ボクの耳元で跳びはねていた萌の呼吸は、徐々に平静を取る戻しつつあった。萌の中にあるボクのペニスは、絶頂を迎えてもまだ硬さを保っていた。快感の余韻に浸っていると、突然スマホのアラームがけたたましく鳴り出した。
「あっ、いけない。時間だ」
萌は、ノロノロとカラダを起こす。ボクの胸から、密着していた乳房が離されてゆく。汗で濡れた暖かかった肌に、冷めた空気が流れ込む。
「瑞樹のおちんちん、まだ硬いんだよね。このまま、もう一回出来そうだけど時間だから抜くね」
腰を浮かせた萌の膣から、ゆっくりとペニスが出てくる。完全に抜かれた膣口から、ボクから放出された白い精液が流れ出してくる。ボクの下腹部に、生暖かいモノが滴り落ちて溜まってゆく。
「ああ、ごめんね」
枕元に置いてあったティッシュボックスから、萌は忙しくティッシュを引き出してボクの腹を拭った。
「わっ、時間オーバーだよ。咲恵ちゃんに怒られるぅ」
萌は、再びティッシュを引き出して、自分の割れ目に押し当てた。
「あとは、自分できれいにしてね」
裸の姿で、ティッシュを股に挟んだまま、萌は部屋を飛び出した。
「萌ちゃん、どうしたの。大丈夫?」
「時間になったから、飛びだして来ちゃった」
「別に、急がなくてもよかったんだよ。萌ちゃんの後には誰もいないんだから」
「でも、そういう約束だったでしょ」
リビングから、二人の会話が聞こえてくる。
「中に出してもらったんだね」
「ごめんなさい。我慢出来なくなって」
「いいよぉ、別に」
「ごめん」
「いいから、シャワー浴びてきたら」
「うん、そうするね」
足音がして、風呂場のドアが開く音がした。ボクは、萌が出したティッシュが巻かれたままのペニスを隠そうとはせず、脱力したカラダを横たえていた。
「いつまで、そんな格好でいるのですか?」
開け放たれた寝室のドアその前に、シルエットの咲恵が立っていた。
「もう、だらしないですね」
ベッドサイドまで近寄ってきて、咲恵はボクを見下ろす形で言った。
「まだ、こんなに硬いんですね」
ペニスに巻かれたティッシュを剥ぎ取りながら、咲恵は顔を近づけた。
「こんな匂いなんですね。萌ちゃんの愛液の匂いって。自分のは嗅いだことないからわかんなかったですけど」
咲恵は、硬さの残っているボクのペニスを握りしめて、鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅いだ。
「瑞樹さんの精液の匂いもするんですけど、萌ちゃんの匂いもはっきりとわかりますよ。随分濡れてたんですね」
「そっ、そうかなぁ」
ペニスを強く握られたままのボクは、カラダを起こし濡れている太ももをティッシュで拭おうとした。
「そんなんじゃ、きれいにならないですよ。ここもちゃんと洗わないとね」
そう言うと咲恵は、ペニスを握った手を思い切り押し下げて亀頭を丸裸にした。
「萌ちゃんがシャワーを終えたら、わたしがお風呂場で瑞樹さんをきれいに洗って差し上げますからね」
咲恵はもう一度ペニスを強く握りしめて、笑みを浮かべて言った。
「じゃあ、わたしはリビングに戻ってますから、後から来てくださいね」
「う、うん。わかりました」
寝室から出て行く時に振り返って、咲恵は念を押すように言った。
「わたしに洗ってほしいって、萌さんに言ってくださいね」