タイラズマ+1(元カノ→妹) ~3人の愛と欲~ 分割版 作:eronosuke
東の妖艶な笑みが屋上に咲いた。平のスマートフォンを取り上げると一枚の写真を見せつける。そこには反抗的な表情をした若い少女が写っていた。
「ほら見比べてごらんなさい?」
指がミサキの顎を持ち上げる。化粧で際立った大きな瞳と尖った顎のラインが画面の少女と瓜二つだ。
「まさか……俺の妹?」
平の声が震える。ミサキが微かに頷いた。
「アタシ……と…この子、すごく似てる?」
東の唇が歪んだ。
「偶然かしらね?」
低い笑い声が夕焼けに溶ける。
「それとも運命?」
その刹那、ミサキの口から呟きが漏れた。
「お兄ちゃん……」
衝撃が平を貫く。記憶の底にある妹の声と寸分違わない響きだった。東がゆっくりとミサキのドレスを剥ぎ取る。黒いレースの下着だけになった起伏の少なく、なだらかな肢体が白日に晒される。
「どう感じる?」
東の囁きが耳朶に纏わりつく。
「あなたの可愛い妹よ」
「違う……」
必死に否定する平の前で東はミサキを押し倒した。細い手首を押さえつけ優しく唇を奪う。唾液が糸を引く接吻に平のペニスが脈打つ。
「ミサキ、ほら、もっと呼んでごらん」
東の指示に従いミサキが掠れた声で繰り返す。
「お兄ちゃん……」
それは禁忌そのものだった。見知らぬ少女の中に眠る妹の幻影を犯しているという背徳感。東の指がミサキの下着に忍び込む。
「この子がどんな風に鳴くか聞きたいでしょ?」
東の淫靡な挑発に理性が砕ける音がした。平は跪くように前屈みになりながら尋ねた。
「俺は……どうすれば……」
東の爪が頬を撫でる。
「簡単よ」
鈴を転がすような声音で宣告する。
「妹を犯しなさい」
そして二人の視線が合った時──ミサキの目尻に涙が滲んでいた。それが恐怖なのか歓喜なのか判別できないまま、東のヒールが平の股間を踏み躙った。
「さあ、始めましょうか?」
嗜虐の女王が高らかに宣言した。
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東の嘲笑が屋上に響いた。ミサキの変貌ぶりは想像以上だった。平に絡みつく姿はまるで本当の妹そのものだった。
「お兄ちゃん……」
喘ぎ声の合間に繰り返される単語が脳髄を麻痺させる。ミサキの細い指が平の首に巻きつく。華奢な体躯から想像できないほどの執着が伝わってきた。
「待て……こんなの……」
抵抗する平の腰に両足が絡みつく。ミサキの瞳は潤みきっていた。
「嫌がらないでよお兄ちゃん……」
幼い口調で訴える姿に罪悪感と興奮が入り混じる。
「一人っ子で寂しかったんだもん……」
偽りの記憶がミサキを乗っ取っていく。彼女自身も混乱していた。自分は兄など知らないはずなのに、平を見つめるだけで温もりが溢れてくるのだ。
「だからね……」
潤んだ瞳が上目遣いになる。
「いっぱい可愛がってよ?」
その媚態に平の自制心が弾け飛んだ。ミサキの白い喉元に齧り付くように唇を寄せる。汗ばんだ肌の匂いが獣欲を掻き立てる。
「お兄ちゃん……」
泣きそうな声が結合部から漏れる。東の高笑いがそれを打ち消す。
「凄いわねぇ!」
彼女の足先が平の背中を這う。
「血の繋がった妹相手に勃っちゃうなんて」
それは挑発だった。平の腰使いが荒くなる。ミサキの嬌声が一段高くなる。
「気持ちいい?お兄ちゃん」
夢見るような問いかけに理性が崩れる。
「ミサキ……」
名前を呼ぶたびに締め付けが強まる。偽物の姉妹関係が狂気の渦を作り出す。
「もっと強くして!」
懇願する唇を塞ぐようにキスを落とす。舌を絡ませながら抽送を早める。ミサキの体が弓なりに反り返った。
「いっちゃう!お兄ちゃんといっしょに……」
絶頂を迎えた瞬間、ミサキの爪が背中に食い込んだ。焼け付くような快楽の中で平も果てる。白濁液が収縮する襞に飲み込まれていく。
「終わった?」
東の靴音が近づく。
「もう一回くらい出来るでしょう?」
その言葉にミサキは強く頷く。体力の限界を超えたはずなのに股間の疼きは止まらない。
「お願いします……お兄ちゃん」
偽りの家族劇が再開される。平は東の奴隷でありながら妹の恋人となった。明日になれば別の役割を与えられるのだろう。それでも今この時だけは──
「ずっと一緒にいてね?」
幼い笑みを浮かべるミサキを強く抱き締めた。夕陽が沈みかけた屋上で三人の影が一つに重なる。この狂宴はまだまだ続きそうだった。
東が最後に放った一言が忘れられない。
「二人とも……素敵な兄妹になりそうだわ」
それは祝福なのか呪詛なのか判断がつかないまま──平は再び動き始めた。ミサキの喘ぎ声が星空へ昇っていった。