俺の名前は如月蓮。
神山高校1-Aに通う男子高校生だ。
俺にはとても仲の良い友達がいる。
一人は暁山瑞希。こいつは男だが可愛いのが好きで女性服を着ている。
もう一人は白石杏。サバサバとした勝気な性格で、ミント栽培が趣味の愉快な奴だ。
二人とも音楽が趣味の俺と話が合う大切な友人である。
二人と仲良くなった切っ掛けは音楽で、二人とも俺が作った曲を良く聞いてくれている。
二人に勧められてYouTubeで曲の投稿も始めた。
登録者は日を追うごとに増えていき、再生数も鰻登りだ。
今では収入を得られるくらいになった。
ただの趣味だったのが仕事に変わったのだ。
そんなこともあって二人にはとても感謝している。
友人として何があっても二人の味方でいようと心に決めているくらいだ。
決してこの関係が崩れないように二人とは適切な距離を保っていようと思っていた。
その筈だった。
今、俺の隣には裸で眠る瑞希がいる。
俺は頭を抱えて状況を整理する。
先ず、いつもみたいに瑞希が家に遊びに来た。
そして唐突に泊まっていくと言い出したので俺は快く了承した。
そんで気が付いたら瑞希と一線を越えていた。
ゴミ箱には大量の使用済みゴムが入っている。
一体何度交わったのかも分からない。
ただ、俺の全身を満たす疲労感が事実として残っていた。
俺はどうしてこうなったと数時間前の記憶を掘り起こすのだった。
◇
「蓮ってさ。彼女いるの?」
「また唐突だな……いないよ。モテないし」
「へぇー…じゃ、僕が立候補しても良い?」
俺は瑞希の言葉にフリーズした。
作曲の手を止めて言葉を咀嚼する。
彼女に立候補する、ということは瑞希が俺の彼女になりたいと言ってる訳だ。
彼女になれば当然そういう行為もする。
つまり瑞希とヤれる。
俺の愚息はその結論に敏感に反応した。
しかし、俺の理性が反対する。
俺等の間には確かな友情が存在するのだから、それが崩壊するようなことはあってはならない。
「待て待て。俺等は友達だろ。友情と恋情は相容れない」
「友情と恋情は同居できるでしょ。それに蓮の
瑞希はそう言って俺の陰茎をズボンの上から触った。
既に勃起して硬くなってる陰茎に更に血が溜まっていく。
俺は己の愚息の正直さを嘆いた。
「クソッ。俺の愚息め!」
「ふふっ。ボクは好きだよ。蓮の正直なところ。いつもボクの胸とかお尻とか見てるでしょ?」
「それは!そうですけどぉ…!」
俺は素直に白状した。
確かにいつも柔らかそうな尻とか平らだけど触り心地は良さそうな胸とか見てた。
瑞希が可愛すぎて正直ずっとヤりたいと思ってた。
「恋人になっても今の関係値が崩れることはないでしょ。寧ろ、より仲良くなれるよ」
「それでも、俺は…!友達に手を出す訳には…!」
「我慢しないで良いんだよ。ほら、犯して?」
瑞希は服をはだけさせてそう口にした。
俺の理性は消し飛んだ。
瑞希の顎を持ち上げて唇を重ねる。
舌を無理矢理捩じ込んで口内を蹂躙した。
「んっ…♡!んむぅっ♡!んんっ♡!」
両手を瑞希の服の中に忍ばせて乳首を摘む。
瑞希が敏感に反応した。
「んんぅっ♡!…んぁっ♡!」
唇を離して瑞希の姿を見る。
瑞希は乳首を弄られて喘いでいる。
口の端からは唾液が溢れて扇情的な雰囲気を醸し出している。
俺は一度手を離し、瑞希の服を脱がす。
露わになった瑞希の綺麗な肌を見て一層陰茎が硬くなる。
俺は瑞希の乳首に吸い付いた。
「あっ♡!あぁっ♡!赤ちゃん、みたい…♡んぅぅ♡!」
俺が舌で乳首を転がすと瑞希が連動して嬌声を上げる。
更に俺は右手で瑞希の勃起した陰茎を扱く。
突然の手コキに瑞希が低い声で喘ぐ。
「お゛ぉっ♡!んお゛っ♡♡!出ちゃう…♡♡!」
「全部出しちまえ」
「イ゛グゥ♡♡♡!!!」
瑞希が盛大に射精する。
俺の手が瑞希の精液でベトベトになる。
「あーぁ…男に手コキされてイっちゃった。もう戻れないね?」
「ん゛ぅ♡!」
瑞希は射精の余韻で返事も出来ない。
俺はティッシュで精液を拭き取った。
棚からローションを取り出して指に付ける。
「じゃ、指入れて解すから」
「まっ…♡!」
瑞希の返事を待たずに俺は指を瑞希のアナルに入れた。
ゆっくりと周りを解すように指を動かす。
「んぃっ♡!ああっっ♡♡」
瑞希はアナルが弱いらしい。
指を動かす度に嬌声を漏らす。
たっぷりと時間を掛けて解したら、次は陰茎を挿れる番だ。
俺は陰茎にゴムを着けてアナルに充てがった。
「挿れるぞ」
「うんっ♡来て…♡」
陰茎を挿入し、腸内を押し広げながら奥へと突き入れる。
瑞希が肩を跳ねさせた。
「お゛お゛っ♡♡♡!」
「挿れただけでメスイキとか、尻弱すぎでしょ」
「雑魚アナル…♡!沢山犯してぇ♡!」
俺は瑞希の要望通り陰茎の抽送を開始する。
肌と肌が衝突する軽快な音が響き、陰茎が腸内で擦れる。
「あ゛ぁっ♡!あっ♡!蓮の、太ぃ♡♡!」
「瑞希の所為でこんなになっちゃった」
「ボクの所為で…♡ああっ♡!」
瑞希の奥へと陰茎を突き入れて、互いを確かめるように手を繋ぐ。
恋人繋ぎで手を絡め、瑞希の快楽に塗れた顔を視界に映す。
興奮が高まり、抽送の速度が上がる。
「またイク♡♡!イッちゃうぅ…♡イグッッッ♡♡♡!」
「あー…出る」
瑞希と共に射精する。
瑞希の一番奥で精液を吐き出し、疲労感が全身を包む。
それでも休む気にはなれなかった。
「瑞希。ベッド行くよ」
「うん♡」
◇
それから何度も瑞希と交わって射精した。
ベッドは瑞希の精液で汚れ、洗濯することを余儀なくされた。
そうして瑞希と共に疲れ果て、ベッドに横になった。
そして瑞希が眠る中で俺は一人頭を抱えている現在である。
「ヤってしまった」
もう後戻りはできない。
瑞希との関係は変わってしまうが、本人曰く友情は変わらないとのこと。
それは俺としては喜ばしいのだが、杏にはどう説明するのだろう。
隠すなんてのは有り得ない。友達同士で隠し事はなしだ。
単純に付き合ったと言うにしても男同士だからな。驚かれはするだろう。
でもまぁ、杏なら受け入れてくれそうではある。
一番の問題は学校での見え方である。
瑞希はクラスメイトから距離を置かれている。それが更に開くのは目に見えている。
俺がどうこう言う問題でもないが、それで瑞希が病んだらと思うと心配である。
実際に病んだ時に慰めたら良いだけの話と言ってしまえばそれまでなのだが。
俺は頭を悩ませながら一先ず眠ることにしたのだった。
◇
「瑞希、あーん」
「あーん」
瑞希にスプーンで炒飯を食べさせる。
炒飯は俺の手作りである。
一人暮らしなので料理は良く作るのだ。
「うん!美味しい!」
「だろ?炒飯は自信あんだ」
俺も自分の分の炒飯を食べる。
ちゃんとパラパラに仕上がっている。
俺は炒飯を瑞希に食べさせながら質問した。
「んで、杏には何て伝えたんだ?」
「普通に蓮と付き合ったよって」
「どんな反応が返って来た?」
「……秘密」
「?…まあ、良いか」
瑞希は言いたくないようである。
ならば俺も聞く必要はない。
どうせ会って反応を見ることになるから、遅かれ早かれだ。
「それより、食べ終わったらまたしようよ」
「良いけど、メスイキにハマったのか?」
「それもあるけど、やっぱ初夜は沢山したいじゃん?」
「そうか。分かった。たっぷり犯してやる」
俺の言葉に瑞希は満足気な顔をした。
あれだけしたのに元気な奴だ。
まあ、俺も元気一杯なのだが。
俺は炒飯を平らげて次の準備をするのだった。
・如月蓮
黒髪黒目、身長199cm。運動神経が良く、どんなスポーツでも結果を出す。その為運動部にスカウトされることが多いが断っている。
幼い頃から音楽に触れて来た影響で作曲が趣味になった。
絵も描けるのでYouTubeに曲を投稿する際は自分でイラストを描いている。
・暁山瑞希
自分の趣味を笑わずに受け入れてくれた蓮が大好き。
メスイキを覚えた。
・白石杏
自分の夢を応援してくれる蓮が大好き。
瑞希に蓮と付き合ったと報告を受けた際の反応は「ズルい」。