※この作品はR-18です。

俺はアスカのパパになりたい!おまけ   作:アレデルトロン

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もし「2-6 死に至れぬ病、やがて」でキョウキチが3号機に取り込まれていたら



強い思いと転生者という特異な魂。
第9使徒に浸食されたエヴァ3号機はキョウキチを取り込んでしまう。
錯乱し憔悴するアスカ。
そこに現れる最強の使徒。
無断で出撃する2号機と、シン化する初号機。
その光景に彼女は一筋の光明を見る。

次回「たったひとつの冴えた病み方」





IF たったひとつの冴えた病み方

「エントリープラグ内に生存者いません!」

「パパっ!パパはどこ行ったのよ!!」

「エヴァに……」

 

「あんたならパパを取り戻す方法を知ってるんでしょ!?」

 

 

「第11使徒を捕食してS2機関は手に入れた」

「パワーアップした2号機でそのまま第11使徒をコア以外破壊して、エヴァ3号機のコアと交換した」

「シンジと同じ要領でやれば槍は必要ないしゼーレの計画にも引っかからない」

「あのバカのあいつへの思いよりあたしの思いのほうがずっと強くて……あたしの方が優秀」

「あたしならパパを救い出せるっ!」

 

「やめなさいアスカ!自分が何をしているかわかっているの!?」

 

「邪魔するなっ!どうせここが吹っ飛んでも被害はない!」

 

「こんなことをしてキョウキチ君が喜ぶとでも思っているの?」

 

「そんなの……」

 

 

「当り前じゃない!パパは……」

 

「パパはどんなあたしでも愛してくれる」

「パパだけはあたしを見てくれる認めてくれる褒めてくれる!」

 

「あたしはっ!パパに会えればそれでいい!」

「会えさえすれば絶対にパパはあたしを褒めてくれるっ!」

 

 

 

 

 

「パパ……」

 

「ん……ア、スカ?」

 

ぼやけた視界が定まってくると目に涙をいっぱいにためたアスカの顔がすぐそばにあった。

 

「アスカっ!良かった!無事だったか」

反射的に彼女を抱きしめる。

 

「ぱ、パパぁ♡!」

 

彼女のぬくもりで徐々に意識と記憶が解凍されていく。

 

ここはエントリープラグの中か?

操縦席に座っているアスカの上に倒れこむ形で俺がいる?

……てか、腕…プラグスーツどこ行った?

頭を撫でているときに気が付きそのまま視線を下げると、アスカの白い肩が飛び込んでくる。

……ダイレクトに感覚があると思ったけどまさか……。

 

「な、なぁアスカ……なんで俺裸なの?」

 

「魂で溶け合ったあたしたちにもう服は必要ないのよ」

 

「…そうか」

それはそれは嬉しそうに言うのでとてもじゃないがその続きは出なかった。

 

 

だけど、ずっとそうしてると疑問は次から次へと浮かんでくるもので。

 

「ここはどこかな?」

 

「2号機の中。誰にも邪魔されない二人だけのおうち」

クスクスと当然のことを説明するようにアスカは言う。

 

「そ、外はどうなってるんだい?」

 

「……パパはあたしより外のほうが大事なの?」

 

「現状が把握できないと安心できない。アスカの為に知っておきたい」

 

「後ろ」

手を離すのは危険だ――。自分の中で警鐘が鳴っている。

俺はアスカを抱えたまま横にひっくり返った。

 

赤――。

 

「…あたしとパパを祝福してるみたいに真っ赤な世界。あたしの大好きな2号機の色」

 

大地のコア化が完了していた。

俺が3号機に乗って、起きたら2号機の中にいて……。

サードインパクトが起こった後か?

いまはいつだ?

 

「……他の人は?」

 

「首のないエヴァもどきになったわ」

 

確実にエヴァインフィニティのことだ。

……。まだその名称で呼ばれてないのか?

ネルフは…?ヴィレは…?

 

「ネルフはどうなった?」

 

「さぁ?」

 

さぁ?

ヴィレになったじゃないのか?

ちょっと待て――。何の意味があって俺は2号機の中にいる?

使徒に侵食されているなら、2号機に入れるのはリスクが高いだろう。

サードインパクトから避難させる為に緊急措置としてか?

 

「…ここはどこだい?」

 

「2号機の中よ?」

それさえ理解していれば十分というような返事が返ってくる。

 

「……地理的には」

 

「さぁ?」

 

さぁ?

作戦地点の名前がわからないなんてことあるか?

やっぱりサードの衝撃で見知らぬ土地に飛ばされたのか?

 

「今どういう作戦でエヴァに乗ってるんだ?」

 

「パパと一緒にいるため」

 

胸にうずめてた顔を上げて真っすぐに目を合わせてくる。

恐ろしく澄んだ目だ。

嘘や裏が一切ないどころか、含みすらない。

 

ではやはりサードインパクト直前に行われた、使徒に浸食された俺の救出作戦でいいのだろうか?

本当か?

それにしてはエヴァの動きが少なすぎる。

 

回収待ちだろうか?

……エヴァ活動限界なかったか?

そんな悠長でいいのだろうか?

 

「アスカ…バッテリーは大丈夫なのかい?」

 

「ええ。2号機はS2機関を獲得してるわ」

 

は?

シンエヴァじゃなかった展開だ。

何かがおかしい。聞かなくてはならない。

 

「俺がいない間に何があった?」

 

「聞きたい?……あたし頑張ったのよ」

 

 

 

「そう……か」

俺のせいでアスカはネルフ敵対。

2号機で家出中といったところか。

 

「……しょうがない子だ」

俺はため息をついて深く彼女を抱きしめた。

 

「もう離さないからな。ずっと一緒に居よう」

この子は独り立ち不可能だ。

 

「うんっ!パパ大好き、愛してるわ」

 

「俺もだアスカ愛してる」

ならば最後の一瞬まで健やかなる時を過ごそう。

 

 

 




エンド分岐

キョウキチがエヴァに乗る
ー生き残る
 ーアスカEND(本編) 依存度低・精神力高
 ー惣流・アスカEND(新しい世界でアスカとの遭遇率が低くなる) 依存度高・精神力高
ー取り込まれる
 ーたったひとつの冴えた病み方 好感度高・依存度高・精神力高
 ーケンスケによろしく(ケンケンに依存する) 依存度高・精神力高
 ーほぼシン・エヴァEND 依存度低・精神力高
 ー崩壊end(ヴィレは戦力が足りず、シンジは持ち直さず、ゲンドウはユイに会えない) 精神力低

キョウキチがエヴァに乗らない
ーキョウキチヴィレクルールート 依存度高or精神力低
ーキョウキチ第三村ルート 
ー生き残れない
 ーケンスケによろしく(ケンケンに依存する) 依存度高・精神力高
 ーシン・エヴァEND 依存度低・精神力高
 ー崩壊end(ヴィレは戦力が足りず、シンジは持ち直さず、ゲンドウはユイに会えない) 精神力低


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