タイラズマ+1(元カノ→妹) ~3人の愛と欲~ 分割版 作:eronosuke
## お互いのために
東とミサキは平をよく観察している。
カフェの窓際席。東がコーヒーカップを持つ指先が微かに震えた。向かい側でスマホを弄るミサキの瞳が鋭く光る。
「何フェチなんだろう」
二人の視線は同じ方向を追っていた。公園のベンチで本を読む平。その指がページをめくるたびにミサキが溜息をつく。
「性感帯は変わっていないだろうか」
東の爪先がテーブルの下でミサキのふくらはぎを撫でた。「去年は耳朶が弱かったわよね」と囁く声にミサキが小さく頷く。
「最近のオナニーのおかずは何がお気に入りだろうか」
突然ミサキがバッグから小さな録音機を取り出した。「昨日の夜聞いたんだけど——」
再生されたのは平の寝室からの物音。荒い呼吸と布擦れの音。東の顔が赤く染まった。
「そそる服装は何か」
ミサキが立ち上がりショーウィンドウに映る自分を確認する。「このミニスカ?それとも……」
「水着はどんなタイプが好きか」
東の指がタブレット画面を滑らせた。様々な水着画像が並ぶ中で平が最も目を留めたのは……
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お互いに交わり合いながら、リサーチした内容を共有しあう二人。
深夜の部屋。月明かりに照らされたベッドで二人の肌が汗で光る。
「私達って」と東が言いかけた時、ミサキが唇を重ねてきた。
「最高じゃん!」
笑い声と共に体を絡め合う。ミサキの細い指が東の豊満な胸を揉みしだく。
「なんでアタシらこんなにお兄ちゃんのこと知ってんだろ」
「それは……んっ」東の言葉は喘ぎ声に飲み込まれた。
「お姉ちゃんのここお兄ちゃんの大好物じゃん?」ミサキの舌が東の内腿を這う。
「でもミサキの柔らかい肌も……」東の爪がミサキの乳房を抓った。
「痛いっ!でも好き!」
二人の吐息が混ざり合う部屋でスマホが震えた。平からのメッセージを開くと同時に二人の身体が跳ね上がる。
『明日プールに行こう』
「やっぱビキニ好きなんだ!」
「三角より紐の方が好きみたい」
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お互いの顔、容姿、性格がまったく被らない東とミサキは、お互いに合う服や水着やそそる服を自然と提案しあうことができた。
試着室のカーテン越しに笑い声が漏れる。
「お姉ちゃんこれヤバくない?」
透け感のある青い水着を着たミサキが現れた瞬間、東は息を呑んだ。
「ミサキ……最高じゃない」
東自身は深い赤のハイネック水着を選んでいた。互いを称賛し合う言葉が溢れ出す。
「このヒップラインは絶対お兄ちゃんクラッとするよね」
「いやいや、この胸の谷間の方が……」
鏡に映る二人の姿。まったく異なる魅力が調和していた。
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バスの中で肩を寄せ合う二人。ミサキの頭が東の肩に乗る。
「私達って」再び東が言った。
「最高じゃん!」
今度は言葉を重ねる二人の唇が触れる。車内の他の客たちが驚いた顔をするが構わない。
「この関係も」
「お兄ちゃんと」
「一緒に」
二人の手が繋がった。
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東は昔、ミサキの前で『私はアナタと違って顔も綺麗で胸も尻も大きい』などと自慢したことがある自分を今更ながら恥じていた。
夕暮れの海辺。波打ち際で戯れるミサキを見つめながら東は呟いた。
「馬鹿だったわ」
ミサキが砂浜に座る東の横に戻ってきた。
「何が?」
「何もかも」
東の手がミサキの頬に触れる。その手はかつて敵意を持って振り払ったはずなのに……
「ミサキにはミサキのいいところがある。目がくりくりと可愛い童顔で、滑らかな肌のロリータ体形。それでいて全身敏感で、何より周りを明るくさせる楽しい笑顔。私にはすべてないもの…」
ミサキが照れたように俯いた。
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ホテルの一室。クローゼットの前で東がドレスを広げる。
「これを着て」
シンプルな白いワンピース。胸元は控えめだが背中が大胆に開いている。
「それから……」
東の指がミサキの耳たぶをなぞった。「ベッドでは仰向けで足を少し開いて」
「でもお姉ちゃんこそあの黒いタイトスカートが似合うんじゃない?」
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「髪を下ろして」
「口紅は濃い色で」
「脚は組んだ方がいい」
「後ろから攻めさせるならこのポーズ」
互いの服を選びながら唇が交錯する。指先が肌を撫でる。時折漏れる吐息に二人の瞳が潤む。
「私たちの間じゃもうセックスなんて特別じゃないものね」
「だって最高の二人だもん」
ミサキの笑顔に東も微笑み返した。かつての敵は今や最良の協力者—そして愛する人の喜びを最大化する同志となった。
「さあ行こう。お兄ちゃんが待ってる」
扉を開けた先では平がベッドに座り、二人を迎える準備を整えていた。