「二人とも、遅かったね。何をしてたの」
風呂場のドアの音がして、咲恵と萌がリビングに戻ってきた。咲恵は淡い水色のブラとショーツのセットアップ、萌は黒のブラとショーツの下着を着けていた。
「女の子にはね、男の子に言えないことが色々あるんだよ。ねえ、咲恵ちゃん」
「う、うん」
「そんな、時間かかることってなにしてたの」
「瑞樹には、特に言えないことだよ」
「ふーん。そうなんだ」
ボクは、手にしていた缶ビールを飲み干した。
「あっ、そうだ。ひとつだけ、瑞樹が喜ぶことを教えてあげるよ。じゃーん」
萌は、咲恵の後ろに回ってしゃがんだかと思うと、両手で咲恵のショーツを足下までづり降ろした。
「ひゃあっ」
「どう、瑞樹」
「なっ、なにするのよ。萌ちゃん」
咲恵は、露わになった股間を両手で隠して、顔を紅潮させた。
「せっかく、きれいにしたんだから瑞樹にも見せてあげればいいのに」
萌に促されて、咲恵は両手のひらで隠していた股間からゆっくりと手を外した。そこには、薄らとあった茂みが刈り取られて、ツルツルにされた下腹部が見えた。
「萌ちゃんがツルツルにしてたから、どうやるのって聞いてみたの」
「わたしが、きれいに剃ってあげるって言ったんだよ。きっと瑞樹も喜ぶからって」
足下にずり降ろされたままのショーツを引っかけたまま、一歩前に出てボクに言った。
「どうかな・・・?」
足を閉じているとはいえ、無毛状態になった恥丘の膨らみに、割れ目の始まりの部分が見えている。
「う、うん。いいんじゃないかな。きれいだよ」
ボクは、どうやって褒めていいものかわからず、ドギマギして応えた。
「清潔感あるし、瑞樹も舐めやすいでしょ」
なぜか、萌が自慢げに言った。
「萌ちゃん、また恥ずかしいこと言っちゃだめでしょ」
「へへっ、咲恵ちゃんもそう言いながら、まだ見せつけてるじゃん」
「あっ、」
咲恵は、はっと気がついたように、足首に引っかかっていたショーツを慌てて引き上げた。
「それって、後でチクチクして痛いんじゃないの」
「咲恵ちゃんは、元々が毛深いほうじゃないから、それほどでもないんじゃないのかな」
「わたしも、初めて剃ったからわからないですけどね」
「瑞樹、よかったね。また、咲恵ちゃんの初めてをもらえて」
リビングの灯りの下で、恥ずかしそうにモジモジしている咲恵の姿があった。
「わたしも、瑞樹に初めてのことを考えようかな。なにがいい?」
そう、萌に聞かれたので、一瞬思いを巡らしたが大げさに首を横に振って言った。
「萌はいいから」
「なに、その差のある態度。腹立つわぁ。うーん、ちょい待ち、考えるから」
ボクは、冷蔵庫の前に行き二人に言った。
「風呂場で大変だったみたいだから、喉が渇いてでしょ。ビールでも飲もうよ。あっ萌は水ね」
「はい、大変は大変でしたから、ビールはいただきますよ」
「わたしは、水以外でなんかお願い」
二人に飲み物を出して、イスに腰を下ろした。三人とも、下着姿にも目が慣れたかのように、喉を潤すことに集中した。
「そうだ」
わずかな時間の沈黙を破って、萌が声を上げた。
「明日、三人でホテルに行こうよ。これなら、三人とも初めてのことでしょ」