・空崎 ヒナ
・カイザーPMC
何時、如何なる時代であろうと、数の暴力とは絶対の法則である。
例えその法則を逸脱するレベルの強大な個が存在したとしても、それは異質さではあっても絶対的な優位性とは言い難い。戦力とは質や量と言う両面を比較してこそ最も効果を発揮するのであり、一人と無限ともいえる統率の取れた軍勢ならば、後者にこそ分があるのだ。
故に、たった一人でカイザーコーポレーションが誇る傭兵部隊……カイザーPMCに挑んだヒナが追い詰められるのは、当然の結果であった。
そして、その結末は間もなく訪れる事となる。
黒煙が舞い上がる戦場にて、一人の少女が駆けていた。
少女の名は空崎 ヒナ。
ゲヘナ学園に所属する風紀委員会の委員長である。
ヒナは、この戦場で敵勢力のカイザーPMCと戦闘を繰り広げていた。
違法に改造された武器の密輸。
その裏取引の情報を入手したヒナは、単身でその取引現場に乗り込み、カイザーコーポレーションと取引相手の確保の為に戦闘へと突入した。
だが、本来ならば返り討ちにできた筈のその戦いは、実際には圧倒的なまでの劣勢に追い込まれていた。
それには事情があった。
相手の数が多すぎたのだ。
本来であれば、ごく少数の構成員で行われる筈の取引だった。
しかし、ヒナが今回の取引を嗅ぎまわっている情報を事前に入手していたカイザーコーポレーションは、自身の傭兵部隊であるカイザーPMCの大部隊を広範囲に展開させ、取引相手を囮に、ヒナを油断無く包囲していたのだった。
失態を悔やみつつ、逃げる隙を見出せぬまま、ヒナは徐々に追い詰めれてゆく。
一人一人は大した戦闘力を持ちわせていない。
それでも、その数が数百、数千……いや、それ以上の兵力を投入されれば話は別だ。
無限に湧き続ける兵力の投入……そう錯覚してしまう程の物量の前に、ヒナは翻弄されていた。
四方八方から銃声が鳴り響き、身を隠していた遮蔽物の周辺が爆ぜる。
回避を優先し、身を退けた次の瞬間にはヒナの目の前にいた数人の兵士が視界に入り、即座に無力化する。
しかし、たかが数名の兵士を無力化した程度だ。戦局に大した影響を与える事はないだろう。
寧ろ、カイザーPMCが所有する銃以外の銃声により、ヒナの位置が知れ渡り、敵部隊の包囲が狭まっている事が問題だ。そして、ヒナの体力とて無限では無い。
「ハァ……ハァ……ハァ……ッ」
肩で息をし、疲労で動きが鈍り始める。
そこに無数の銃弾が襲いかかり、ヒナの身体に吸い込まれる。
全身を穿つ衝撃に顔を顰め、それでもヒナは両脚で地面を踏みとどまり、敵の包囲網を脱するために突破を試みる。
しかし、戦力の絶対数の差は如何ともし難い物だ。
時間が経つ毎に体力が奪われ、身体の傷が目立ち始める。
常に神経を張り巡らせる逃走劇の中で、ヒナの肉体はみるみる衰弱していった。
そして、ヒナが所持するMGもまた、弾は無限ではなかった。
遮蔽物の陰からヒナに肉薄するカイザーPMCに銃口を向け、引き金を引くも、銃弾が放たれる事はなかった。
「っ!!」
弾切れだ。リロードする間もなく肉薄したカイザーPMCの腕がヒナの首に回され、身動きを封じられる。
華奢な身体は易々と宙に浮き、自身の自重とカイザーPMCの膂力に締め付けられ呼吸さえままならなくなった。
両手で喉への圧力に抗おうと首を絞める腕を掴み、懸命にもがく。
しかし、その程度で拘束を緩める程、弱兵に甘んじてはいない。
呼吸ができない事による苦しさがヒナに焦りを生む。
そして数分後……遂に酸素が回らなくなった四肢から、徐々に力が抜けていく。
意識が混濁し、抵抗していた手もダラリと垂れた。
「かッ……はッ……」
「漸く無力化できたか」
酸欠で色白の顔を更に青白く染め、舌をだらしなく垂らし、四肢の痙攣を起すヒナの無様な姿を見下ろしながらカイザーPMCの隊長が呟く。
ヒナの無力化に貢献した部下に、拘束したままヒナを地面におろすよう指示を送り、部下は裸締めの状態のままのヒナを地面に横たえた。
ヒナからすれば、自重による首の圧迫が和らいだ事で、幾分か呼吸しやすくはなったが、まだ状況が最悪なのは変わらない。
悔しそうに顔を歪ませるヒナの股間に隊長格のカイザーPMCは自身の足の爪先をぐりぐりと押し付け、その恥丘を踏みつけた。
柔らかで心地良い感触を足先で感じながら、隊長格のカイザーPMCはゆっくりとしゃがみ込みながら、ヒナの顎を持ち上げ、その顔を品定めするように眺める。
そして、そのお眼鏡にかなったのか、隊長格のカイザーPMCは自身の下腹部を弄ると、機械的な造形をしたペニスを露出させると、ヒナの腰を鷲掴みにし、その無毛の秘裂にペニスの先端をあてがった。
「ッ……!!」
ヒナは咄嗟に抵抗しようと身体を動かそうとするが、酸欠で思うように力が入らない。
両足を隊長格のカイザーPMCに押さえ付けられているせいで、ピクリとも動かす事ができずにいるヒナの事などお構いなしに、隊長格のカイザーPMCはヒナの膣内へと前戯無しに男根を無理やり押し込んだ。
「ぎっ……がっ……ッ」
閉じ切った割れ目に無理やり男根を押し込むと、ヒナの秘部がメリメリと軋む。
最早、感覚が麻痺していると言っても過言では無いヒナでも、息が詰まり、全身の毛穴から脂汗が浮かぶ程の激痛だ。
更に一気に奥まで男根を差し込んだ途端、隊長格のカイザーPMCはヒナの身体を自身の腰の上に持ち上げ、そのまま力任せに腰を前後させた。
「あがっ……ぎっ……がっ……」
隊長格のカイザーPMCに抱えられ、その身体の上に乗っかったヒナは男根に串刺しにされる形で、呻き声を漏らす。
好き勝手な腰振りの衝撃が子宮を襲い、内臓が圧迫され、吐き気が込み上げてくる。
しかし、ヒナに休む間も無く、隊長格のカイザーPMCは限界に至り、射精を迎えた。
「っ!!」
腹の奥で勢いよく吐き出される精にヒナがビクンッと背を反らせる。
その間も腰の動きは止まらず、絶え間なく精液が注ぎ込まれていった。
「あ゛っ……あぁ……」
ヒナの下腹部は、まるで妊娠したかのようにポッコリと膨れ上がる。隊長格のカイザーPMCが射精を終えてもなお、勃起を維持する男根が引き抜かれた時、子宮の中に吐き出された精液が、ゴポッと音を立てて吐き出された。
「あ゛っ……がぁ……ッ」
ヒナの膣から溢れ出す精液の量は凄まじかった。
粘度の高い液体が、ゆっくりと重力に従って吐き出され、ボトボトと音を立てて地面を白く染め上げていく。
隊長格のカイザーPMCは乱暴にヒナを地面に転がすと、部下たちに顎で指示を送る。
『全員、好きなようにしていいぞ』
その合図と共に、ヒナを中心にカイザーPMCが取り囲み、その身体を弄び始めた。
「あ゛っ……あ゛っ……や、やめ……ッ」
ヒナは必死に抵抗するが、身体は思うように動かない。
そんなヒナの身体に、無慈悲な性の暴力が加えられる。
その内、両腕は荒縄で後ろ手に拘束され、逃げられないように常に一人のカイザーPMCがヒナの髪を首に巻き付けながら、力の限り首を絞めていた。
何十、何百という数のカイザーPMCが代わる代わるヒナの身体を弄ぶ。
延々ともいえるような時間、ヒナは犯され続けていた。
「あ゛っ……あ゛……ッ」
数え切れない程の強姦の後、数時間……いや、数日という時間が経過してもなお、ヒナは犯され続けていた。
途中から大量の薬を投与され、全く未知の刺激を与えられたかと思えば、今度は薬が切れ、その反動による苦痛に悶える。
そしてまた、薬の投与。その連続だった。
それが繰り返される事により、ヒナの身体は、その精神は、既に崩壊寸前であった。
「ぁ……っ……あぁ……」
そうしてヒナの心が限界を迎え始めた頃、ようやくこの地獄の強姦劇に終わりが訪れた。
隊長格のカイザーPMCがヒナの前に現れ、携帯でヒナの写真を撮ると、それをヒナに見せたのだ。
「おめでとう。空崎 ヒナ。君は無事に、誰とも知らぬ男の子供を腹で孕む事に成功したようだ」
隊長格のカイザーPMCが携帯をヒナに見せる。そこには、ヒナの腹部から小さなヘイローが浮かんでいる様子が映し出されていたのだ。
信じられない現実に、ヒナはついに発狂し、声を上げた。
「あ……あぁ……あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!? やだやだやだやだ!! 産みたくない!! 産みたくない!!」
精神的な負荷が限界を超え、精神崩壊を起こしたヒナに、隊長格のカイザーPMCはやれやれと言った様子で首を振ると、拘束から逃れようと暴れるヒナの首筋に注射器を打ち、昏睡させると他のカイザーPMCに指示を出した。
「空崎ヒナの身柄を本部へ搬送しろ。貴重なサンプルだ」
出産を早期に促す薬を投薬し、出産を無事に終えたなら、また、気が狂う程に強姦される事となるだろう。
ゲヘナ最強格の一角。その貴重な母体を手に入れたのだ。最後の最後まで有効的に使わせてもらおう。
何より、数千回以上の凌辱を受けてなお、しまりのいい身体は魅力的だ。
これからも存分にカイザーコーポレーションの為に奉仕してもらうとしよう。
そんな非情な未来を空想し、隊長格のカイザーPMCはほくそ笑む。
凌辱による満身創痍の少女の身体を持ち上げ、カイザーPMC達はその場を後にしたのだった。
感想などいただけると幸いです。