痴女と青年と 作:由波紫原
9月になったというのに、まだ少し夏のような気候だ。気温は未だに30度を超え、蝉が鳴いている。そんな中、大原洋介は、駅へと向かっていた。
通っている学校は、あと1週間は夏休みだ。だが、洋介は午前7時7分という朝のラッシュが始まる時間に、普段、通学する時に使う、市内の中心街方面へ向かう快速電車へ乗ろうとしていた。
勿論、朝のラッシュ時らしく、駅の中は大混雑している。洋介は、ICカードの残高を券売機で確認した。中に十分な金額が残されている。そして、雑踏の中、するりと改札を抜け、混雑する駅舎の中をスタスタと歩き、いつもの電車が入るホームへ繋がる階段のすぐ隣にある売店の雑誌コーナーの前に立った。
洋介は、少年漫画雑誌を手にすると、立ち読みを始めた。しかし、それはあくまでもカモフラージュだ。洋介は、学校の近くにある古書店『月光堂』の店主である上坂桜子の姿を探していた。いつもならば、この時間に現れるはずだ。
しかし、この日は違った。いつもの時間になっても、上坂桜子は現れない。そして、10分が過ぎる。
(もしかして、今日は月光堂の不定休の日なのかもしれない)
さて、どうするか。洋介はスマホで月光堂のホームページを調べる。洋介の予感は的中した。しかも、サイトの最終更新は昨日の15時43分となっていた。
しかし、早起きしたのに、このまま何もしないのも勿体ない。それならば、快速電車で市街地へ行って、街歩きした後、市内の図書館でゆったりと読書でもしよう。図書館は、学校に通う時に使う路線の、更に先が最寄り駅となる。
洋介は、立ち読みしていた雑誌をラックに戻し、いつもの路線に乗ろうと歩き始めた時だった。
洋介の視界に、うっすらと茶色に染めた、肩から少し垂れるくらいの長さの髪をストレートに伸ばし、水色の半袖ブラウスに藍色のミニタイトスカート姿で肩掛け鞄を下げた女性の姿が入る。洋介は、彼女の容姿をやや観察する。そして、その女性が誰なのかを思い出した。
(まさか、鍋原先生?)
洋介は、その女性の顔を改めて確かめた。間違いなく、彼女は鍋原真奈花。洋介が通っていた中学校の養護教師だ。
鍋原先生は、若く、美人で、その優しい、と、言うよりは甘い性格で、中学校の生徒からは間違い無く人気ナンバー1の先生だった。
(鍋原先生、もしかして、僕が卒業した後、転勤したのか?)
洋介は、そっと鍋原先生のあとをつけた。鍋原先生は、そのまま、洋介が専門学校へ通う時に使う路線のホームへ向かう。
洋介は階段を上っている間、目の前を歩く真奈花先生のタイトスカートに包まれたお尻を凝視していた。
階段を上るたびに、鍋原先生のスレンダーな体型の割にふっくらとした形が良いお尻が左右に揺れ、スカートの後ろのスリットからは白いやや肉付きが良い生の太腿が見える。見上げる角度を少し変えたら、下着まで見えそうなくらいだ。スリットからのぞく白い肌には、朝日に照らされてほんのり紅みがさし、なまめかしい。
そして、真奈花先生は大混雑するホームの列に並んだ。洋介は彼女のすぐ後ろに立つ。
駅のホームには屋根があるものの、強烈な残暑の日差しを遮る役目をまるで果たしていない。カラスとスズメの鳴き声が混ざり、時折、高校生の集団の話し声が聞こえてくる。
朝のラッシュの時間帯なので、電車はほぼ3分置きにやって来る。洋介が通学時に乗る快速電車がすぐにやって来た。朝、この駅で降りる人が極めて少ないので、ホームで待つ乗車客がすぐに動き、ゆっくりとした雪崩のように電車に乗り込む。
洋介は、すかさず真奈花先生の真後ろに密着しつつ、人間を隙間なく敷き詰めた快速電車の車両に乗り込んだ。
人間を満載した快速電車の中で、洋介は真奈花先生の背後に密着した。幸いにも、真奈花先生は洋介に気づいていないようだ。
駅のホームで発車ベルが鳴り響き、電車のドアが閉まる。それと同時に、洋介は僅かに足を前に動かす。こうすることで、真奈花先生のお尻に密着していた洋介の鼠径部が、更に強く彼女のお尻の谷間にめり込むように押し付けられた。
(うおっ、やっぱりだ。真奈花先生のお尻、凄い気持ちいいっ!)
洋介は、真奈花先生のお尻の柔らかさに興奮を覚えた。そして、音もなく深い呼吸をして、彼女の体臭を静かに吸い込む。
真奈花先生が好んで使っているのであろうデオドラント香水のシトラスの香りが鼻腔をくすぐる。
真奈花先生の体臭と、そのシトラスの香りから、ほんのり酸味を帯びた爽やかな香りが洋介の嗅覚を刺激する。
シトラス系の香水には柑橘系独特の酸味がある。真奈花先生の体臭と合わさることで、酸味にほのかな甘さが加わる。その香りが、洋介を恍惚とさせた。
洋介は、電車の揺れにあわせて腰をぐいっと前に突きだし、真奈花先生のお尻に勃起を強く押し付けた。
そして、電車の揺れに合わせて腰を振り、淫靡に陰茎を彼女のお尻に更に擦り付ける。
洋介の痴漢行為に、真奈花先生は全く気が付かない。ただ、心地よい電車の揺れに身を任せているようだ。
(よし。これならば、きっと大丈夫だ。そーっと)
洋介は、右手をもぞもぞと動かし、真奈花先生のお尻をスカートの生地越しに、持ち上げるように触った。その直後、真奈花先生は、何かに驚いたようにぴくりと身体を震わせたが、それ以上特に変わった様子はない。
(もしかして、まだバレていないのか? よし)
洋介は、真奈花先生のお尻をねっとりとした手つきで撫で回した。真奈花先生のお尻は、引き締まっているが程よくふっくらとして柔らかい。揉み応えのある最高のお尻だ。その弾力のあるお尻の肉は指先が食い込み、じんわりと指先に吸い付いてくる感触だ。
しかし、真奈花先生は、相変わらず無反応だ。
(ここまでしても、何とも思っていないなんて。じゃあ、これならどうだ)
洋介は、真奈花先生のお尻と太腿をスカート越しに両手で撫で回した。それでも、彼女は振り返ったり、痴漢行為をする洋介の両手を払い除けたりしようとしない。
(よし、これなら多分、大丈夫だ)
真奈花先生が無反応なのを確認した洋介の痴漢行為は、更に大胆になる。
洋介は、真奈花先生のお尻を両手で揉みしだき、右手の薬指を彼女の臀部の谷間に向かわせる。
そして、洋介は薬指を真奈花先生の臀部の谷間に埋め込むと、指先でスカート越しにアヌスを位置を探るかのように彼女のヒップの谷間を執拗に突いた。
「んふっ、んあんっ」
真奈花先生は、押し殺した喘ぎ声を上げ、お尻をくねらせた。
洋介は、すかさず真奈花先生のお尻を揉み、再び指先でその谷間を突く。
「ひんっ、んっ、んっ」
真奈花先生は、先程と同じように喘ぎながらお尻をくねらせる。
真奈花先生の意外な反応に、洋介は興奮を覚え、更にエスカレートしていく。
(真奈花先生、尻穴が弱いんだな。あんな清楚で優しい真奈花先生が)
こうなると、洋介にはもはや歯止めが利かなくなった。洋介は、右手を真奈花先生のスカートのスリットに入れ、ゆっくりとめくり上げる。真奈花先生は、俯き、全く抵抗しようとしない。
捲れ上がった真奈花先生のスカートのスリットから、臀部の上半分だけ隠すデザインの水色のパンティーに覆われたお尻が剥き出しになった。
真奈花先生のパンティーは、透ける程ではないものの薄手でストレッチ性のあるものだ。お尻の張りとその割れ目のラインがくっきりと浮き出ている。
洋介は、真奈花先生のアヌスに右手の人差し指と中指を立て、グリグリと押すように、下着の上から彼女のヒップの谷間を突き始めた。
「んふぁっ、ふあんっ、はあっ」
洋介の人差し指と中指による肛門への攻撃に、真奈花先生は苦悶に満ちた嬌声を上げ、脚を広げてお尻をくねらせる。洋介は、更に強く人差し指と中指を彼女のアヌスに密着させ、グリグリと押し付けた。
「はぅんっ、んあっ、やっ」
洋介の攻撃に耐えきれず、真奈花先生は小さく悲鳴を上げる。
そして、洋介が電車の揺れに合わせて真奈花先生のお尻に自らの手のひらを擦り付けながら、右手の2本の指先で彼女のアヌスを執拗に責め続ける。
「ふぁっ、あっ、はぁっ」
真奈花先生は、ついに蕩け切った甘い喘ぎ声を上げ始めた。
(あの清楚で優しい真奈花先生が、こんなに厭らしい声を出すなんて)
洋介は、真奈花先生の肛門を人差し指でかなり強く突いた。それと同時に、真奈花先生はお尻を左右に振り、腰を繰り返しビクビクと震わせる。
「あうっ、ウググググッ」
真奈花先生は、再び押し殺した喘ぎ声を上げる。そして、身体の奥に走る快感を逃がそうとするかのように、腰を繰り返し痙攣させた。
(もしかして、真奈花先生、イッたのかな?)
洋介は、真奈花先生の肛門を責めていた指を滑らせ、パンティーのクロッチ部分に触れた。ぬるぬるした感触が、指先に付着する。
(真奈花先生、お尻の穴を責められて濡れちゃったんだ)
だが、洋介は急に強い不満感を覚えた。
(真奈花先生だけ勝手にイッて。僕のこともイカせてもらわないと、不公平じゃないか)
洋介は、ズボンのチャックを下げ、とっくのとうに興奮で硬くなったイチモツを剥き出しにした。そして、左手を真奈花先生の腰に回し、右手で彼女の乳房を掴むと勃起をお尻に押しつけた。
(真奈花先生、さっきは一人で勝手に気持ち良くなって……今度は僕の番だ)
洋介は右手で真奈花先生の胸を乱暴に揉みながら、左手で彼女の腰を抱き寄せた。勃起した陰茎は既に愛液で湿ったパンティー越しに彼女の尻肉に押し当てられている。
洋介は腰を左右に振り、真奈花先生のお尻で男根を擦る。それと同時に、真奈花先生の乳首が勃起してきているのが分かる。
(ふふっ、真奈花先生。もう感じてきたの?)
真奈花先生の身体は再び感じ始めており、全身から発汗し始めている。彼女の汗は、洋介が好んでいる、少し甘く爽やかなシトラスの香りだ。
(この匂い、本当に堪らない)
洋介は、真奈花先生の乳首を親指と人差し指で摘む。それと同時に、彼女は小さく喘いだ。
「ふあんっ」
(真奈花先生、感じてるんだ)
突如として、真奈花先生の反応が変わった。洋介の剥き出しの男根に擦り付けられる真奈花先生のお尻の感触が強くなる。
(うおおおっ!きっ、気持ちいいっ!なんて気持ちよさだっ!)
洋介の肉棒が擦る真奈花先生の生尻の感触は、想像を絶する快楽の奔流だった。
剥き出しになった亀頭が触れると、薄布一枚だけで覆われたの尻肉の温もりが直接伝わってくる。その熱さはまるで湯煎に浸かっているかのようで、肉棒全体を包み込む。柔らかい脂肪層が押し潰されると、しっとりと湿った肌がぴったりと吸い付き、微細な皮膚のひだひとつひとつが敏感なカリ首や裏筋を舐めるように這い回る。同時に、下着の縁が根元や睾丸袋を擦る感触が新たな刺激となって加わった。
真奈花先生の身体から放たれるシトラスの芳香が鼻腔をくすぐる。汗で蒸れた甘酸っぱい体臭と混ざり合い、濃厚な雌のフェロモンへと変貌し、洋介の脳髄を麻痺させる。
「うぅっ……!」
思わず呻き声が漏れる。あまりの快感に膝が笑いそうなほどの衝撃だった。今まで経験したことのないほど淫らで激しい摩擦だ。血管が浮き出るほど屹立した肉棒を、温かい尻肉がぐっと圧迫する。さらに上下に振られると、亀頭が真奈花先生の臀部に挟み込まれて先端からカウパーが滲み出る。それが潤滑油となり余計に滑りが良くなり、ぐちょぐちょと卑猥な水音が鳴る。
「んんっ……」
真奈花先生もまた吐息交じりの声をあげた。激しい腰使いにより、洋介の剥き出しの勃起は、真奈花先生の生尻から、余りにも甘美な虐待を受ける。
(ああーっ、気持ちいいっ、気持ちいいっー、イクッ!イクッ!)
洋介は、ラストスパートと言わんばかりに、ペニスを真奈花先生の生尻に擦り付ける。更に、右手で彼女の乳房をほとんど搾乳するような手つきで揉んだ。
一方で、真奈花先生は洋介の勃起を更に激しく剥き出しのお尻で擦る。遂に洋介は限界を迎えた。
(イクッ!)
洋介の頭の中が快感で真っ白になる。それと同時に、洋介は真奈花先生の生尻に白濁を放ち、彼女の乳房を潰れるほど鷲掴みにしてつつ、首筋に舌と唇を這わせた。
一方で、真奈花先生は腰を左右に振り、射精してもなお硬さを保ち続ける洋介の男根を剥き出しにされたお尻で擦り続けていた。