※この作品はR-18です。

再生の日   作:伊駒辰葉

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エロシーンがあります。
BL警報です!

このエピソードで三章は終わりです。


いちゃいちゃするぞー 4【3章終わり】

「凄かったぜー。こないだの輪姦なんて目じゃねえ。毎日毎日、飯なんて食う暇がないくらい、犯られまくった」

 

 真剣な面持ちをした優一郎はいつの間にか腰の動きを止めていた。水輝は苦笑をして肩越しにちらりと優一郎を伺い、顔の向きを戻した。

 

 その時にハイブリッドという種の名前が付けられた。そして水輝というコードネームがついた。不思議とそれだけは最初のあの男がつけたらしい。だが名を言い渡された時にも水輝は複数の男に輪姦されていて、伝えられた言葉も朦朧とした意識の隅を過ぎるだけだった。

 

 やがて人々は調べていくうちに水輝の持つ力に恐れるようになった。消してしまえという意見もたくさん出た。だが彼らはそう言いながらも、飽きもせず水輝を性の玩具にしていた。

 

 そんなある日、唐突に快感が途切れた。水輝を犯していた者たちが血を流して次々に床に倒れていく。水輝は不思議に思って気配のした方を見た。

 

 男は水輝を犯していた者たちを泣きながら殺していた。それを見た水輝はぼんやりと考えた。どうして男が泣くのか判らなかった。

 

「……その頃、『下』の世界の実験が成功したばかりだった。おれは泣いてた男に引きずられて……三群にいきなり放り込まれた」

 

 男は水輝を犯していた者たちだけでなく、ゲートを護る者も殺し、水輝をそこから『下』の世界に放り込んだ。ゲートを越えた水輝の記憶はそこで失われた。

 

「ま、つまんねえ話さ。どこの世界にもよくある、何てことない話だろ」

 

 苦笑を浮かべて水輝はそう言葉をくくった。優一郎は思案顔をしている。水輝は困ったように笑って優一郎の身体の下から抜け出した。ベッドの枕元に手を伸ばし、煙草を咥えて火を点ける。

 

「水輝さん。ありがとうございました。そして、すみません。僕は……」

 

 神妙な面持ちをして優一郎が苦しそうに言葉を継ぐ。水輝は軽く笑って肩を竦めてみせた。

 

「生きてる奴のが強いって。おれはあの男の名前も知らねえんだぞ? 気にすること、ねえよ」

 

 そう言って水輝は煙草を吸った。話したからか、気分はすっきりしている。

 

「ありがとう、ございます」

 

 にっこりと笑った優一郎を水輝は煙草の先で指し示した。

 

「言っとくけどな。別に似てるから好きな訳じゃねえぞ。あいつはあいつだし、優一郎は優一郎だからな」

 

 ただ、少し、懐かしかっただけだ。心の中で水輝はそう付け足した。吸い終えた煙草を灰皿にねじ込む。

 

「わかってますよ。それくらい」

「なんだよ、その嬉しそうな顔はっ」

 

 にこやかに笑う優一郎の首に腕を回し、水輝は片手で強引に優一郎の頭を撫でまくった。慌てた声を上げた優一郎が顔を起こして強引に水輝の唇を塞ぐ。水輝は目を見張って思わず身体の力を抜いた。

 

「んぅ」

 

 触れたところから温かい快感がこみ上げる。水輝は自然と優一郎の首筋に腕を回し、ベッドに仰向けに転がった。足を開いて自分から腰を浮かせ、膝の裏に左右の手をそれぞれ入れて足を持ち上げる。

 

「再開、しますね」

 

 にっこりと笑って優一郎が腰を寄せる。昂奮に緩んだ肛門にペニスをあてがわれ、水輝は頷いた。

 

「うん、挿れて。おれ、優一郎のためなら、なんでもできる」

 

 甘えた声で言った水輝を両腕に抱え、優一郎が一気に腰を押し出す。焦れた肛道にペニスを突っ込まれた瞬間、水輝は悲鳴に近い声を上げて仰け反った。根元までペニスを埋めた優一郎が水輝の耳を指先でなぞる。

 

「あっ、優一郎が、したいなら、おれのこと、ばらしても、いいよ」

 

 途切れ途切れに言いながら水輝はうっとりと顔を緩めた。痛いくらいにそそり立った水輝のペニスが、二人が動くたびに優一郎の下腹に触れる。

 

「ばらす?」

 

 不思議そうな顔をして優一郎が言う。水輝は苦笑して優一郎の背を抱いた。

 

「分解しても、いいっつってんだよ」

 

 水輝が言うと、優一郎がさらに訝りの顔になる。水輝は困ったように笑ってから、間近に顔を寄せた優一郎を見つめた。

 

「龍神って性別が変えられるだろ? あれはほんとは、身体を構成するモノを一度分解して、再構成してんだよ。って、説明がいるか?」

 

 くすくすと笑って水輝は優一郎の身体に足を絡めた。優一郎がにっこりと笑う。

 

「なるほど、まだ、いいですよ。楽しみは先にとっておかないと」

「これだもんなー……まあ、幾らなんでも、二回戦もそろそろいかせてくんねえと」

 

 笑い混じりに言ってから水輝は腰をくねらせた。挿入されたままになっていた優一郎のペニスが腸壁に強く擦れる。優一郎が水輝の身体を抱いて腰を揺すり始める。急に激しい抽迭を受けた水輝は仰け反って声を上げた。焦れていたからか、すぐに堪らなくなる。

 

「ああっ! だめっ! 優一郎っ!」

 

 切ない声を上げて水輝は反射的に腰を突き出した。背を丸めて足を少し閉じ、優一郎が動きやすい姿勢を取りながら水輝は弱々しく首を振った。開いた唇の端から涎が垂れ、動きにつられて水輝の首にかかったネックレスが揺れる。

 

「水輝さんっ!」

 

 掠れた声で呼びながら優一郎が腰を強く押し出す。その勢いにつられて水輝は絶頂に押し上げられた。高い声を上げた水輝の肛道に熱い精液が飛び込んでくる。

 

「ああ……いい……中にいっぱい……出てる」

 

 うっとりとした顔をして水輝は甘い声で囁いた。射精しながら優一郎がゆっくりと腰を揺すり、ペニスを腸壁で緩やかに擦る。そうしながら優一郎は水輝の下腹部に力をかけた。身体の力を抜きかけていた水輝は、目を見張って仰け反った。声にならない声が喉の奥から熱い息になって溢れる。

 

 分解された下腹部の中が優一郎の精液と混ざって再構成される。強烈な痛みに近い感覚に水輝はシーツをつかんで身悶えた。身体中に一気に汗が噴き出す。

 

「どうですか?」

 

 くすくすと笑いながら優一郎が問う。

 

「ゆ、いちろ、のと、混ざって……すげえ、いい」

 

 荒い息を吐きながら水輝は途切れ途切れに言った。のろのろと視線を下げて自分の股間を見やる。水輝のペニスはいつの間にか白いものを噴き上げていた。

 

「では、早速こっちを」

 

 笑いながら言って優一郎が水輝の腿をつかんで腰を引く。

 

「え?」

 

 疑問を覚えて瞬きをした水輝は、その直後に言いようのない感覚に晒されて悲鳴を上げた。いつの間にか水輝の股間には男性器と女性器が出来上がっていた。陰嚢がぶら下がっていた場所にはしっかりと膣が形作られ、優一郎は新しく出来た水輝の陰唇をペニスの先で分け、先端部を膣内に潜り込ませていた。

 

「いたっ! いいっ! なに? これっ! あああんっ!」

 

 シーツを力任せにつかみ、水輝は声を上げて仰け反った。じりじりと優一郎のペニスが膣に食い込んでいく。絶頂に達したばかりの肛道の奥がじん、と脈打ち、白く汚れたペニスが一気にそそり立つ。

 

 水輝の腿をつかんだまま、優一郎がゆっくりとペニスを出し入れする。水輝はひきつれるような痛みと同時に快感を覚え、優一郎が動くたびに声を上げた。

 

「あっ! ああんっ! 優一郎っ! なにっ! へんっ! へんだようっ!」

 

 子供のようにすすり泣いて水輝は腰をしきりにくねらせた。快楽にすすり泣きの声を漏らす水輝を見つめ、優一郎が少しずつ腰の動きを速くする。身体の中が熱く、優一郎が動くたびに切ないものがこみ上げる。水輝のペニスはあっという間に限界まで勃起し、肛門からは透明な愛液がしとどに漏れてシーツを濡らした。

 

「ああっ! だめ、おかしくっ! おかしくなっちゃうっ! 優一郎っ! あああんっ!」

 

 言いようのない快感を覚えて水輝は悲鳴を上げて背を反らした。息を吐いて優一郎が腰を強く押し出す。その瞬間に身体の中に熱いものが飛び込んでくる。水輝は狂ったように頭を振りながら足をばたつかせた。そそり立ったペニスから勢いよく精液が飛び散る。

 

 優一郎が腰を引きながら水輝の下腹部にまた力をかける。絶頂の余韻にぐったりとしていた水輝は分解される感覚に身体を跳ねさせた。少しの間を置いて優一郎の精液が力になって混ざり、水輝の身体が再構成される。

 

「今度はどうでした?」

 

 にこにこと笑って優一郎が水輝の顔を覗き込む。水輝は乱れきった息を何とか整え、優一郎を見つめた。口許に垂れた涎を拭って微苦笑する。

 

「すげー……よかった。あそこもここも全部いっぺんにいった」

 

 くすくすと笑って水輝は優一郎の頬に軽くキスした。

 

「次はどうしましょう?」

「そうだなあ……。せっかくだから、優一郎も同じコース、行ってみっか?」

 

 人の悪い笑いを浮かべて水輝は優一郎を見つめた。




エロで三章が終わった……w
それにしても絶倫だなあ、とw
いやまあ、人間じゃないからなー……と納得することにしています。

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ここまでの登場人物紹介

○吉良優一郎(きら ゆういちろう)

すれ違いまくったものの、水輝をゲットしたと思われ。
幸せ満喫中。

○池田水輝(いけだ みずき)

優一郎と仲良くなれたのでハッピーかと。
何度も言うが、BL大好きか。
(この話は大体、そーです)

佑のこと忘れてるくね?w

○池田佑(いけだ ゆう)

桂というお気に入りをいじったりするのが楽しくて仕方ない。
それでもやはり破壊神。

離れててお互いの状況が判らないので、水輝は自分のものだと信じている。

○吉良理子(きら りこ)

優一郎と呑気に電話している。
まあ、要するにここまでは実体は出てきてない。

○瑞原桂(みずはら けい)

機械化人と呼ばれる機械仕掛けの身体の人物。
晴れて佑の2号になった。
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