BL警報です!
その日、目が覚めたらベッドの中に優一郎はいなくなっていた。水輝は寝ぼけながら毛布にくるまり、ぼんやりと誰もいないベッドを見つめた。何度かため息を吐いてから水輝はのろのろと身を起こした。
このところ、優一郎と一緒にいる時間が格段に増えてきている気がする。だが事態は確実に切迫していて、日々疎開する者たちでゲートは溢れかえっている始末だ。水輝はぼんやりと考えを巡らせながら枕元に手を伸ばして煙草の箱を取り上げた。
どれだけ人口が少ないとは言っても十万や二十万では到底きかないほど、ドーム内には人が暮らしている。最初は『塔』内部だけだった危機感もあっという間に外に広がり、今ではドームに居る誰もが切迫した状況に追われている。例外は機械化人化した女性たちで、彼女たちは出来上がった順に仕事を振られ、各自が割り振られた仕事に従事している。
煙草を吸いながら水輝は寝室の中をぐるりと見回した。優一郎がいないだけで部屋がやけに広く感じられる。寂しい気持ちになりながら水輝は渋い顔で煙草を吸い続けた。
今『塔』に行っても作戦部には特に仕事は回ってこない。どーすっかなー、と水輝が呟いたところで枕元に放り出していた通信機が震えはじめた。水輝は素早くそれをさらい、耳にあてがって応答した。すると通信機の向こうから優一郎の声が聞こえてくる。
『水輝さん。いよいよ、水輝さんの研究の成果を試す時が来ましたよ!』
弾んだ声で言われて水輝は思わず微笑みを浮かべた。
「おおー。前に言ってたやつか。で? 具体的なことはおれは何も聞いてないんだが」
話をしながら水輝はベッドを降りた。裸のままで寝室を抜け、バスルームに向かう。バスルームに入って通信機の部分だけ水を避けるように力を掛けてから、水輝はシャワーのコックを捻った。
『あとは、水輝さんの精液を注入すれば、新種の誕生です!』
「な、る、ほ、ど。要は片っ端から犯せって理解でいいか?」
頭から熱めのシャワーを被りながら水輝は喉の奥で笑った。優一郎の声を聞いているだけでぞくりとした心地の良いものが背筋を伝う。
『ぶっちゃけた話、そういう事になりますね。個人的には、ちょっと嫌ですけど』
「あ、すげえ嫌そう。でもおれも他の奴相手に勃つか、ちょっと自信ねえなあ」
優一郎相手ならすぐなんだけど。そう言いながら水輝はちらりと自分の股間に目を落とした。こうして話をしているだけでも身体が反応し、ペニスがむくりと起きあがる。その様にくすくすと笑いながら水輝は手早く身体を洗い流した。
『そのあたりは、お手伝いしますから』
「薬みてえにして、先におれの精液をとっといてぶち込むってのはなしか?」
水輝はシャワーの湯を止めてぱちんと指を鳴らした。力に煽られた水滴が一瞬で身体の表面から消える。水輝はそのままバスルームを出て寝室に戻った。着替えをクロゼットから取り出して手早く身に着ける。
『残念ながら……』
ため息混じりに優一郎が返答する。優一郎のことだ。一応は試してはみたのだろう。なるほど、と呟いて水輝は下着の上にジーンズを穿き、シャツを羽織った。ジーンズの上着を引っかけたところで優一郎の気配を目指して転移する。一瞬で空間を跳躍した水輝は研究室にいた優一郎のすぐ傍に現れた。
「よ。直接話した方がいいだろうから跳んできた」
耳から通信機を外し、ジーンズのポケットに入れながら水輝は優一郎に声を掛けた。相変わらず優一郎の研究室の中では研究員たちが忙しそうに働いている。
「水輝さん、ようこそ」
微笑みを浮かべて挨拶してから、優一郎は研究室の隣の部屋に水輝を案内した。ここは新しく優一郎が実験室にした部屋だ。水輝はぐるりと部屋の中を見回してから身震いした。どうやらこの実験室は低温に保たれているらしい。
「被検体はこちらに。半覚醒状態を維持しています」
そう言いながら優一郎が部屋の隅に寄る。ベッドの並ぶ部屋の中で、男が横たわっているのはそのベッド一つきりだった。優一郎について歩いた水輝はベッドに横になっている男を見て目を細めた。確かこの男は実鈴を脅迫していた多村久弥とかいう奴ではないだろうか。
「ほーん。自ら志願で被験者か?」
「この方が、何か? 適性値で最高クラスを示した者の一人ですけど」
説明した優一郎がにっこりと笑う。なるほど、と呟いて水輝はまじまじと久弥を見た。中肉中背、年は二十代半ば、容姿は人並程度。そんなことを思いながら水輝はそれで、と優一郎に目をやった。半覚醒状態だからなのか、久弥は目は開いている。が、その目はぼんやりとしていてどこも見ていないように見える。
「で? これを犯せと。裸の男を転がされても勃起しないんだが」
困った顔をして水輝は頭をかいた。
「だから、こうするんですよ」
そう言った優一郎が水輝の背後に回り、するりと尻を撫でる。ジーンズの生地越しに肛門を指で弄られた水輝は目を見張って仰け反った。瞬く間に服の中でペニスがそそり立つ。
「おっけー、かな」
吐息混じりに呟いて水輝は穿いているものを緩めてベッドに上がった。ジーンズと下着を一緒にずらしてペニスを剥き出しにし、男の身体を片手でひっくり返す。萎えないうちに水輝はさっさと男の肛門にペニスをねじ込んだ。その瞬間、久弥が身体を反らして悲鳴を上げる。
「うっせえなあ……。おい、優一郎。次からやる奴の口は塞いでおけよ」
かたく窄まった久弥の肛門はいきり立った水輝のペニスを無理やり突きこまれて血に塗れている。水輝は仏頂面をして腰を動かし、腸壁でペニスを擦った。
何かを作るのにエロしないといけない!w
BL続きますので駄目な人は逃げてください!