虹色の光が大きく膨らみ、光の塊から青い宝珠が飛んでくる。蒼藍は慌てて楽器を弾くのを止めて宝珠を受け止めた。
小さな佑の舞っていた床には大きな虹色の光の渦があった。眩しさに目を細めながら蒼藍は固唾をのんで光を見守った。やがて光がゆっくりと人の形を取り始める。蒼藍は慌てて近付いて人の形を取り始めた光を両腕にそっと包み込んだ。
少しずつ虹色の光がおさまっていく。それと共に光の皮が剥けるようにして佑が姿を現した。蒼藍は腕の中に現れた佑を見つめてほっと息を吐いた。光の中から現れた佑はさっきまでと同じく、蒼藍と同じくらいの年頃の女性の姿をしていた。が、何故か胸のサイズが少し大きくなっていたり、ウエストが細くなっている。佑が意識をなくしているのをいいことに、蒼藍は無遠慮に佑の身体を撫で回してサイズの違いを確かめた。
やっぱり少し変わってる。光が完全におさまり、穏やかな寝息を立てる佑の身体を弄りながら蒼藍は何度も頷いた。ここはどうかなあ、と呟いて佑の股間に触れる。
今の佑の持つ力は以前よりずっと増えている。だが佑は明らかに龍神ではなくなっている。それに宝珠のような珠を一つ器の中に持っているが、それは龍神の持つ龍宝珠ではない。腕に抱いた身体を検分しながら蒼藍は無遠慮に佑の股間を撫で回した。
「ん……。蒼藍の……えっち……」
ぼやけた口調で言って佑がまた寝息を立て始める。蒼藍は困ったように笑って佑の身体を抱き上げて静かにベッドに横たえた。
「だって気になるんだし、仕方ないでしょう」
そう言いながら蒼藍は佑の足許に回り、佑の腿を持ち上げて左右に開いて股間を覗き込んだ。さっきは間近で見ていないからはっきりとは判らないが、見た目には余り変わっていないような気がする。
急に佑がぱっちりと目を開ける。
「そそそそそそそ、蒼藍っ!」
「はい?」
慌てた佑の声に返事をして蒼藍は顔を上げた。
「あ、目が覚めましたか。おはようございます。おかえりなさい」
そう言ってから蒼藍はまた佑の股間を覗き込んだ。佑が真っ赤な顔をして叫ぶように言う。
「な、何してるのよ!」
「サイズに変化がないか確かめているところなんですけど」
考えながら蒼藍は返事をし、指先で佑の陰部を左右に開いてみた。
「ちょっと……ああっ!」
切なそうな声を上げて佑が言葉を途切れさせる。うーん、と呟いて蒼藍は指先で押さえた陰部をぱくぱくと左右に開いたり閉じたりを繰り返した。
「この様子だと変化はないようですね。ぼくのを納めるたびに痛むのは気の毒かと思って、少し大きくなっているといいかと思ったんですが」
「歳を戻せば大丈夫よ」
そう言って佑が意識を集中させて気合いを入れる。蒼藍は顔を上げてまじまじと佑を見た。だが佑の身体には変化は起こらなかった。
「戻りませんね」
さらりと言って蒼藍はにこりと微笑んだ。すると佑が鼻息も荒く胸を張る。
「当然よ! わたしは蒼藍と同い年だものっ! 決して年増ばばあじゃないわっ!」
きっぱりと言い切った佑を見つめて蒼藍はくすりと笑った。
「そうですね。じゃあ、観察を続けましょう」
そう言ってから蒼藍は再び佑の股間を覗き込んだ。佑の肌が羞恥を感じたためか、さっと赤味を帯びる。
「蒼藍、暗くて、わかりにくいでしょう?」
佑が小声で言って光の球を作り出してそれをふわりと放る。すると佑の股間は光に照らされた。
「ありがとうございます。後でぼくのも観察させてあげますから」
にこりと笑って言ってから蒼藍は指先で佑の陰部を撫でた。さっきは直に触るゆとりがなかったから判らなかったが、佑の陰部は薄く、つるんとしていてとても手触りがいい。色は淡い桃色で幼い感じが漂っている。これまでに見てきた女性器と比べて蒼藍はふむふむと頷いた。
「んふっ! 蒼藍が見て欲しいっていうなら、見るけど」
おずおずと佑が蒼藍を伺う。視線を感じて蒼藍は上目遣いに佑を見つめた。
「あれ? 見たくないんですか? 実は佑さん、男性のペニスをちゃんと観察したことないでしょう?」
意地悪く笑って言ってから蒼藍はまた佑の陰部を覗き込んだ。小さく口を開いた陰部の上には薄い皮に包まれた突起がある。蒼藍は指先でそっと皮をずらした。中から小さなクリトリスが顔を覗かせる。
「ああんっ! あううんっ!」
甘い声を上げて佑がびくんと背を反らす。蒼藍はくすくすと笑って佑のクリトリスを見つめた。
「包皮を剥かれるだけで感じるんですね。敏感だなあ……」
呟くように言ってから蒼藍は小さな赤いクリトリスにふっ、と息を吹きかけた。
「ひゃあっ! んふぅっ!」
「あ。濡れてきましたね。垂れてますよ」
細い縦の切れ込みから垂れた透明な露を見止めて蒼藍は口許に笑みを浮かべた。
「あんっ! 実況しなくて、いいからっ! あああっ!」
「自分の身体のことなんだから、知っておいた方が良くないですか? あ、感じてるんですね。クリトリスが少し大きくなりましたよ」
そう言いながら蒼藍は陰部を指で割り開き、まじまじと覗き込んだ。
「んふっ! 蒼藍……、楽しい?」
恥ずかしそうに佑が蒼藍を見つめて訊ねる。蒼藍は顔を上げて佑を見つめた。佑は上目遣いに蒼藍を伺っている。
「ええ。とても。ただ、残念なのは……」
そこで蒼藍は言葉を切って顔を曇らせた。すると途端に佑が不安そうな顔をする。
「何?」
小さな声で佑が訊ねる。ふう、とため息を吐いて蒼藍は言葉を継いだ。
「小さな佑さんにいたずらをするのをうっかり忘れていて……精液のお風呂に入れてあげたりしたかったんですが」
悲しい顔をわざと作って蒼藍は力なく首を振ってみせた。
「大丈夫よ! 大きくても今のわたしは妖精だから」
そう言って佑が唐突に姿を消す。そこにはさっきまでいた小さな妖精の姿の佑がいた。
「そうですか。そんなに精液のお風呂に入りたいですか」
その場をひらひらと飛んでいた佑を蒼藍はにこりと笑って手につかまえた。
「蒼藍がそうしたいなら……」
蒼藍が軽く握った手の中で佑が照れくさそうに頬を染める。蒼藍は力強く頷いた。
「猛烈にしたいです」
そう答えてから蒼藍は手早く自分の服を脱ぎ捨て、身軽にベッドを飛び降りた。バスルームに行って石鹸の入っていたケースの蓋を取り上げる。それから蒼藍は足早にベッドに戻って佑をそっと離した。
「はい。湯船の中身は自分で溜めてください」
微笑みを浮かべて蒼藍は佑を自分のペニスの上に乗せた。佑を弄り回していたために蒼藍のペニスはすっかり勃起しきっている。
「……こう?」
両腕にペニスを抱きしめた佑が羽根を使って上下に動き、身体全体でペニスを擦る。蒼藍は上手い上手いと佑を誉めた。
「先の方は特に敏感ですから。好きに弄ってみてください」
精液はちゃんとぼくが受け止めてあげます。そう続けて蒼藍は小さな佑の頭を指先で撫でた。
「んっ、あっ!」
身体でペニスを擦りながら佑が切ない声を漏らす。蒼藍は悶えながら懸命にペニスを擦る佑を見つめて熱っぽい息を吐いた。性感を覚えた蒼藍のペニスの先端から透明な滴がとろりと漏れる。その滴は男茎を滑って佑の顔や身体を濡らした。
「ちょうど、よかったですね。その露で、滑りが良くなりますから」
「蒼藍……、気持ちいい?」
身体でペニスを擦りながら佑が訊ねる。蒼藍は苦笑して佑の頭を指先で撫でた。
「気持ちよくなかったら、先走り液なんて出ませんよ」
佑に触れられている部分から堪らない感覚がこみ上げ、熱になって腰に溜まっていく。蒼藍は自然と昂奮に息を乱し、自分のペニスにまとわりつく佑を見つめた。嬉しそうに頷いた佑が上下に揺する動きの速度を上げる。蒼藍は震える手に握った石鹸のケースをペニスの先にあてがった。
「もう、少しで、出ますから」
上ずった声で言って蒼藍は自分のペニスに身体で愛撫する佑をじっと見つめた。可愛らしい妖精の姿をした佑が懸命に愛撫している姿を見るだけで、たまらなくそそられる。
えいっ、と言って佑がペニスを抱いた腕に力を込めて締め付ける。
「うあっ!」
今にも射精しそうなところまで感じていた蒼藍は、急にそれを遮られて思わず声を上げた。びくんと震えたペニスの先からとろとろと透明なものが垂れる。佑が頭を振って長い髪を亀頭部分に勢いよく叩きつける。蒼藍は悲鳴に近い声を上げて腰を震わせた。
「ゆっ、佑さん!」
掠れた声で呼んで蒼藍は衝動に任せて射精した。迸った精液を石鹸のケースに何とか受け止める。蒼藍は全身で息をしながら潤んだ目で佑を見つめた。男茎に垂れた精液が佑の腕や肩にかかっている。
「まだまだ出てくる……」
「それは、溜まって、ましたから」
苦笑をしながら蒼藍は足の間に石鹸のケースを置いた。とろとろと男茎を垂れる精液に全身を濡らしていた佑ににこりと笑みかける。
「はい。出来ましたよ。どうぞ」
乱れた息を整えながら蒼藍は佑を促した。ペニスから離れた佑がふわふわと飛んでケースに満ちた精液の中に身体を浸す。肩まで精液に浸かった佑の顔はとろんとしている。
「これで、いいの?」
「ええ、気分はどうですか?」
蒼藍はまじまじと佑を見つめて訊ねた。
「お肌にいいかも……。それになんだか、どきどきくらくらする」
佑は顔を緩めてそう答えた。うっとりとした佑の顔は赤く染まっている。どうやらのぼせているらしい。蒼藍はくすりと笑ってから精液に塗れた自分のペニスを握った。
「追加します? まだ濃いと思いますけど」
「うん。おねらい。あれ、ぢめんがぐなぐなする~」
怪しい口調で言ってから佑がくたりとケースの縁にもたれかかる。蒼藍は慌ててケースの中から佑をつまみ上げた。どうやら佑はのぼせて意識を失ったらしい。
「そうらん~しゅき~」
うわごとのように佑が呟く。蒼藍は苦笑して大切に手の中に佑を乗せ、急いでバスルームに飛び込んだ。
酔っ払ってますw