『いいだろう、セイントミラー・アリス。その願いを聞き届けてやる』
しゅるしゅる、と伸びる機械触手。それはベッドの上で悶えるアリスの両の太ももに巻き付くと、有無を言わせぬ力でその足を大きく開いた。
露になる、彼女の恥部。汗と溶液、愛液に塗れて恥丘に張り付く陰毛と、その下の秘所。白く濁った愛液でべトベトに汚れたその場所に、何本もの細い触手が伸びていく。二本がくい、と秘唇を押し開くと、その下からはとっくに鞘から顔をだして自己主張する、勃起したクリトリスの姿がある。
そこにしゅるしゅると伸びていく、特徴的な先端形状を持った機械触手。
「あ……や……ぁあ……」
それを恐怖と期待の目で見るアリス。小さく震えながらも、抵抗する様子のない彼女……そのクリトリスに触れた触手が、きゅぽ、と小さく勃起した豆を咥え込んだ。
「ぁ…………んひぃいいいいい゛っ!?」
小さなモーター音と共に、吸引を開始する機械触手。同時に内部の柔らかい繊毛が回転し、真っ赤に充血したクリトリスの表面を磨くように擦り上げる。
裏返ったような嬌声を上げて、ベッドの上でアリスの体が跳ねた。痙攣するように震える躰は、しかし機械触手によって戒められ、ぴくりとも動かない。
「あ゙っ、いっ、ぁあああああ゙っ! ぁああ、ああーーーっ!?」
『軽くイったか。だがこの程度ではまだまだ終わらんぞ?』
アリスが忽ち絶頂を迎えるのを確認しても、容赦なく攻めを継続する。
ぎゅううう、と拘束されたままのアリスの指がショーツを破らんばかりに握りしめ、叫びと共に振り乱される髪がほつれて顔に張り付く。
乱れた髪の下で見開かれた碧眼は、どこを見ているのかも判然としない。
「っあ、ああっ!? ひぃあぃ、ぁあ、あっ!? イっ、るぅ……あ゙ぁああっ!? イってるのに、とまらな、あああーーー!?」
『そうだな。そしてその先があるだろう?』
「あっ、ああっ!? 来る、白いのが来る、あ、だめっ!? 無理、む゛りぃいいっ!? 私、じぬ、ぁああ、んぅぅああーーーーっ!?」
ぎっ、ぎぎっ、と拘束の中で四肢をひきつらせてアリスが目を白黒させる。
そして……。
「イッ……~~~~~~~~っ!!!?」
絶頂。
高まった膣圧に愛液がぴゅぅ、と水鉄砲のように潮を吹く。ぐぅぅう、と腰が浮かび上がるようにアリスの体が硬直し……脱力。
愛液が沁み込んでぐちゃぐちゃになったベッドにどちゃり、と体が沈み、ぜぃ、ぜぃ、と喘ぐように息を貪るアリス。
ぴく、ぴく、と手足を痙攣させて絶頂の余韻に浸る彼女を冷酷な視線で眺めつつ、ブラボールは気が付けば彼女の髪に手を伸ばしていた。
『よし。よく頑張ったな』
「あ……え………?」
まだ溶液が残ってしっとりとしている髪を、ひっかけないように注意を払って指で梳き、アリスの頭を優しく撫でる。
涅槃を垣間見ていた彼女の瞳の焦点が俄かに戻り、潤んだ視線がブラボールを見上げた。
「あ、おじ、さん……」
『おっと。頭を撫でられるのは嫌だったか?』
「ううん……気持ちいい……もっと、撫でて……」
とろん、と嬉しそうに笑うアリスに、ブラボールはそのまま優しく彼女の頭を撫でさすった。
頭蓋骨の形を確かめるように、その小さな頭を繰り返し撫でる。
そうこうするうちに、乱れ切っていたアリスの呼吸も落ち着いてきた。
「ん……あ……」
『さて。息が整ってきたから、続きをするか』
「あ……っ」
離れる指に、心の底から惜しそうな声が魔法少女の口から零れる。物欲しそうな視線に苦笑しつつ、ブラボールは無情にも女体の調教を再開した。
とはいっても、先ほどまでのように全身の性感帯を蹂躙する訳ではない。これまでのは前座だ。
『そう惜しそうな顔をするな。……今からもっと気持ちいい事を教えてやる』
言って、ブラボールはシュルシュル、と機械触手の一団を彼女の秘所へと近づける。自分の恥ずべき穴に近づいてくる触手を目の当たりにして、ひっ、とアリスは小さく声を上げて息を呑んだ。
その視線が、ブラボールと触手の間で往復し、彼女は観念したように目をぐっと閉じた。
「う、うぅ……や、やるなら一息にお願いします……っ」
『おや、お前にしては潔いな。……安心しろ、まだ処女は奪わない。処女は、な?』
くち、と解れ切った媚肉を触手が押し開き、ぽっかりと空いた膣穴に、それよりも遥かに細い触手が押し当てられる。小指よりも細い、先端が丸く寸詰まりの形状をした無害そうな触手……それがつぷり、と膣穴に潜り込んでいった。
押し出された愛液が、つぅ、と滴る。
「あ……あ、ああっ。はいって、はいってくる……ああっ!?」
『安心しろ。処女膜といっても、それには隙間がある。そいつはそれを潜り抜けられる程度の太さしかない。処女は未だ奪わないでおいてやる』
「あ、ひ、あ……ま、まって、どこまで入ってくるの、これっ!? あっ!?」
自分の体の中に、冷たい鉄の触手がのたうちながら潜り込んでくる……それは途方もない違和感を感じる体験だった。他の性感帯は酷使に疲れ切り感覚が鈍っている中で、一度も触れられていない膣内はとても敏感で、潜り込んでくる触手の節一つ一つが分かるよう……というのはアリスの錯覚。まだ使い込まれていない彼女の膣はまだ未熟で感覚も鈍く、それが彼女の恐れと相まって体内の小さな触手を、何倍にも大きく感じさせる。
「あ……や、あっ!? 怖い、おじさん怖い……っ! 出てくる、お腹を突き破って、口から触手がでてくるぅ……ああっ!?」
『落ち着け、まだ半分も入っていないぞ』
「う、嘘っ、うそだぁっ!? 絶対胃のあたりまで来てるぅ……!?」
涙目で喚きながら首を振るアリス。怯え方が尋常じゃないのでブラボールは一度触手の侵入を止め、宥めにはいった。
『嘘ではない。ほら、上から触るぞ。触手の先端は、今このぐらいだ。わかるか?』
指先でクリトリスより少し上、膣道の丁度半分手前ぐらいを軽く押し込む。柔らかい肉の向こうに、確かに硬い機械触手の先端が感じられ……んぎぃ、とアリスが声を上げた。
「あっ、ぐぅ……っ?! はぁ……はあっ、う、うそ、まだ、まだそんな所?! な、何メートルも入ってるものかと……」
『おいおい。膣がそんなに長い人間が居る訳ないだろうが』
「だって、だってぇ……」
涙目で呻くアリス。動揺のあまりか、さっきから言ってる事がちぐはぐでデタラメである。
「はっ、ひっ、はふっ、はぁ……んっ、あ、はぁ……ふぅ……っ」
『落ち着け、息を整えろ。深呼吸だ』
「う、うんっ、ひっ、ふぅ、ひっひぅ、ふうー。ひっひ、ふぅーー……」
宥められて少しは冷静さを取り戻したのか、少しずつ息を整えるアリス。かと思ったら妙なリズムで呼吸を始めて、ブラボールは首を傾げた。
まあいい。
気をとりなおして、呼吸に合わせて、少しずつ触手を胎内に侵入させていく。
処女膜を越えて、さらに彼女の奥深くへ。触手の先端に感じる抵抗が、少しずつ強くなっていく。ほぐれきっていない硬い肉の手応え。
「ん……っ」
ピリッ、とアリスの眉がひそめられる。彼女も多少、痛みを感じたようだ。
そこで一端触手の動きを止める。そしてその先端が開くと、内部からでろり、と緑色の溶液を噴き出した。
特濃の魔力溶液。肌に塗れば、忽ち痒みにも似た疼きを生じるであろう程の魔力を濃縮した粘液を膣の奥に吐き出して、触手の先端で塗りたくる。それによって滑りをよくし、少しずつ、奥へ。
「……っ、ふぅ……はぁ……ん、中、もぞもぞ動いて……んぅ……っ」
『奥に入るぞ』
自分の中で何が起きているのか知らぬアリスは、息を少しずつ荒くしながら、己の胎内に感覚を集中させている。
その素直で従順な様子に、ブラボールは内心にやりと笑みを浮かべた。
……いうまでもない事だが。魔法少女が魔族に体を許すだけでなく、こうして倒錯的な膣内開発に協力している時点で、すでに彼女の価値観は取り返しが付かない程変質している。
恐らく、このまま押し倒し、屹立しした逸物をその胎に突き立てても、アリスはそれを受け入れるだろう。
だが完全に彼女の全てを支配するには、そこに僅かな痛みや拒絶すらあってはならない。
その為に、事前に膣奥をよくほぐしておく。
『(そう、決して処女のまま開発するのが個人的な趣味という訳ではない……)』
「あっ、ああ……っ! なかで、うごきまわって、るぅ……あっ」
そしてついに、こつん、と触手の先端が膣奥、子宮口に辿り着いた。
途端、顔をしかめるアリス。
「っづ……」
『っと、すまん、痛かったか?』
「う、うん……なんか、お腹の奥がズキッ、って……」
息を荒くしながらも、自分の腹部を見下ろすアリス。その瞳には痛みのせいか、僅かに理性が戻ってきてしまっている。
失敗したな、と反省しつつも、そのあまりに繊細な感覚に目を細めるブラボール。
それは、つまり。
『楽しみが増えたな……さて。もう少し続けるぞ』
「あ……やっ、はぁ……んぅっ、あ゙っ……」
少しだけ触手を引き戻し、蛇のようにのたくらせながら、膣内を刺激する。ゆるゆると自分の中を押し開く触手の感触に、アリスはため息のような喘ぎを零して、再び快楽に没頭し始めた。
まだ感覚の鈍い膣内の感触を探るように目を伏せて、悦びに耽溺するアリス。そんな彼女に、ブラボールは再び性感帯への刺激を再開した。
『それだけでは物足りないだろう……これはどうだ?』
「あ……ぁああっ! んっ、あっ、はあ……んぅぅあっ! あぁあっ!」
触手で乳房を揉みしだき、乳首に振動を押し付け、クリトリスを吸い上げながらブラシでしごく。全身への攻めが再開し、ゆるゆるとした快楽に浸っていたアリスの体が、再びかっかと燃え上がる。
その傍らで、まだ感覚の鈍い膣内での動きも継続する。出来るだけ痛みを与えないように、しかし、未使用の媚肉の奥を押し開いていく……。
「あ、はぁあっ! んぅ……あっ、あ゙ぁっ! お、じさ……ブラボール、さぁん……ぅ! おか、しいよ、私の体、おかし……んぅ!」
『私から見ればとっくに手遅れの状態だが、どうした?』
「違う、さっきまでと違うの……っ! ビリビリ、じゃ、なくて……んぅっ、ゆっくりで、静かだけど、あっ、んぅっ! 重くて、ずしりとしたのが……あぁあっ!」
喘ぎ混じりにそこまで訴えて、ぶるりとアリスは身を震わせた。それは未知の感覚への恐怖か、それとも期待か。
恐らくは、その両方。
ただ蹂躙する激しい快楽だけが悦びではない。静かに忍び寄り、気が付けば足を掴んで闇へと引きずり込むような深く重い喜び……それに、アリスは片足を踏み入れている。
だが、まだほんのきっかけにすぎない。
流石に、いきなり膣で絶頂を迎える事は難しいだろう。ブラボールはそう判断して、攻め手は緩めずにクリトリスへの刺激を一層強くした。
それにつられて、アリスの声が一段高くなる。
「あっ、あぁあっ、んっ、うぁうっ!? ああ、ああーーっ!? 来る、白いのが、弾けて……っ」
『そういう時はなんていうのか、教えた筈だったが』
「あ、んぅぅっ、あっ、イク……イきますっ! ぁああ、イクゥぅうううううっ!?」
ベッドの上で再び引き攣る体。ギシギシと拘束を軋ませて、悶えた体がベッドに沈む。
と。
「あ……や、やだ……」
ちょろちょろ、とその秘所から零れる小水。
検査前に水を飲みすぎたからだろうか。アリスは顔を真っ赤にしながらも、弛緩した体から零れだす液体をとどめる事が出来ない。繰り返し絶頂に至った体は疲れ切っていて、もう彼女の意思では指一本動かせそうになかった。
ベッドにまた新たな染みが出来て、ほんわかと湯気が立ち昇る。
『……まあ、仕方ない。そういう事もある』
「うぅ……」
ブラボールに粗相を観察され、アリスは悲しそうに悔しそうにうめいた。
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