裏切られたSランク冒険者の俺は、愛する奴隷の彼女らと共に奴隷だけのハーレムギルドを作る 作:柊咲
「後悔しても、止めないぞ?」
普段の優しい表情とは少し違った男らしいエギルの雰囲気に、エレノアはにっこりと微笑んだ。
「はい。わたくしは一生、エギル様の奴隷でございます」
「いいや、奴隷でもあるが、お前は俺の女になるんだ。わかったか?」
その瞬間、背中に柔らかい感触が触れた。バスタオル越しでもわかる豊満な胸の感触が。
「わたくしを、エギル様の女にしてください」
「じゃあ、まずは全身を綺麗にしてもらおうか? エレノア」
「はい、エギル様」
泡の付いたエレノアの右手が背中から伸び、エギルの上半身を優しく撫でる。
背中から抱きつかれるような姿勢のため、エレノアの温かい吐息が耳に届く。
「エギル様の体、とても逞しいです。この古傷も、男らしくて素敵です」
手強い魔物との戦いで刻まれた古傷を撫でるたび、エレノアはゆっくりとした口調で褒める。
「エレノアは、こういう体が好きなのか?」
「はい、大好きです。この分厚い胸板も、太い腕も、とても素敵です」
「そうか……」
自分で聞いていて、ここまで答えてくれると思わなかったから驚いた。
しかしエレノアは大胆だ。触り方は恐る恐るといった雰囲気だが、これで未経験――処女とは思えなかった。
「エレノアは、こういうことを言い慣れているのか?」
「こういうこと、とはどういうことでしょうか?」
「いや、男を喜ばせる言葉とか……」
その言葉に、少しだけ空気が変わった。
「それは、わたくしが男に媚びを売るのが慣れていると、そう言いたいのでしょうか?」
「いや、違うんだ」
エギルは後ろを振り返ると、頬を膨らませてムスっとしたエレノアと目が合った。
「こんな事、エギル様にしか言いませんよ? それに本心からの言葉ですから。この体が素敵だと思ったのは」
後ろから抱きつかれて、また豊満な胸の感触を感じた。
だからエギルは感触ではなく視感で味わいたいと思った。
「いつまで後ろから洗ってるんだ。そろそろ前から洗え」
「かしこまりました。前から洗ってほしいのですね」
「いや、別に……」
ほんの少しだけエギルの本質の部分が出たが、エレノアの言葉を受けて恥ずかしくなって歯切れが悪くなってしまった。
そして、背中に感じていた感触が消えると、ペタッ、ペタッ、とエレノアの足音が背後から右耳を通って、エギルの目の前で止まる。
大きな胸を左手で隠し、風呂桶と体を洗うスポンジを右側に置き、エレノアは膝を付いて座った。
そして表情は、恥ずかしさからなる赤面だとすぐに理解できた。
「少し、恥ずかしいですね……見られながらというのは」
「あ、ああ」
「でもエギル様に奉仕する為ですから、このまま洗わせていただきます。右手を前に出していただけますか?」
「こうか?」
右手を前に出すと、エレノアは上半身を伸ばして、スポンジを持った右手が肩へと伸びる。
左手は胸のバスタオルを抑えたまま。それでも、彼女の顔が正面にあるから、背後から洗われるよりも何倍も興奮する。
そして体を洗う行為が始まった。優しく胸元から腹部を撫で、そのまま腕を撫でる。
「エギル様、もう少し手を上げていてくださいね」
「こうか?」
ニッコリと目蓋を閉じて微笑むエレノア。
やはり綺麗だ。
そして先程から物欲しそうな瞳がエギルを捉える。それも少しだけ間隔を空けて、顔と顔が近付きそうになると、少し距離をとって、温かい吐息を鼻先にかけられる。
これはキスを要求しているのだろうか?
エギルはそう思った。だが違ったら――
「……エギル様。わたくしは、少し強引な方が好きなのです。普段は優しくても、女性と二人になれば男らしく、強引で、激しく、少し乱暴に求めてくれる方がタイプなのです……」
「それは……」
これは催促だろうか、女性慣れしていないエギルが積極的ではないから。
エギルは反省した。恥ずかしがってる彼女に言わせるなんてと。
「……後戻りをできるチャンスを与えたのだが……いらなかったか」
その苦しい言い訳に対して、エレノアは一瞬だけ目を見開いたが、すぐに聖母のような優しい微笑みを向ける。
「お心遣いありがとうございます。ですが、後戻りはいたしません。わたくしはもう、エギル様に抱かれたいと思っておりますから」
「エレノア……」
やっと決心が付いた。
後頭部に手を持っていき、目蓋をそっと閉じた彼女の唇に、エギルは自分の唇を重ねて抱き寄せる。
弾力があるのに柔らかい感触が唇から全身に伝わる。
そしてエレノアも、エギルの男らしい身体を包もうと両手を伸ばすと、隠していたバスタオルは、バサッと、床に落ちた。
「んちゅ……ぇ、エギル、さまぁ……はあっ」
少しだけ開いた唇からはエレノアの甘ったるい声が漏れる。そしてゆっくりと、お互いに重ね合わせた唇が少しずつ動いていく。
これでいいのか? これが正解なのか?
エギルはキスをしながら不安になる。だが、目を閉じて受け入れているエレノアは、さっきよりも顔を赤くさせて女の顔をしていた。
だからおそらく間違いではないのだろう。エギルはそう思い、無我夢中でエレノアの唇を堪能しながら、視線はゆっくりと、バスタオルで隠すことがなくなった大きな胸へと向けられた。
だがその瞬間──エレノアと目が合ってしまった。
「大きい胸は、お好きですか?」
「ま、まあな。嫌いではない」
すると、エレノアはキスを止め、
「上に跨がってもよろしいですか?」
と聞いてきた。
拒否することは有り得ない。だからエレノアを膝の上に乗せる。そしてそのまま、首もとに両手が絡んだ。
エレノアの秘部は、勃起したペニスに触れるか触れないかという状態だ。
「エギル様、どうぞ、ご自由に触ってください」
「わかった」
エギルの肩に両手を置き、二人には空間が生まれる。そしてエギルは、片手では収まらない彼女の乳房を下から持ち上げた。
比べるモノがない、これは初めて味わった感触だった。
柔らかい乳房の中心には鮮やかな桜色の乳輪があり、そこにはぷつりと突起した乳首がエギルを指す。
「エレノア、舐めるぞ」
触られて感じてくれているエレノアに許可をとる前に、エギルは右乳首に舌を突き出していた。
「ふぁ……ぁあっ、んんっ……エギル様……んあっ!」
コリッとした乳首を舌先で弾けば、喘ぎ声は更に大きくなっていく。
「エ、エギル様は……ご経験が沢山、おありなんですねっ」
「えっ」
「凄く……慣れていらっしゃいますっ。触り方も、舐め方も……わたくし初めてですので、こんなっ、んんっ!」
正直に童貞だと伝えるか悩むエギル。主人としての威厳が……。
「俺は、童貞だ」
「えっ……あっ、ちゅ、ふあっ、んんっ」
無理矢理に唇を奪って、エレノアの半開きになった口内に舌を挿入する。
そして舌を抜くと、トロンとした瞳のエレノアは、
「では、お互いに初めてなのですね」
と喜んでいた。
「ああ、だから勝手がわからないんだ。すまないな」
「いえ、エギル様の初めてをわたくしが頂けて嬉しいです。では……この狂暴なモノも、誰も触ってないのですね?」
「うっ!?」
跨がったエレノアの右手が、タオルで隠されたペニスに移動していた。
「精一杯ご奉仕させて頂いても、よろしいでしょうか?」
「た、頼む……」
再びエギルの前で膝を付けて座るエレノアは、タオルを突き上げるペニスを見て、目と口を開けて唖然としていた。
「お……大きい、ですね」
「そうか? 俺にはわからないな」
「わたくしが知ってるのは、これの半分くらいの長さと太さです」
「エレノアが知ってるの?」
少し違和感を感じて問いかけると、エレノアはペニスに向けていた視線をバッとエギルに向けて左右に顔を振った。
「い、いえっ! なんでもないんです」
「だが―─」
「なんでもないんです! ちょ、直接見ても、いいでしょうか?」
強引なごまかしだが、ここは突っ込まないでおいた。
エギルが頷くと、エレノアはゴクリと喉を鳴らして、両手でタオルを押し上げるペニスに触れた。
「こ、これが……エギル様の、その……おちんちん、なのですね」
恥じらいながら名前を言われて興奮する。
そしてタオルをどけると、ペニスが天を向く。
長さも太さも一級品。比較対象である他の者のを知らないからわからないが、エレノアの驚き方から察するに、かなり凄いのだろうとエギルは思った。
「身体だけでなく、ここまで逞しいのですね。片手で握れないですよ」
「そんなにか」
「……これで童貞なんて、本当でしょうか?」
「気にしてるんだから聞かないでくれ。童貞なのは本当だ」
「こんな狂暴なモノを持っているのに……ぺろっ」
クスッと笑ったエレノアは、狂暴だと言ったペニスを裏側から舐めた。
その瞬間、ただ舐められただけなのに強烈な快感を与えられて、エギルは天井を見上げてしまった。
「ふふっ、子供っぽく感じてくれたなら、童貞だと信じられますね」
「……馬鹿にしてるのか?」
「いえ、わたくしは嬉しいのですよ。エギル様に……わたくしのご主人様に初めての快感を与えられたのが──では、初めてのフェラチオをさせていただきますね。はむっ」
と、口を大きく開けて亀頭を咥えるエレノア。
温かくねっとりとした口内がゆっくりとペニスを咥えていくが、エレノアの表情は少し苦しそうにも見えた。
「おっ……おっきすぎです……んっ、んんっ」
「無理しなくてもいいからな?」
エギルの言葉とは裏腹に、エレノアの小顔は、ズズズッ、と竿の中間まで咥えていく。だが限界なのか、エレノアは顔を左右に振って止まった。
「も、もうっ、咥えられませんっ……す、すみませんっ」
「いや、こんなに咥えてもらえただけで満足だよ」
「エギルさま。では……」
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ。
亀頭から中間までを温かい唇がゆっくりと上下すると、浴場には卑猥な水音が響き、プルンとした柔らかい唇が這った場所は、少し涎で光沢を発している。
そしてエギルは立ち上がり、その淫らに変わった顔をまじまじと見つめた。
「エ、エギルさま?」
「ほら、もっと顔を俺に見せてくれ」
「は、はい」
口内に涎を含み、唇が亀頭のエラ部分を通るたびに快感が生まれる。
エギルは金色に輝く髪を撫でながら、天井を見上げて奉仕を受け続ける。
両手で根元を握り、顔と一緒に手も動く。少しぎこちなく感じるが、どこか色々なフェラを試しているようにも感じる。
そして童貞のエギルは、エレノアの与える最高のフェラに長くは堪えられなかった。
「エレノア、そろそろ出そうだ」
「んっ、んっ……そのまま出してっ、くださいっ」
それは口の中に出してという意味だということを、エギルはすぐに理解した。
エレノアの口の中に──精液を。そう思うと余計に興奮してしまった。
後頭部を抑えて、エレノアの喉奥に全てを吐き出した。
「で、出るぞっ、エレノアっ!」
「んっ、んんっ!? んんっっっ!」
舌の奥。喉に吐き出した精液。
快感から天井を見上げそうになったエギルだったが、涙目になり苦しそうにしているエレノアを見てペニスを抜こうとしたが、エレノアはペニスを手で抑えて離さなかった。
そのまま全てを吐き出させようと口と手でしごき続け、目を大きく見開いた彼女は、ペニスから吐き出された精液を全て口に含んだ。
「ん、んんっ」
そしてペニスから口を離すと、吐き出した精液を舌の上に乗せて、それをベーッと見せる。
舌に乗った白濁とした精液。それは舌先から垂れると、エレノアの乳房にかかる。そしてそのまま、その精液を含んで口を閉じ、天井を見つめた。
ゴックン。
喉を大きく鳴らして飲み込むと、トロットロになった瞳でエギルを見つめる。
「エギル様の精液……喉に絡みついてます」
「大丈夫か?」
「は、はい……エギル様は気持ち、良かったですか……?」
「ああ。凄く気持ちよかったよ」
「それは良かったです。では」
エレノアは立ち上がりエギルの手を握った。
「そろそろ、ベッドに移動しませんか? 少しのぼせてしまいました」
「それじゃあ行こうか」
疲れてしまったエレノアを気遣い、エギルは彼女を抱きかかえた。
「えっ、エギル様!? こ、これはお姫様抱っこでしょうか?」
「嫌だったか?」
体重の軽いエレノアを持ち上げて、ベッドまで運ぶ。
「いえ、わたくしの憧れだったので。それでつい、嬉しくなってしまいました」
「そうだったのか。それじゃあ、続きをしようか」
「はい、エギル様」
エレノアをベッドの上に寝かせる。
「股を開いてくれ」
「は、はい……あまり、見ないでくださいね」
「……ああ」
艶々な白肌の両脚が開かれると、エレノアの膣口ははっきりと姿を表した。
両サイドに分かれたビラ。ピンク色の膣穴。そして膣口の上には皮を被ったクリトリスがある。
「エ、エギルさま……そんなにじっくり見られたら、は、恥ずかしいです」
「ああ、すまない。じゃあもっと近くで見ることにするよ」
「えっ……? あっ、んあっ! ダっ、ダメっ、です。そんなとこ舐めちゃ──んあっ!」
ビラとビラの間に舌を這わせて舐め上げる。
鼻からはミルク臭がし、舌全体にはエレノアの蜜の味が充満する。決して嫌ではないその味を堪能していると、口元を手で隠して喘ぐエレノアが視界に入った。
どうやら、拙い行為に感じてくれているのだろう。
だからエギルはクリトリスの皮を剥いて、ぷくりとした豆粒を舌先で刺激していく。
「んっ、んあっ……ああんっ! エギルさまっ、ダメェ、これ気持ちいいですっ、そこっ、んあっ!」
「気持ちいいのか? じゃあ、この中はどうだ?」
優しく膣内へと指を挿入する。凄く狭い。指一本でも膣肉がギュウギュウと締め付けてくる。
そして膣内をかき回すと、膣口からお尻の穴にかけて愛液が止まることなく流れている。
だが変だと感じた。指が二本も入らないのだ。
「どうしましたか……?」
戸惑ってるエギルに、快感が薄れてしまったエレノアは頭だけをあげる。
「すまない。やっぱり、俺の経験がないから……」
「エギル様、わたくしに覆い被さって、ギュッとしていただけますか?」
股を開いたまま、エレノアは両手を差し出す。
そのまま覆い被さるように抱きつくと、エレノアはエギルの耳元に口を寄せる。
「……わたくしが初めてだから、まだキツキツなんです。だからもう、エギル様の狂暴なおちんちんで、わたくしの中を広げてください。わたくしの中を、エギル様のおちんちんの形にしてください」
「痛くないのか?」
「そんな狂暴なおちんちんだったらきっと、凄く痛いと思います。でも初めてだから、その痛みも味わいたいのです。だからこのまま……きて」
そう言われて、さっきまで指を挿入していた膣口にペニスの先端をくっつける。
「いいんだな?」
そう問いかけると、ギュッと首もとに巻き付く両腕に力が入る。
エギルがショックを受けてるように見えたから、エレノアは優しく受け入れようとしてくれたのだろう。だけど受け入れる彼女が一番、怖いんだと思う。
だからエギルは、エレノアにキスをした。
エレノアは舌を受け入れて、自分からも絡めてくる。
「エレノア――愛してるぞ」
「エギル、さまっ、嬉しい、です。わたくしも、わたくしも愛してます!」
時間など関係なかったのかもしれない。
エギルが愛し、エレノアが愛す、二人の気持ちは一緒になり――身体も一つになった。
「入れるぞ!」
「は、はいっ! きっ、きてくださいっ! ん、んあっ……おっ、おっき……エギル様のおっきなおちんちんがっ、中にっ、んああっ!」
ギュギュギュッとねじ込むペニス。
頭を抱きかかえると、エレノアは両脚を腰に絡めて受け入れる。
膣口に亀頭が収まり、そのまま奥へ奥へと挿入すると、エレノアの全身に力が入った。
「──あっ、ああぁっっ! いっ、いたっ! 痛いっ!」
中間までペニスが入ると、エレノアは苦痛の表情を浮かべながら悲鳴を発する。
そして結合された部分を確認すると、膣口からは、赤い初めての証が流れ出していた。
「大丈夫か、エレノア?」
痛がるエレノアを見て、エギルは彼女の中に入ったペニスを抜こうとした。だが、
「抜かないでください。大丈夫ですから……こ、このまま、奥まで来てください」
「だが……」
「ふふっ、そんなに心配そうにしていたら、男らしい顔が台無しですよ? 心配してくれるのでしたら、そのまま奥まで入れて、繋がったまま、わたくしを強く抱きしめてください」
若干だが額に汗をかいているエレノア。
そしてペニスは奥へ奥へと突き進んでいく。
ペニスが膣肉にねじ込んでいくように、エレノアの指もまた、エギルの背中の肉にグッと力を込める。
そして先端がコツンと、エレノアの最も深い膣奥まで挿入されると、エレノアは苦痛の表情ながらも、必死に笑顔を作った。
「これで信じていただけましたか、わたくしが処女だということを?」
「ああ、正真正銘の処女だった。いやらしい処女だ」
「もう、エギル様は失礼ですね。それとも、いやらしい女性はお嫌いですか?」
「いいや。嫌いじゃないさ」
「では、お好きですか?」
「それは勿論だ。いやらしい女を嫌いな男はいない。だが王国のお姫様がここまでいやらしいとは思わなかった」
「ふふっ、元お姫様ですよ。それに、お姫様だって同じ女です。愛する人が激しく求めてくだされば嬉しいんです」
「じゃあ、エレノアはセックスが好きになれそうか?」
笑って問いかけると、エレノアは少し大人の色気を出しながら答えた。
「エギル様とであれば、このおっきなおちんちんをねじ込まれて痛くても、抜きたいなんて思えないんです、それよりもっと繋がっていたい、そう思ってます」
「ははっ、それは変態だな」
「ええ、エギル様と一緒で。ではそろそろ、動いても大丈夫ですよ?」
重なった太股は、痛みからかまだ微かに痙攣していた。
エギルはエレノアの頬を撫でながら問いかける。
「もう、大丈夫なのか?」
「はい。まだ少し痛むかもしれませんが、エギル様の姿勢が辛そうですからね……ただ、ゆっくりとお願いします」
「わかった、だが止めてほしかったら言えよ」
「はい、それと、できれば最初はキスをしながらお願いします」
エギルは頷き、エレノアの温かい口内へと舌を侵入させていく。エレノアもまた、侵入してきた舌を受け入れ、円を描くように絡めていく。
そしてエギルの腰はゆっくりと動きはじめた。エレノアの表情は強張っていたが、エギルの体をギュッと抱きしめる支えと激しいキスが痛みを緩和してくれているのだろう、悲鳴に似た声は少しずつ、快楽を全身で味わう甘い喘ぎ声に変わっていった。
「あっ、あっ、んあっ! エギル、さまっ……っ!」
「まだ痛いか?」
「す、少しですがっ……でっ、でもっ、半分以上はもうっ、気持ちよくなってますっ。その、奥にコンッコンッて突かれるのっ……凄くっ、気持ちいいですっ」
「こうか?」
エギルは細腰を抱きながら、ペニスの先端で膣奥を何度もノックする。
そこを重点的に責めていくと、エレノアはエギルに抱きつき、耳に唇を付けながら甘美な声を発した。
「エギルさまっ! もっと、もっと激しくしても、大丈夫ですっ!」
「いいのか? 痛くないか?」
「気持ちいいんですっ! 痛みが薄れてっ、すごく、気持ちいいんですっ! もっと、もっとエギル様が欲しいんですっ!」
「じゃあ、もっと激しくするぞ」
両脚を広げるように持って激しく腰を振ると、エレノアは背中から倒れ、力一杯にシーツを握った。
もう彼女の膣口からは痛みを表す血は出てこない。代わりに、ペニスのカリが愛液を掻き出し、シーツはビチョビチョに濡れていた。
「あっ、あっ、んあああっ! すごいっ、これっ、凄いですっ! エギル様っ、エギルさまぁっ!」
「俺も気持ちいいぞ! 俺のペニスをエレノアの中がギュッ締め付けてくる!」
「はっ、離したくないんですっ! エギル様のおちんちんが動くたびに、おかしくなるんんですっ、もうっ──ああんっ、ダメっ、なんかっ、きちゃうっ、エギルさまっ、ダメですっ!」
ペニスの先端、竿、根本、エレノアの膣肉は三段階に分けて締め付け、何度も太股を震わせるエレノアは、目蓋を閉じて快楽の波に身を寄せていた。
だがエギルだって、こんな初めての快感にずっと耐えられるわけはない。上半身を抱き寄せて、限界だと伝えた。
「エレノアっ、もう出そうだっ! このまま、出すぞっ!」
「ん、んあっ、エ、エギルさまっ! それは、中に出すということですかっ!?」
「ああ、嫌か!? 嫌なら外に出すか!?」
エギルにとって外に出すか中に出すかの選択はできなかった、というよりも、快楽が正常な判断を妨害していた。ただ抜きたくない、エレノアを離したくない。
そしてエレノアはエギルの問いかけに、満面の笑みで答えた。
「出してっ、このまま中に出してくださいっ! エギル様のさっきの濃い精液で、わたくしをエギル様の女にしてくださいっ!」
「ああ、お前は俺の女だ! このまま中に出してやる!」
「は、はいっ! わたくしもっ、わたくしもイきそうですっ!」
「エレノアっ、出すぞっ、全部中に出すぞ!」
最後のスパートをかけた激しい腰突き。そしてエギルは、エレノアの中に全てを吐き出した。
「くあっ、で、出るっ──っあ!」
「ダメぇ、きちゃうっ、初めてなのにっ、きちゃいますっ! いま中に出されたら、わたくしもっ、んっ、んあっ──ああっ、イクっ、イクイクッ、イっちゃうぅぅっっ!」
射精した瞬間、エレノアは腰を何度も突き上げた。
まるで体が勝手に反応しているかのように動く細腰。そして上品で優雅な顔は、初めて見せるだらしない顔に変わっていた。
エレノアも女性としての絶頂をしたのだろう。タプタプと精液が流れる腹部を撫でながら、
「お腹の中に……熱い精液が流れてます」
そう、幸せそうに呟く。
お互いに荒い息を吐きながら、横並びになる。
「はぁ、はぁ、はぁ……エギルさま、キスを、キスをしていただけませんか?」
「ああ。じゃあ、舌を突き出すんだ」
「はいっ、こうでしょうか? んんっ」
汗でドロドロになった体を重ね合いながら、お互いの唇まで舐める勢いのお互いの舌。
「中に、出しちゃったな」
「はい……エギル様の精液がわたくしの中にたーっくさんいますよ。もしかして、後悔なさってるのですか?」
「いや、俺は後悔してないよ。エレノアはどうだ?」
「勿論してません。それに言いましたよね? わたくしはエギル様の奴隷です。何があっても、わたくしはエギル様の側から離れませんから。だから妊娠したら、産ませてもらいますよ」
「ああ、俺が養うから安心しろ。だが奴隷の妻ってのも、不思議な感覚だな」
「そうでしょうか? 変わった夫婦で面白いかもしれませんよ?」
クスッと笑ったエレノア。少し赤くなっている膣口からは、エギルが吐き出した白濁とした精液と透明な愛液が溢れて出てくる。
「また後でお風呂に入らないとだな」
「そうですね。でも……またすぐにお風呂に入ることになるかもしれませんよ?」
「ん、何でだ?」
「ふふっ、一緒にお風呂に入ったら、また激しく求めてくれるんですものね? そしたらまた汗だくになって、わたくしのここは、エギル様の精液で一杯になってしまいますよ」
エレノアは自分の下腹部を撫でながら、クスッと笑う。
「それじゃあ、いつまでも寝れないだろ?」
「疲れたら寝る。それでよろしいのでは?」
「まあ、それでいいな」
「はい。それではご主人様、わたくしをお風呂場までお姫様抱っこで連れて行ってくれますか?」
「随分と主人をこき使う奴隷だな」
「ふふっ、お風呂場ではご奉仕しますからご安心を……それに、エギル様が激しくするから、足腰が動かないのです。責任を取ってください。この体も──これからの人生も」
小悪魔っぽく笑う彼女を見て、エギルは勝手に笑顔になってしまった。
だから横になる奴隷を抱きかかえて、風呂場まで連れて行く。
「お姫様、これからの人生は幸せになれそうですか?」
「はい、勿論です。……もう、とても幸せですから」
微笑んだエレノアの言葉は、本心からの言葉だと思う。
そしてそれから、二人は出会わなかった時間を埋めるように、何時間も求め合った。