎は荒い息を吐きながら水輝に身を寄せた。昂奮のままに喘ぎながら水輝が優一郎の肛門に指を根元まで突っ込み、中を弄り回す。
「水輝さん、どうしてほしいですか?」
優一郎は間近に水輝を見つめて微笑みを浮かべた。水輝が鳴きながら突き出した舌を舌で絡め取り、軽く歯を立てる。
もう、エピタイが酷いw
毎回、エピタイを考えるのが大変で……。
ネーミングセンスがゼロなんですよね……。