BL……ではない気がしますけども、TS警報です。
何となく優一郎の顔を見たくなって覗いた応接室から実鈴が飛び出した後、水輝は眉を寄せて頭をかいた。
「何なんだ、ありゃ……」
そう言えば実鈴は前にも似たようなことを言っていた気がする。実鈴を脅迫していたらしい連中は代理で殴り倒しておいたが、その件だけは水輝は引き受けなかったのだ。
「あの人の考えていることはわかりませんね。この前は抱かれるつもりは無いと仰っていたのに」
肩を竦めて優一郎が言う。水輝はしかめ面をしてため息を吐いた。
「てっきり腐れた女だとばかり思ってたが……。もしかしてさかりでもついたか?」
そう言ってから水輝は優一郎の腕を引いて抱きついた。困ったように笑う優一郎の唇に何度かキスをしてから、頬ずりをする。
「今日はこっちでどう?」
そう言って優一郎があっという間に女性になる。水輝はくすくすと笑って長くのびた優一郎の髪を指でかき分け、耳に口づけした。
「今すぐしてえ。あー、駄目だ。おれも相当、さかってるなあ」
優一郎の耳に囁きながら水輝は手を動かして愛撫をし始めた。柔らかな乳房を服越しにつかんで揉みながら、同時にもう片方の手で優一郎の尻を撫で回す。
「家で、こっちの姿でするわけには行かないから」
そう言って優一郎がくすりと笑う。不思議に思って水輝は手を止めた。
「そう言えば昨日はずっと男のままだったな。何でだ?」
問い掛けながら水輝は優一郎の首筋に唇を落とした。白衣の中に手を突っ込み、スカートの中を探る。頼りなく足許をふらつかせた優一郎は水輝にすがりついた。
「みんなと仲良くやっていくための知恵よ」
笑い混じりに優一郎が言う。水輝はふうん、と呟いてスカートの中に入れた手を動かした。指先で優一郎の腿をゆっくりと撫でながらにやりと笑う。
「女物のスーツにストッキングにガーターベルトでレースのショーツか。おっまえ、こんなエロい格好で仕事してんのか?」
指先の感触で優一郎の身に着けているものを確かめながら水輝は笑った。
「そういう発想になる、水輝さんのほうがエッチだと思う」
「ばーか。こんなん見せられたら一発で勃つに決まってんだろ」
笑いながら言って水輝は優一郎の身体を壁に押さえつけた。短いスカートをたくし上げてショーツ越しに優一郎の股間をつつく。もう片方の手で水輝は柔らかな乳房をゆっくりと揉み始めた。
「あ……ん……。水輝さん……」
うっとりした面持ちをして優一郎が囁く。水輝は顔を傾けて優一郎の首筋に強く吸い付いた。白く細い首筋にわざと赤い痕をつけていく。
「他の野郎に見せたくねえなあ……。お、濡れてきた」
指先に湿り気を感じて水輝はショーツの底布をそっと指で撫でた。
「あっ……そこは、だめっ!」
掠れた声で言って優一郎がびくんと身を竦める。水輝は薄い笑みを浮かべてショーツ越しに優一郎の陰部をゆっくりと弄った。ブラジャーの中でぴんと勃ちあがった乳首を服越しにつまむ。
「駄目? いい、の間違いじゃねえか?」
そう言いながら水輝は優一郎の足の間に足を割り込ませた。反射的に閉じかけていた優一郎の足を強引に開かせてショーツ越しにクリトリスをつつく。
「んっ……くぅううんっ!」
「あんまり大声出すとあっちの連中に聞こえるぜ。ほら、もうぐしょぐしょだな」
触れているうちにどんどんショーツが濡れてくる。声を殺して仰け反った優一郎が涙が浮かんだ目で水輝を見つめる。濡れた視線にぞくりとしたものを覚え、水輝は優一郎の唇を塞いだ。口を開いて深く口づけながら、ショーツの脇から指を入れて直に濡れた陰部を弄る。
「んふっ! んんうっ!」
「とろとろになって堪らなくなるまで苛めてやろっと」
苦しむような切ない表情を浮かべる優一郎を見ているだけで、熱いものが股間に溜まる。水輝は昂奮に目をぎらつかせて優一郎の首筋に幾つもキスマークをつけた。ブラウスをたくし上げてブラジャーのホックを外し、直に乳首を指につまむ。そうしつつ、水輝はショーツの脇から入れた指で掠めるように優一郎のクリトリスを撫でた。
「うふんっ。んっ……ああんっ」
「すげー、色っぽい声。おまえ、そんな声出してたっけか?」
掠れた優一郎の声にそそられるものを感じながら水輝は身を少し屈めた。ブラジャーをたくし上げて滑らかな肌に何度もキスをする。舌先で肌をなぞり、乳首を口に含むと優一郎がびくりと身を震わせる。水輝はその間にショーツに指を引っかけてするすると引き下ろした。
「水輝さんが……上手だから……」
荒い息の合間に言って優一郎が濡れた目で水輝を見つめる。優一郎の感じる顔を見た水輝はどきりとして目を見張った。服の中でペニスが痛いくらいに勃起するのが判る。水輝は息を詰めて衝動をやり過ごしてから、優一郎の股間に顔を寄せた。
「舐めていいか?」
ショーツを足から抜きながら水輝は昂奮した目で優一郎を見上げた。優一郎がこくんと頷くのを見て取ってから、水輝は床に膝をついて優一郎の片方の足を手で持ち上げた。クリトリスや膣口を舐めしゃぶりたいという欲求を堪え、水輝はまずは垂れた愛液を丁寧に舐め取った。片方の腿を持ち上げられた格好で、優一郎が切ない声を漏らして水輝の頭を両手でつかむ。水輝は顔をずらしてストッキングの縁をゆっくりと舌でなぞった。柔らかな白い腿に強く吸い付き、わざと痕をつけていく。両方の腿に赤い印をたっぷりつけてから、水輝は漸く優一郎の陰部に吸い付いた。
「あっ、やぁあんっ」
か細い声を上げて優一郎が弱々しく頭を振る。水輝はその声にそそられ、夢中でクリトリスに吸い付いた。頭の芯が痺れるような感覚に囚われる。
「とても、気持ちよくて……わたし……」
「こっちも舐めるぞ、いいよな?」
切ない声で優一郎が言うのを聞いて、水輝は昂奮に荒い息を吐きながら今度は膣口に吸い付いた。唇にするのと同じように、顔を傾けて優一郎の陰唇に吸い付き、舌を伸ばして膣口をかき回す。
地の文がどうしても優一郎なので、一見BLな件(泣)