魔境群馬・桐生ダンジョン特区〜底辺ランナーのハクスラ&ハーレム生活~ 作:Potoooooooo
▼桐生ダンジョン特区 シティセンター アヤカの部屋
「一気に増えたのう」
あぐらをかいたクロウの膝の上を占領したシズクが、感想を漏らした。こないだスミレが来たと思ったら、新たに四人ハメ潰してお嫁さん堕ちさせてきたのである。シズクはうりうり、とクロウの頬を突っついてからかった。クロウは曖昧に笑いながら、されるがままになっている。
アヤカの部屋のリビングには、まるでこの展開を予期していたかのように、大人数で囲んでも余裕のある大きなローテーブルが鎮座していた。もっとも、現在ローテーブルの周りにいるのはクロウとシズクを除けば、マキとダリアだけである。
ダリアはカーペットの上にぺたんと座り、ぐったりとテーブルに突っ伏していた。その横で、マキがどんな風に抱き潰されたのかを根掘り葉掘り聞き出していた。
「そんでそんで?」
「なっっっがいちんぽで子宮をぐりっ♡ぐりっ♡って……」
「気持ちよかったっしょ?」
「マジやばい……あとさ、あのザーメンの量なんなのよ……濃さもヤバいし重いしぎっとぎとだし……まだお腹の中に残ってるわ……」
「それな!」
ダリアは恨めしそうにクロウを睨みつけた。しかし瞳は潤み、声は甘く蕩け、今にも熱い吐息が漏れ出しそうになっていた。
「子宮ぺしゃんこにされながら中出しされんのマジ好き。あれ癖んなるわ~」
「マジでどんだけ出すんだっつーの……ほんっと、さいてー……♡ なんかずーーっと、軽く子宮がイキっぱなしみたいな感じだし……ったく。クランの解散手続きもしないといけないってのにさぁ……ちょっとは加減しなさいよ……」
「クーくんさいてー♡」
ギャル二人が甘ったるい声音で、詰るようにクロウをからかう。クロウは耳をほんのり赤くして、彼女たちから目をそらした。その反応に、マキがにひひっと笑う。そしてちょうどその時、飲み物をお盆に載せて、アヤカがキッチンから戻ってきた。
「クロウくんは文字通り底なしですから」
そう言いながら、湯気の立ち上るティーカップをテーブルに置いていく。
「毎日毎晩一人で受け止めていたであろう人が言うと説得力があるわね……」
ダリアは下腹部の余熱でアクメ痙攣しながら、正妻の余裕を醸し出す彼女を見上げた。クロウがハーレムの主であるならば、アヤカはその横でハーレムを統括する存在だった。クロウが絶対の信頼を置く、いわばマネージャーのような存在だ。
「アヤちゃんてば、クーくんの童貞で処女卒業したんだって~」
ここ数日で、すっかりアヤカと仲良くなったマキが軽い調子で言う。
「ええ。初夜こそ可愛らしいものでしたが次の日からというもの朝から晩まで寝させてもらえず……。あっという間に子宮にイキ癖を付けられてしまいました」
「猿じゃのう」
クロウは恥ずかしげにシズクのうなじに顔を埋めた。シズクはからからと笑いながら、ダリアに水を向ける。
「しかしクロウのクソ強イケメンチンポで散々イかされたあとで、ここまで動けてるのはなかなかやるのう、おぬし」
「うごけてないわよ……マジで腰だるいんですけど……」
ダリアは抗議の声を上げた。しかし、その怠さは甘くて心地よい怠さだった。
「あとの三人はまだしんどるじゃろ」
「ええ、まあ……そうね」
実は、ダリアの状態はまだマシである。メア、ランコ、そしてトウコの三人は現在別室で完全にハメ潰れていた。クロウは四人を朝まで抱いた後、アヤカに連絡したところ、こちらへ連れてくるように指示されたため、そのまま同行させてきたのである。お嫁さんを増やしたら報告するように、というアヤカの言いつけを忠実に守っていたからだったが、四人は辿り着くのが精一杯という感じであった。
「くはは。初めてがクロウのでかつよチンポではああなるのも仕方あるまい」
ランコとトウコに関しては、セックスレベル0でいきなり最強チンポに挑んでしまったせいで、完全に脳を焼かれていた。新品ロリまんこはすっかりクロウのデカチンポ専用に躾けられ、ご奉仕用のハメ穴へと変貌していた。子宮は何度もぺっちゃんこにされた上にぎとぎとのザーメンでこってりと漬けられて、お腹の上から撫でられただけで口から涎を垂らしてアクメするまでになっている。二人とも完全に腰砕けで、ベッドから起き上がれない状態だった。
「一番酷いのはメアなのよね……」
メアはひどい有様だった。クロウの生命力をドレインしただけでアヘオホ状態だったのに、最後には超強力な純粋魔力をこれでもかと注がれてしまい、サキュバスとしてのプライドなんてものはこれっぽっちも残っていなかった。そして彼女の下腹部には、サキュバスがみっともなくセックスで負けて完堕ちしてしまった証である淫紋が刻まれていた。クロウという圧倒的なオスによるサキュバス殺しなセックスで淫紋がうっすらと出始めたかと思ったら、美味しすぎる魔力をたっぷり注がれて即完成であった。完成後もクロウの魔力をたっぷりと吸った淫紋はレベルアップし続け、オーバーフローした快楽でメアをずっとアクメさせているところだ。アヤカ曰く、一週間はかかるらしい。
「てかスミー遅くね?」
アヤカがクロウの横に座ったところで、マキがスミレの姿を探す。すると、彼女はクロウの部屋の扉を少し開けて、顔をのぞかせていた。
「どったの」
「あ、あのぅ……これ本当に着なきゃダメなんですか……」
もごもご、もじもじ。恥ずかしがるスミレを見て、マキはにんまりと悪い笑みを浮かべた。ロックオンされたスミレは「ひゃわ」と可愛らしく声を漏らす。
「せっかくのプレゼントなんだから、クーくんに見てもらわないとぉ〜」
「ひぃん」
マキは立ち上がって、スミレを部屋から引っ張り出しに行く。スミレはあえなく捕まり、探索用の新装備を披露するためにクロウの目の前に連れ出された。だぼだぼの魔女ローブとは打って代わり、身体のラインが浮き出る黒のタイトなドレス姿である。
「うぅ……」
「似合ってるよ」
クロウはスミレの姿に満足気に微笑んだ。しかし彼女は変わらず、ドレスのスカート部分を掴んでもじもじとする。
「で、でもでも、これってすごく貴重なやつですよね……」
スミレの言う通り、第三層の隠しマップである『捕食者の巣穴』のボスチェストから回収した貴重品である。エーテル・デヴォウラーの戦利品の一つだ。その名も《ウィドウズ・ウィッチ・ドレス》。
アイテム名:《ウィドウズ・ウィッチ・ドレス》
タイプ:服
レアリティ:ネームド
基本性能:魔力効率UP・大
固有MOD:
『黒後家の祝宴』*1
『黒後家の祝福』*2
「うん。でも、せっかくだしスミレちゃんに着てもらいたいな」
「そーそー。スミーにぴったりの性能だしね!」
戦利品をクロウと共に分かち合ったもう一人の当事者であるマキも、スミレがドレスを着ることに賛成だった。なんといってもその性能が、デバフ魔法使いであるスミレとパーフェクトマッチしていた。貴重な『
「え、えへ、そ、そうですかぁ……でもこれぇ……恥ずかしいんですけどぉ……」
「乳首勃起しちゃってるもんね」
「あ゛っ……♡」
スミレの胸元に手が伸び、スリスリ♡と指の腹が優しく弄る。スミレは乳首快感で顔を蕩けさせた。つん、と衣服越しに主張する乳首をさらにかりかり♡とされて、瞳がうわずり、口がだらしなく開く。
「お゛っ……♡えへ♡」
「揃ったし、はじめっかぁ〜」
クロウの脇に抱き寄せられて乳首いじりされているスミレをよそに、マキは音頭をとって会議を始めた。
「ってわけでー、会議はじめまーす」
マキの背後で浮かび上がったドローンが録画を始める。スミレをいじめるだけでは飽き足らず、シズクの下腹部をしっとりと撫でているクロウの手癖の悪さもバッチリ映されている。
「まずクランどーする?」
まず最初の議題は、クランを設立すべきかどうかという事だった。
「えっと……作るべきなのかな」
クロウは疑問を口にして、経験者であるダリアのほうを見た。彼女はテーブルから身を起こし、床に座ったままソファを背もたれ代わりにした。
「どうかしらね」
ダリアは自身の経験から、クランのメリット・デメリットを語った。探索助成金の交付や、クランハウスの家賃・設備補助など、クランを設立するメリットは多い。その一方で、行政への登録手続きや管理局の審査など、面倒なことも同じくらい多い。最初だけでなく、定期的な監査対応も必要だ。
彼女の言葉を聞き終わってから、マキはアヤカに水を向けた。彼女はクロウの隣で、静かにコーヒーを飲んでいた。
「アヤちゃん的にはどーなん?」
「はい。将来を見据えた場合、クランを早期に設立して活動実績を積むメリットは、非常に大きいと思います。実績のあるクランには企業のスポンサーがつくことも珍しくありませんし、管理局からの大型案件にも期待できます。それから、活動拠点をメインエリアの好立地に持とうとする場合、購入・賃貸問わずクランならば審査が通りやすくなりますね」
「ココ、めっちゃいいけどちょっと遠いもんねぇ」
アヤカのマンションは居住性と安全性、周囲の環境含め、非常に良い物件だが、ダンジョンから遠い。それもあって、やはりシティセンターはランナーの活動拠点としては向いていないのが実情だった。
「結局、クランは法人や事業者に近い存在です。クロウくんに組織運営への興味があるなら、おすすめできます」
「いや、いいかな……」
クロウは即座に首を横へ振った。組織運営だの事務作業だのは、自分の適性からは一番遠い存在だと思っている。
「いやでもさ? そこはアタシとダリアが頑張ればいーじゃん?」
「事務仕事なら私たちで分担すればいいし、クロウは探索に集中すればいいじゃない?」
メリットを捨てるのは勿体ない、とマキ。ダリアも同調した。組織運営は私たちがやるから、アンタはチンポでハーレムをまとめあげろ、というわけだ。
「それも一つの選択ですね。ただ、クランになると私は立場上、今ほど気軽には関われなくなります」
「クソデカデメリットキター! はい! クラン設立はやめやめ!」
マキは速攻で手のひらを返した。クラン設立のメリットをすべて並べても、アヤカの支援を受けられなくなる損失のほうが大きかった。ダリアは頬杖をついた。
「コンプラってやつ?」
「そんなところです。――なので、チームとして登録するのをおすすめします」
アヤカが代案を出した。クランが法人や事業者に近い組織なら、チームは任意団体に近い存在だ。もっと気軽な活動単位である。届け出だけで結成可能で、クランのような各種優遇措置は受けられないものの、管理局に登録されるので、クラン同様に活動実績を積むことは出来る。クランと比べて運営負担も軽く、比較的自由度が高いのも利点だ。なにより年次監査などもない。
クロウは、アヤカにチームを作るように言われたことを思い出していた。クランとチームの違いなんて考えたこともなかったから、今になってようやく点と点が繋がった。
「ははーん。みんなもそれでいい?」
マキは面々を見回した。異議はなかった。最後に、全員の視線がクロウへ集まった。
「……あ、うん。それで」
慌てて首を縦に振った。どうやら、最終的な決定権は自分にあるらしい。
「そんじゃ決定ね。ダーちゃんは《ウルトラ・スーパー・アルティメット・ドラゴンズ》……プッ。……の解散手続きで忙しいだろうから、アタシが手続きやっとくわ~」
「だるっ」
ダリアはジト目を向けた。そんな名前のクランに所属していたことは、さっさと忘れ去りたい事実であった。
「そんでチーム名はどうすんのよ。必要でしょ、届け出書類に」
「クーくんハーレムパーティーでいいんじゃね?」
「アンタのネーミングセンスを疑うわ」
「ジョーダンじゃんよ。ま、それは後にして次の議題行くべ!」
次の議題に移っていく。話題は、エーテル・デヴォウラーから手に入れた戦利品に関してだった。《ウィドウズ・ウィッチ・ドレス》の処遇は決まっていたが、デヴォウラー・シルクをどうするかは決まっていなかった。このレジェンダリー素材は現在、取引価格が暴騰している。まさに売るなら今、といったところで、クロウとしても売却して活動資金にしたほうがいいと思ったのだが……。
「それを売るなんてとんでもない!」
「そうじゃそうじゃ!」
マキとシズクが声を揃えて反対した。
「『静音』つきの激レア防具をクラフトできる、またとない機会ではないか!」
軽装防具をクラフトする際に『静音』MODを継承できる素材だ。クロウのステルスビルドとのシナジーもあり、再び手に入る保証もない。そのため、自身の強化に使うべきというのがシズクの意見だ。
一方、マキの反対理由はかなり俗っぽかった。
「どうせ売ってもどっかのセレブが『きゃ~♡』って言いながら着るだけじゃん!」
マキの認識は残念なことに、正しかった。
取引価格暴騰の原因は、『静音』MODのせいではない。世界的な服飾メーカーが、デヴォウラー・シルクそのものの品質に目をつけたのだ。滑らかな肌触りと上質な光沢を活かし、100%デヴォウラー・シルクで仕立てたドレスを発表すると、世界中の富裕層から注文が殺到した。その結果、最初から低かった『静音』MODとしての需要を遥かに上回る、高級服飾用素材としての需要が生まれたのであった。
「ネットで『NTRドレス』って言われてるみたいですね……ふへ」
「……ぐぎぎ」
スミレがぼそぼそと呟いた言葉を聞いて、マキは歯ぎしりした。ネットに出回っているコラ画像のせいだ。デヴォウラー・シルクのドレスを着せたマキの画像に、好き放題キャプションを付けて遊ぶのが流行っているのである。しかも、元画像はNTR謝罪配信回の切り抜きだ。『あなたのなんかよりずっとすごいのぉ♡』『ごめんなさいあなた♡』とか、マキ自身には心当たりしかないセリフばかりが付けられていた。
デヴォウラー・シルク=マキ=NTR、すなわちデヴォウラー・シルク=NTRの図式が完成しているのである。既にデヴォウラー・シルクのウェディング・ドレスを着た新婦が結婚式当日に寝取られる創作物なども制作されており、ミーム化の波が激しい。
「とにかく売るのだけはナシ! クーくんの防具にしようよ!」
「そうじゃぞ。わしに任せい!」
動機はまるで噛み合っていなかったが、二人の意見は一致していた。
「は、はい……。じゃあ、シズクさんにクラフトしてもらおうかな……」
「よしきた! 任せよ!」
「……」
シズクは胸を張った。その胸の先っぽをクロウはぐにっ♡とつねった。
「お゛ッ♡」
「そんじゃつぎー」
シズクが乳首弄りでオホっているのを華麗にスルーして、マキが話題を進める。
「なんだっけアヤちゃん」
「クロウくんのお面の話です」
クロウのトレードマークになりつつある『狐のバリスティックマスク』は、討伐配信とその後のNTR配信をきっかけに、クロウ本人以上に知れ渡っていた。
「少々有名になりすぎているので、何か対策を考えたほうがいいでしょう。増えるのは構いませんが、有象無象が際限なく湧いてくるのは困ります」
アヤカはハーレムの管理者として、あえて冷徹な物言いをした。クロウの寵愛を受けるべきメスは選別し、つきまとうような迷惑な人物をあらかじめ遠ざけておく必要があった。チームとして有名になっていけばいずれ避けられない事態ではあるが、『狐のお面のクーくん』の存在はある意味都市伝説的に広まってしまっている。
すると、その対策は意外にもクロウ自身から示された。
「……実は、シズクさんから『認識阻害』のMODをオススメされてて……ちょうどいいかも」
「なるほど。いいですね」
『認識阻害』*3は、以前にシズクから提案されていた付与候補の一つであった。
本来はステルスを破られた際の保険として使われるMODだ。しかし今回は、そのMODが持つ認知を歪める効果を応用しようというわけである。
「おー、とりあえず一時しのぎにはなりそうじゃん?」
「認識阻害を破れるメス相手であれば、堕として問題ないという見方もできます」
「クーくんのチンポへの絶対の信頼よ」
アヤカとマキの会話を聞きながら、クロウはシズクの乳首イジメをすりすりに変えた。
「お゛♡あ゛♡ぁ゛♡」
「それじゃシズクさん、後でお願い」
「ぉ゛♡♡ まかせるのじゃぁ~~♡♡♡」
「あ゛♡ クロウさぁん……♡」
クロウはめちゃくちゃムラムラしていた。シズクと、ついでにスミレも捕まえて立ち上がる。
「……マジで底なしね」
ダリアは、これが彼の平常運転なのだと認識した。
「アヤちゃんはいいのん?」
「後でたっぷり頂きます。書類作成を手伝いますよ」
「あんがとぉ~」
そしてシズクとスミレが寝室に運ばれていくのを見送り、会議は自然と解散となった。クロウの魔力を注がれまくったシズクは、クラフトと付与でまたもや大成功させることになる。
▼桐生ダンジョン特区 メインエリア 一滴堂
翌日、クロウは一滴堂を訪れ、シズクにクラフトと付与を行ってもらった。結果はどちらも大成功で、新たにMODを付与した『狐のバリスティックマスク』と、『デヴォウラー・スレット』と名前のついたフーディー型の軽装防具を受け取り、確認する。
アイテム名:狐のバリスティックマスク
タイプ:頭部防具
レアリティ:エピック
基本性能:『頭部装甲・小』
固有MOD:『視野確保+』*4
追加MOD:
『気配遮断+』*5
『認識阻害+』*6
アイテム名:デヴォウラー・スレット
タイプ:軽装防具
レアリティ:レジェンダリー
基本性能:『装甲・小』
固有MOD:『静音+』*7
ランダムMOD:『環境適応』*8
「大満足の出来なのじゃ」
「おぉ……」
『認識阻害』は『認識阻害+』になっているし、『静音』は『静音+』で継承されている。『環境適応』はクラフト時に付いたランダムMODだが、悪くはない。
クロウは胸を張るシズクにお礼を言った。
「シズクさんありがとう」
「うむ、もっと褒めるのじゃ」
「ありがとう」
「お゛っ♡♡ これ、乳首を褒めるな、あ゛♡♡」
シズクがご褒美乳首アクメに溺れていると、横にいたマキが声をかける。
「いや~、めっちゃいいね。アタシもシズクたんに付与してもらおっかな」
「1000万でやってやるのじゃ! お゛ッ♡」
「たっけぇ~」
クロウのメスであっても「客は客」と、報酬を要求するシズクであったが、コンスタントにこのレベルの付与やクラフトを行えるなら、むしろ安いまであった。
「お金貯まったら考えよ~っと。それよか次の予定もあるし、そのへんにしときな?」
「シズクさん、またね」
「お゛ッ……♡♡♡」
マキに促され、クロウはシズクの勃起乳首をぴぃん♡と指で弾いてアクメさせると、新装備を身につける。デヴォウラー・スレットのほうは、『環境適応』のお陰か、なんとなく着心地が良い。狐のお面の付け心地は特に変わりはなかった。
「おのれ……おあずけつらいのじゃ……」
シズクのぼやきを背に、二人は店を出た。なお、スミレはメアたちと一緒にアヤカの寝室でアヘ潰れているので置いてきた。
「登録手続きって出張所でもできるんですね」
「ね~。解散手続きはできねーのにな!」
そのせいで、ダリアはシティセンターの管理局支部まで行って手続きをするハメになっていた。クロウとマキは他愛もない雑談をしながら、メインエリアのダンジョン管理局出張所へ向かう。
出張所は相変わらず混み合っていたが、ほとんどが結晶買取の列だ。一方で、各種手続きを行う窓口のほうは、人影がまばらだった。二人は空いている窓口へ向かう。
「どーもー届け出に来ました~」
「はいよー」
マキの呼びかけに応じて窓口に立ったのは、クロウのよく知る人物だった。飲んだくれのダンジョン管理局員、シノブである。
「お、クロウくん、装備変えた?」
「はい、少し」
「へぇ~、儲かってんねえ~。……アヤカと一緒におねーさんのことも貰ってくんない? なーんてね。ほい書類を拝見っと……お、ついにチーム結成か~」
「あはは……」
今に始まったことじゃない彼女の軽口を聞き流す。横でマキがニヤニヤしていた。彼女が受け取った書類を、なんとなしにクロウも覗き込む。
『チーム名:クロウズ♡ハーレム』
「!?」
クロウは思わず二度見をした。なんだこのチーム名は!? 咄嗟に『認識阻害+』を発動すると、受付のボールペンを手に取る。誰にも気付かれないまま、音もなく取り消し線を引っ張った。
『チーム名:クロウズ♡ハーレム』
「……チーム名は『クロウズ』と……はい、オッケー」
「あれぇ!?」
「登録完了、っと」
ニヤニヤしていたマキは「マジか」という顔でクロウを見た。クロウは知らんぷりした。